僕は普段はあまりラーメンを食べないようにしている。50歳を過ぎてから特に、糖質をとると太る傾向が強まっている。そんな僕にとってラーメンは大敵。
だから、せいぜい週に1回くらいしか食べない。
ただ、旅に出かけた時は別に考えている。その風土に根ざした、独特の味わいを楽しむのも旅の醍醐味だしね。
特に好きなのは、寒い地方のラーメン。
豪雪や低温、北風吹きすさぶような地方のラーメンは独特だ。味が濃かったり、表面に脂が浮かせてあったりする。この表面の脂は、蓋のように働いて、湯気が出ないので冷めにくいって言われてる。本当なんだろうかね。
近くに出かけた時は、できるだけ時間を合わせて立ち寄るのが新潟県能生の「あさひ楼」。
ラードで蓋がされたスープは激アツなのに湯気皆無 |
味のある看板がかかる玄関を入ると、ちょっと広い土間&テーブル席。その脇に入ると、普通の和室がぶち抜きでお店になっている。
親戚の家に来たみたい… |
ざく切り玉ねぎと白コショー |
ビジュアルのインパクトも満点ですが、ボリュームは見た目ほどでありません。お腹が空いている場合は大盛りにしましょうね。
タカヤンは普通盛り、僕のはチャーシューメン大盛り |
それと、多分、ラードで蓋されたアツアツスープのせいもあると思うんだけど、麺はヤワヤワです。でも、不思議なんだけど、柔らかいのに、箸でたぐってもブチブチ切れるようなことはないんだよね。口に入れると、柔らかくてチュルンと消えて行くような麺。
以前は、「麺固め」オーダーも受け付けてたみたいだけど、今はやっていない。理由は…(小耳に挟んだので本当かどうか知らんけど)「面倒臭い」←直球 www のと、、「これがウチの味わいなんだよ」ってことらしいです。
あっちも美味しいよね。
やっぱり寒いところのラーメンは独特で美味しい。