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2023年3月18日土曜日

Day4 岩鞍時間券終了…

岩鞍の12時間券が3時間残ったので、消費するために出動。

18日は土曜日しかも、世間様的には飛石連休。
本来なら激混みの週末なんだけど、天気予報は雨〜みぞれ。

南関東は朝からガッツリ雨、こんな日に滑りにいく人はそんなにいないだろうと予測して出発。
最下部はコース1/3が地雷原
案の定人少ない…ゴンドラはそれでも悪天候に強いので、お客さんいたけれど、10時回る頃に帰る人が出てきて待ち時間無し。

昨夜の雨はかろうじてみぞれだったようで、ガリガリのぼこぼこの上に3cmくらい、しっとりしたクリーミーな…練乳が溜まっている。

で、その練乳(粘度高め)が、ネチョネチョに揉まれて溜まり、ガリガリ君とマダラ模様になっているゲレンデ。しかも下部には妖怪板掴みが現れた。
使い切りました
ミルキーウェイはちょっと斜度が足りない感じで、むしろ女子国のほうが滑りやすい(個人の感想です)。で、ゴンドラ上がって右左交互に降る、修業走。
第2Pへの連絡路にも雪無し
最後に西山ゲレンデ覗きに行ったけど、そちらも気温が上がってみぞれが降っている。一番奥のコースに行ったら、リフト乗り場まで最後の300mで失速して、スケーティングでたどり着く。

やれやれとリフトに乗ったら、対向して降ってくるリフトスタッフの人がこちらに何か叫んでいる。

コース外滑走はやめてねー!
今度やったらリフト乗れなくなるよー!

一瞬、えっ?やばい!
なんで見つかったんだろう
……ん?? いや、俺、コース外滑ってないし今日は

ええっ!僕じゃないすよ!笑

叫び返したら、苦笑いしながら、

そうかーすまん、赤いジャケットのボーダーだから間違えたかぁ〜

だってさ。

西山のペアリフトで上がっていくと、リフト下を滑走した跡が2本。

あぁ、これか…ここを滑れば、そりゃぁ怒られるよね。

コース外滑走は止めましょう!
滑走ログ
見てわかる通り、ちゃんとコースの中に止まって滑っております。

西山トップに上がって、ちょうど時間券の終わりが近かったので、ゴンドラボトムまで滑って終了。

ゴンドラ9本+西山
終わってみれば、「疲れないように滑る」練習ができたし、土曜日なのにゴンドラ待ち時間ゼロだし、コースにも人が全然居ないし、ということで割と楽しんでいる自分がいた。

今シーズン、岩鞍に来るのはこれが最後でいいかな。

2023年3月6日月曜日

Season Started!!! スノーボード復活祭 DAY1-3

遅ればせながら報告です。
2月下旬に受けました、6ヶ月診断(右肩の手術から半年経過後にMRIやるかんね)の結果、最低負荷の筋力トレーニング・自転車・スノーボードの許可が出ました!

長かった…

診断の最後に先生が、僕の目をまっすぐ見ながらこうおっしゃいました。

転ぶの禁止ね
後ろ手着くのやばいからね
再断裂したらもう治せないからね

「ボクはスノーボード上手なんで転ばないですよ」「歳も歳なんでパークとかやりませんよ」「ストリート?とんでもないですよ!」そう言っていたボクですから…

はいっ!

良いお返事で済ませてシーズンスタート。

2月27日(月)Day1 尾瀬岩鞍

前夜にWebで10時間券を購入。Webで買うと2時間分がサービスで追加されて、12時間券になる。
えっ?まだ2月だよね????
雪…少なっ!
なんかもう4月
今シーズンは寒い冬になるはずだったのに、結局もう終了が近そう。
谷川岳にも黒い部分が
上州武尊山のBCも厳しそうです
記録はこんな感じでした。

3月4日(土)Day2 尾瀬岩鞍

兄弟舎のY溝さんと、楽しい仲間たちが集合するということ。何本か一緒に滑りましょうということで出動。

第2Pに入ったら、隣の車から満面の笑みでカズくんが登場、ストーカーかよ。

いやーしばらく前から後ろに着いてて、もしかしたらって思ったらやっぱり!

こーゆーところが愛されキャラの理由なんだよね、カズくん。
Y溝さんたちと合流する前に、とりあえずカズくんとゴンドラを回す。今日、カズくんはJSBAのバッジテストを受けるんだそうです。

子供にボードを教えるのに、イントラ資格を取りたいんですよね。

今日の午前中に2級取って、午後か明日1級取って、来週あたりにテックテスト受けるという…やるんね
検定バーンを下見にリフトへ
今日のコンディションは…ボコボコに荒れたバーンに大粒のジャガイモが散乱。これはかなり苦戦するんじゃ無いかなぁ。
晴れたり曇ったり
その後Y溝さんたちと合流し、コブ斜面以外を一緒に流して終了。
記録
ログはこんな感じ
滑走記録はアプリで管理しているんだけれど、昨シーズンから続いているログはこんな感じ。

昨シーズンのラストは38日目で、これはBC12日目…おかしい人でしたね。

シーズン2日目にしては厳しいコンディションだったけれど、前夜にエッジ研いでおいたおかげでなんとか乗り切れた。
サイドエッジを研ぎ直し

3月6日(月)Day3 尾瀬岩鞍

尾瀬岩鞍の主(ヌシ)A宮さんが、臨時で休みが取れたということで出動。とはいえ、20歳も年齢が違うので、同じペースで1日滑るのはムリ。そもそも、ボクちんはリハビリ&足慣らしだしね。

そんなわけで、2時間だけ滑るってことで稽古つけてもらいました。
今日もガリガリくん
もうコンディションどーのこーのより練習と割り切る。

湿雪がさらりと積もった日、朝はまぁ良かったけれど、すぐに妖怪板掴みが現れ始める。怪我したくないので、2時間消費したところで早上がり。
初訪問
坂を下ったところにあるお店に入ってみる。ここってスピード出た状態で前を通るので、いつも通り過ぎちゃうんだよね。
天ぷらそば
そばも普通に美味いし、天ぷらが期待以上に美味しかった。
ログはこんな感じ
時間券2時間でも、うまく回すとゴンドラ6回乗れる。滑走距離も20km、足慣らしのトレーニングにはちょうど良い感じです。

2022年4月25日月曜日

DAY38BC13尾瀬至仏山 シーズンエンド

僕は、人が休んでいる時に働き、人が働いている時に休む、そうした生業をしている。つまり、GWをフルに休むということはできない。

そんな僕にとって問題になるのは、至仏山のBC。というのは、あそこは雪が多すぎると道路が開かないので入れず、ルート上の雪が少ないと、植生保護のために立ち入り禁止になる。

で、雪が多過ぎず、少な過ぎない時期、入山許可の期間ほとんど全てはGWとかぶっている。

僕にとって至仏山BCは、GWという狭いwindowの中の限られた僕の休日に、登山に適した天候が重なるのを祈る、そんなイベントなのだ。まぁ、当然、行けそうな日は全部抑える。そして、天気がダメそうなら、その日は諦めて…そうだなぁ、4~5日抑えておいて、2~3日入れれば上等、自然を相手にする遊びというのはそんなもんだよね。

モロちゃん、たかやん、シンヤー、僕の4人パーティ
前回から中1日あけて、今日は足前が揃った4人パーティ。モロちゃんたかやんは、グンマー國のクライミングジムで繋がった、リアル山屋。シンヤーは、雪山宴会部のスノーボード番長。
あのー ハイクのスピードが早いんですが…
この日も快晴で、風は西風。山頂周辺を除きルート上は風裏になるので、みんなすかさず半袖になってハイクスタート。
俺が晴れ男だからね、いや、僕です、私ですが何か?
オヤマ沢田代には、エアーボードが残置してあった。いや、これ山で見るの初めてだけど、確かにオープンバーンならヒップソリよりも楽しそうだよね。
Mベル関係者疑惑?
いつもの場所で、いつものタカヤンの写真を撮る。いつもの尾瀬ヶ原といつもの燧ケ岳。
サイコーっすね
尾瀬ヶ原の積雪は、昨年よりはある。
そして、山頂は昨年よりもはるかに少ない。やっぱり、なんだか今シーズンは変。
ベタな記念写真
今日も山頂は人でいっぱい。ただ、ここの場所はマナーがいい人ばかりなので、不快な気持ちになることは今まで一度もない。

前の人に声をかけて、撮影をし、今度は後ろの人にカメラを預けて撮影をしてもらう。
そんな、素敵なフローが出来上がっていく。
シンヤーが撮影するの図
至仏山の残雪期って、経験を積んだ一般登山者であれば無理なく登れる(しかし初心者・初級者はいない)。そして、山スキーの歴史が長いので、ここに仲間を連れてくるリーダーはみんな…経験が豊富な人たちなんだろうね。それがこの山の独特な雰囲気を作っているように思う。

ムジナ沢の下降点を偵察しに、少し降りてみた。おおっぴらに滑走痕が残ると「滑れるのか?」と思われて、真似する人が出てしまうので、人目につかないように、斜面の一番端をゆっくりと落とす。
例年だとギリギリ繋がっている稜線も雪線が切れている
はい、完全に諦めつきましたーーーー
野原だよw
濃い緑がハイマツ地帯
滑れる時は、ハイマツ帯の向こう端に、2本雪線が繋がって、そこを下れる。今シーズンはそこも完全に切れている。
登り返し

偵察終わったので、規制線の上部まで登り返して、待っていてくれる仲間の元へ。改めて、ワル沢の源頭から、スキーヤーズレフトへ回り込みながらドロップ。

テレマーカーのモロちゃん
タカヤン 後方左手は燧ケ岳
大斜面のオープンバーンがここの醍醐味
オレンジって映えるね シンヤーのバックサイドターン
タカヤン 後方奥に平ヶ岳
半袖でスノーボードは危ないのでヤメましょう
山の鼻に降りて、鳩待峠へのハイクバックは猛暑。
僕は、シェルを脱ぎ捨てて、スパッツにショートパンツが一体化してるフィットネスウエア。
タカヤンはコンバーチブルパンツの裾無し、要するに短パン。
モロちゃんは、スパッツもっこりマンで、鳩待峠へと登る。
今日も良く…遊びました
 1シーズン、最低でも2回は来たい至仏山BC、今日で2回これたから、ボード納めとしましょうか。みんな、本当に今シーズンもありがとう、遊んでくれてありがとう。

2022年4月23日土曜日

DAY37BC12尾瀬至仏山

僕のシーズンのハイライトは、残雪期の至仏山

いや、それはもう、ハイシーズンのパウダー DAY は至福。そして、パックバーンのカービングも大好き。

リフトでチマチマ標高稼ぐよりも、ゴンドラでガーーーーンと上がって、ノンストップでボトムまで滑り降りるのが好き。

なのに、僕のハイライトは、残雪期の至仏山。
ゴンドラどころかリフトすらなく、自分の脚で標高を稼ぎ、滑って、山の鼻に降りたら鳩待峠までハイクバックが待っている。そんな、ヒャッホーイ系とはちょっと違う至仏山。
ユーヤ、Y溝さん、僕のボード3兄弟

今日は、僕にとってシーズン初の至仏山。直前まで、僕とY溝さんの2人パーティだったのだけれど、ユーヤが調整できて3人パーティになった。これは心強いし嬉しい。

還ってきた感

ハイクしていくと、なんだか積雪の様子が普段とは違う。

今シーズンは降雪に恵まれて、雪不足とは皆無だった。だから、至仏山もきっと残雪豊富なんだろうと期待していた。標高が低いところ、ツリーの間、日陰は、確かに雪が多い。

しかし…標高を上げるにつれて雪は薄くなり、むしろ平年よりも少ないような印象が強くなる。で、これは僕の経験をベースにした、根拠の薄い話なんだけれど、こうしたシーズンはクラック(シュルンド)が発達しやすくなる。しかも、表面からは見えにくい、幅は狭いけど深いクラックが多くできる。(ちなみに、最初にいきなりガーーーッて降ったシーズンは、春先に全層雪崩が多く出る)

鳩待から標高を上げてオヤマ沢田代への長いトラバースに入る。

流水痕をチェックするユーヤ、山頂は雲の中
今日のハイクアップは、僕はMSRのスノーシュー、ユーヤはGrivel のクランポン、そして、Y溝さんはスプリットボード。
快晴!
幅広のトレースがしっかりできるまでの期間、ここでスプリットのハイクは辛いんじゃないかなぁとは思った。だけど、スプリットの人がいないわけではないし、各自使いたいギアを出せばいいというのが僕の考えなので、それはそれ。
後方は谷川岳
谷川岳がよく見えた。Y溝さんが立てたスプリットの、ノーズ脇にある黒い岩壁が一の倉沢。他にも、南から、赤城山、上州武尊、榛名、南アルプス、八ヶ岳、浅間、草津、谷川、苗場、越後駒、平ヶ岳、燧ケ岳、日光白根、錫ケ岳、皇海山、袈裟丸…と、メジャーな山は全て見えるみたいな好天。

小至仏の手前で、いつも通りユーヤがこっちを振り向いてニヤリと笑う。

 行っちゃいますか?
 逝っちゃいましょう❗️

そう、僕らのルーティーンは、まずここで一本滑る。樹林帯のちょっと手前でストップして、そこから斜上しながらハイクアップすると、小至仏と至仏本峰の中間コルまで戻れるのだ。
ユーヤ 後方稜線にはギャラリー
ドロップインすると、ギャラリーから歓声が上がる。流水痕は日射で解れて、上部は快適なザラメ。途中からうっすら妖怪が出て来るけど、気にならないくらいに走ってくれて快適。

Y溝さんは、踵にすこしマメが出来始めているようだ、ということで、一本目はドロップせず、直接山頂に向かっている。こんな時に、全員が無線を携帯していて、連絡が取れるのは助かる。
小至仏を過ぎ、もう少しで山頂へ
山頂でY溝さんと合流し、記念写真。Y溝さんはかれこれ10年ぶり?くらいの至仏らしい。
この日は撮影に順番待ちが発生するくらいの混雑
ゲートが開く前に、自転車とか徒歩で入山している人の記録を見ていたので、分かってはいたけれど、稜線付近の雪は少ない。というかすごく少なかった先シーズンよりも少ないかも?
開通二日目で完全露出の山頂標識…
前日に戸倉〜鳩待峠の道路が開通した。で、今日は開通2日目。普通なら、山頂標識は「至」か、その下の「至仏」くらいまでが露出していて、それ以外は雪の下というのが平常のシーズン。そう考えると、今シーズンはやはりちょっと違う。

稜線付近が小雪だと何が困るかというと、ムジナ沢が滑れない。

僕はもう20年近く至仏山に通っているので、ムジナ沢は何度も滑ったことがある。しかし、最後に滑ったのは…10年くらい前だろうか…

山頂からムジナに滑り込むのには、高天原という窪地を通過しなければいけないのだけれど、ここの雪が薄いと踏み抜き地獄になる。というか、ここは岩塊とハイマツ帯の連続なので、雪の下はほぼすべて空洞になっていて、スキーを履いていても踏み抜くという地獄。

踏み抜くということは、下の植生を痛めつけているということなので、少しでも雪が薄いと「ムジナ沢進入禁止」となるのだ。で、今シーズンもムジナは進入禁止。ムジナ滑れないなら…どうしようかなと思っていたら、Y溝さんから悲しいお知らせ。
かかとにマメ
両足ともおなじところに、マメができました…
皮膚を保護するパッドをペタンとな
僕の手持ちのファーストエイドはこんな感じ。靴擦れとか、擦り傷対策は、セカンドスキン、ハイドロケア、バンドエイド、伸縮包帯(糊あり・無し)、テーピングと、一応最低限は揃えている。
 今回はセカンドスキン+糊付き伸縮包帯というかテーピング
とりあえず滑れて良かったネ❤️
ワル沢上部大斜面のユーヤ後方は山頂岩塊
これは本当にラッキーなことだったのだけれど、Y溝さんのマメのおかげで、(滑りを楽しみつつ)最短距離で鳩待に戻るという決断をした。で、それは、ワル沢をボトムまで滑って、川上川を渡り、峠にハイクバックするということ。
ワル沢のボトム
で、僕もユーヤも、実はワル沢をボトムまで落とすのはやったことがなかったのだ。やってみたら、登り返しは無いし、斜度が落ちる中だるみもないし、ツリーは適度にオープンだし、峠へのハイクバックはあっという間だし…これはこれですごい良いよね。山の鼻で生ビールを飲めないのだけが残念だけれど。
暑い日にはぬる湯のささの湯へドポン
時間はまだ早いので、温泉入って、遅お昼はここ。
豚丼、ライス少なめ ⬅︎ ええ、マジです
やっぱり好きだね、至仏山。

帰宅して、ちょっとエネルギー放出でクライミングジムへ。
今日の2種目め
ちょうどK村さんに会えたので、ステッカーを無理やり渡す受け取ってもらう。新たな舎員の誕生です。
スノーボードとクライミングへの熱量がすごい
あーよく遊んだ、みんなありがとう、本当にありがとう。