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2024年9月11日水曜日

さよならエクストレイル20GT…

30万キロを超えて走ってくれた愛車と、お別れすることにした。

ボクは…車の買い方、乗り方、手放し方に、その人の人となりが出る、そう思っている。

50うん年の人生経験から、車遍歴はその人の恋愛観と愛通じる傾向がある、そう思う人も多いのではないでしょうか。

地味な実用車を丁寧に扱う人
故障や欠点も多い車をぼやきながら乗る人
派手で人目を引く車を複数台とっかえ引っ換え乗る人

それぞれ…どのような恋愛・結婚生活を送っているかはあえて書かないけれど…
生涯の伴侶を選ぶのに悩んだら…以下略

活躍してくれたルーフトップテント、どうしようか悩んだ末に処分することにした。いろいろ不具合の前兆も出てきたし、部品交換をしていくと新品を買った方が安くなるという計算。

快適でした
最後の虫干し
1階2階で宴会もしたなぁ
ぶっちゃけ言うと、これを乗っけていると人目を引く。
そーすると、「いついつどこどこに居たでショ!」って行動がバレることもわりとあった。
別に後ろめたい悪いことしてるわけではないのだけれど、人目を引くのに疲れた感はある。

内装…
普段触っている部分は消耗が目立つ。
左手の恋人
シフトレバーはもともとシルバーなのに、もはやほぼブラック。

ボンネットも塗装がハゲ始めている。
クリア塗装がペリペリと…
ペダルのゴムはさほど減っていない。

足元マット汚なっ!

13年間で30万キロを共にした愛車との別れ。
不思議と悲しさは無い。共にやりきった、走り切った、そんな充実感があるからかもしれない。

このタイプのエクストレイルは、中古市場で人気が高い。走行距離と程度次第だけれど、15年落ちでも200万円オーバーで売られていることもある。ジーゼルターボにマニュアルの20GTは、走行性能の高いスペシャルバージョン。耐久性が高くて燃費も良く、海外でも人気が高いので輸出にも回ることが多い。

そんなエクストレイル…下取りという名前の値引きで5万円…まで乗り潰しました。チーン

2024年6月10日月曜日

BRM600km完走 イケてる自転車バカに一歩近づいた

以前も書いたんだけど、昨年の11月と12月に、200km、600km400kmのブルベを完走した。それがゼーンブ…ノーカンになった。

現在、カウントされる持ち札は、300km400km、残すのは 200km と 600km

まその200km は、開催件数も多いし、初心者向けのやつとかも遠征すればあるので大丈夫。ということで、最大の課題は600km…それを走りました。
ドロヨケ装備
300km 以上走ると、ほとんどの場合は県を跨ぐことになる。んでもって、県境って峠になってることが多い。峠を跨ぐってことは、分水嶺を跨ぐってことで気候がガラッと変わる。

太平洋側から日本海側へ峠を越えると、晴れてたのが雨とか、その逆とか普通にある。そこまで極端ではないにしても、ロングライドになると走行時間も長くなるので、どこかのタイミングで雨ということは普通にある。

そんなわけで、今回は前後のフェンダー(泥除けね)を装備して出走。
心のふるさと よしおか温泉

リアフェンダー

サドルバッグ装備

まず目指すのは太平洋。グンマーから太平洋はだいたい200kmちょいで行ける。銚子までは230km、那珂湊は200kmくらい。

一番近い海は東京ディズニーランドで130km。でも、あそこら辺は、あんまり海に行ったって感じがしない。やっぱり太平洋でしょう、海行くなら!  自転車だけどな…

(ちなみに日本海なら寺泊まで230km)
関東平野のどこか
海に行くには関東平野を延々と走らなければならない。
ど平坦の視界の中、膨らみが見えてくるとそこは茨城県。
筑波山
茨城県…自転車で行けるので、グンマーの隣町です…
わーい海!
唐突に海が見えた
那珂湊
やっぱり…海っていい
昼間の海っていい…
浮かれポンチ
写真スポットは誰でも一緒。他の参加者が、愛車の写真を撮る…のを撮る。
写真撮るよね
潮風が吹き付け、なんとなく錆が気になる。
太平洋
でまぁ、銚子方面かすめて目指すのは上総一ノ宮。
利根川なのか太平洋なのか
銚子手前で日が沈む。そっから先は、暗闇の中なので写真なし。

走力のあるサイクリストは、上総一ノ宮周辺で宿を取って仮眠する。そのあたりで走行距離は380~400kmくらいなのだ。一区切りつけて、リフレッシュして、残り200kmなら…楽勝みたいな計算。しかし、そのためには、400km時点で、貯金を十分に作っておかないとならない。宿にチェックインしたり、シャワー浴びたり、食事して仮眠をとる。そんな時間を確保するために。

ボクは貧脚なんで、いつも通り、その辺でぶっ倒れて寝る。防寒着を足して、スリーピングバッグカバーに潜り込んで寝る。1時間寝られればだいぶスッキリするので、そこでまた走り出す。もうすぐ還暦がやる遊びじゃないよね
牛久大仏
上総一ノ宮から成田の脇を通り、霞ヶ浦や牛久大仏やらをかすめて北上する。廃線後を利用した、霞ヶ浦リンリンロードが快適だ。
筑波山アゲイン
強烈な眠気が襲ってきた。ちょうど日が出て、ポカポカあったかだったので、リンリンロードの休憩所でぶっ倒れて寝た。多分…いびきかいてたと思う。周囲のみなさん、その節は申し訳ありませんでした。

筑波山で折り返して、グンマーへの帰路を辿る。途中から、天気予報どおり猛烈な雨になった。雷もそこらじゅうにドカドカ落ち、流石に危ないので酒屋の軒下に避難。

そんな感じなので写真はない。最後の70kmくらいは、バケツをひっくり返したような豪雨の中、サイクリングロードを辿って帰る。
ログはこんな感じ

完走
ヒルクライムが苦手なボク、デブだからコースプロファイル検討して、狙って完走できた600km
少し余裕をもってゴールできて良かったな。

今回は走行抵抗を下げるために、タイヤの空気圧を上げたかった。タイヤの空気圧を上げると、ケツがやられるので、カーボンシートポストを投入してみた。
スワンネック
シートポストとサドルを繋ぐ部分が、”?”みたいに深く曲げられている。素材はカーボン、軽量でしなってくれるので、細かい振動を上手にいなしてくれる。
Veno カーボンステム
これがかなりの優れもので、600km、39時間、しかも雨天走行という環境でもケツの痛みはでなかった。
600キロの完走メダルが2つになりました
この600kmブルベのゴールは、別開催の200kmブルベと共通。そう、ボクが去年、生涯初挑戦した200kmブルベと共通のゴール。1年前は、400kmとか600kmブルベとか、自分に走れるなんて想像すらしていなかった。

人間って変われるんだね。

2023年8月29日火曜日

Ride20AJP楢葉240km16h…15h15m完走

今年からブルベを始めた僕、今まで制限時間のあるロングライドってやったことなかったので、経験不足は否めない。

通常のブルベだと、初心者の僕にとって適当なコースがなかったりする。そんなわけで、AJP(パーマネントブルベ)への参加をしつつ経験値を上げていく試みをしている。

ここまで、AJP那珂川120km8hは完走、AJP只見270km18hはDNF(敗退)。そして、今回は楢葉コースにチャレンジしてみました、という記録です。
いきなりのラーメンビジュアル
この投稿のタイトルにも書いたけれど、AJP楢葉コースは240kmを制限時間16時間で走る必要がある。
会津ラーメンにin
コース前半は峠で、中盤は海岸線を通り、後半はダラダラ登り基調。毎日毎日猛暑が続くので、暑くなる前に海岸線には出たいと考えた。そこから逆算すると、スタート時間は4時ごろ…どこか近いところまで移動して前泊だな…

前日午後半休を取って、近くまで移動して車上泊することにした。
本日のリビング
標高を上げて(少しは)涼しいのと、車上泊は風が通るのでなんとかくつろげる。
寝よ…
温泉入って食事済ませて、今日は太陽と共に眠りにつきます。
おやすみー
翌朝は3時起床、朝食を済ませて新白川駅に移動。駅前の駐車場に駐車して、ブルベスタート。
PC1
パーマネントブルベは、通過の証憑に写真を使うことが割とある。ここは最初のチェックポイント(ブルベ風に表記するとCP)。

スマホの写真でいいんだけど、何らかの事情で写真が取り出せなくなると困る。水没とか、落下とか、車に踏まれるとか、紛失とかね。そんなことを考慮して、小型の防水コンデジも携帯し、スマホとコンデジ両方で写真を撮る。
PC2 りかちゃんキャッスル
チェックポイント2つめはりかちゃんキャッスル。こんな施設があるなんて知らなかった。想像よりも3倍くらい立派で大変に驚きました。
サイズ感…
ここから割ときっちり峠を登らされて、気温もグングンと上がり、ついには押し歩きが入り(弱っ)ましたので、写真はありません。

もう海に着いたはずなのに、なんで海が見えないの?
なんで海に着いたはずなのに坂登らされてるの?

そんな小さなアップダウンを繰り返してついに太平洋とご対面…
うみー!
景色が霞んでます。
なんか割と波が高くて、波飛沫が霧のように待っている気がする。
ボクの自転車、鉄でできてるので、塩は大敵なんですけど…
記念写真
海岸通りに海鮮のお食事どころがあって、すごく立ち寄りたかった。だがしかし、この日も猛烈な暑さで、すでに食欲が…

おまけに海に出た時の貯金は、1時間程度で、海岸線を飛ばして貯金増やす予定なのに増えてないでやんす。

ここから坂を登って帰ることを考えると、休憩を削らないとタイムオーバー (弱っ)

でねぇ、もう暑くって暑くって、普段ならなんて事のない斜度の登坂で何度も止まる。
コンビニでロックアイス買って、ボトルに入れて、残りはパックのまま背中にぶち込んだり。頭から水被りまくったり…割と朦朧としながら貯金ゼロで坂を登る。

もうダメかも…

180km地点くらいでようやく日が翳り、日射がなくなり、気温が気持ち下がり、結局は貯金45分でゴールしました。貯金45分てかなり微妙。パンク一回ならセーフだけど、何かしらめんどくさいメカトラ起きたらもうアウトみたいな。
ログはこんな感じ
やっぱり真夏のブルベは、削られ具合が半端ないっすね。
おしまい

2023年6月5日月曜日

DIY ルーフトップテントの幕体交換

ブルベの翌日は通常通り勤務して、1日あけた今日はおやすみ、ほんとのおやすみ。

天気はいいけど風が強く、ブルベで疲労した下半身はこわばっていて使い物にならないので、メンテナンスの日にした。
メンテ日和
少し風はあるけれど、よく晴れた台風一過的な日。

どうでもいいですが、「台風一家」だと思っていませんでしたか?
「台風」みたいな「一家」ってそーとー怖いヤ◯ザ屋さんたちの集まりなんだろうな、そう思ってませんでしたか?

えぇ、僕は思っていましたとも。
今では自分の風貌が 893方面の人みたいになっちゃいましたが。
ウチの奥さんなんか…

パパは見かけがアレなんだから(アレってなんやねん??)、いつもニコニコしてね!
黙ってるとか、顔をしかめるとかしちゃだめ!

はい…

そんで、できるだけニコニコしてると、飲み屋のカウンターで隣になった人から、

大親分とか、組幹部とか、偉い人ほどニコニコしてるって言いますもんね??
チ◯ピラほど凄むけど 、本当に怖い人は凄む必要ないってことですかね?

とか言われたり。

というか、あなた…見ず知らずの人ですよね?
さっき隣り合わせになっただけの人ですよね?
相手がマジな人だったらヤバイからヤメロ、そーゆーのw

何の話だっけ?あぁそうだ、ルーフトップテントのメンテナンスをしたという話でした。

僕のルーフトップテント、買ってからそれなりの年数が経った。で、「テント」なので幕体だけ交換することができるので、取り寄せました。

僕の周囲にもルーフトップテントのユーザーは何人かいる。
同様に交換作業をする時とか、参考になれば嬉しいな。

外す幕体は捨てるから関係ないけど、内張とかベッドマットは良く風を当てて乾かそう
今日外す内張
幕体も内張もマットも布でできていて、これをカビから守るためには、どれだけ湿気させないかにかかっている。インナーベッドマットも外して、布団干しとか車のボンネットに乗せて乾かす。
冬用の吸湿発熱パッドも良く乾かす
乾いたらいよいよ幕体の取り外しをしよう、まずはテントのテンションを抜く
テントのフレームに、幕体はマジックテープとかフックで固定されている。で、固定を外す時にピンと張っているとうまくいかないので、屋根を半閉じにして幕体をゆるめてあげる。
エボは電動開閉なので半閉じ停止が楽
僕の使っているエボルーションは、まず本体幕の上部をフレームから外してあげる。で、ここがポイントなんだけど、ベースフレームから本体膜を外さないで、フライシートを先に外す
本体幕を残してその上に乗って作業する
エボのベッドマットは2層構造になっている。上の1層はテントの内側に敷く、マットレス状のマット、これは先に外しておく。もう1層は、本体幕の下側に一体化されている、分厚くて強度があるプラダンみたいなマット。

本体幕を外しちゃうと、単なるスノコみたいなベースフレームが露出する。スノコの上に乗っかるのは大変なので、本体幕の上部は外してもベースフレームからは下ろさない。そうすれば、本体幕とプラダンベースが残っているので、上で作業がやりやすい。

テントメーカーやモデルによって、手順は違うと思う。疑問に思ったら販売店に聞くのがいい。ちゃんとしたお店・テントブランドなら、メンテナンスをしながら長く使ってくれるユーザーは大事にしてくれるはず。

さて、要注意なのが、「風の強い日に作業をしないこと」

テントは、幕体とフレームがお互いにテンションを掛け合うことで強度を確保している。つまり、幕体がフレームにセットされてはじめて強度が保てるということ。

エボルーションはABSのトップカバーがついていて、これが庇状に張り出す。このお陰で悪天候でも出入りや換気が楽なのだ。だけれど、このでかいカバーが風を孕みやすい。風を孕んだカバーが風を受けてフレームをよじったら、テントがついていない無防備なフレームは簡単に折れてしまうだろう。

下の写真の状態はほんとに無防備なので、ちょっとした風でも破損する可能性がある。
家の影に避難
僕も作業しながら…風で揺すられるエボを見て、こりゃ危ないと気がついた。そんで、芝生くんゴメンなさい!と言いながら、風裏に車を回してなんとか作業を終わらせた。

さっきまで吹いていなかった風が吹き出した、みたいなこともあり得るから、一度作業を始めたら目を離さず、交換作業は最後まで終わらせたほうがいいね。
外した本体幕
本体幕のボトムにはプラダンマットが入っている。これは、完全に幕体を外さないと入れ替えができない。マットが入ったままの本体幕を、そのまま引き抜いて、取り外しは終了。

取り付けは逆の順番で、本体幕にプラダンマットを挿入。本体幕をベースフレームに取り付け。その上に乗っかってフライシートを取り付ける。本体幕上部をフレームに固定。テントを完全に開いて、テンションをかけた状態で各部ストラップの長さを調整する、そんな流れになる。

最後に、カビの防止は湿気の防止とさっき書いたけど、「防湿シート」はとても有効だと思う。
再生シグナル
ベッドのマットレスとか、敷布団の下に敷くこんなシートを、幕体のフロアとベッドマットの間に敷いておく。たまにめくって再生シグナルを確認して、「湿気てる」サインが出ていたら風を入れて乾燥させ、防湿シートは外において乾燥させる。
湿気知らずのカビ知らず
出先で撤収する時に、テント内側の結露とか、十分に取りきれない場合もあるはず。そうした時でも、この防湿シートがワンクッション湿気取りに活躍してくれることで、カビの発生を防ぎ、テントを長持ちさせることに繋がる。やってみてください。

おしまい

2022年10月29日土曜日

温泉療養 尻焼温泉河原の湯

肩の治療をしつつ息抜きをしたい、そうだ温泉行こう。
ということで、約束の地、尻焼温泉に行ったという話。

*ブログのアイコンにこの写真載せたかったので、時系列飛んでますw*
ルーフトップテントに戻って夜食
金曜日に臨時のお休みを入れ、午後にのんびり自宅を出た。途中で買い出しをしつつ、明るいうちに到着。
そばの旅館がきれいになっていた
いそいそと用意をして、河原の湯へ向かう。
水分補給しながらのんびり
外はキーンと冷えて、お湯は温かいところと、ぬるめのところ。いろいろと場所を移動したり、仰向けに浮かんだりしながら時を過ごす。
月夜
結局6時間近く入って、流石にふやけてきたので車に戻る。肩も腰もいい感じにほぐれている。関節のゴリゴリするところを、お湯の中で動かして、伸ばしてやってると、動きがスムーズになっていく。
足ピーン
夜食の鍋焼きうどんを、ルーフトップテントの中で作って作って食べる。体が芯まで温まっているので、汗が出てきたw

寝て起きたら外は氷点下。テントの内側にもうっすらと霜がついている。

体は寝袋の中でポカポカしてて、動きたくないけれども気合をいれて起きる。
紅葉
夜の温泉も良い、朝の温泉も負けずに良い。
晴れ間がでてきた
小屋囲いの中のお風呂もきれいにメンテナンスされている。
この素晴らしい環境を維持してくださっている、地元の皆様に心より感謝。
熱い湯がドバドバと
ここに通い始めてから30年近く経つ。
この素晴らしい場所が今のまま、利用させていただけるように願います。ありがとうございました。