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2021年6月30日水曜日

グラベル用クリンチャータイヤ

グラベルでガシガシヒルクライムしてたら、タイヤが寿命を迎えました。

右のClement から、 左の Chaoyang に交換

路面の状況が良ければいいんだけど、砂利とか石とかで流水痕とかあると、サイドウォールが擦れてしまう。結構頻繁に交換が必要になる、そんなタイヤに高い金額かけられないので、今回は価格優先。

まぁ、そうは言っても、譲れないポイントはいくつかある。

1 フォールダブル(ワイヤービードの重量級じゃないってことね)
2 35c
3 茶色サイドウォール
4 セミスリック
5 パンク防止帯が入っていること

今までのClement Strada を外して計量、437g 多分新品の時は 440gくらい? グラベルバイクを購入した時に着いてきた鉄下駄ホイールに、そのままついて来たヤツ。ワイヤービードなんだけど、一般市販モデルのStradaは、フォルダブルしかなかったような… つまり、完成車用のローコスト版ってやつでしょうか。

700 32c

新しいタイヤを、とりあえず計量、700 の35c で、3mm太くなるけど 450g

思ったよりも軽い

もう一ペアのホイールはカーボンリムの軽量版。そっちはオンロード中心&ヒルクライム用。で、こっちはオフロード中心に割り切るので、タイヤの溝もそれなりにしてみた。

スリックから、セミスリックに交換

Clement はスリックで、MTB乗ってる人からしたら、「こんなんでオフロード走れるの?」って思うかも。でも、林道のグラベルは、石の角が立ってる、ギザギザした砂利なので、空気圧を落とすと想像以上にグリップしてくれる。

じゃぁ、スリックでいいじゃんね?違うんだよね。スリックで怖いのは、舗装路。アスファルトに、苔がチロっと生えているところとか、笑えるくらいに滑る。それと、アスファルトの上に、サーーって砂が乗ってるところもやばい滑る。

ダウンヒルで気持ちよくコーナー抜けた先に、そんな路面が待ち構えていると背筋凍ります。

奥のはヒルクライム用のGravel King 700 32c をチューブレスで

茶色のサイドウォールにこだわるのは、見た目でタイヤが薄く感じるから。真っ黒だと、黒いリムと一体化して、極太のタイヤに見える。不思議なことに、見た目が重いホイールは、漕ぐとさらに重く感じるんだ。

軽量化で一番効果があるのは、ホイールの買い替え。でも、そこまで踏み切れない場合は、超軽量チューブに交換するのもアリ。僕は Tubolite を使っている。

ウレタン製極薄チューブのTubolite

結構トラブったってレポートもネットでは転がっている。でも、僕のは当たりなのかどうかわからないけど、二年間くらいノートラブル。

ビード噛みしないように注意

ウレタンチューブは、タイヤと張り付いたりは多分しない。でも、タイヤパウダーは使っている。仮組みしたあと、タイヤを掴んでよじると、中でチューブが動いて適切な位置に移動しているのを感じる。チューブがよじれず、ちゃんとした位置に入っているということがクリンチャータイヤの基本。その、組み付け精度の維持には、タイヤパウダーは必要だと僕は思う。

パナレーサーかAZのタイヤパウダー

さて、たとえ10gチョイとはいえ、重量が増えた。スリックタイヤからセミスリックへの換装で、走行抵抗も増える。で、僕は何をしたかというと、リムテープを交換した。

ストレッチリムテープ

最初から嵌めてあったリムテープは、見るからに重そう。厚みがあるわりに、チューブの圧力に負けてニップルホールの跡が付いている。


で、これを外して、チューブレスリムテープを貼ることにした。フロントは空気圧低め&荷重弱めなので一周、バルブ周辺だけオーバーラップを20cm 程。リアは二周巻き、バルブ周辺のオーバーラップはフロントと同様。これでちょうど10g程度の軽量化になったんじゃないかなって思う。

数量を間違えて沢山買ってしまったリムテープ

リムテープ貼った後の写真を撮ったのだけれど、このテープは半透明なので写らないw

このセッティングで、先日赤城山根利周辺のグラベルに出かけてみた。パンクもしなかったし、ダウンヒルは今までより数段コントロール性が上がったので、狙い通りかな。

まぁ、登りは…身体をもっと絞っていくことに…しようかね。

2021年6月29日火曜日

Ride14 神戸〜根利ヒルクライム+グラベル

鉄下駄ホイールは、重いけど丈夫なので、こちらをオフ用にすることにした。 注文していたタイヤが届いたので、組み替えて林道目指して出発。

泥だらけで遊ぶ…中身は子供の5x歳

Clement Strada 700x32c から、中華タイヤの700x35cに組み替えた。思ったより走り味は軽快だけれども、自宅から自走で山を目指すのでエネルギー補給をしないとね。

そこで、ラーショで朝ラー(初体験)。

24時間営業のラーショってすごい店だよね

醤油チャーシュー麺中盛り

結論ですが、朝ラーはサイクリングには向きません。いや、30代とかならアリなのかもしれません。なんとか平地を1時間漕ぐ間に回復しましたが、途中でギブアップするかと思うくらいに、モタレました…

大間々から山に入るところのお寺の看板はいつもツボる。

先を急ぐ旅の者ゆえ、アジサイ見ないでごめんなさい

渡良瀬川の左岸道をクライムアップし、水沼の先で右岸に渡り、花輪宿を抜け、いよいよ本格的なヒルクライムが始まる。

ニッポンの正しい山里、湧水と石仏

今日はまるで朝にヘビーなモノを食べたかのように、ペダルが重い。

大滝トンネルを過ぎると分岐が近い

先日は小中大滝を見て、そこから峠を超えて沢入に降りた。今日は袈裟丸山の、郡界尾根登山口に向けて登っていく。沢筋を通る林道は傾斜がキツく、久しぶりに降車しての押し歩きが入ってしまった。

出会った鹿と猪がぼやいていた

登山口まではそれなりに人が入るようで、広い駐車スペースと舗装路が続く。その先、峠の手前からグラベルロードが始まる。

峠の東側は比較的路面状態は良い

峠は切り通しになっていて、標高は1,200mちょい、あー疲れた。

ここからやる気の無い林道が始まる

峠から降る道は、粒が大きめの砂利というか、ゴロゴロ石の急斜面。前回700x32cのホイールで来た時は、あまりの荒れっぷり&ホイール破損の恐れで、一部降車して歩いて降った。

こんな道が3km以上続く

700x35cにすることで、エアボリュームが上がる。そして、3気圧以下までタイヤの空気圧を下げても、大丈夫。空気圧をさげたことでショックが減り、コントロールがしやすくなるので、安心して下れる。リム打ちも一度も無く、やはり、オフロード乗るなら35c以上が基本だよね。

支線林道に入る

前回ここに来た時は、ゲートがしまっていた林道が開いていたので入ってみる。

緩やかに登る

路盤の落ち着いた走りやすい道を、のんびりと奥へ奥へと進む。こんな遊びのフィールドに、自走で辿り着けるのは恵まれているよね。

フレームバッグを導入

荷物の運搬方法は試行錯誤が続いている。グラベルロードを走る時は、リアバッグもハンドルバーバッグも暴れてしまって耐久性に不安がある。さりとて、バックパックはこれから夏に向けて暑い。なおかつ、給水のためにはボトルは2つ携行したい。そんな考えで、小型のフレームバッグを導入してみました。なかなか良さそうではある。

どん詰まりは林道作業中で、ヌタヌタの泥濘地。作業をされている方はいませんでしたが、邪魔になってはいけないので、写真だけとってすぐに引き返す。




ほんのわずかな距離だけれど、泥だらけになって、なんか嬉しいw

元の林道に戻って降り、舗装路が現れたところで根利牧場の上部に飛び出す。

根利牧場に着く

牛がのんびりと草を食んでいる横を進む。

本当は沼田まで降って、赤城山反時計回り周回に繋げようと思っていた。でも、林道支線に寄り道して、割と疲労が溜まっていた。そして、根利の集落あたりで、雨がポツリ。空をみると、今にも本格的に崩れそうな嫌な雲。

根利の標高は750mくらい。大間々に戻る峠は確か標高1,000mチョイなので、そちらに向かうことにした。標高差300m を上がらなければならないけど、沼田周りよりは距離が大幅に短縮できるからね。

峠で雨になる

ドンピシャのタイミングで雨になったけれど、標高を下げたら止み、日差しが戻り、暑くなった。

塩を吹いたヘルメットのストラップ

ドロドロw

帰宅して、洗車して、ヘルメットとシューズを洗い、「あー、今日も楽しかった」と思わず口にする。確かに鉄下駄ホイールに太いタイヤはきつい。でもまぁ、ライダーが減量すれば…多分…今よりももっと余裕を持って走れるようになるはずではある。

ログはこんな感じ。



重量級のグラベルロードで、オフ堪能して、がんばりましたね、俺。

2021年6月27日日曜日

R13 桐生梅田湖〜草木湖周回

ちょっと仕事とか忙しくてアップが遅れました。26日の記録です。

鉄下駄ホイールでグラベル中心に走っていたら、タイヤのサイドが削れてちょっとまずい状態に。なので、本気用のカーボンホイールで、舗装路縛りで出動。

さて、どこに行こうか。夕方から雨予報なので、近場で。ということで、定番化しつつある三境峠へ。

神仏に見守られながらヒルクライム

鉄下駄ホイールで鍛えられて体調がいいので、さほど苦労せずに梅田湖まで上がり、そこからさらに源流部へ。



この辺り、真夏にジャボンしたら楽しそう。

日は出たり陰ったりで、樹林帯の中は肌寒いくらい。


今日もふと気がつくと、峠のトンネルに着いていた。標高800m ちょっとで、ちょうどいいトレーニング。

見慣れた草木湖

草木湖におりて、いつも通り左岸道中心に下る。さて、今日のランチはどうしようかな、水沼駅周辺?とか考えつつ花輪宿を通りすがる。

前から気になっていた、こちらに入店。外から見ると1つの建物で、左側がお肉屋さん、右側がご飯屋さん。お肉屋さんがやってるんだから、お肉系は間違いがなさそう。

そしてお隣が郵便局…

昔は町が発展する時、駅前とか街道沿いに、郵便局ができてその周囲にお店ができて来た。だから、ちょっと鄙びた街でご飯屋さんを探すなら、郵便局を探せばいい。その周辺で、歴史がありそうだけど、お掃除が行き届いていそうなお店ならだいたい間違いはない。

知らんけど…

しまむらさんに初訪問

セットランチ始めました!

つい頼んでしまいました、Bセット1,000円 ラーメンとミニソースカツ丼。

ミニだけど盛りは十分なカツ丼

美味しゅうございました。ラーメンはやっぱり佐野らーめんの影響を受けているのか。ちょっと柔めで、ピュロピュロってしたやつ。

エネルギー充填したので気合い入れて下る。


ログはこんな感じでした。


 

2021年6月21日月曜日

R12 東吾妻から万沢林道反時計回り

Ride 11で秋鹿林道を走って、あわよくば万沢林道も…1日で…なんてほざいてましたが…
グラベルのヒルクライムは、そんなに甘くないですね。

改めて今日、万沢林道走ってきましたが、これ2本を1日でってのはムリ!w

四万温泉から少し走った万沢林道入口

今日は東吾妻の運動公園まで車で行って、そこから四万温泉に向けてヒルクライム。今朝からなんだかお腹の調子が悪く、自宅からここまで、ウォッシュレットのあるところにピットインしながら来た。

なんとか出し切って…落ち着いたのでスタート。しかし、エネルギー補給ができなかったので、パワーでないこと甚だしい。あせらずにじっくりとペダルを回して四万温泉まで登って、林道に入る。

こんな感じで走りやすいグラベルが続く

秋鹿林道とか、御荷鉾とかに比べると、全体的に路面の状況が良いので走りやすい。一部斜度がきついところや、路盤が流出しているところもあったけれど、なんとかフル乗車で乗り切ることができた。

まぁ、地元の人だと思うけど、ダイハツのタントに乗った若い女性ドライバーが、ゴツン!ガツン!とか音を立てながら走って行った(行ける)くらいのコンディションです。

展望はないけれどいくつもの滝を見ながら登る

まぁ、その、写真を撮るふりをしながら休んでますけどね。

ちょっと荒れてるところはこんな感じ

一番荒れてるところは、卵くらいの大きさの砂利で、流水痕を埋めておきましたみたいな。それか、アスファルトをおざなりに入れておきましたみたいな。

峠の手前から舗装路になり、脚を休めながら淡々と峠につく。

あまり感動のない峠 1,300m

万沢林道のいやらしいところは、峠から一度下る。だいたいボトムは1,000mくらい。そこで川を渡って…もう一回ヒルクライムが待っている。

万沢林道の最奥ポイント、H1,000m

四万温泉から峠まで、600mくらいの標高差があって、その大部分がグラベルのヒルクライム。で、削られて、ヒャホーいって下って…そこからもう一度ヒルクライムしないと帰れないw

万沢ストレート、フラットダート1km 以上?

で、登り切ると別荘地への分岐があって(多分冬は閉鎖される別荘…買う人いるんかね?)、その先に有名な万沢ストレート。そして、気持ちのいいダートのダウンヒルを下って終点。

林道終点、ダートが終わるのは寂しいけれど…舗装路は偉大

四万ではないけど四万ブルー…的な川を見ながら下る。



尻焼温泉を偵察に立ち寄り。普段の梅雨時は増水していて入浴できないのだけれど、今年は雨が少ないせいか普通にみなさん入っていました。どんな感じが写真を撮ろうかと思ったんだけれど、道路から、「写真撮っていいですか?」って声をかけたら、「女の人がいるんでやめてくれ」ということだったので、写真はありません。結構距離があるので、女性がいることに気がつきませんでした、ごめんなさい。

そのまま下って八ッ場ダム脇を通って東吾妻まで戻る…つもりが予定変更。というのは、下の幹線道路は、交通量が多いので怖い。グンマーと長野を結ぶ峠道なので、大型車も多いので、できれば通りたくない。

そこで、暮坂峠越えへ。分岐点の標高は 750mくらい。そこから、1,080m まで標高差300mの登り返し。自転車で越えるのは初めてだけど、割と走りやすかった。最初の登り口だけ斜度があるけれど、その先はダラダラと緩やかに登る。向かい風の平地みたいな負荷なので、さほど苦労せずに峠に到着。

湧き水ありがとさん

暮坂峠はよい峠

峠にはおしゃれさんなCAFEもあったんだけど…
汗臭い&林道の埃と泥だったので素通り。

有笠山! またクライミングしたい…

沢渡温泉に降りて、せっかくだから急坂を登りながら温泉街を見に行く。

共同浴場! グンマー國民のみ限定(コロナ対策)

あー、温泉入りたい!でも、ぜったいダルくなっちゃうので我慢。でも、なにかご褒美が欲しい!と思ったらこんなお店を発見。

自家製粉蕎麦のお店

なんとか豆腐300円、美味


よしのや蕎麦セット クルミだれにゴマ投入+天ぷら

トロトロ蕎麦湯

天ぷら揚げたて、風味ある蕎麦、当たりのお店でした。

でも…お腹の調子が戻ったら、空腹感がノンストップ。ついつい、単品で頼んだミニカレー。糖質万歳!

昔っぽいカレー

そのあとは下り坂ボーナスで、東吾妻へ。

広大な芝生

ログはこんな感じでした。
 

走行距離は大したことないんだけど、獲得標高が2,000m超えで、グラベルが多いとそれなりにキツイってことですね。

サイドウォールが削れてケーシングが!

帰宅して洗車してたら、タイヤがヤバイ状態に気がつく。グラベルで砂利に擦れて、ラバーがそぎ落とされちゃってるよ。グラベル用の鉄下駄ホイールはチューブドクリンチャーなので、すぐにどうこうということはないんでしょうが…替え時かもね。