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2025年2月18日火曜日

2025年2月前半のBCとか

1月は小雪に暖気流入で酷かった…

2月に入ってようやく寒波がやる気出してきた。

New板出動
Bataleon Whatever を初めて履いてみた。ゲレンデとか普段使い用に、適正サイズの151cmが欲しかった。でも型落ちの特価品で、154しかなかったのでそれを買った。やっぱり心持ち長めではあるけれど…しなやかでトーションも穏やかで大変に乗りやすい。

3BTの効果で、荒れてる雪面やコブ斜面の操作がとてもやりやすい。

調子に乗って滑っていたら、結構な積雪だった。
1日でこんな感じ
適当に雪かきして脱出したら、車高が低い軽バンのせいでフロントアンダーカバーが破損した。チーン

長い間活躍してくれたゴーグルをついに処分した。
サヨナラ…
まだ使えるっちゃ使えるんだけど、ストラップが凍るとカピカピになるのと、ダブルレンズの内側がかすかに曇るようになってきた。これだとシビアな環境下でどハマりするので、捨てる。

Yukiyamaのキャンペーンで、グローブが当たった。
肉球ミトン…ゲレンデ用にちょうどいいので嬉しい。
信頼のONYONE
1月に激減りした積雪も割と戻ってきている。

膝下パウダー

白樺
いきなり声かけられて振り向いたら、ヨーイチがいた。
対して滑ってないはずなのに、相変わらずバカっ早で追いつけない…なんで?

アルプで軽く一杯

積雪が増えて、BCのコンディションが良くなったのでユーヤと入る。
サイコーっしょ!
ユーヤはニューボードを投入。僕はメインのバインを買い換え。
バイン買いました、Atlas

山へ!

あそこ滑りたいなぁ〜

とりあえずいつもの場所へ
今回の2周目は、新エリアへドロップ。
ハイク最低限で、高巻きとか、沢のスタックとかの心配なく、するっと降りられそうな地形を見つけたのだ。想定通りなら、BC初心者の人も入れるんじゃ無いか?そんなわけで偵察を兼ねて。

エントリー
ドロップしてすぐは、斜度のあるタイトツリー。薄いけれど良い雪が残っている。

沢のボトムに降りたら、想定よりも狭い。積雪量が足りず、流心が埋まり切っていない。側壁に逃げたいのだけれど、傾斜が立っていて、雑木も多いのでトラバースで巻けないところがある。

一月に、雪が溶けてしまったのが痛い。なんどか板を外し、沢に開いた穴を避けてハイクダウンする。
ラッセル下山…
滝の高巻きはなかったけれど、美味しく滑れる距離が少なすぎるのと、障害物の処理が面倒くさい。初心者向きでも無いということで、もう入ることはないだろう。

ニューステッカー
新しいステッカーを作った。

ニューヘルメット
やばい逆エッジを一回やったのて、いい加減くたびれてきたヘルメットを買い換えた。
そんな感じで、雪が増えるのを心待ちにしつつ滑った2月前半。

2024年4月26日金曜日

ついにこの日が…至仏山BC

そう、、、雪不足にやきもきしていたが、ついに、ついにこの日がやってきた

至仏山バックカントリースノーボード!

別にフォントを変える必要も無いのだけれど、コーフンしすぎているから仕方がない。
しかも、バディはあのユーヤパイセン…
準備準備ー❤️
特に待ち合わせ時刻の打ち合わせもせず、戸倉の駐車場で集合した。シャトル便が動く1時間以上前についちゃって、「あぁー早すぎたなぁ、流石に…」と思いながら前方を見たらパイセンがいた。

どれだけウキウキしてるんすか?子供?
いつもの樹林帯の登り
シャトルではと町峠に上がってハイクスタート。シーズン最初なので息が上がる。
というか、いつものことだけれどパイセンのペースが早い。
曇り空
こんな時には、写真を撮るからと言って止まってもらう。
ここの地形面白いっすねー
田代手前のパイプ状地形でいつもの会話。
小至仏へのトラバース
視界が悪く、雪面も緩まないのでとりあえず山頂へと向かう。
アリャリャ、全然雪ないっすねー
小雪シーズン
山頂標識がどこまで露出しているかで、そのシーズンの積雪量がわかるのだけれど…完全露出…
滑るよー
GW明けまで雪が持つかわからないね…そんな話をしつつ準備をしドロップ
まだ固い斜面
ワル沢をダイレクトに落としていく。固くしまったザラメの上にさらっと新雪が乗っている。まだ妖怪はあらわれていない。
ガスが晴れてきた
川上川のスノーブリッジなんて絶対に残ってるわけないし、晴れてきたので登り返しに入る。
もう一本行くよ〜
も、もう、らめーーー
夏道へのトラバースは、ハイマツが出ていて使えない。なので雪が繋がっているところまでガッツリ登り返す。まぁ…そのほうが…2本目の滑走距離を稼げるから…いいっちゃいいんだけどね…
尾瀬ヶ原!
昨年だったか一昨年だったか、開通すぐに入ったら小屋がまだ営業していなくて、ビールが飲めなかった。今回はその反省を踏まえて、以下略…
カラ沢見上げながらハイクバック
スノーブリッジなんて影も形もない。ザーザー流れる川上川眺めながら鳩待峠まで戻る。
木道も出ている
鳩待峠…
開通した翌日時点でこれだけ雪がないのも珍しい
雪壁無し
今日は、スノーシューをやめて二人ともクランポンで登った。荷物が軽くなったせいか、えらく早く下山しちゃって…芳味亭に間に合いそう…そういったらパイセンの目が光った
久しぶりにin
経営が変わって小綺麗になって、人を誘いやすくなったけど、なんとなーく味が変わった気がする。美味しいんだけどね。

もう1回くらい至仏山行ければ、今シーズンに悔い無し! ←  フラグ

2022年12月19日月曜日

ニコイチ補修 MSRスノーシュー

怪我をして遊びに行けないので、壊れているモノをぼちぼち直すかシリーズ…
20-21シーズンの終盤に、ユーヤのMSRスノーシューがぶっ壊れた。

その時の記録はこちら

で、ユーヤがAtlasの新型スノーシューに買い替えた時に、壊れたスノーシューを引き取っておいたのだ。
ハーネス(バインディング崩壊)
MSRの布デッキ(ハイパロン?とリップストップの高強度メッシュのラミネート)の、このタイプが登場した時は、随分と話題になった。

**注: 以下で行っている作業は、MSRならびに輸入代理店が認めているものではありません。修理やメンテナンスは、正式に修理作業を行うことを認められた専門家に依頼して行いましょう。**

MSRのスノーシューは、布デッキもプラデッキも、ハーネスの接続部分の幅が一緒。モデルや年式によって、デッキが回転しすぎないように止める爪の形とかは微妙に違うけれども、流用は可能。
ハーネスだけを交換
クレビスピン(取り付けピン)などのパーツも、基本的に同じもの。メーカーに尋ねたわけではないけれども、フィールドで万が一破損した場合のことを考えての配慮だと思う。パーティで予備パーツを持っておけば、流用できるわけだからね。



すっぽんピンセット
こうした細かい作業で役に立つのは、すっぽんピンセット。逆作動ピンセットとも呼ばれる。ピンセットから手を離すと、普通のやつだと持ってる物が離れちゃう。こいつは逆に、ピンセットを握って対象物を挟んだところで手を離すと固定される。

上の写真にある、リングが抜け止めになるわけだけれど、一度つけ外しするとリングが微妙に変形する。そうなると、ふとした拍子に脱落することも、「稀」ではあるものの起こりうる。

実際、自分もそれを経験しています。BCに入る時は、必ず予備のクレビスピンと、割ピンを持参すること(重要)。
ドナーとなったEVOスノーシュー
EVOスノーシューからハーネスを外してドナーとする。このEVOはヒールエレベーターがついていないので、その分「ちょっとだけ軽い」そして、使い方がシンプル。その代わり登坂がちょっと苦手。

BC初級者が同行する時とか、万が一のバックアップ用にと思って買ったやつなのだ。
ハーネスの分解
加水分解が進んだハーネスは、もうどうしようもない。リベットの頭をドリルで飛ばして外す。メタル部分だけは、何かで流用できるかもしれないので、ジャンクボックスに保管。
ブラインドリベットでなんかやってみようかなぁ
多分だけど、スノーボードバインディングつけてあげたら、ラチェットで締められるし便利なんじゃないかなぁ、重くなるけどネ

2022年4月25日月曜日

DAY38BC13尾瀬至仏山 シーズンエンド

僕は、人が休んでいる時に働き、人が働いている時に休む、そうした生業をしている。つまり、GWをフルに休むということはできない。

そんな僕にとって問題になるのは、至仏山のBC。というのは、あそこは雪が多すぎると道路が開かないので入れず、ルート上の雪が少ないと、植生保護のために立ち入り禁止になる。

で、雪が多過ぎず、少な過ぎない時期、入山許可の期間ほとんど全てはGWとかぶっている。

僕にとって至仏山BCは、GWという狭いwindowの中の限られた僕の休日に、登山に適した天候が重なるのを祈る、そんなイベントなのだ。まぁ、当然、行けそうな日は全部抑える。そして、天気がダメそうなら、その日は諦めて…そうだなぁ、4~5日抑えておいて、2~3日入れれば上等、自然を相手にする遊びというのはそんなもんだよね。

モロちゃん、たかやん、シンヤー、僕の4人パーティ
前回から中1日あけて、今日は足前が揃った4人パーティ。モロちゃんたかやんは、グンマー國のクライミングジムで繋がった、リアル山屋。シンヤーは、雪山宴会部のスノーボード番長。
あのー ハイクのスピードが早いんですが…
この日も快晴で、風は西風。山頂周辺を除きルート上は風裏になるので、みんなすかさず半袖になってハイクスタート。
俺が晴れ男だからね、いや、僕です、私ですが何か?
オヤマ沢田代には、エアーボードが残置してあった。いや、これ山で見るの初めてだけど、確かにオープンバーンならヒップソリよりも楽しそうだよね。
Mベル関係者疑惑?
いつもの場所で、いつものタカヤンの写真を撮る。いつもの尾瀬ヶ原といつもの燧ケ岳。
サイコーっすね
尾瀬ヶ原の積雪は、昨年よりはある。
そして、山頂は昨年よりもはるかに少ない。やっぱり、なんだか今シーズンは変。
ベタな記念写真
今日も山頂は人でいっぱい。ただ、ここの場所はマナーがいい人ばかりなので、不快な気持ちになることは今まで一度もない。

前の人に声をかけて、撮影をし、今度は後ろの人にカメラを預けて撮影をしてもらう。
そんな、素敵なフローが出来上がっていく。
シンヤーが撮影するの図
至仏山の残雪期って、経験を積んだ一般登山者であれば無理なく登れる(しかし初心者・初級者はいない)。そして、山スキーの歴史が長いので、ここに仲間を連れてくるリーダーはみんな…経験が豊富な人たちなんだろうね。それがこの山の独特な雰囲気を作っているように思う。

ムジナ沢の下降点を偵察しに、少し降りてみた。おおっぴらに滑走痕が残ると「滑れるのか?」と思われて、真似する人が出てしまうので、人目につかないように、斜面の一番端をゆっくりと落とす。
例年だとギリギリ繋がっている稜線も雪線が切れている
はい、完全に諦めつきましたーーーー
野原だよw
濃い緑がハイマツ地帯
滑れる時は、ハイマツ帯の向こう端に、2本雪線が繋がって、そこを下れる。今シーズンはそこも完全に切れている。
登り返し

偵察終わったので、規制線の上部まで登り返して、待っていてくれる仲間の元へ。改めて、ワル沢の源頭から、スキーヤーズレフトへ回り込みながらドロップ。

テレマーカーのモロちゃん
タカヤン 後方左手は燧ケ岳
大斜面のオープンバーンがここの醍醐味
オレンジって映えるね シンヤーのバックサイドターン
タカヤン 後方奥に平ヶ岳
半袖でスノーボードは危ないのでヤメましょう
山の鼻に降りて、鳩待峠へのハイクバックは猛暑。
僕は、シェルを脱ぎ捨てて、スパッツにショートパンツが一体化してるフィットネスウエア。
タカヤンはコンバーチブルパンツの裾無し、要するに短パン。
モロちゃんは、スパッツもっこりマンで、鳩待峠へと登る。
今日も良く…遊びました
 1シーズン、最低でも2回は来たい至仏山BC、今日で2回これたから、ボード納めとしましょうか。みんな、本当に今シーズンもありがとう、遊んでくれてありがとう。