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2025年8月17日日曜日

学生寮の話: 西寮の無頼漢・タテカンタンカ (1/2)

ホントーにくどいですが、このブログの内容はフィクションです

時々ふと記憶をたぐって書く、学生寮の話は結構人気がある。
今回は、Jun さんという先輩の思い出話をしてみよう。

まずは長い前振り

今はすでに遠い昔になりつつある、バブル期の飲み会は「闘い」だった。新宿にあった「居酒屋ビル」でコンパした時の写真がこれ。

居酒屋の垂れ幕がヤバい

ボクが所属していたサークルは、「イッキはあった」が「強制はなかった」。飲めない人、飲みたく無い人は飲まずにすんだ。何を言っているのか分からないとおもうが、当時の雰囲気では、理性的なほうではあったと思う。救急車騒ぎは…あったけれど。

闘いに敗れる10分前

なんというか、会費の分以上は飲まないと負け、みたいな雰囲気で、酔い潰れるまで飲む。で、酔い潰れると、後輩がワラワラと、油性マジック持って集まってくる。

コンパにマジック持ってくるんじゃねぇよ…なんで油性なんだよ…水性でいいじゃねぇかよ…なんで極太マッキーなんだよ…

酔い潰れた男は、おもちゃになる。
酔い潰れた女を、おもちゃにしたことはない。その点だけはしっかりしていた。

可哀想な、た◯ぐち君

顔への落書きはまだいい。
いや…よくは無いが…まだいい…

問題なのは、鼻の穴の中とか、耳の穴の中とか、「物理的に洗えない部分」に着色されると、数日間はそのまま過ごすことになる。夏休み入る前の日のコンパでコレやられて、まぶた、耳穴、鼻の穴…赤やら青やら黒やらで彩色されたまま実家に帰省し…あやうく勘当されそうだった奴もいた…ゴメンよ

何が言いたいかというと、バブル期の学生の飲み会とは…呑むか呑まれるかの戦場であった…ということだ。

前振り終わり

ボクが棲んでいた学生寮、西寮はヤバめの先輩濃度が高かった。

「表札フェチ」事件の後、ボクは西寮を訪問する時は用心にも用心を重ねるようになった。変な人に目をつけられたら、こちらまで塀の向こう側に落ちかねないからだ。

ある日、寮の食堂で西寮のナベちゃん(仮名)と夕食を取っていると、Jun先輩がやってきた。

よう、ヒデオ!(ナベちゃんの下の名前)
後で部屋来てよ、ちょっと聞きたいことがあるんだ!

そして、ボクの顔を見て整った白い歯を見せてニッコリ笑って言った。

君も一緒においでよ、ヒデオの友達なら一緒にお酒飲もうぜ!

Jun先輩は、180cmくらいの長身、色白の艶々肌に切長の涼やかな目、水泳やってそうな広背筋と胸板に引き締まった身体、真ん中でふわっと分けた髪はサラッサラで、うっすらブリーチがかかっている。POPYE や Hot Dog Pressの表紙に出てきそうな、いかにも育ちの良い、サーファーっぽいナイスガイ。

ボクは怪訝に思ってナベちゃんに聞いた。「西寮にあんな先輩いたっけ?」。ナベちゃんは色々と教えてくれた。

Jun先輩はT大の文系看板学部に現役合格。在学中に公務員上級職と弁護士資格を取る見込みだそうだ。勉強してたらどっちも被る分野があるので、どうせなら一緒に取ってしまおうということらしい、なんだそれw

でまぁ、色々がハイスペックなのに加えて、ルックスがあれで人柄も良い。だからもうソートーモテるらしい。先輩の仲間によると、先輩と話した妙齢(17歳〜60歳くらい?)の女性は、先輩と話すと頬を赤らめて、上気した顔で…小走りで走ってきて…「なんかジュンとしちゃった」と言うんだそうだ。そんなバカなと思うだろうが、もう、ほんと全員、モジモジしながら、漏れなくなんか漏れてるのかもしれないがジュンとしちゃった!」っていうんだそうだ。そんで、いろいろあきれた周囲は、なんとなく…先輩を Jun さんと呼ぶようになった。

誰に対しても分け隔てなく接し、フレンドリーで礼儀正しく、モテまくるのに浮いた話はなく彼女一筋。世の中にこんなできた漢がいるのか??

腕っぷしはどうなの?そう聞いたら「拳法の黒帯で合気道は袴持ち…」

歌舞伎町で、酔っ払ったヤーサンたちに絡まれたことがあったそうだ。先輩は、ことを荒立てないように、ひたすら謝っていた。そうしたら、ヤーサンは調子に乗って、一緒にいた女子に集団でちょっかいを出し始めた。先輩は、仕方なしに、謝りながら制圧したらしい。

あっ、ごめんなさい!

そう言いながら外腿への下段蹴りで動きを止める

もうもうやめましょうよ、危ないですよ!

そう言いながら相手のパンチを受けつつ、手首を掴んで放り投げる。新宿駅東口交番からお巡りさんが駆けつけた時は、3人を同時に組み伏せながら…謝っていたらしい。

ヤーサンたちは本署に、先輩は交番に連行された。調書をとっているときに判明したのが、当時の新◯暑の署長さんが Jun さんの同窓の先輩…相手に怪我もさせていないし、事情が事情だし、相手も相手なので無罪放免になった。

欠点って無いの?そう聞いたら、ナベちゃんは腕組みしてしばらく瞑目し…

酒癖は悪いかも…
えっ?ちょちょちょっちょ…さっき俺たち、酒に誘われたよね? 
なになになになに?なにが起こるの?

コワイヨー
ダレカタスケテー

つづく

2025年8月14日木曜日

学生寮の話: 西寮の無頼漢・表札フェチ

 ホントーにくどいですが、このブログの内容はフィクションです

ブログ主として励みになるのは、アクセスログ。
こんな国から見に来てくれてるのか!とか、こんなにたくさんの人が読んでくれたのか!とかね。踏み台使ってとか、ロボットとかそーゆー話はいらんのだよ。

当たり前だけど、マニアックすぎる話はアクセスが少ない。結構時間かけて書いた投稿が、全然読まれてないと結構凹む。それに引き換え、僕が棲んでいた学生寮の話は、結構人気がある。何かが降りてきて、さらっと書き殴った投稿にびっくりするくらいのアクセスがついたりすると、

君らヒマなん?

そんな悪態もつきたくなる。

寮から徒歩3分の教会

僕が棲んでいた学生寮は、お上品で高級な文教地区にあった。


すぐ近くには、有名な教会があり。
すぐ隣には、当時都内でトップ5に入る高級ホテルがあり。

わりと近くには、地方出身の優秀な女子学生が集う女子大があった。 

可愛い娘を手元から離したく無いご両親の目を欺く、じゃない、親の愛というくびきを振り切るために、「良妻賢母になる勉強をするから!卒業したら地元に帰るから!」という言い訳で上京してた、カントリー・ヤング・レイディのための女子大だった。彼女たちが卒業後、本当に地元に帰ったのかはよく分からない。

そして…
お隣と言っていい距離に、元総理大臣のお屋敷があった。

その学生寮は、食堂・講堂・浴室がある本館を囲むように、北・南・西の3つの寮棟が建っていた。各寮独特の文化があって、ボクの居たのは硬派の北寮。そして、軟派の南陵、野人の西寮…という感じだ。

各寮の交流は…「年に1度の体育祭」という名前の、血で血を洗う抗争以外は…あまり無かった。ただ、ボクは、西寮に何人か親しい奴が居たので、オドオドしながら遊びに行ったことがあるw

この投稿はそんな感じで西寮に遊びに行った時の話(前置き長っ!)

友人の部屋でだべっていたら、先輩に呼び出されての部屋に遊びに行くことになった。

ビールをいただいて飲んでいると、隅に表札が2つ転がっている。見るからに高級そうな表札で、表面には「T中」と書いてある。

ん??「T中?」先輩の苗字とは違うやんな?

不思議そうに見ていると、先輩が気がついてこう言った。

おう!お宝に気ぃついたか?
一個目は、去年手ぇ入れたんやで。
機動隊のおっちゃんがしっつこく追っかけてきてなぁ、危うかったんやぁ。

えっ?き、機動隊?それってもしかして???

せやで!!一個めは単独犯やぁ!

そう言って先輩は愉快そうに笑った。

あのぉ、一個めは単独犯?ってことは?

おう、一個目がちょいギリギリやったんや…
そんでな、ほとぼりさまそう思てな、2個めは1年我慢したんや。

たまに近く通ると、機動隊のメンツ変わっとるのが分かるやろ?あぁ、人事異動あったんやな、去年の人はどっか行ったかな?そんなタイミング待っとったんや、さすがに同じ隊員さんやったら警戒しとうやろうからなぁ

ほんで、2個めは頭を使った連携プレイや!山下(仮名)おるやろ、あいつに直前に酒ぇしこたま飲ませてなぁ。機動隊の前まで頑張って行かせて、そこでぶっ倒れさせるんや。

機動隊っちゅうてもなぁ、あそこに回されてくるんはなぁ…心根の優しゅう、人のいいおっちゃんばかりなんや。もうみーんな心配して、駆け寄ってくる。

その隙に後ろからそーっと近づいていって、パッと!

そう言って、先輩は豪快に笑って続けた。

そしたらな、敵もさるもの、裏側が接着されてた!簡単に取られてたまるか!そんな気合い感じたやで。

でもなぁ、そんなこともあるかと思って、マイナスドライバー持ってってたんや。それで、ベリベリってな。

それが2個めの奴や。

そう言って、先輩はビール瓶を手に取ってボクのグラスを満たしてくれた。

他では言わんといてな、これ、このビールが口止め料や!
おまえもこれで共犯やで!

そんな先輩が何人かいらしたのが…野生の西寮…

口止め料ももらったし、墓場まで持っていくつもりではいた。

でもすでに時効だし、年齢的に先輩はもう…役職定年か転籍出向とかのはず。バレても失うものもなさそうなのでまぁいいか…

あっ、違う違う、そもそもこのブログ、ぜーんぶフィクションだからさ。真剣に受け止めないでね?そこんところよろしくね?

続く…かも…

2025年5月5日月曜日

愛犬マメ様と、久しぶりに家族でお出かけ…

当家のハウスドッグ、マメ様は今年17歳になる。
小型犬は長命だと言われるけど、それにしても長生きなほうだと思う。

若犬の頃から一緒に山に行って、最後は2023年の夏に玉原湖を周回した。
一番長いハイクは、日光中禅寺湖一周20km。

そんなマメ様も、後脚が踏ん張れなくなって、散歩にも行けなくなった。
ペットカート
それでも…外に出かけたいって言うので、ペットカートを買った。

余は満足じゃ
そんなタイミングで、愛娘が帰省した。ちょうどいいので、マメカートのテストライドに出かけることにした。

ねーねーこれ美味しそう!
マメのことを第一に考えつつ、道の駅グルメも大事にしたいよね。

構って構って!
ボクは…
イイって書いてあったんだから!
いや、その、子供用に見えるけど「大人も乗れます!」って書いてあったんだよ、ホントよ?

牡丹桜?八重桜?

なんかクレ

チーズプレート
マメにおやつを食べさせている隙に、人間もチーズ・生ハム・バケットのプレートを貪る。

後脚サポートリーシュ
後脚が踏ん張れないマメは…ウ◯チをするのに苦労するようになった。オシッコの軌道も安定しないので、後脚をサポートするハーネスを自作して使っている。

たくみの里
道の駅川場は見てまわったので、月夜野に移動してたくみの里を歩く。

水車小屋

旧三国街道
かってはここを三国街道が通っていた、そう考えると不思議な気持ちになる。

かっての主要街道が、今は観光客がそぞろ歩きする半歩道になる。
かっては抱っこされただけで「降ろせ降ろせ!!」と言っていた犬が、おとなしくカートに揺られる。

今は…今のボクも、やがてはおとなしく…介護カートに揺られながら…今のマメの姿を思い浮かべるようになるのだろうか…そう思った刹那にボクは神か仏の啓示を得た。

介護カートに乗せて散歩してもらえるような
愛されるジジイになれるように努力せよ!!!

ほんとそうだと思います。頑張ります。

2025年3月18日火曜日

救急車がお休みです

*文中の名前はすべて「仮名」です。また、この投稿を含むすべての内容はフィクションです*

谷口君が、センター街の雑踏の中を小走りで戻ってきた。
真冬だというのに汗をかいている。

トレードマークの黒縁メガネは汗でずり下がり、今にも鼻梁から落ちそうなところでかろうじて止まっている。

谷口君は、大きな体を縮こませて言った。

救急車…今日はお休みです!

谷口くんは分厚い近視レンズの向こうで途方に暮れていた。
写真はイメージです

僕は、サークルの幹事を務めていた。

同期で会計を担当している飯田の足元に、2年の小田ちんがぶっ倒れている。
いや、放っておくとぶっ倒れてしまうのだけれど、それは誤嚥から窒息につながるおそれがある。飯田くんは小田ちんの両足を広げさせ、上体を起こし、歩道の縁に座らせている。

今日の月例コンパは、スタートからなんとなく嫌な予感がしていたのだ。
写真はイメージです

時間に正確な小田ちんが遅れてきた、なんとなく表情が暗い。そんでもって、乾杯をしてから、酒のペースが早い。んーちょっと心配…

案の定、2次会の終盤で小田ちんが沈没した。
こうした時、ボクらの行動は素早い。

座敷で嘔吐すると、ボクらの次で予約入っているお客が入れなくなる。掃除も大変で迷惑がかかる。迷惑料を払う財力もないから、よき市民たるべき僕らはそんなことはしない。

僕ら3回生・4回生のトラブル対応チームが、小田ちんの周りに集まる。

えっとねー集金と会計は飯田に任せよう。
終電やばい奴いないか、確認して〜
1年生二人くらいに忘れ物チェックやらせて〜
2年は小田ちんの持ち物確認して〜
お店からビニール袋何枚かもらって〜
それと、いらないダスターかペーパータオルもね〜

とりあえず小田ちんをトイレの個室に搬送し、一発目の ゲ◯放出

はいはいはい、そしたら外出るよ〜

ちょっとすっきりしたっぽい小田ちんの両脇を抱えて、表の道路に出る。

帰る人は帰り、残りたい人は残る。
一部のメンバーは、「すぐそこの太平洋から朝日が昇る」みたいなところにある実家から通学している。1次会ですでに終電が無いから、飲み会と言えばオールになる。年頃の娘がそんなことしていいのかとは思う、口には出さないけど。

ん?小田さん…唇が青くないですか?
街灯の色のせいじゃない??ん???

まずい…小田ちん…耳の裏まで血の気が引いて真っ白。
唇も真っ青で、呼吸が浅い。

振り向いた先にいた谷口君に、救急車を呼ぶように頼んだ。

他のトラブル対応チームの奴らが、コーラとポカリを抱えて走り寄ってきた。
炭酸を飲ませて、もう一度吐かせる。胃の中に入っているアルコールを流して、追っかけでポカリを飲むことで糖質と水分を補給させる作戦だ。

そこに谷口くんが小走りで戻ってきて、言ったのだ。

救急車…今日はお休みです!

U飼先輩が半分キレたみたいに言う。

んなわけねーだろーがよぉ?!
何度かかけたんだろうな?電話ぁ!?

んーそーゆー問題じゃ無い気もするがぁ…普通呼び出しすぐでつながるし…
谷口くんが、心外だと言いたそうに反論した。

何度もかけたけど繋がらないんですよ!!911ぃ!!


なんですか?なんなんですか?
救急車、きっと今日はお休みなんです!

…911は、アメリカや。アメリカの消防や。
…日本は119や。

結局、他の2回生が救急車呼んでくれた。
小田ちんがコーラ&ポカリの3回転を終えて、回復しつつあったタイミングで救急隊が到着し…ボクらは小田ちんのせいでお目玉を喰らうことになった。

という夢を見た(言っときますが全部フィクションですからね)。


2025年1月31日金曜日

プチ撮影会

2回り年下の友達、A宮さんが滑りに誘ってくれた。
スノーボード大好き女子が来るのだそうだ、ほほう。

誘ってくれたのはとてもとても嬉しいのだけれど、面白い話もできないしなぁ。
でも、大事な友人とその友人が、ホームゲレンデに来るのであれば、何か楽しい思いをしてもらいたいなぁ。そう思ってこう言った。

天気次第だけど、晴れか曇りだったら撮影会しようかね?
斜面の下から無線でGO出すから、静止画でカッコいいの撮れたら良くない?

最近はスマホの動画撮影機能が進歩してるので、追い取りとかが手軽になっている。ただ、望遠側で、早いフォーカスが要求される場面になると話は変わる。

心配していた天気は、晴れ予報になった。
連写
土木工事の皆さんが履いているような、極太シルエットのパンツ。しかもイエロー。
ツカサちゃんは颯爽と現れた。

カーービングゥーーーー
スピードに弱いんですよねぇ…

ドコガジャw

A宮さんは相変わらず。
リバースビッテリー
↑この写真がボクは一番好き。
でも、A宮さんは腰が曲がってるのが気になるそうだ…

ビッテリーターンも「ターン」の一種。ターンってことは、エッジが雪面を噛んで、板が向きを変え、加速しながら雪煙を置き去りにするのが美しいと思う。この写真なんか加速感がすごくて好き。

その辺は好き好きでw

攻める女
いい加減滑り倒して、ランチの後男子国体コースへ。
圧雪入ってコブが小さめで、日の当たってるところはシャバって滑りやすい…まだ1月なのに
圧雪入ったみたい
あまりの暖気で、雪面が割れちゃったエキスパートコースが後方に見える。
これだけ割れちゃって、割れ目のした部分が波打ってる=地面と離れちゃってる と、今季はもうダメだろうね…

ありがとうございました
若者から元気をもらった老人は、早めに上がってローカルのショップへ。
Bataleon を扱っているショップ、Joint House へ初訪問。

Whatever 154 購入
型落ちで、普段使いにちょうど良さそうな板があったので買ってしまった。

早く滑ってみたい
Rome Crossrocket 以来の、ツインでなんでもできるボード。Crossrocket が ボクの乗った最初の3Dソールで、独特の乗り味がボクは好きだった。船底型してるノーズとテールは、雪面が荒れているときに、素早く動かしやすく、ミスを許容してくれる。

ボクは、動いていくボードを切って滑るのが好きなのだ。Crossrocket は、クラックが入るまで使い倒した。その時の、3Dソールへの良いイメージが、今3BTのバタレオンばかりを買っている背景としてある。

帰宅したらメッセージが届いていた。
先日、岩鞍で出会って一緒に滑り、その後もう一度来てくれた新しい仲間からのメッセージ。

写真を見て、改めてスノーボードって…素敵だな、そう思った

また一緒に滑れたら嬉しいな

2025年1月23日木曜日

プチ冬休み 盛りだくさんの4日間

ボクは仕事柄年末年始休みというものが無い。
その代わりに、だいたい1週間を都合のいい時に取る。

ただ、今シーズンは、十二月こそ雪に恵まれたのに一月に入ってからはさっぱり。
パウダーヒャッホーイが微妙な感じになってきちゃったので、冬休みを短めの4日間にした。

そんでもって、降ったタイミングで休み入れて「ひゃっほーい!」しようと考えた。天才。

一日目は、シンヤーとユーヤが来てくれる。
ボクとシンヤーは前夜入り、ユーヤは当日朝合流。

ということで、居酒屋カーで前夜祭開始。
焼き鳥屋じゃねーよ
えとねー、一応…なんですが、ここ、車中ねw

後光じゃねーよ

晴れた
だいぶ夜更かししたけど、老境に入りオシッコが近くなったので、早く目が覚めた。

上州武尊山!
いつも通り岩鞍でゴンドラ回し。

シンヤーの自撮り
ランチは約束の場所

ハートランド!
限定Tシャツ買おうか迷うw

3,500円!

ドリンクメニューのクセが強い

ピザ頼んでみた!
シンヤーは連休取れなかったので、帰って行った。ボクとユーヤは老神温泉へ移動。
ガイドさんやってる友達…というか先輩というか、過去の職場の同僚というか… お声がけしてくれたのだ。

食べ放題飲み放題、天然温泉付きで1万円切り!
夕食バイキング
まじで本当に飲み放題だったし、食事も良かった。
お部屋も、値段から想像していた廃墟感皆無だった。最近リフォームしたてみたいだ。

畳でごろ寝!
車中泊もいいけど、旅館もよろしいです!

先輩囲んで
カメラ持ち込み禁止だったので撮れなかったけど、温泉も露天付きで良かった。ほんのり硫黄の匂いもして、老神温泉は無臭ってイメージだったのでちょっと嬉しい驚き。

朝食バイキング
二日目はユーヤとBC、ゆっくり目の出動。最近雪が降ってないので、雪面はハードパックかブレーカブルクラストになってるだろう。少しでも緩んでくれた方がいいので、あえてのスロースタート。
入山前チェック
南向きショートルートを一本落として、2本目は北向きの新ルートへドロップするという計画。で、ハイクアップしている時に気がついた。2本目方面は北面なんだけど、そっちにパフパフが残ってる!

ユーヤが振り向いてニヤリと笑う

こっち側…
パフパフだね?
パフパフですね!


で、南向き斜面は、雪崩チェックもいらないくらいのキョーレツなアイスバーン。ドロップはしたものの、右へ左へルートを変えても前面ガリガリのゴリンゴリン。

たまらずツリーの中に逃げる、日射が無いから…少しぐらい柔らかい…雪が…残って…

ブレーカブルクラストw

コリャタマランと早々に大トラバースしてゲレンデに復帰した。

2本目は、以前滑ったルートのショートカットバージョンを開拓。
オリジナルルートは、広いカール状からナチュラルパイプ、メローな河原と変化に富んでいていいのだけれど…1箇所滝の高巻きがある。

高巻き後の下降が、密集した林なのだ。隣あうツリーホールが雪の下でつながりあって、一度踏み抜くと収集つかなくなる。

高巻きの後には、細い沢が続く。側壁が急すぎて沢床に降りるのだけれど、雪が少なくて埋まってないと、飛び石・スノーブリッジの連続で、消耗する。

で、地形図見てたら、「ここをダイレクトに落としていくと、滝と細い沢をエスケープできそう」、そんな場所を見つけたのだ。
滝下に降りてくる枝沢
結果は…滝の下には出られたのだけれど、その下の沢はスキップできなかった。
救いは上部にパフパフが残っていたこと。
だけど、滑走していって一番美味しそうな沢に降りようとしたら、どうも雪が薄そう。踏み抜いて沢に落ちたら怪我しそうなので、側壁の樹林帯を延々とトラバースして、ようやくドロップしたら…細い沢…w

次回はオリジナルルートに入りましょう、そうしましょう。
そんな意見の一致をもって終了、ユーヤは用事があるので早あがりして帰って行った。

ボクは温泉入ってフライパンで食事して、車中泊モードへ。
フライパンでステーキ

車中泊で映画
最終日は、SUSHI持ち出してまったり一人滑走。

Rossignol Sushi
3日間で…脚が終わっておりましたw
満洲飯店のランチ時間に間に合わせて早上がり。

ランチは14まで

辛味噌ラーメン
雪が少なくて、イマイチ…ヒャッホーイ感に欠けましたが、良き友たちのおかげで楽しい冬休みでした。おしまい

2025年1月1日水曜日

2025年スタート

昨年身内が、あちら側に橋を渡ったので、新年のお祝いを申し上げるのは叶いません。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

娘が帰省して、家族揃って初日の出。
グンマー國の大平原

グンマーの朝日はでかい

家族集合
今シーズンはスノーボード頑張ると娘が言う。
仕方ないので、軽井沢のアウトレットでウェア上下を買ってあげた。

板もキッズ用で、小柄な娘には…いいっちゃいいんだけど、無理っちゃ無理。
ハードオフ覗いたら、ちょっと古めだけれど、ちょうどいいボードが売っていた。
買ってきて、エッジを調整して、ホットワックス入れて…

Featherのバージョン違い?
バインもいい加減古くなってきているので、買い替えてあげることにした。

ホットワックス&ブラッシング
今までの板は処分する。
Burton のトイ・ストーリーグラフィック。
可愛いよね

さよなら〜
引き受け先もすぐに見つかった、可愛がってもらうんだよ。
そんな、ダイナミックな年の始まり。