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2021年5月31日月曜日

Ride8 小中西山林道ヒルクライム&足尾ランチ

 奥様が車を買い換えたので、練習ってことで、一昨日は家族で仲良しドライブ。今日は1週間ぶりの運動日なので、ちょっと追い込むか。

自宅から自走だとどうしても大間々桐生あたりになる。記憶を辿って、今まで行ったことがないけど、良さそうなところを検討する。そうだ…渡良瀬渓谷鉄道の神戸あたりから、根利に抜けて、そこから沼田回って帰った時があった(注)。あの時、小中大滝の看板があったのだけれど、見に行かなかったな。そして、そのあたりに分岐があって、根利方面に行く道と、沢入に戻る道と別れていたことも思い出した。

そうか、よし、大滝見て峠超えて沢入降りて、水沼か大間々あたりでランチして帰ろっかな。

で、いつも通りのルートで花輪方面に向かって登る。小中川出合いから主要幹線道路を外れ、地味に急なヒルクライムがスタート。

馬頭観世音
普段僕らが目にする県境は、だいたいにおいて自然にできた地形を元にしている。例えば、分水嶺のこっちとあっち、みたいな上信越国境線。ところが、この渡良瀬川水系の場合は、川の途中に県境がある。足尾は、渡良瀬川の水系で、普通に考えたらグンマー國。ところが実際は栃木県。

不思議に思ってちょっと調べて見たら、足尾と日光の強いつながりとかがいろいろあるようで、なるほどと思った。そして、この足尾と赤城山の東面エリアが、今では想像もつかないくらいに活気がある町だったこともわかった。

公害の歴史もあるのだけれど、その反面、銅山によって生み出された富が地域を豊かにし、そこかしこに寺社を建立し、庚申塔や、馬頭観世音や、もろもろの石碑をそこここに祀る原動力になったのかもしれない。

小中川水系の林道は、地味に斜度がきつい

今日走ったところも、短い距離で標高を稼いでいく林道で、今は過疎化が進んでいる。だけれど、辺りの民家の佇まいとか、街道沿いの石碑の数と大きさは、ここが昔は賑わっていたところなのだということを教えてくれる。

大滝トンネル

車があまり通らないのが幸いだけれども、結構な距離の急坂にヤラレ始めたところで大滝トンネル。これを過ぎれば分岐まではすぐ。今日は分岐を大滝方面に進み、駐車場にバイクを止めて滝見物に行く。

すぐそのあたりに滝があるのかと思ったら、ちょっとした山道の登りがあり、小さなトンネルを抜けると「袈裟懸け橋」という吊り橋が見えた。

吊り橋というか、先が見えない急傾斜w

一応吊り橋なんだけれど、降り口は階段になっている。そして、途中から滑り止めの横板が打ち付けられた吊り橋という斬新な作り。

上部で足を滑らせると、手すりを超えて落ちるんでは??

大滝は、実際に見ると落差96mの迫力と清涼感。しかし写真に撮ると…という、滝あるある…

下の茂みのさらに下まで落ち込んでます

その後も地味に嫌な登りが続き、やっと傾斜が緩んだと思ったら尾根を巻く道になり、峠を越えて袈裟丸山登山口。このエリアの山って登ったことが無いんだ。今度集中して登ってみるのもいいかもしれないね。

袈裟丸山登山口

今日は寒気が降りてきているようで、標高1,000mより上は肌寒いくらい。とっとと降りて、幹線道路に戻り…まだ早いので足尾に向けて進む。

真夏はここで水に打たれている人がいる

足尾駅で写真を撮る。





そのままはずみで間藤駅に進み、まぁ、ここまで来たならせっかくだから終点までと、親水公園まで進む。
足尾銅山の迎賓館?的な遺構

わ鉄こと、わたらせ渓谷鐵道@間藤駅、男気の一両編成



で、まぁ、この辺りは以前にも来たことがあるのでさらっと回って…お昼時なので駄目元でちょっと調べて見てここにチェックイン、「川本」さん。

うなぎが名物らしいので、それでと思っていたのだけれど、大将のお勧めで鳥丼800円。大変に美味しゅうございました。ダイエット中でなければ、2杯はイケます。

うなぎのタレでふっくらと焼き上げたぷっくりお肉がゴロゴロ

トータルではこんな感じ。走行距離と獲得標高は今季イチになりました。
今シーズンは…意外と仕上がりがいいかもしれません。


お・し・ま・い

注 小中川林道から根利に抜けるルートですが、峠には袈裟丸山登山口があり、そこまでの道路は比較的良好です。しかし、峠から先は丸石中心のかなりワイルドな林道。ロードバイクは絶対無理。グラベルロードは微妙です。僕はチューブレスなので、ほぼ乗車で下れたけど、チューブドなら、リム打ちパンクしてるよねみたいなのが3回くらいありました。

2021年5月30日日曜日

BBQグルメ: BEER CHICKEN

僕が初めてBeer Chicken を作ったのはいつのことだったか…

確か、Weber の蓋つきBBQ グリルを買って、すぐだったから、2012年頃だろうか。

もともと丸鷄の蒸し焼きはダッチオーブンで作っていた。僕がダッチオーブンを買った90年代の半ば位には、ダッチオーブンを買う動機の75%くらいは、「丸鷄焼きを作るため」だった(僕調べ n=4)。

ただ、ダッチオーブン&炭火では、弱目の中火でじわじわと長く加熱するのが難しい。表面だけ火が通って、背骨の周りとか、モモの付け根とかには赤みが残って、生っぽかったりする。

で、満遍なく火を通すために、弱火で長時間じわじわと火を入れるのだが、そうすると、表面の皮にパリッと感が出ない。

Beer Chicken

で、僕はもうちょっと火加減にメリハリをつけたいと思って、蓋つきグリルを購入した。で、何度かやっているうちに上手に焼けるようにはなった。まず強火で表面を焼き、その後火が弱いところでじわじわと炙り、中心部まで火が通ったころに、また強火でちょっと蓋を開けて焼く。

で、どこかで誰かに、Beer Chicken のやり方を聞いて真似するようになった。

半分くらいビールが入った缶に、鳥を座らせる

で、ある時アメリカに出張に行き、Home Depot かどこかでWeber のコーナーを覗いたら、ビアチキン用のこの道具が売っていたので買ってきた。

表面こんがり、中心部はビールの湯気でしっとり

アメリカ人の、遊びに対する真剣さにはいつも感心する。こんな単純な、ステンレスを曲げて作った道具が、それなりの値段で売られている。そして、それをお金を出して買う人がいる。そんなところが、アメリカの豊かさなんではないだろうか。

ある日のスタッフト・チキン

一度に二羽焼く場合とかは、正式なやり方だとスペースが足りない。なので、横に置いたミニスキレットにビールを入れて蒸しながら焼いたりもする。

人数が多いので一度に二羽焼き上げた

ダッチオーブンで2品目を同時に作る

 また大勢で集まって、ワイワイいいながら、こんな遊びをしたいなと思う今日この頃。

コロナの馬鹿…

2021年5月28日金曜日

「廃人」は、梅雨の季語

あるハードコアBCスキーヤーがポツリと言った

スキーシーズンが終わると…
普通の人には春が来ますよね。
僕の場合は廃人期が来るんです。

一瞬「ハイジンキ」の漢字が思い浮かんでこなくて、黙っていると、彼は続けた。

時々、あ、これが春なのか?って年もありますけどネ
スキーを、片付けなくちゃって、ふと外を見るとすでに夏なんですよね。
シャ◯中の人が正気に戻るってこーゆー感じなのかな?って思いませんか?

いろいろと大丈夫か?という言葉を飲み込みながら、僕は尋ねた。

「廃棄物」の「廃」に「人」の「廃人」になる季節ってこと?

そーです そーです。
で、少しでも正気でいようって、いろいろ手を出すんですよね、自転車とかクライミングとか。でもですね、廃人期ってちょうど梅雨時と重なって、外遊びが難しいじゃないですか。だから、最近はカヤックとか、沢登とかに逃げてますね。濡れてもできる遊び。

梅雨時になると、あーそろそろ、彼の廃人期が始まる頃だなぁと思う。

僕は彼とは違って、段階的に、シ◯ブを抜き白い粉の魔力から離れて行きつつ、夏を迎える。シーパスとか、リフト券ホルダーとか、無料の駐車許可証とかを車から降ろす。

パウダー4のシーズン券特典の駐車許可証

ボードをワクシングし、ウェアを洗って良く乾燥させ、傷んだ小物は補修するか断捨離し、来シーズンに備えて保管する。

ポイントは、心のどこかで自分に言い聞かせながら、片付けをすること。

俺のシーズンはまだ終わってない
締めは富士山だ
なんならマチガ沢をハイクすれば、近場でも6月末ごろまでは滑れる

そう、あくまでも、まだスノーシーズンは続いているのだと、自分に言い聞かせながら片付けをする。ブーツとボードのワンセット、そしてBCの春用ウェア一式は最後の最後まで片付けない。そうやって、まだ冬は終わってないのだと、気を緩めないようにしながら、自転車の準備を並行で進める。

冬の間は、ローラー台でエアロバイクとして使っているグラベルロードバイクをメンテナンスするのだ。ローラー台用のホイールは普通のクリンチャータイヤなのだが、メインの軽量ホイールはチューブレス。シーラントを補充し、エア漏れをチェクする。

交換するものと関連するケミカルなどは出しておく

ディレーラーのプーリーがすり減って入れば交換する。今回はブッシングプーリーから、純正外のローラーベアリングプーリーを試してみる。

上が純正のブッシングタイプ、下が社外品

チェーンも伸びてきているので、チェーンチェッカーで確認して早めに交換する。新品は余裕を持った長さになっているので、適正な長さに合わせてリンクをカットする。

新旧のチェーンを並べて固定する

手前側の旧チェーンに合わせて新品チェーンの長さを揃える

スプロケットを外し、ついでにフリーボディを外す。ラチェットの当たり面を確認し、清掃し、専用の柔らかいグリスを付け、ベアリングにはオイルを補給して組み直す。 

金属同士が擦れる部分特有の汚れ

昔の機材に比べると、清掃や調整は格段にやりやすくなっている。オイルやグリス、ディグリーザーや洗剤、ウェスやペーパータオル、ニトリル手袋など、メンテナンス用品も進歩を感じる。

消耗品を十分に用意しておくことで、作業が快適になる

というか、僕にとって、バイクメンテナンスって…廃人予防キャンペーン活動…だよね。

晴れてれば、サイクリングか登山に出かける。

整備が済んで、手入れが行き届いた自転車はに乗るのは楽しい。ちょっとした下り坂で、チーーーーーーーっと、小気味良いラチェット音だけを残して、バイクは速度を増し、思う通りにコーナーをクリアして行く。

そして、明らかに冬とは違う日差しを感じ、体全体で空気を押し分けて進んで行くと、「この季節も…これはこれでいいよね」みたいな気持ちがやってくる。

そうやってBCスキー&スノーボーダーは、震える手と、虚ろな目と、力が抜けた膝を、整えながら次の季節へと歩いていく。

面倒臭いな、俺たちってw

2021年5月26日水曜日

名は体を表す

MSRというブランドを知っていますか?

Mountain Safety Research という会社の略称がそのまま商品のブランドになっているのです。山岳安全研究所…すごいな…でもまぁ、自負心に満ちた名前だし、耐久性とか信頼性とかでは、やっぱり他のブランドとは、一線を画している気がする。

僕の歴代スノーシュー・MSR

ただし、米国ブランドにありがちな、うっかりさんとか、詰めが甘い部分もある。特に新製品は油断ならない。僕が買った Dragonfly(マルチフューエルストーブ)の初期モデルも、フューエルポンプのバルブが設計ミスでリコールになった。

リコール内容: 「使っているうちに、バルブシールが緩んで、ガソリンが漏れて発火します」… 怖過ぎるだろ!!!

鍋の左横にある赤と青のがフューエルポンプ

詰めが甘い部分に関しては、なんというか確信犯的な?
彼らが本質とは関係ない考えるところのクォリティは…適当。

このドラゴンフライストーブなんて、燃焼音がものすごい煩いのだ。

シュゴォォォォオオオオオオオオォオォォォォーーーー!!!!

とてもじゃないけど、夜とか早朝の、他の人が休んでいるところでは使えないくらい煩い。MSRの中の人に言わせると、「いや、俺らのストーブ、基本人がいないようなところで使うもんだから…(鼻ホジ)」くらい言いそう(想像です)。

使い込んだブラックライトクックセット

上の写真で写っている鍋はBlacklite という製品。名前の由来は、この黒い表面加工なんだけど、これが剥がれてくる。洗ったり、擦ったり、ぶつけて傷がついてとかではなく、剥がれてくるんだ。ほんでもって、「こびりつかない」という売りの割には、こびり付く。で、MSRのカスタマーサービスの見解は、「山で使うもんだから、そんなモンだろ?健康に害があるわけじゃないから、心配すんな(意訳)」だそうだ。

登山関係では、Mountain Hardwear というブランドもある。 
(注1)MHWの中の人から、人伝に指摘いただきました

抹茶カラーのMHWジャケット

名前の通り、ハードウェアに強くて、バックパックとかテントとか、マニアックで高機能な製品が多い。ソフトグッズにも色々とユニークな製品を出していて、不思議と性能の割には値段もお安めで、僕のBC用、積雪期&マジな時用のハードシェルジャケットもこれ。

ハードシェルジャケットにはピットジップという機能が、脇の下についている。行動中暑い時には開け、冷えたら閉めるみたいに使う。ほとんどのブランドのピットジップは、左右一本ずつ、でかいのがついている。

このMHWジャケットは、ピットジップが上下2箇所に分かれていて個別に開け閉めができるのだ。ちょい暑い時は腕のほうだけ、うんと暑い時はボディの方も開けるみたいに、微調整ができる。そして、上下2箇所で分かれていることで、風が強い時に開けても、ワサワサしない。そんな、こだわりを感じさせるブランドがMHW。

自転車のブランドにも面白いのがある。

FSA という、自転車のコンポーネントブランド(パーツメーカーですね)。

なんの略か? それは!  Full Speed Ahead ……
「全速力で前に!!!」 いや…マジで? それ? www

ちゃんと前を見て走ろうね…

自転車のホイールメーカーでは、Lightweight というのもあるな。
「俺ら、チョッ軽よ?!」そのまんまやんけ!
ライトウェイトはマジ軽量らしくて、ホイールが前後で100万円くらいするらしい…

おまえら…ネーミングセンス…中学生か!www

まぁ、その、業界関係なしで考えて、名前と実態がシンクロしてて、一番好きなのは…
車メーカーのダイハツかなぁ。

「大阪発動機」が由来なんだってね。

浪花でエンジンつくってまっせ!
わてら浪花のエンジン屋ですねん、勉強しまっせ!

なんとなく、商売のやり方も、地に足がついてるような気がしませんか?

おしまい

注1 MHWの中の人から、人伝に指摘いただきました
「hardwareは正しい英語なんですが、ブランド名は造語でhardwearにしてます。
創業当時、American Hardwearというアウトドアとは関係ないアパレルブランドがあり、商標を買い取ったと聞いています。」 意外と関係する人に見られてるんね。すんませんでした、本文も修正済みです。Quiksilver も考えてみたら造語だよね。Quicksilver だとありきたりだから "c" を抜いてみました、とかね。

改めて宣言しよう、このブログの内容はすべてフィクションです。実在のブランド等とは関係ありません!w

2021年5月25日火曜日

お山のグルメ: もぐもぐタイム

山を登るとお腹が空く。

お山のもぐもぐタイムは、二つの方向性に進んでいるように感じる。一方では、ライト&ファスト的に、パワージェルとかでエネルギー補給を済ませて、基本的には休憩をほとんど取らずに進む。

もう一方では、中高齢ハイカーのグループなどだが、山頂のランチタイムを楽しみにしている人たちがいる。コロナの影響を考えて、もう1年くらい僕は山らしい山をやっていない。だから、今も「山頂ランチおばさんやおじさん」がいるのかは良くわからない、ケド。

みんなで楽しそうにお喋りしながら、おにぎりとか、卵焼きとか、タッパーに入れた果物とかを、回してシェアして食べたり。見ていてとても微笑ましいので、あの文化は廃れることが無いといいな。そんなふうに僕は思う。

僕自身は、BC以外では一人で登山することがほとんどなので、どちらかと言えば前者に近い。ダイエット目的もあるのだけれど、最低限の行動食を口にしながら、エネルギー切れちょい前を維持して登る(注1)。

ただ、たま〜に、ランチ優先の山行もしないわけではない。
あーなんだか、お米の弁当食べたいなーとか思った時とか。

普段は糖質控えてるんだ…ラーメンはたまに食べるけど www

鳥めし弁当@谷川岳

ちょっと大きめの鉄道駅に行って、駅弁を買って持っていく。グンマーエリアで僕のオススメは、高崎駅の鳥めし弁当。形が方形でパッキングしやすいし、味が濃いめで運動中の塩分補給にぴったり。

中身はこんな感じ

お肉や、鶏肉のハンバーグをつまみに、ノンアルコールビールで乾杯とかもいい(注2)。まぁ、他の駅弁でもいいのだけれど、だるま弁当とかだと丸まっちいので、パッキングがちょっとあれ。そして、釜飯弁当とかもいいんだけど、あれは容器が重い。トレーニング目的なら…ありかもネ。

最近は、お一人さまキャンプとかの流れで、カップラーメン派の人も多いみたいだ。僕はカップラーメンを食べるときは、山岳用の保温能力の高いテルモス(魔法瓶)に熱湯を入れていく。

山ラー@吾妻山

バーナーとガスボンベ、それにコッヘルももちろん持参しているのだけれど、それらは万が一のバックアップ用なので、基本的には手を付けないことにしている。

会津磐梯山を吾妻山から見る

そして、ルートとか、行程によっては、缶ビールで乾杯することもある。

山のご飯は美味しい。そして、山の一杯もまた、美味しい。

久しぶりに、山に登ってみようかな。

おしまい


注1 行動食でお気に入りなのは甘納豆。ミックス味みたいなのを選ぶと、大きいのや小さいのがいろいろ入っていて、見た目で楽しい。日持ちもするし、真冬でも凍らないし、お湯で戻すとちょっとお汁粉みたいになって、そこにお餅入れたりするとご馳走になる。

注2 駅弁は、ある程度保存が効くようにはできているはず。だけど、油断は禁物。僕は駅弁はザックの一番上に、中身が偏らないように水平にパッキングする。そして、その上に、凍らせたノンアルビールとかを置いて登る。

2021年5月24日月曜日

Ride7 桐生を走って、気がついたら佐野でラーメン食べてた

今日もどこに行こうかと迷いながら出発。一瞬だけ、榛名山か赤城山にヒルクライム?と思ったけど…結局また桐生方面に向かって走る。

今まで、桐生を走ったと言っても、実際はほぼ大間々。今日はマジ桐生の、古い街並みが残ってるところを選んで走る。

お酒屋さん


趣のある建物とか、写真を撮っていると前に進めなくなりそうw

桐生八幡宮

で、桐生川を遡って梅田湖まで上がる。この間はこのまま桐生川を遡って、三境峠を超えて草木ダムに下りた。で、その時に、サイクリストを結構見たのだけれど、ダムより上流では自転車乗りはほぼ皆無だった。で、自宅に帰ってマップを見たら、湖を横断して峠を越えると栃木県に出られる。

みんなそっちから来たり、そっち行ったりしてたのか〜

ヨシ!


今日も満水

てなわけで今日は梅田湖を渡って峠に向かって登る。斜度はわりと控えめで、のんびりと高度を稼いで行ける。

この街道にも庚申塔がそこかしこに

仏像は不動明王様が多いような気が…

ちょっと横道に入ったところにある

で、標高400mくらいで、ふと前を見たら峠に着いていた…低っ!w

なんか物足りないと思って、横を見たら林道があるので走ってみる。

これくらいなら乗車して登れるようになった

日光や桐生、尾瀬周辺は鹿の食害が酷いみたいで、植林地帯はこんな感じ。

林道はすぐに行き止まりになったので、峠まで戻って坂を下る。

お地蔵さん

本日のびっくり風景

建物の風情にくらべて看板が傷んでないのが不思議

田園風景をのんびりと下る…はずが、結構向かい風が強い。

足利に向かおうか、渡良瀬川サイクリングロードで桐生まで戻ろうか、迷ったのだけど、せっかく栃木県の佐野に来たのだから…佐野ラーメンを探して Rambling する。なんかやけに横に広い駐車場に車がミッチリ停まっていて、「中古車販売店」みたいな雰囲気の店があって、看板を見たら佐野ラーメンのお店だった! すかさずイン

やまや分店 さん

手作り餃子、食べるよね

チャーシューメン食べるよね

普段スープは健康のために残すのだけれど、なんか…このスープはすいすい入ってくるね。

今日は汗もかいたので、ついついスープ飲み干してしまいましたw

麺は柔らかめで、薄くて幅があって、ヒラヒラって口の中に飛び込んでくる、佐野ラーメン的なヤツ…佐野ラーメンだからね…

ラーメンの麺は、腰が全てだ! そんな風に、思っていた時もありました。が、こんな優しいフワツル麺もしみじみ美味しいと思うようになったのは、多様性を受け入れるようになったということかも。小麦の味も豊かに感じて、繁盛店なのがよくわかります。ごちそうさまでした。

さすがにお腹いっぱいになったので、グンマー國の中南米?タウンがあるあたりをかすめながら利根川に出る。道中は、面白い店、レストランがあって、看板には英語ではない言葉でいろいろ書いてある。

平日の利根川サイクリングロードは貸切状態なので、心拍数140+αを保って巡航トレーニング…
スピードはさほどでないのは、僕が弱いせいではなく、グラベルロードの太いタイヤと重い車体のせいに違いない。

竜宮城の言い伝えがある小さな神社

ちょっと寄り道をして、こんな感じで終了しました。



 そういえば、今シーズン、平均時速20キロ超えた日ってまだ無いかもwww

遅っ! まぁ、自転車散歩だからいいかw

おしまい