ボクにとって挑戦の、剣岳早月尾根と烏帽子岳ブナ立て尾根の日帰りが終わった。
で、もうちょっとほんわかした山行がしたいな、そう思った。
メモってある行きたいところリストをめくってみると、「富士見峠から尾瀬」というのがあった。
残雪期も含めて何度も歩いている尾瀬ヶ原、使ったことのない入山口から行くのもいいかな。
バカ高い駐車場代やタクシー代もかからないし。戸倉スキー場の中を通り抜けて富士見下駐車場に入る。
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| 立派なトイレあり |
ここから峠までは長い林道歩き。それを嫌ってか、大変な不人気の入山口。
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| ガラガラ |
林道は使われているようで、砂利も補充されてよく手入れされている。マウンテンバイクとか押して行けば、降りは楽をできるんじゃないかな。車両進入禁止の看板はあったけれど。
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| 熊が出そうな森 |
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| 霧雨 |
２時間くらい歩いて、樹林が薄くなって、富士見峠に出る。
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| 峠の分岐点 |
ここには山小屋があったそうだが、閉業して建物も取り壊されて、今は基礎しか残っていない。
立派なトイレはあるのだが、故障中。
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| 閉鎖されている |
朝霧は消え、晴れてきた。
木道を少し登ると池塘、その向こうに燧ヶ岳が見えてくる。
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| 逆さ燧 |
登山者は少ないようだが、木道はよく整備されている。滑り止めと、クランポンによる損傷避けのためか、ラバーメッシュが敷いてある。
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| 休憩ベンチ |
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| 降ると竜宮 |
尾瀬ヶ原に出る。
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| 自撮り |
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| 至仏と池塘 |
竜宮の地名の由来は知っていたけれど、メインの木道から少し離れているので、立ち寄ったことはなかった。
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| 竜宮の湧き水 |
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| 平ヶ岳方面 |
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| 睡蓮の季節に来てみたい |
至仏が近くなり、ボクの好きな斜面が見えてくる。
小至仏山の小さな頭、その手前が悪沢、カラ沢、ずいぶん滑っていないムジナ沢。
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| 至仏が近くなる |
パノラマとか撮ってみるw
カラ沢が見えてきた、この辺りが危ないのだ。
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| ここね、ここ |
山の鼻が近くなり、人が増え、山小屋が見えてくる。
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| 都会 |
至仏山を滑ると、いつも
ほろ酔い気分で登る山道を辿って鳩待峠に出る。山荘の目の前の、旧ロータリーでは工事が進んでいる。
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| 鳩待山荘 |
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| 大規模工事 |
ここから、入ったことのない小径を辿ってアヤメ平を通り富士見峠に戻る。
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| アヤメ平への木道 |
草むらの中の木道は、割とガタガタしている。歩く人も少ないのだろう。
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| 池塘 |
おだやかな起伏の峠を越えると、燧ヶ岳が見えてきて、アヤメ平に出る。
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| 池塘と燧 |
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| パノラマってみた |
アヤメ平は一時期オーバーユースによってハゲ山と化した、そんな説明パネルがあった。その後は木道を整備し、植生の回復に努めて今がある。
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| 湿地と燧 |
アヤメ平から富士見峠に降るとき、右手を見るといい斜面がある。ここ、アプローチは長いけれど、残雪期に来たら楽しそう。
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| オープンバーン |
例えば、鳩待峠からオヤマ沢を滑って鳩待峠に戻ると、時間が余り過ぎる…
鳩待峠からアヤメ平に出て、このオープンバーンを滑って、林道を降れば戸倉に出る。なんだか繋がりそうな気がしてきた…スノーボードだと辛そうだから、スキーかな？
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| 富士見峠アゲイン |
そんな感じで、穏やかな尾瀬を楽しんだ日。
