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2024年11月24日日曜日

AJP楢葉240km 完走

11月から始まったAJPシーズン、残りのエントリーは4本。楢葉、猪苗代、裏磐梯…そして他の団体主催の1本。

裏磐梯は難易度高いのでDNF覚悟。他の3本を完走すればSPR…ん?
違う…裏磐梯DNFだと届かない…25キロ足りないじゃんか!

と に か く

取れる完走を確実に取っていくことが重要。
ということで、今回は楢葉出走。

本当は、猪苗代湖までヒルクライムが入る猪苗代を先にやっておきたかった。山間部が入ると寒いし、凍結の恐れも出てくるから。楢葉は海まわりで標高上げないから、もう少し後でも走れないことはない。

しかし、天気予報が「寒波来るで」「山は雨かみぞれ降るで」「強い北風が吹きまくるで」。

はい…問答無用で楢葉です。
磐城石川駅
今日も暗いうちにスタート。磐城石川駅あたりで明るくなるが、曇天で寒い。
楢葉走るのは二回目。なんとなくコースは覚えている。ヒルクライムして坂を下るとリカちゃんキャッスル。

リカちゃんキャッスル〜
キャッスルの裏手から回り込むコース取りになっているので、バックヤードとか、もろもろを先に見てから正面に出る。

なんか、プリンセスの寝起きの顔を見てから…着飾った姿を見るような感じで…盛り上がらない

そこからわりとしっかり坂を登らされて、海はまだか!ってボヤキが出て、坂を下ると海。
ここまで下り基調ではあるんだけれど、あんまり貯金が無い。
太平洋〜
茨城の海沿いなんて、九十九里浜みたいな感じで、スーパーたいらなんでしょう?
そう、浅はかな考えをする人もいるでしょう、何を隠そうボクもです。

でも道はなんども海岸線を離れて、小刻みにアップダウンを繰り返す。
国道の殺伐とした雰囲気を避けるためだろうか、コースは時として旧道に入り、車も人も少ないがちょっとアレな道を進む。

隧道〜
幸い海岸線で強い追い風を受けて、少しずつ貯金が増えた。
道はまた太平洋に出て、モニュメントの前で写真を取り、コンビニで補給をしたら残り1/3が始まる。

また太平洋〜
残り…1/3は…登り基調…
激しいヒルクライムはないけれど、しっかりした登り基調…
しかも…来るとき追い風だったので…帰りはずっと向かい風。

2/3が追い風
ええ、写真なんか撮ってる場合じゃありませんでした。
向かい風が激しい時は軽いギアでクルクルクルとゆっくり進み、風くんが油断した瞬間にスルって速度上げて、風くんにバレて風で引っ叩かれて、の繰り返し。

一つ助かったのは、直前でフロントアウターリングを交換しておいたこと。
ボクのグラベルロードバイク、ドライブトレインはMTBの9速を組んである。
フロントはちょっとイレギュラーだけど 38-26 にしていた。

ただ、フロントの端数差は10Tが標準で、これだと繋がりが悪い。
高速側と低速側のレンジを広く取りたいと思って、こうしていたのだけれど、結局高速側もそこまでいらないことが判明し…弱っ アウターをサイズダウンして 36-26に変更。

アウターリング交換
一度クランクを抜くので、BBも合わせて交換する。
クランクシャフトを入れるときに、BBのベアリングをほんのわずか押し広げて収まるので、基本的には再利用はできないと、どこかで読んだ気がする。
MTBのパーツは丈夫です
クランクを回しても回転の濁りは無いし、どろんこで遊びまわる前提のMTBパーツはブルベにも向いていると思う。重いけどね…

BBも合わせて交換

アウターが小さくなったおかげで、向かい風の登りでも心が折れずに頑張れました。

完走! 累計825km! 残り375km!

2024年11月5日火曜日

AJP只見280km 完走

AJP那珂川を無事完走して、翌日は只見を走る。
車中泊でロードバイクの隣に寝て、ふとみるとボトルケージが破断していた。

どうりで走行中に、シャカシャカ小さな異音がすると思った。
あっ…
これはフレーム下に付けているボトルケージで、ツール缶が差してある。ツール缶はわりと重量があるし、ケージを引き広げる形で負荷がかかるので、金属疲労で破断が出やすい場所ではある。

季節的にドリンクボトルをダブルにする必要は無いので、破断したケージは取り去ってしまう。残るフレーム内の2つのケージ、ダウンチューブ側にドリンクボトル、シートチューブ側にツール缶をセットした。

暑くなるまえに忘れずに増設しようっと
羽鳥湖高原道の駅
今日のルートは距離が長く、最初にエグい上りがある。
最初のチェックポイントを過ぎてから、ピークまでは絶対に押しが入る急坂。

んでもって、坂をピューっと降ってからもう一度峠を超える…鬼や鬼

いつも制限時間ギリギリのボク、今日はさらにギリギリになることを覚悟。なので写真少なめ。

このルートは実は昨年もチャレンジして、DNFぶっこいた。
チェックポイントのセブンイレブンをすっ飛ばして、只見に抜ける峠の手前で気がついてDNF。

赤べこ
只見に抜けて、川に沿って下り…くだ、くだらないね、なんだこれ?
ダム下まではそれなりに下りだけれど、そっから先は川の流れがすごくゆったり。傾斜がほとんどなく、河岸の起伏にそってアップダウンの繋がる道が続く。

ようやく写真ポイントの赤べこくん。

会いたかったよ
会津に出て、ここからまた猪苗代湖までヒルクライム…

がんばりなさいよ
途中で、いつも通りかかる会津ラーメンの店の前に出た。
今日も…食べる時間はないし、ランチタイム過ぎてるし、

あれれ?おかしいぞー?

今度こそは、ここに食べに来たい、そんな思いで通り過ぎました。

無事完走、昨日の那珂川と合わせて累計走行距離 400km SPR1,200kmまで残り800km!

2024年9月3日火曜日

チューブレスタイヤのパンク修理

ボクはブルベ・ロングライド用のホイールセットには、チューブレスタイヤを使っている。

チューブレスタイヤは乗り心地がいいから、長時間サドルに跨り続けるブルベに向いている。パンクも、穴が小さなモノなら勝手に直る。いつも制限時間ギリギリ、パンク修理で一発失格がのボクには好都合。

ただ、前々回の600kmブルベで、パンクの穴が塞がらないトラブルにあった。
この日は、雨でシーラントが流されてしまうため、パンクの穴が塞がらなかったのだ。

その時どのように修理してブルベに復帰したのか、パンクしたタイヤはどうしたのか、そんなことを書いてみよう。

まず、ボクが常時携帯している「チューブレス用パンク修理キット」はこちら。ブランドはレザインで、リーマーにプラグといわれるゴム製の補修剤をはめ、穴にブッ刺して使う。「リーマーが太すぎてロードバイクには不適、本来MTB用」とか言われることもあるみたいだけどね。

修理キットとミニナイフ
当日、リアタイヤから異音が聞こえ、停止したらこんな感じ。
シーラント飛び散り…

修理方法はいろんなところで紹介されているので省略。修理後はこんな感じになる。

飛び出たプラグ

MTBなら、このまま走り出せばいいだろうけど、ロードはそーゆーわけにいかない。はみ出た部分はミニナイフか、付属のハサミで切る。走行中に余分な部分は削れるので、2~3mm残しておいても無問題。修理後一度エアを追加で補充したけど、無事に完走した。

200km走行後

エア抜けの問題もないし、このまま使ってもいいかなとは思ったのだけれど、とりあえず外して裏側を確認。

タイヤ内側のプラグ


写真の通り、がっちり接着されているので外れる心配はなさそう。

表面
交換用のタイヤは買ってあるので、パンクしたタイヤは修理して普段履き用にする。
なかなか剥がれない
プラグを内側から外そうとするが、強力に接着されていて剥がれない。ペンチで回転させるようにしたら剥がれるというかちぎれてとれた。
穴のあと
元々の穴はもう少し小さかったのだけれど、プラグを挿入するときにリーマーで押し広げられて広がった。穴そのものは、プラグのゴムと一体化して塞がっている。

チューブ用のパンク修理キットの、大きめパッチで直してみよう。
チューブ用パンク修理キット
穴の周囲を養生する。

マスキングテープ
やすりで表面を荒らして、ラバーセメントを薄く塗って、乾いたらパッチをあてる。
ローラーでグリグリ

パッチがせっちゃくされたら、マスキングを外す。
しっかり着いた!
普段履きのホイールセットは、クリンチャー運用。タイヤの補修跡がチューブに張り付かないように、タイヤパウダーをしっかりはたいて組み付け完了。まだもう少し使えそうです。

2024年6月11日火曜日

エッジングパワーの6要素 グラトリ・初心者のセッティング

エッジングパワーを決定づける、6つの要素について前回説明をした。

6要素をどのように組み合わせて活用したらいいのか?そんな話をしてみよう。

僕はグラトリはしないというかできない、ジブもしない。

そんな僕がジブ・グラトリについて語るのはおこがましいのだけれど、「エッジが不意にひっかからないようなセッティング」だと理解してください。

エッジがひっかかると困るのは、初心者スノーボーダーも同様。友達に、「スノーボードを始めたい!」と相談されたら、このセットアップの話を思い出して欲しい。

レーダーチャートの上から、時計回りに説明してみよう。

ボードは標準よりちょっと太めが良いよね。。エッジの効き方がマイルドになるし、トリックの時に安定感が出るはず。

フレックス柔らかめのボードを選ぶことで、細かい操作がしやすくなる。カッチカチのボードはやめようね。

センタリングは標準でいい。「標準」とは、ワンフットで安定して真っ直ぐ滑れる位置。バインがトウ側かヒール側にずれていると、真っ直ぐ滑れない。ここで注意しなければいけないのは「見た目のセンター」ではないということ。それぞれの骨格とか、筋肉のつき方で重心位置は変わってくる。だから、見た目が踵よりとか、つま先よりに「見える」位置であったとしても、あなたがワンフットで真っ直ぐ滑れるのならそれが正解。


ハイバックは立たせ気味でいい。「立たせ気味」というのは、ブーツの前傾角度とほとんど同じくらいの角度ということ。ブーツを履かないで、そのままバインに嵌めてみよう。この時に、ブーツのふくらはぎ部分とハイバックが、上から下まで密着している状態。

実際にブーツを履いて、バインをセットしてみよう。リラックスしてちょっと膝を曲げた状態が、あなたにとって「自然な体勢」で、長時間滑っても疲れにくい姿勢。この時、ブーツの後ろは、ハイバックから微かに離れるはず。この隙間が、車のハンドルでいう「あそび」(不感ゾーン)にあたる。立ち気味にセットしたハイバックは、バックサイドターンのエッジングをマイルドにしてくれる。

ハンドルがクィックすぎる車は疲れる。逆にあそびが大きぎると、キビキビした感覚に欠ける。滑ってみて、ちょっとあそびが大きすぎるかな?そう思ったらハイバックを1ノッチずつ前傾させていくのだ。

ブーツの硬さはもちろん柔らかめがイイ。フロントサイド、バックサイド、両方のターンでエッジの効き具合が異なるとリズムが取りにくい。ハイバックのところで説明したように、バックサイドターンのエッジングがマイルドなセッティングになっているので、フロントサイドのエッジングもマイルドにしたい。そのバランスを取るために、柔らかめのブーツを選ぶのだ。そう、硬いブーツは、トウエッジの踏み込みがパワフルになる。

で、レーダーチャートを見てみよう。赤いノーマルセッティングに比較して、緑線で囲まれている面積がずいぶん小さいのが分かるよね?

このセッティングだと、エッジングパワーが小さい。ずらしやすいし、逆エッジのリスクが減るということ。

…でも…このセッティングだと…必要な時にエッジを効かせることすらできないということ?

そう、そのデメリットの一部を相殺するために、横向きのスタンスアングルを取るのだ。

前6度、後ろ-6度位のアングルを試してみてほしい。スイッチで滑りやすいのは、スピンなどのトリックを練習するのにいいだろう。初心者・初級者が、自分のやりたい滑りを探すのにもいい。

そんでもって、隠れたメリットは、「立たせたい時にはエッジがしっかり立つ」のが横向きセッティング。なんとなくしっくりこないようなら、前足を9度か12度にしてみるのもいいと思う。

特にちょい太めのボード(ノーズが太いパウボードも同様)で、前足のアングルが21度を超えてくると、エッジの踏み込みが効きにくくなる。

まぁその、全体的にルーズなのだけれど、スタンスが横向きなことでバランスが取れているのがこのセッティングということでした。

2024年6月1日土曜日

エッジングパワーの6要素

スノーボードの面白いところは、ボードとバインディングのセッティングを変えられるところ。

セッティングの自由度が高いのは、スノーボーディングの楽しみでもある。だけれど、自由な反面…セッティングの何が正しいのか訳がわからなくなって、迷路にハマることも出てくる。

そんな人のために、セッティングで重要な要素を整理してみよう、そんなシリーズを始めます。

楽に「カービング・ターン」をしたい人、「圧雪でパウダーボードに乗れない」人、そして「ワンフットが苦手」な人たちです。全てに共通するのは、エッジをうまく使えない人たちです。

エッジングパワーを左右するのは6つの要素があります(下図参照)。


レーダーチャートの上から時計回りに、

  1. ボードが細い方が
  2. ボードが硬い(フレックスとトーション)ほうが
  3. バインディングが踵寄りセットのほうが
  4. ハイバックが前傾しているほうが
  5. ブーツが硬いほうが
  6. フロントのアングルが横向きのほうが

エッジングパワーが強くなります。(3と5については、いずれ詳しく説明します)

サンプルとして、ノーマルボード、パウボード、カービング(アルペン)ボードのレーダーチャートを入れてあります。6角形の面積が大きいほうが、エッジングパワーが大きくなります。

ほとんどのパウボード、ノーズがノーマルボードよりも太い。だから、特に前足のエッジが効きにくくなります。パウダーだと面で滑るので気が付きにくいけれど、圧雪バーンだと上手く滑れなかったり、疲れやすかったりするのはこのせいです。ノーマルボードと同じバインとブーツで、パウボードに乗るとエッジがうまく効かないのはこのチャートで見ればわかります。

カービングボードは、締まったバーンで強いエッジングを可能にするために、細く、硬く(というより張りが強い)セットアップになります。細いボードはドラグしやすくなるので、アングルは前振り、センタリングも踵に寄せられません。硬くて反応の早いバインを使い、ハイバックの前傾は強く、それとバランスを取るためにブーツも硬くなります。

現在の滑りで何が不満で、どう改善したいのか考えて、この6要素をどう変化させるかが上達の早道だと、ボクは思います。

え?そんなボクはさぞかし早く上達したんでしょうね?ですって?

嫌だなぁ…さんざ迷って遠回りして、もっと早く知っていれば良かったなぁ、そんな話をしようということですよwww

まぁ…こーゆーシリーズってトラフィック全然上がらないのですが、一人でも参考になる人がいればいいなぁ、ということで… つづく

2024年5月27日月曜日

2024年5月のまとめ 自転車乗ったり美味しいもの食べたりメンテナンスしたり

BCスノーボードが終わり、本格的に登山と自転車のシーズンが始まる5月…
こんなことしてました、というまとめ。

ペダルの動きがすこーし鈍くなってきたので、オーバーホール。
アシスタント付き
XTRのSPDペダル、スペアパーツなどもきちんと手に入るし、悪天候に強い。
XTR!なのに割とお安い値段
ベアリングは小径のバラ玉なので紛失注意。
ピンセット大事
作業の合間に焼肉したりする。
豚ナンコツ
八ッ場ダム目指してサイクリングしたり、
普段履きホイール
吾妻峡
八ッ場ダム湖はきれいな青色
四万ブルー?

吸い込まれそう

堰堤上から放水を見る
八ッ場ダム、実は来たことなかったのだ。周辺道路は、自転車でも押し歩きなら入れるみたい。
堰堤上

ダム湖
ぐるりと見て回って、さらに上流を目指す。
丸岩
ただ帰るのはもったいないので、暮坂峠に登る。
暮坂峠は良い峠
さーっと降って、沢渡温泉のお蕎麦屋さんにイン
とろろそば
大変に美味しゅうございました。
岩櫃山
そんな感じの日帰りサイクリングしたり、またある日は赤城山のプチヒルクライム。
分水堰
昔は農業用水を求めた争いがあったそうな。流れてくる水をいったん堰き止めつつ、決められた配分で分水するための堰。
赤城神社
赤城山の山頂まではいかず、中腹の神社で引き返す。
タレカツ丼
以前から気になっていた店にイン
肉厚
秩父あたりのワラジカツとは違い、漢らしく肉厚なトンカツ。
精肉店の副業らしい
大変においしかったです、食べきれずに袋をもらって持ち帰りました。
鶴舞屋の台湾まぜそば
そんなこんなしながら、脚を鍛えていく
ヒラメ筋どーん!
久しぶりにボルダリング行ったら、全然上れなくなっていた。
体重が…
そんな感じで体重増えたせいか、ロングライドすると手が痺れる。

振動吸収ステム
んなわけでポチりました。
次回のブルベは結構大事なので、新機材の投入は避けたいから…その後に装着かな