一昨日ユーヤとムジナ沢に入ってえらい目にあったw サスガのユーヤも、100kmマラソン走った後でのBC連チャン二日目。それなりに消耗してるだろうと思ったボクがバカでした。むしろ普段よりペース早いw
そして今回も…ムジナ沢。
もともと、タカやんとモロちゃんとスケジュール合う日がこの日だけだった。そして、「せっかくだからムジナ滑りたいよね」って、行き先は決まってた。
楽しかったね!これでシーズンアウト?
……来週のムジナ沢、私も一緒に滑ります!!
えっ?そーゆー形で参加表明?
人見知りキャラ設定はどこいった??
いいけどサ、オモロいしwwwwwww
ヨッちゃんはBC歴はそんなに長く無いし、兄弟舎的には新人さん。だけど、体力十分、某山岳団体所属、確実な滑走技術があるのでムジナ沢も無問題(注: 難易度の説明は末尾に)。
某山岳団体で一緒だった奴が、BCやりたいらしいんです…
山力は?冬山含めて登山や生活技術は問題ありません。体力あります。スキーヤーで、滑りは中級ですが、だいたいどんなところでも滑れます。タカやんと同じ団体だったんなら、そのあたりは大丈夫か…イイよ!
今日は薄曇り。写真的にはパッとしないけど、ハイクアップや滑走には曇りのほうがいい。
この辺りからトミーの足取りがちょっと遅くなる、足が攣り始めているそうだ。
もしかしてと思ったら、ドリンクは真水だって。ミネラル(ナトリウム・マグネシウム)が不足すると攣りやすくなる。いつも常備している塩ジェルを渡して、ポカリスエットで飲んでもらったら落ち着いた。
傷口や目の異物を洗ったりするのに、真水は持っておいたほうがいい。ただ、飲料用はミネラル入ってるドリンクがいいよね。
山頂台地に到着 |
北風が吹いている日、至仏山のハイクはずっと風裏になるので割と暖かい。それが山頂台地に上がると吹きっ晒しになるので、一気に冷えてくる。トミーは何も言わなくてもさっとジャケット出して着た。ちゃんとした団体でトレーニングしてきた人は、こーゆーところがちゃんとしているので安心できるね。
山頂! |
ムジナ沢へのドロップは雪が切れていた。ちょっと迂回して、大斜面に入る。
タカやん |
ヨッちゃん |
来る前はちょっとビビってたヨッちゃん、「実際に来てみたら大したことないじゃん」と言っていた ウソ
攻めるトミー |
満開の笑顔 |
笑ってる |
ハイパーテレマーカー |
ニヤニヤが止まらない |
これこれ、これがやりたかった! |
いつもながら滑りはあっという間。尾瀬ヶ原に飛び出して、雪原を歩いて帰路へ。
集合〜 |
あっw |
滑った斜面を後ろに歩く |
クラック |
ボードのお散歩 |
山の鼻では、小屋の売上に協力。
ボクらの前身は「雪山宴会部」。文字通り、雪山で雪洞掘って飲んで食う団体なんだけど、お酒の無理強いはしない。むしろ下戸とかお酒弱い人も多い。飲みたい人は無理なく楽しめばいいし、飲めない人はそれでいい。
![]() |
乾杯! |
のんびりとハイクバックして鳩待峠へ。
峠〜 |
途中、木の上に熊がいたりしたけど、大きなトラブルも無く…
もう捨てなさい… |
戸倉に戻って、そば陣で遅いランチ。こちらは通し営業なんで助かるよ。
とんかつセット |
そんな感じで、今シーズンのスノーボードは無事に終了。
今日は、ムジナ初めての4人が楽しそうでよかった。
そして、ヨッちゃんもトミーも本当に楽しそうで、見ているコッチの方が嬉しくなる。
トミーのSNSを後で覗いたら、「夢にまでみたバックカントリーに行けた」って書いてあるんだぜ。もう可愛いったらありゃしねぇよな。
自分が滑るのはもちろん楽しい。でもね、開拓したルートを案内したり、楽しそうな舎員の写真を撮ったり、そんなことのほうがもっと楽しいような気がしてきている。そんな気持ちにさせてくれる、舎員のみなさんに感謝。ありがとう
注: 至仏山東面の難易度
鳩待峠から至仏山に向かって、一番手前がオヤマ沢。その先順番に、ワル沢、カラ沢(グライドクラック・シュルンドあり)、夏道登山道、最後がムジナ沢。
滑走の難易度的には、カラ沢以外は大した違いは無い。雪が十分にあれば、ムジナ沢が一番シンプルで滑りやすい。トータルの難易度低いのはオヤマ沢かワル沢。鳩待峠までの登り返しが短いので、トラブル、体力不足、軽い怪我(捻挫や打撲、靴擦れなど)でも少し頑張れば帰れるのは大きい。