グラベルでガシガシヒルクライムしてたら、タイヤが寿命を迎えました。
右のClement から、 左の Chaoyang に交換 |
路面の状況が良ければいいんだけど、砂利とか石とかで流水痕とかあると、サイドウォールが擦れてしまう。結構頻繁に交換が必要になる、そんなタイヤに高い金額かけられないので、今回は価格優先。
まぁ、そうは言っても、譲れないポイントはいくつかある。
1 フォールダブル(ワイヤービードの重量級じゃないってことね)
2 35c
3 茶色サイドウォール
4 セミスリック
5 パンク防止帯が入っていること
今までのClement Strada を外して計量、437g 多分新品の時は 440gくらい? グラベルバイクを購入した時に着いてきた鉄下駄ホイールに、そのままついて来たヤツ。ワイヤービードなんだけど、一般市販モデルのStradaは、フォルダブルしかなかったような… つまり、完成車用のローコスト版ってやつでしょうか。
700 32c |
もう一ペアのホイールはカーボンリムの軽量版。そっちはオンロード中心&ヒルクライム用。で、こっちはオフロード中心に割り切るので、タイヤの溝もそれなりにしてみた。
スリックから、セミスリックに交換 |
Clement はスリックで、MTB乗ってる人からしたら、「こんなんでオフロード走れるの?」って思うかも。でも、林道のグラベルは、石の角が立ってる、ギザギザした砂利なので、空気圧を落とすと想像以上にグリップしてくれる。
じゃぁ、スリックでいいじゃんね?違うんだよね。スリックで怖いのは、舗装路。アスファルトに、苔がチロっと生えているところとか、笑えるくらいに滑る。それと、アスファルトの上に、サーーって砂が乗ってるところもやばい滑る。
ダウンヒルで気持ちよくコーナー抜けた先に、そんな路面が待ち構えていると背筋凍ります。
奥のはヒルクライム用のGravel King 700 32c をチューブレスで |
茶色のサイドウォールにこだわるのは、見た目でタイヤが薄く感じるから。真っ黒だと、黒いリムと一体化して、極太のタイヤに見える。不思議なことに、見た目が重いホイールは、漕ぐとさらに重く感じるんだ。
軽量化で一番効果があるのは、ホイールの買い替え。でも、そこまで踏み切れない場合は、超軽量チューブに交換するのもアリ。僕は Tubolite を使っている。
ウレタン製極薄チューブのTubolite |
結構トラブったってレポートもネットでは転がっている。でも、僕のは当たりなのかどうかわからないけど、二年間くらいノートラブル。
ビード噛みしないように注意 |
ウレタンチューブは、タイヤと張り付いたりは多分しない。でも、タイヤパウダーは使っている。仮組みしたあと、タイヤを掴んでよじると、中でチューブが動いて適切な位置に移動しているのを感じる。チューブがよじれず、ちゃんとした位置に入っているということがクリンチャータイヤの基本。その、組み付け精度の維持には、タイヤパウダーは必要だと僕は思う。
最初から嵌めてあったリムテープは、見るからに重そう。厚みがあるわりに、チューブの圧力に負けてニップルホールの跡が付いている。
で、これを外して、チューブレスリムテープを貼ることにした。フロントは空気圧低め&荷重弱めなので一周、バルブ周辺だけオーバーラップを20cm 程。リアは二周巻き、バルブ周辺のオーバーラップはフロントと同様。これでちょうど10g程度の軽量化になったんじゃないかなって思う。
数量を間違えて沢山買ってしまったリムテープ |
リムテープ貼った後の写真を撮ったのだけれど、このテープは半透明なので写らないw
まぁ、登りは…身体をもっと絞っていくことに…しようかね。