このブログを検索

ラベル ロングライド の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ロングライド の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023年12月7日木曜日

BRM1202銚子400km

600kmブルベの翌週末、僕は400kmブルベにエントリーしていた。
そんなに短い期間では、十分に回復しないんじゃないか?それは確かに懸念点だった。特に僕は「還暦」が、コーナーの先にちらほら見えてくる年齢なので、回復に時間がかかる。

ただ、ブルベでは、開催時期の気象条件が厳ければ、それを反映したルート設定がされる。

今の時期は冬の季節風が強く吹くことが多い。寒波が来ることもあれば、冷たい雨にやられることもある。そんな自転車にとって厳しいシーズン。

そう、厳しいシーズンだからこそ、比較的…初めての長距離に挑戦しやすいルートが引かれている(個人の感想です)。

具体的に言うと「山に行かない」。

道路が凍ってたり、雪が降ったりしたら危ないからね。そうすると、今の時期はいわゆる「フラット」、獲得標高が少ないルートが引かれることになる。

登坂が極端に遅い僕にとって、フラットなルートは完走の可能性が高まる。そんなわけで、「自分にとって未知な400km、600kmではあるものの、ワンチャン…イケるかも?」な2本をエントリーしておいたのだ。

天候条件次第、そう、季節風が吹き荒れるとか、雨とかの予報が出たら DNS (Did not Start , 棄権)しよう、そんな目論見だった。

そして600km は弱い雨予報…けれど風向きは好条件だったので出走して完走した。

そして今回の400kmも…寒波来て気温は相当下がるけれど、風は弱く晴天の予報。ということなので、出走します…
出走時間待ち
折り返し地点の銚子で、海鮮エンジョイしてきてね!というのが今回のブルベのコンセプト。銚子でランチタイムになるように、出走時間が選べる。僕のスタートタイムは深夜、真っ暗闇…
あさー
なんで…好き好んで…こんな事してるんだろう?
そう思う遊びって割とスキ(変態)。
あさー
これぞ放射冷却…という朝。田んぼは真っ白に霜が降りている。
霜じゃん…
先週と同じく筑波山を見ながら南下して、霞ヶ浦に着く。
初めて見る霞ヶ浦
そう、今回走るのは、先週の600km のショートバージョン的なルート。飽きるかな?と思っていたけれど、絶妙にルートが被らないように引かれている。流石です。
想像よりデカイ
霞ヶ浦の近くを通ったことはあるのだけれど、その時は深夜だったのと、微妙に湖が見えないルートだった。この目で湖面を見るのは初めて。結構広くてビックリした、さすが日本で2番目に広い湖。

霞ヶ浦一周(カスイチ)、なかなか気持ちよさそう(風が吹かなければ)。来春の天気が良さそうな日に走ってみようかな。

霞ヶ浦から鹿島神宮の脇を掠めて南下し、銚子大橋を渡る。
先週来た銚子に再訪
海鮮…食い…たい…けど、走行スピードの遅い僕はランチタイムに間に合わなかったw
そして帰路の時間も…さほど余裕がないのでコンビニ飯で済ませてトンボ帰り。

グンマー在住の僕は、何度かここ銚子まで自転車で来たことがある。その時に使った利根川サイクリングロードを、今日は上流に向かって遡る。
利根川サイクリングロード左岸
土手の草もみじが、黄色く燃え上がる中先へ進む。
後方は利根大堰
今の時期の日は短い。日は翳り、気温は下がり、夜を迎える。
よるー
帰路がまた長い。
利根川から分かれて渡良瀬川の右岸を上流へ向かう。
渡良瀬遊水地を掠めつつ羽生のあたりではなんどかマイクロスリープに襲われる。

土手の上をフラフラ走って、国道に出たらコンビニ飛び込む。靴用カイロを買って貼り、服用カイロを貼り、カップヌードルで内側から体を温める。

刻一刻と気温は下がり、緩やかな登り基調なのにも関わらず身体は奥のほうから震えがやってくる。

今日も最後は…ホットコーヒーのカフェインと…本当に最後の最後はレッドブルで切り抜けてゴールへ。
やったよパトラッシュ

車に戻ったら、ガラスからボンネットから霜だらけだった。
車外温度計は…
マイナス2度! アヒャヒャヒャヒャヒャヒャ
これで200, 400, 600km が走れたので、来年の10月末までに300km 以上を走れば… SR…が見えてくる。

2023年11月27日月曜日

BRM1125東関東600km完走

今年ボクはブルベを始めた。

元々は右肩を怪我して、上半身に負荷がかかる遊びができなくなったからだ。
激しい運動はできない、じゃぁその、軽めの運動で、上半身に負荷がかからないのは?
ということで、初心者向けの200kmブルベ 走って完走した。

ブルベ走って、最初は色々違和感はあった。

ボクが自転車で走る理由は、自由だから。
時刻表もない、乗り継ぎもない、ガス欠もない。
自転車は構造がシンプルだから基本壊れないし、壊れても直せるし…そんなこんなが自由に繋がる
筑波山
それがブルベになると、ルートが決められて、制限時間が決められて、装備も決められて…なんか面倒臭いなぁ。

ただねぇ、ボクと自転車との付き合いは結構長い。今の住まいを起点にすると、周囲…100km圏内ってもう走ったところばかりなんで、新鮮な出会いってほとんどないのだ。

それが、ブルベで「ここ走ってみて!」って指定されたところを走ると、新しい発見がある。

「あぁ、普段走っていたルートの横、数100mにこんなルートがあったのかぁ」みたいに。

ま、たまには…初めて走るルートって楽しイィい!って走ってたら、初めてじゃなかったみたいなこともあるけどな…
Golden Balls
そう、ここは以前AJP那珂川で走った道だった。

今回参加したブルベは600km、宇都宮スタートしてまずは那須に向かう。那須は雪が降っていた。そこから南下して霞ヶ浦かすめて銚子出て、犬吠埼へ。ここら辺で大体300km
犬吠埼灯台
ここからさらに南下して、上総一ノ宮あたりが折り返しの380km 

ボクは600kmブルベは初めて、というか、ワンプッシュ最長は300km…
600kmは想像の埒外…

慎重派のボクは、初体験の時はいろいろ調べることにしている。調べてみたら、普通は400kmくらい走って大休止をとるらしい。走力のある人は400kmくらいで貯金が4時間くらいできる。スタートしてから400kmくらいのところでホテルを取っておいて、3時間くらい仮眠を取って、リフレッシュして残り200kmを走る。600kmだと辛いけど、400km+200km を走ると考えれば無理ないよね?そんな考えらしい。

でもさぁ、そもそも400kmで4時間の貯金ができるということは、残り200kmでさらに2時間の貯金が見込めるということ。だから、貯金4時間ならそれをそのまま仮眠に回せば良い。

ボクにはそんな走力はないので、仮眠は取れるとしてもせいぜい2時間。しかも600kmは初めてだし、そもそもその手前の400kmも未経験だから、どれくらい余裕があるのかまったく読めない。

そこで…ボクは自分の強みを活かしていきあたりばったり作戦で行くことにした。

上総一ノ宮あたりで、余裕をみて1〜2時間仮眠を取る。とる場所は野外、野宿。

春から秋のブルベならその辺でぶっ倒れて寝ればいいけど、今はもう冬。普通はこんな時期に野宿しようとは思わないだろうね。でも、ボクは冬山でそれなりの経験を積んでいる。厳冬期のBCスキー・スノーボードの場合、マイナス10度くらいでも普通に行動するし、吹きっさらしの雪中で数時間停滞することもある。

一ノ宮チェックポイントの少し手前で、貯金は3時間程度あった。そこで、キョロキョロしながら進んでいると、国道の脇に公衆トイレと公園を見つけた。

公園には東屋と、その下にお休み場所があった。畳2畳くらいの正方形の板張りスペース。

当日はほぼ真っ暗だったし、倒れ込むように休んだので写真を撮る余裕がなかった。
木製ベッド(イメージです)
ちょうど通勤途中に似たような場所があったので、写真を撮った。これでイメージできると思う。

下がコンクリートか鉄板だと底冷えがして寒いから、木の寝床はありがたい。
そこに寝っ転がって頭から足先までエマージェンシーシェルターを被る。
冬山かよ
そう、ボクが積雪期に山で使っているシェルターを今回は持参した。これを被れば、相当の低温や強風の環境下でも快適に休める。深夜のコンビニ休憩でも、これさえあれば快適に休めるしね。

ボトルケージにブッ刺してあったシェルターを広げて被って、ぶっ倒れて1時間仮眠。これで頭がスッキリしたので、再び走り始める。

一ノ宮のコンビニ折り返しで380km、ここから成田空港の脇を掠めて北上していくのだ。

出走時の情報では、「銚子あたりで小雨があるかも?」ということだった。今のところ雨は降っていない。

他の参加者が追い抜いていく。彼らによると、「このペースならギリ大丈夫かもしれないけど、成田あたりで雨が降るかも?」ということのようだ。

ペースの遅いボクは、案の定成田空港の手前あたりで雨雲に捕まった。
成田空港周辺の丘陵地帯は穏やかなアップダウンを繰り返す。そこを雨具着て走りたくはなかったけれど、やがて本降りになったのでやむを得ない。

成田線の安食駅で、数人の参加者が何か相談していた。ここでDNF(Did Not Finish 途中棄権)するのかな?そう思いながら先に進んだところで、前輪が何かを弾き、それがフレームと後輪に当たってどこかに飛んで行った。

あぁ、パンクしたなと思いつつ停車し、前輪を持ち上げて回してみたところ異常無し。
と、再び走り出すと違和感…パンクは後輪だった。
シーラントまみれ
ボクの本気ホイールはチューブレス運用。ちょっとしたパンクなら、シーラントで勝手に穴が塞がってくれる。でも今回は穴が大きめで、しかも雨でシーラントが固まる前に流れてしまうので塞がらない。

ここでDNFか…一瞬そう思ったけれど、ここで諦めるのはあまりにも惜しい。

それに、そもそもボクの荷物は他の参加者よりも多い。それは、ボクが求めているスタイルは「自立しているサイクリスト」だからなんだ。

今の貯金考えてみろよ、1時間や2時間かけて修理してもなんとかなるぜ
持ってる装備よく考えろよ、3箇所や4箇所のパンクならなんとかなるぜ

そうだよね。
頭の中で、パンクした場合の対策をもう一度考える。

1) パンクする > シーラントで塞がる
2) 塞がらない > チューブレスキット(プラグ挿入)
3) プラグでも塞がらないくらいでかい穴
  > タイヤ外して、内側にタイヤブート当てる
  > チューブ入れてクリンチャーとして復帰
4) さらにパンクする
 > チューブレス生きてるほうなら1)に戻る
 > 3で補修した側なら、バラして通常のチューブ補修キットでパンク修理
5) さらにパンクする
 >4)に戻る

うん…そうだね、5回くらい立て続けにパンクしない限り、タイヤに1センチ以上の穴が開かない限りは…無問題だよね。

ということで2)のプラグ挿入で復帰
プラグぐりぐり
プラグで修理、実際にやるのは初めてなんだけれど、ちゃんと直って感動。
はみ出た部分をナイフでカットして走り出し、数キロ走った後で空気を補充したらゴールまで無問題で走れたよ。
また日が暮れる

朝5時スタートして1日走り、夜通し走り、翌日1日走り、日が暮れてゴール。
制限時間40時間で1時間ちょっとの貯金を残してゴール。
ゴールしちゃった
なんというか、自分が600kmブルベ完走できるとは正直思っていなかった。
嬉しいというよりか、呆気に取られたというか…

でもまぁ、雨には降られたものも、コンディションは良かったと思う。ほぼフラットな今回のルート、北風が強く吹くとかなり難易度は上がるはず。今回は、初日は暴風だったけれど、そのほとんどは追い風基調だった。これは大きなボーナス。帰路の北上は、普通なら季節風の北風に逆らって走るけれど、今回は風速2〜3mくらいで、無視できるくらいの影響で済んだ。

自分で自分を褒めるとしたら、降雨は読みきれなかったものの、風向きと風速は予想通りだったこと。たとえ雨が降っても、たとえ気温1桁の低温だったとしても、その辺りは装備と登山の経験でなんとかなる。一番のリスク要因である季節風の影響が少ない、それがチャンスだと読み切れたことが成功の要因かな。

ただ、一本600km走れたから、自分の実力が600km走れるところにある、というわけではないということは当然のこと。それは自戒を込めて記録しておきたい。
手の平ダメージ
走行距離と行動時間が長すぎて、サイコンもガーミンもiPhoneのトラッカーも全部バグってるの笑える。
ログはこんな感じ
結局、ガーミン(eTrex32)が残していたログを取り出して合体させて、無事にログが取れました。そんな感じの 600km 完走…

2023年11月11日土曜日

RIDE31BRM1111田人200km完走

本格的に冬に突入する前に、できるだけ自転車で走っておきたいと考えた。

悪天候の場合はDNS (Did Not Start 出走見送り)すればイイか、そう考えてめぼしいブルベにエントリー。今日は栃木の団体が主催するブルベイベントに参加した。

那須近辺からスタートして、太平洋に出て戻ってくる200km。
先週のルートとはちょうど逆方向になる。
マリンタワー
先週の二関巡りは、コンディションも良かったせいか余力を持って走り切れた。今日のコースの獲得標高は、先週よりも200mほど低いし、多分大丈夫。

懸念点はいくつかあって、
1 ペース配分
行きは下り&追い風で楽ちん…帰りはずっと登り&向かい風
2 低温
今シーズンの最強寒波が来ている
3 レスト不足
三崎公園、いいところ
今回はいつにも増して写真が無い。

なぜなら、往路で貯金を60分しか作れなかったから…

往路は追い風のはずなんだけど、風が巻いていて気持ちよく走れるパートが思ったよりない。さらにまずいことに、昨晩は荒れたようで、道路に落ち葉やら枯れ枝やらが散乱・堆積しているのだ。スピード出せないじゃん…

コーナーで油分の多い落ち葉(松葉とかイチョウとか)踏むと、スリップの危険がある。落ち葉が堆積していたら、その下に枝とか石とか、舗装の繋ぎ目が隠れているかもしれない。そこに突っ込んだらパンクするし、最悪リムが壊れる。

そんなこんなで、安全運転で坂を下るのだから貯金なんてなかなか貯まらない。
証拠写真
もともとの目論見では、往路で2時間、できれば2.5時間程度の貯金を作る。ほんでもって、いわきとか小名浜あたりで海鮮丼とか食べたいと願っていた。

AJP楢葉とかで海沿い来てるのに、海鮮食べたことないんだもんなぁ、遅すぎて。

それが貯金60分…

これから向かい風&登坂なので、エネルギーは必要だが…海鮮…

すきやでチーズカレー牛大盛りになりました…
大盛りだバカヤロー

帰りはねぇ…

寒冷前線通過して、凍えるような寒さ。
ここはグンマーか?みたいな、強烈な向かい風。

なんでもない登坂なのに、風強すぎてウルトラローギアで時速8km でジリジリ前進する。
山陰の風裏に入ったらすかさず22km位まで上げて、トータルで帳尻を合わせる。

ゴール手前の白河とほぼ同じの標高300m位のところに、チェックポイントがある。そこは足切り時間が設定してあり、超えてしまったら…タイムオーバー
到着したところで、貯金は20分、足切り設定タイムまで20分…アブねぇ

そこから白河までも向かい風と低温に悩まされた。シューズカバーしててもつま先は痺れてくるし、モンベルの防風グローブしてても、指先は寒さでかじかむ。

斜度がなくなったのがせめてもの救い。貯金20分では、なにかあったらアウトなので、少しずつ貯金を積み上げる。

最後の最後、白河からスタート・ゴール地点まで戻るところが、追い風のボーナスタイムになっていた。

結局 12:40くらいで完走…制限時間13:30なので貯金50分…

毎回毎回、ハラハラドキドキなんでそれはそれで楽しいのだが…
もうちょっとゆとりのある、余裕のある走りをしたいものです、オトナなんだしネ

さ、また遠路はるばる運転して帰るとしましょうか。
おしまい

ログはこんな感じ

2023年11月4日土曜日

RIDE30BRM1104二関巡り200km

今回のブルベで驚いたこと。
完走した後、他の参加者と、どこから来たかという話になった。

いやーグンマーからの参加なんで、片道270kmもあるんです。 
これからまた帰るかって考えると、気持ち萎えますヨ…

そう、僕が言うと、相手は真剣な顔でこう言った。

自走ですかぁ、それは大変ですね

お前は何を言ってるんだ??

片道270kmを自転車で自走で来て、200km のブルベ走って、また自走で帰るって、この人的には普通にあり得る話しなんだ…?

いやいやいや、そりゃ当然車でくるだろ??

ブルベに出る人たちって…ブルベそのものよりも…会場までの往復自走のほうがはるかに距離長くても…オカシクないんだ。

いや、そう考える人がおかしいだろ???
オレは間違ってない、絶対に…

ボクだけはこんな変態さんにならないようにしよう、そう思いました。
受付完了!
ブルベの参加は3回目、ようやく流れがわかって慌てなくなってきた。
本日のスタート&ゴール
初めて来たけど、こんないい施設があるんですね。
お隣には宿泊もできる温泉施設があって、走った後入浴もできるとのこと。イイね
相変わらず荷物多め
11月にロングライドするなんて、寒すぎるんじゃ無いか?そう思いつつエントリーしたけれど、暖冬。今日も朝夕は冷えるけど、昼間は25度予想。

とりあえず夏のウェアに、レッグウォーマーとアームウォーマー、登山用のウィンドブレークベストを装備。昼間の暑さに備えてダブルボトル。

スタートして海岸線を走る。ここはAJ宇都宮のパーマネントコースと一部重なっていて、なんとなく地理感がある。
勿来の関
最初のフォトチェックは勿来の関。
勿来の関2
勿来の関から白河の関までは、登り基調。途中で700mくらいの峠を越える。
キンヒュン橋
自転車乗りにとっては、手すりが低すぎる気がする橋を越える。
白河関
フォトチェック2箇所目は白河関。AJP那珂川で一度通りかかったことがあるので、チェックの場所もすぐにわかった。ここの斜め向かいに、やたべさんという白河ラーメンの名店があると聞いていて、ちらっと覗いてみた。なんと、AJP那珂川走った時に偶然食べた店だったよ。

ログはこんな感じ

グロス時間10:45
帰路は下り基調と説明があったけれど、事前にチェックしたところ3箇所ほど小さな峠があるのはわかっていた。余力を残すために、今日も休憩は最低限で、白河ラーメンも我慢してゴール。

時間的には、ラーメン食べても良かったな…

明日も仕事なので、温泉入ってとっとと帰りましょうかネ

おしまい

2023年9月25日月曜日

Ride27 BRM924雲海を見に行こう300km 完走

今年からブルベという遊びを始めた。

ブルベデビューは今年の6月。無事に完走してメダルゲットして、なんとなくブルベっていいなぁと思った。

今回は2回目のブルベ…300km

えっ?ブルベ2回目でいきなり300kmって大丈夫なの?って思うかもしれない。

自身のワンプッシュの最長はTDL往復280km。これはアップダウンが無いので参考にはならないけど…他にも200~250kmくらいのライドは結構経験している。グンマーから銚子港(230km)、寺泊港(230km)とかね。完走したAJPの最長は240km。

そんなわけで、300kmの距離は、それなりに勝算がある…あるのだけれども、大きな不安要素が3つ

スタート地点まで200km超のドライブ 
深夜0時スタート
浄土平へのヒルクライム

少しでも睡眠時間を確保したかったので、前日は午後半休を取った。帰宅して準備してシャワーを浴びてすぐ出発。途中のSAで仮眠を取った。眠れはしなかったけれど、目を瞑ってリラックスするようにして、ウツラウツラはできたかな。

当日走り出したらもう一つの不安要素が降りてきた、それは気温の変化。
夜間走行12度…サムっ
夜間スタート時は寒いのだけれど、昼間はポカポカ陽気になる見込み。クロージング(ウェアね)の選定が難しい。

会津坂下あたりから、以前DNFしたAJPと同じルートを辿る。AJPのルートは、猪苗代湖のすぐ脇を通っているのに、猪苗代湖の姿は見られないという「焦らしプレイ」。
猪苗代湖が近い
AJPのルートから離れて、猪苗代湖につながっている湿原地帯に入る。
湿原
猪苗代湖
ついに会えたね猪苗代湖。
ほんでもって、会津坂下からここまで500m くらい登らされてるんですが。
スワン
チェックポイントのセブンイレブンで、改めてルートを確認する。

ふむふむ、ここの標高は500mで…
折り返し点の浄土平までは標高差は 1,000m…ちょいね…
ざっとここまでコツコツと積んだ貯金と合わせて計算すると、この標高差を3時間で走ればなんとかなる…

行けるかーーーー!!!💢

まぁ、帰りは降り基調なんで、借金1時間程度までなら取り返せるかも…てなわけで走り出す。
お、おう…笑
登りの斜度が結構エグい場所があって、観光客の皆さんの車が横を結構なスピードでパスしていく。
暑いけど風は寒い
気温は低いのだけれど、日差しは暑い。
DNFがチラついてくる
写真を撮るフリをしながら休む。

僕の今までの経験だけれど、ヒルクライムで「押し」と「頻繁な休憩」が入らなければ、ブルベの制限時間には間に合う。どんなにゆっくりであっても、僕のバイクの、フロント24t リア34tを信じて「漕ぎ続ければ」制限時間には間に合うはずだ。
写真を撮るフリして休む
とは言え、今のペースだと復路の借金が返せないくらい嵩みそう。
向かいの尾根の右端から上がってきた
ようやく…このヒルクライムの…最高地点にやってきた!
道路最高点1,622m…ん?

浄土平って1,500mくらいだったよね?
なんで着かないんだろう?浄土平?って思ってたら、こっから降るんかいーーー!!
えっ?往路ゴールここじゃないの?
そう、つまり、最高標高点を通り過ぎて「一度浄土平まで下って」、改めて「道路最高点まで登り返す」というルート。
証拠写真
借金1時間超…
浄土平観光無しに、写真撮って速攻で引き返す。
観光余地ナッシング
今度…車で来ようかなw
結局帰りも夜間走行
もう復路は休憩ミニマム
喜多方ラーメンとか、余裕無し
隙があればペダルを回す
上り坂(また、この会津から新潟までの、県境ヒルクライムがきつい)はひたすら我慢
下りはスピード出しすぎると危ないので、脚を休ませる

結局、最後の最後で、「スタートゴール地点」に戻るのに峠を越えるという…
あの…
コース設定した人…
サドですか?
この疲れ切った脚で最後の最後に峠を越えないと帰れないって…

あんた、鬼や

結局、なんとか45分の貯金を作ってゴール
ログはこんな感じ

しみじみ思うけど、もうちょっと減量しないとダメだな。
重力に逆らうヒルクライム、僕の体重をもう三キロ、できれば五キロ減らさないと、完走率をあげるのは難しそう。

疲れ切って、帰りの高速が危なかったのでPAで仮眠。

翌朝…
営業しているお店が全然なくて…

ついつい 山岡家にIn
翌朝食
ネギ味噌チャーシューメン…大盛り…美味しゅうございました

これやってるから、減量できないんだよなぁぁ