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2023年5月30日火曜日

DIY スプロケット交換 リア9sを使い切る

しばらくの間、シマノのロードバイク用コンポーネントはリア11速(11s)だった。
それが最近12sが出て、11sはセカンドグレードになるみたい。

ボクの使っているコンポは、Soraでリア9sのモデル。ロードバイクコンポとしては、Clarisと並んで裾物、初心者・初級者をメインのユーザーとしたモデル。
XTグレードのスプロケ
でも、昔僕がスポーツサイクルを初めて乗った時、リアは6sだったし、その後MTBに親しんでいた時は9sだった。で、スピードを求めるレースとかに出ないのなら、9sで十分だと思っているのです。
XTのスプロケは295g
9sコンポのメリットは他にもあって、安くて耐久性が良い。さらに、9sまでは、MTBもロードも、共通の規格だからコンポのミックスができるのです。

僕の乗り方、Lond Slow Distance だと、フロントアウター50でリアの重いギア(11Tとか12Tとか)はほとんど使わないのです。ロードバイク用のコンポだと、イマイチ…想定しているスピードレンジが合わない感が強い。

で、僕はフロントにMTB用のクランクを入れていて、このギアは38-26t
これとリア11-34t の組み合わせで、ちょうどリア9sを使い切れるような感じ。
ディオーレはスチール製
僕が普段使いに使っているスプロケットはMTB用コンポのディオーレ。多分Soraと共通?のモデルなんだけど、これは肉抜きされているけれど鉄製なので重い

まぁ、重い代わりに耐久性に優れているのだけれど。
ディオーレ11-34t の重量
ローラー台に使っているのは、2000年に買ったMTBについていたSRAMのスプロケ。これは重い。
肉抜きが少ない
昔のSRAMは、シマノより安い。けど、性能は劣って、重くて、見えないところの仕上げも悪いくらいの立ち位置だった、その当時のスプロケ。
ヘビー級
今、ボクのホイールは3ペアある。
6月頭に参加するブルベの前に、本番用のPrime ホイールについているスプロケットをXTに新調することにした。

そして、本番用で使っていた、(比較的新しい)ディオーレのスプロケを、普段使いのFulcrum に移植する。
普段使いで割と使い込んだディオーレ・スプロケを、ローラー台&ツーリング用のホイールに移植する。

で、ローラー台用ホイールについていたSRAMのスプロケがお役御免になるというわけ。
せっかくだから綺麗に洗浄
綺麗になると気持ちがイイね
昔は、MTBのハイエンドモデル、XTRも、その下のXTも 9sだったのだ。
この投稿の最初に出ているスプロケが、そのXTで、このクラスになるとスパイダーアームはアルミ製で、肉抜きも多く取られて軽くなっている。
コグスの間にちらリズム
XTRがレース用とすれば、XTは一昔前の、一般人にとってのトップライン。ギア歯の間にさりげなく、モデル名とか刻印されてたりして、所有することにも喜びがあったやつ。

僕にとって、リアが9sもあって、ブレーキブラケットから手を外さなくてもシフトができるなんて、夢見たいな世界の話なんだ。

なんか、シマノが今開発している新しいモデルは、11sでも、再びロードとMTB規格が統一されて、混在使用が可能になるかも、みたいな話を読んだ。それが実現できたらいいね。

それまでの間、もう少し、リア9sコンポと上手に付き合い続けていこう、そんなふうに思った日の話でした。

2023年5月22日月曜日

Ride12 寸止め榛名山

随分と昔のことになるけれど、伊香保スケートセンターあたりから林道を降ったことがある。

細いけれどもガードレールも整備されていて、先行きが不安になるような道ではなかった。けれど、当時はオフロードタイプの車に乗っていて、未舗装林道を走るのが楽しかったのだ。そして、舗装された林道には興味が向かなかったので、それ以来その道には入ったことが無い、というか、どこから入るのかも忘れた。
写真を撮るフリして休んだお社

明日はどこに行こうかな…
マメの散歩を済ませてからだから、近場だな、そう思っていた時にふと…その林道を思い出した。
Boss! ついていきます!
どーでもいいけど、君さぁ、朝日が眩しい時、飼い主を日除けにするのってどうよ?
日差しが暑い時の散歩もさぁ、俺の日陰に入ろうとするでしょう?ねぇ?

トイプーって頭いいよね。

林道の入り口を、前夜にGoogle Mapで確認しておいた。入って行ったら、記憶の100倍急でビビる。前回来た時は車だったから、斜度の記憶が当てにならないのは当たり前だけどね。
神前
見晴らし
標高を上げると、街が見えてきた。
夜きたら、夜景がキレイでロマンチックが止まらない?
ちょうど林道の入り口近くにラブホもあるしね
こんな感じで人がいない
尾根筋まで上がると、斜度が落ちて走りやすくなる。
ちょっとしたアップダウンがあって、坂を下ると森林公園。
ここで結構な雨降りになったので、雨具を装着。

雨具・泥除けの機能チェックしながら伊香保温泉へ下る。
あの石段
レインキャップ
この日は、ヘルメットに被せる、レインキャップも持ってきた。丈夫なシャワーキャップみたいなやつね。
準備をすると雨が降らない
伊香保からちょっと下ると雨が止んで、結局今日も大した雨にはあたらなかった。

今日も山頂には行かず
雨天にヒルクライムするのも嫌だったので、今日も山頂には行かずじまい。
帰宅が早かったので、リア・ディレーラーのプーリーを交換した。
BBBのプーリーはシールドベアリング
エントリーモデルの Sora は、プーリーはブッシングなのだ。なんか回転が悪い気がして、BBBのベアリングプーリーに替えていた。でも、プーリーの摩耗のせいかなんだか、リアのシフトが最近もたつく気がして、新品の純正プーリーに戻した。

これで直らなければ、リアディレーラーそのものをそろそろ交換してみましょうかね。

おしまい

2023年5月20日土曜日

Ride11 寸止め赤城山→自宅焼き鳥

前回の雨天ライドで、泥除けの大事さを実感したのでポチりました。

来月はじめてのブルベに挑戦するので、「マジホイール」のメンテナンスもした。このカーボンリムのホイールはチューブレス運用なので、定期的にシーラントの状態の確認が必要。

タイヤを一度外して、タイヤとリムを水洗いして古いシーラントを落とす。リムテープが褪色していたので、大事をとって貼り替える。前後のタイヤを入れ替えてローテーションし、シーラントをたっぷり補充して完了。

さらっと書いたけど、貼り替えたリムテープが短すぎてエア漏れしたり、タイヤのビードが上がらなかったりで、割と時間がかかった。
お馴染みの場所

チューブレスホイールは、組み上げた後、早めに走ってあげたほうがいい。走るとタイヤの中でシーラントがまんべんなく行き渡ることで、気密性が高まるのだ。

ということで、マジホイールを履かせて、前後の泥除けを付けて…久しぶりに坂を登ろう、赤城山に向かう。
日帰りと思えない荷物
トレーニングなので、荷物多めで。
しかし、さすが軽量ホイールに、低圧タイヤ、普段よりも登り坂が楽な気がする。
赤城神社到着
千本桜の公園脇を抜けて、赤城神社へ。今日は割と楽に登ってきたので、もうちょっと上まで足を伸ばす。
赤城温泉郷
赤城温泉郷まで登って今日はそこまで。
ここの温泉は、数回入りに来たことがある。赤茶色の鉄泉?で、濃くていいお湯だった記憶がある。

下りでは、この間交換したリアのディスクローターの当たり出しをする。ディスクブレーキのパッドとかローターを交換すると、初期馴染みが出るまでは全然効かないのです。特に肉抜きが多い、超軽量ローターとか、馬鹿馬鹿しくなるくらいに効かない。

ダウンヒルの間、リアのブレーキを当て効きさせたり、強く握り込んでパッドとローターの密着度を上げたり、そうしたことをしたら普通に効くようになった。

ログはこんな感じ

帰宅してから、タンパク質の補給を兼ねて、お家焼き鳥の練習。

近所の人とか、ウチのことをどんなふうに見てるんだろうか??
タレ焼きにも挑戦
鶏皮とか、正肉とか、レバーとかはタレも美味しいよね。ということで、今日は焼き鳥のタレも準備した。といっても、焼肉のタレに、味醂とハチミツで少し甘味を足しただけですが…
七味か山椒を添えて
なかなか美味しゅうございました。
グンマーのホルモン
締めはホルモンで…

最近全然体重が落ちないんだよね、なんでだろう?

2023年5月19日金曜日

DIY ハイマウントストップランプの交換

ボクの愛車は日産エクストレイル、2011年式の28万キロ。

定期的に油脂類の交換と点検をやっているおかげか、エンジン、ミッションの駆動系は、ここまでノントラブル。ただ、流石にゴムとか樹脂類は、劣化が進んでいる。

リアゲートから雨漏りがするようになって、ハイマウントストップランプのガスケット劣化が原因だったことは以前ブログに書いた

そして、ハイマウントストップランプが…点灯しなくなったので、交換した話。
修理完了のピカピカりん
前回周囲をコーキングしたハイマウントストップランプがこちらです。
レンズ内側に水滴と変色が…
ゲートを開けて、内側のモールを外す。
我ながら手際がいいw
コネクタを外す
M8のナットを外して、内側から押し出してランプを外す。
風化したガスケット…
このLEDブレーキランプは、サードパーティの互換品をお安く手に入れた。「点灯しない」というレビューがちらほら見受けられていた。んで、取り付け前に点灯チェックをしなければと思っていたのに、うっかり嵌めちゃったw
あっ!
そして、案の定点灯しない。しかも、点灯確認するためにコネクタを差し込んじゃったら、外せないwwww

んで、

 まさか…極性指定のあるLEDなんじゃないか?
 そんでもって、+とボディアース側の線を反対に付けてないよね??」

という疑惑が立ち上がる。
まその、中華品質だと有り得ない話ではないので、確認。
+と−を入れ替えてチェック
ふと気がついたのだけれど、一人で作業しているので、ブレーキランプが付いているかどうかチェックができない。シートに座ってペダルを踏んだら、車体後部は死角になるからね。

鏡?を探したけど適当なのがないので、 2x4 の角材を持ってきた。シートバックとペダルの間に角材をはめて、シートを前にスライドさせてペダルを押し込む。
必要は発明のマザー
ブレーキランプ点きました!
まったくもう、出荷前に点灯チェックとかしてないの?さすが中華品質。
点いてくれれば無問題
点灯チェックが終わったので、配線をきちんと終わらせる。
久しぶりのハンダ作業
銅線をすっぽんピンセットで固定して、ペースト塗ってハンダで留める。
すっぽんピンセット大活躍
ハンダでしっかり止まったら、テープで丁寧に巻いてからケーブルカバーでまとめる。カタカタ言わないように、ゲート内部に収納して完了。
これでOK
と思ったら、このストップランプに付属していたガスケットがカスで、盛大に雨漏りした。
しかたないので、前回と同様、コーキングで防水処理したら、雨漏りも止まりました。

めでたしめでたし

2023年5月13日土曜日

Ride9 雨天走行の練習…雨、降りませんでした… +Ride10

短パンレインパンツを手に入れて、もう、すぐにでも雨の中を走りたい僕。

梅雨カモン

てなわけで、雨覚悟で走り出す。

行き先は、何度かいったことのある神社を設定した。ここは、鮎川を遡って尾根筋に出たところにある。御荷鉾スーパー林道をグラベルバイクで走るために通りすぎたのだ。
最終目的地

Garmin Connect で、目的地を設定して、コースを「人気度重視」で自動生成する。
ん?なんかみたこと無いところ通ってるね?まぁいいや、新鮮で。

なんか…国道254から、山中に分け入って、結構な急斜を登って小さな峠に着く。
そこから、軽トラックでないとビビるくらいの狭くて、タイトターンが連続する道を下って…
みたことがある川沿いの道に出た。

さ、ここからもう一度登り返せばw
目的地だ…
峠#2手前の急斜面
救いなのはあんまり車が通らないこと。
峠#1手前の超急斜面で足使い切ったので、休み休み登る。
着いた
そこからは鮎川沿いに、シャーーーって下って帰る。
蛇喰渓谷
何度通ってもこの道はいい。
幅員が狭いので車にとっては走りにくいだろうけれど、通過する車もバイクもペースが遅いので、自転車にとってはありがたい。
長浜ラーメンを信じなさい
いいかげんお腹すいたので、道路脇にあった豚骨ラーメンで遅いランチ。
味は…普通…というか、最近ラーメン屋さんのレベルがものすごい上がってるので、少し前なら普通に美味しかったはずのラーメンでも感動が無い気がする。大変な業界ですよね…

ログはこんな感じ
夕食はエネルギー補充
ジンジャーエールとノンアルで乾杯

夕食はタンパク質補給
No.4 のハンバーガー美味

結局雨降らず、雨天走行の練習にならなかった。
仕方ないんで、後日…雨天走行してきましたが…雨なので写真がないという罠
マジ降りのログ

なんといいますか、雨の日に自転車で走るのって、楽しくは無いねw

2023年5月8日月曜日

DIY 短パンレインパンツ

夏場のアクティビティで、雨具をどうするかは悩みどころじゃないですか?
雨具着ると蒸れて、汗で濡れる。ゴアテックスだろうがなんだろうが、結局は濡れる。

でも雨具着ないと、全身がずぶ濡れになる。

僕は真夏の日帰りアクティビティでは、雨具を着ないことがほとんどだ。そもそも、雨予報の日は出かけないしね。

もちろん、万が一に備えて雨具は持って行く。山の午後は雷雨に出くわすこともあるから、雨具は備えて行く。

ただ、夕立にあたりそうな時間帯には下山している。それくらいのゆとりをもった計画を立てるようにしているのだ。

夕立が来て、下山口まですぐのところにいたら、小走りで走って降りてしまう。もし、行動時間がそれなりに長くなるようであれば、その段階で雨具を出す。雨具は下だけ履いて、上着はポンチョみたいに羽織るか、傘をさすのが好き。

登山はそんな感じでいいのだけれど、バイクライドの場合はひとつ困ることがある。
サイクリングショーツには、お尻とサドルの間にパッドが付いている。これが濡れると、水を含んでなかなか乾かない。

まてよ?短パンのレインパンツを履けばいいんじゃない?
そう思いついたので作ってみた。
シェラデザインズのレインパンツ
ちょうど使い古したレインパンツがあったので、膝下を切り落とす。

僕は、サイクリングショーツの上に、街着の短パンを重ねて履くことが多い。なんか、サイクリングショーツそのままだと、股間とお尻がモッコリンな気がするんだよね。
短パンの丈はこんな感じ
短パンとショーツに雨水がかからないように、レインパンツは膝下長めで切った。その時、前が長くなって、後ろが短くなるようにしてみる。こうすることで、膝を上げた時にも、膝小僧が露出しなくなる。
シューズは無防備
切り落としたあとは、折り返してシームテープをアイロンかければ大丈夫かな?そう思ったのだけれど、防水加工してあるレインパンツには接着力が弱くて、すぐに剥がれてくる。

ということで、奥様のミシンをお借りしてガガーーっとな。
ほつれなければオケ
なかなかいいんじゃないか、という気がしてきた。
荒っぽい縫い目
一度試しに、雨天ライドで使ってみた。
Pros:
 *蒸れない
 *膝の動きを妨げない
 *パッキングサイズ極小
Cons:
 *靴とソックスはドロドロ
 *寒い時期はムリw

ということで、想定通りの結果となりました。

そして、よく分かったのは、泥除けが重要ということ。

特に後輪に泥除けがないと、巻き上げた泥水が背中に当たってからパンツとサドルをドロドロにしていく。逆に前後に泥除けがちゃんとあれば、この短パン雨具でもかなり耐えられそうな感じ。

昔、ランドナーでツーリングしてた時、雨降ったらポンチョ被って走ってた。あれはあれで、風の抵抗はひどかったけど、蒸れないし、足の動きは妨げないし、濡れないし、結構良かったんだよね。

まその、ドロヨケが大事ってことで。