このブログを検索

ラベル 食いしん坊万歳 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 食いしん坊万歳 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025年5月27日火曜日

AJP房総千枚田200km完走 

ブルベには大まかに2種類がある。

BRMというスタンダードなブルベと、AJPという参加者が自由に出走日時を決められるブルベだ。(リンク先は、Audax Japan 日本のブルベ主催団体の総本山です)

BRMは最短距離が200kmで、最長は600km。 (1,000kmもあるがSR対象外などちょっと毛色が違う)BRM200, 300, 400, 600 をそれぞれ1回ずつ走って、年間1,500km 走行したら、SR (Super Randonneur) 認定を受けられる。

AJPはボクが参加している AJ宇都宮の場合最短が120kmで、200km 前後がメインで、最長が300km 位。AJPの場合は、年間の走行距離が1,200km を超えると、 SPR (Super Permanent Randonneur)認定を受けられる。

ちょっとややこしいのが、BRMのシーズンはカレンダーイヤー。1月1日に始まり、年末で終了。AJPは、11月に始まり、翌年の10月末で終わる。

ボクは、紆余曲折はあったけれどw、2024シーズンのBRM-SR基準を満たすことができた。そこで、2024/11-2025/10のAJPで、SPRの認定を受けたいと考えた。

SRは「イケてる自転車バカ」、SPRも「イケてる自転車バカ」…間をあけずに両方認定いただけたら、「チョーチョーイケてる自転車バカ」になれるってことじゃない?

海ほたる〜

今回は気分を変えてAJ千葉のAJP200km を走る。これで完走できれば、走行距離は1,175km で… SPRまで25km 残し…半端だなw

前夜のうちに千葉に移動する。アクアラインを渡ってスタート地点の木更津へ。
車中泊してスタート時間を待つ。

スタート写真

AJPは単独の走行になるので、特に自己管理が重要になる。
他の参加者が、自分のミスコースやCP(Check Point)のうっかり通過を教えてくれることもない。故障やトラブルで助けてもらえることも期待できない。

CP1

洲崎までは追い風基調、帰りは一部強い向かい風、最後の30km 位は急なヒルクライム。よって洲崎までの貯金が大事になる。淡々と距離を稼ぐ。

古い隧道

千葉に特徴的な古い隧道を過ぎて、長閑な山道を登ると大山千枚田。
今回のコースの名前になっているように、象徴的な場所である。

CP2大山千枚田

よく管理された棚田

ボクはAJPを走る時は、極力スタート時間を早く設定する。渋滞を避けたいからなんだけど、その代わり、観光地がまだ営業していないなんてこともある。

Bingo バーガー

最初に通過する道の駅たちも、ほとんどのお店は営業開始前。
完走を優先してるので、観光が後回しなのはまぁしゃーない…

道の駅

千葉っていいな。雪と山が無いのは残念だけど、暖かくて、海があって。

外房の海

内房の木更津からスタートして、千葉の先端をめぐって外房に入り、鴨川から帰ってきた。
最後180km超えてから、鹿野山登らせるのはヤメレ…w
急坂すぎて、こないだの400km の膝痛がぶり返しそうになったので押して登りましたw

木更津の町中華にイン

無事に時間内に走り終えて、まだ日がある内に車に戻った。ここから帰ると、都心通過が帰宅ラッシュにドンピシャ。なので、駐車場のすぐ前にある町中華で早めの夕食。

餃子旨し

チャーハン旨し

クラッシックラーメン旨し

ルート概要

AJ宇都宮のAJPはほぼほぼ走り尽くしたので、気分を変えてAJ千葉にエントリーして完走。とりあえず残り25kmは…早めにクリアしたいと思う。SPRはボクの一つの目標なので、クリアできたら…DNF覚悟でチャレンジングなコースを走る。

AJ宇都宮255km のAJP裏磐梯もエントリーしてるんだ。けど、これは獲得標高大きい準山岳コース。ヒルクライムが極端に遅いボクはDNFほぼ間違いないかな。

SPRクリアできてれば、記念トライじゃないけど精一杯頑張って走ってみよう。そんなふうに思っている。

おしまい

2025年5月5日月曜日

愛犬マメ様と、久しぶりに家族でお出かけ…

当家のハウスドッグ、マメ様は今年17歳になる。
小型犬は長命だと言われるけど、それにしても長生きなほうだと思う。

若犬の頃から一緒に山に行って、最後は2023年の夏に玉原湖を周回した。
一番長いハイクは、日光中禅寺湖一周20km。

そんなマメ様も、後脚が踏ん張れなくなって、散歩にも行けなくなった。
ペットカート
それでも…外に出かけたいって言うので、ペットカートを買った。

余は満足じゃ
そんなタイミングで、愛娘が帰省した。ちょうどいいので、マメカートのテストライドに出かけることにした。

ねーねーこれ美味しそう!
マメのことを第一に考えつつ、道の駅グルメも大事にしたいよね。

構って構って!
ボクは…
イイって書いてあったんだから!
いや、その、子供用に見えるけど「大人も乗れます!」って書いてあったんだよ、ホントよ?

牡丹桜?八重桜?

なんかクレ

チーズプレート
マメにおやつを食べさせている隙に、人間もチーズ・生ハム・バケットのプレートを貪る。

後脚サポートリーシュ
後脚が踏ん張れないマメは…ウ◯チをするのに苦労するようになった。オシッコの軌道も安定しないので、後脚をサポートするハーネスを自作して使っている。

たくみの里
道の駅川場は見てまわったので、月夜野に移動してたくみの里を歩く。

水車小屋

旧三国街道
かってはここを三国街道が通っていた、そう考えると不思議な気持ちになる。

かっての主要街道が、今は観光客がそぞろ歩きする半歩道になる。
かっては抱っこされただけで「降ろせ降ろせ!!」と言っていた犬が、おとなしくカートに揺られる。

今は…今のボクも、やがてはおとなしく…介護カートに揺られながら…今のマメの姿を思い浮かべるようになるのだろうか…そう思った刹那にボクは神か仏の啓示を得た。

介護カートに乗せて散歩してもらえるような
愛されるジジイになれるように努力せよ!!!

ほんとそうだと思います。頑張ります。

2025年4月27日日曜日

DAY39BC11ユーヤと至仏山ムジナ沢

こないだから書いている通り、今シーズンはムジナ沢を滑れる。

暖冬の年は滑れないムジナ沢、次はいつ滑れるかわからない。だから、行けるなら行ったほうがいい、そう言ったらヤツの目がキラリと光った。

山ちゃんたちと入る時、ムジナ沢どうですか?

初心者歓迎ほのぼのの回なんで、短いワル沢だね…
他に入れる日はないの?

その前の週に富士ウルトラなんすよねー
ウルトラ…ランニング?何キロ?
100kmです。調整しないと…

100km走った翌週にBC?
そっす!
wwwwwwwww
wwwwwwwww

んで、いろいろ考えた結果、ほのぼのBCの翌日に二人でムジナ入ることにした。

100km走った翌週、連チャンで至仏www

一度ボクん家に戻って、愛犬のマメちゃんと遊んで、近くの温泉入って、蕎麦で一杯やって泊まった。翌朝、僕のポルシェに相乗りして戸倉駐車場へ。なんとか第1Pに入ることができた。

げっ!

バス乗車券の窓口が閉まっていて、販売機が一台しか稼働していない。この後さらに列が伸びていくが、まぁまぁ早い便で上がれたのでヨシ。

連チャンなのに元気いっぱいな人

先週の単独偵察BC、昨日のワル沢とだいぶ疲労が溜まってきているボク。
今日は滑りは少し…抑えて…ハイクが楽な Rossignol Sushiをチョイス。

今日は快晴予報

宇宙のような空の色

も、もうダメー許してーって感じ

2時間切るか切らないかで、山頂へ到着…実は…明後日も至仏山BC入れてるボク
多分、天候不良で何日かは見送りになるだろうと思っていたら、明後日も天気は持ちそうな予報…

嬉しいような、辛いようなw

山頂標識は露出した
ここ数年の開通直後みたいな積雪量。
ということは、普段よりも2週間分雪が多かったってことか…

燧ヶ岳と尾瀬ヶ原
シャッター押してくれって、感じいいネェちゃんに声かけられたので、張り切って写真撮った…姿を後ろから撮られていたwww

はい笑って笑って〜 イヒヒ

テキパキユーヤ

雪が腐ると滑りにくいので、さっさと用意して下降路へ。

かろうじて繋がってる通路

イェーイ

トラバースほぼ無しで、大斜面のトップに立てるムジナ沢。ユーヤも気に入ってくれたようだ。

広ーい!

ノートラック バビューン!

途中から少しずつ木が出てくる。

ダケカンバ

まったく植生が無い斜面より、こんなふうに木があると滑りやすい。スピード感や平衡感覚を維持しやすいので、少しガスっているような時には助かる。

富士山みたいな無木立の大斜面で、しかもけっこう斜度があるようなところだと、気が付かないうちにスピード出過ぎていて危ないようなこともあるからね。

きれいに回しこむユーヤ

ザラメの上に、黄砂や花粉がサラッと乗って汚れた雪。ユーヤはNotWax、ボクはガリウムの缶入りペーストワックスが良く効いて、快適に斜面を落としていく。

尾瀬ヶ原が近づいた

燧ヶ岳!

尾瀬ヶ原へ飛び出したら、いつも通りスノーボードをお散歩モードでひっぱり、山の鼻へ。
エナジードリンク補給して、ここからのハイクアップに備える。

あー疲れたw

イヒヒ

川上川にかかる橋、踏み板の雪は消えて完全に露出していた。こうなると冬道はもう使えない。右岸を中心に踏み跡を辿って鳩待峠へ向かう。

結局…昼頃に鳩待峠に帰ってきた…

いつものように、「このペースなら1日2周できるね」と、冗談混じりに言い交わし…
まぁこれで納得したからいいかということで、満洲飯店へ。

満洲餃子うまし

エビチャーハン大盛り

これでユーヤはシーズンアウトだそうだ。
ラストがBCで、天気良くて、いっぱい笑っていっぱい汗かいて、良かったね。

ボクは明後日、モロちゃんタカやんともう一度入って、そこでボクもシーズンアウト。

2025年4月25日金曜日

DAY38 BC10 至仏山ワル沢でほのぼのBC

BC(バックカントリー)という遊びは、自己救済が基本だ。

管理されていないエリアで滑るわけだし、自己責任の遊び。リスクマネジメントそのものすら、この遊びの一部であるとも言える。そんな遊びなので、パーティーメンバーはリスクコントロールできて、自立して行動できないと困る。

ただねぇ、これをあんまり真剣にやると、仲間が増えないんですよねw

そもそも、「バックカントリーやってみたいっ!」て言ってても、「ハイクアップとかイヤっ!」って人がほとんどだしね。

必要なギアの話始めると、雪崩ビーコンが5万円、プローブとスコップで3万円、バックパックが2万円、スノーシューが…そのあたりで話が終わる。「もう…いいです」

なので、BCやるために自分で積極的に動いている人は貴重で、その人たちへの敷居は低くしておきたいと考えている。

以前、「山力(やまぢから)」について書いたことがある。総合的な山力がそこそこあれば…舎員推薦は必須だけど…あたたかく迎え入れたいと思っています、はい、ホントよ?

あいかわらず、前振り長いな…
今日は、そんな新人さん達ウエルカムなほのぼのBCデイ。シンプルに至仏山の山頂行って、最短コースでボトムまで滑って帰ってくる。

新入舎員のシュウちゃん
シュウちゃんは、BC経験あり。体力は普通以上にありそうだし、滑り能力はチョベリグ(古い)。推薦者…オレw

ホントーはカズくんも来るはずだったんだけど、研修とか出張が入って来れなくなった。

時間に余裕を持つために、早めに集合して鳩待峠へ上がる。
乗り物自由

スキー・ボード混成なのはボクらのスタイル。
はしゃぐユーヤ
今日の予報は一日曇り。気温は上がらず、行動しやすいはず。
ワル沢源頭のナチュラルパイプも、雪が締まっていて滑りやすそう…ということで…

山ちゃん
2回目の参加となる山ちゃん。ランナーなので体力は問題なし、というかペース速い。

笑顔担当のモロちゃん
リアル山屋のモロちゃん。

パイプ楽しい!

遊びすぎやw

ハイクを再開して、燧ヶ岳見えるいつもの場所で、シャッターを押す。

あ、ボク写ってないやつだw

シュウちゃんは自分でボードを作っている。スプリットだって作っちゃうんだよ。
燧!

山ちゃんの推薦者はユーヤ。基本的に、推薦者が新人舎員のバディを務める。
ペースいいっすね

笑顔担当のモロちゃんはここでも大活躍
ハイパーテレマーカー

今期出勤率高いのがヨッちゃん。モロちゃんが推薦者。
だんだん馴染んできました〜

ヨッちゃんは人見知り、タカやんもそうだし、ボクもそう(ホントよ?)

BCって遊びは、メンバーの信頼関係が大事。もしもの時はお互い様だし、埋まった時に助けてくれなかったら困る。そんな理由からか、 一回一緒に山入るだけでなんとなく…他ではできない結びつきができるような気がする。

小至仏山トラバース

ふと気がついたら、2時間少しで山頂に到達していた。
新歓のゆるゆるBC…のはずなんだけれど…パイプで遊んでこのペース?
標準コースタイム、確か4時間…のはずなんだけど…まぁいいかw

ウェーイ

シュウちゃんはガジェット好き。フルサイズ一眼を持って上がってきた。
ツヨツヨシュウちゃん

飛んでいきたい!

シュウちゃんのバックパックからはドローンも出てきたw
画角が新鮮!
富士山BCでタクジにドローンで撮ってもらったの思い出した。

基本曇り時々薄陽

飛ぶユーヤ

攻めるヨッちゃん

荷物多いシュウちゃんw

モロちゃん

燧ヶ岳とテレマーカーモロちゃん
僕らのパーティは、全員が無線を携行している。無線って言っても特定小電力なんで、間に尾根が入っちゃったりすると全然通じない。でも、見通しなら数キロ先まで余裕で届く。そして、「全員が持つ」ことで、間に中継する人を挟むことで意志の疎通ができる。

何のために?

先行者は、地形上の罠をチェックするんだ。上から見て落ち込んでる斜面とかにできる、見えにくいクラックとかを確認する。そして、位置とリスク程度を後続に連絡する。

ハーフ・ヒドゥン・クラック

先行偵察でリスク管理するのって、BCでは大事だと思っている。ソロの時はその方法が使えないので、安全のマージンはより大きく取る。簡単に言えば、ゆっくり、確実に滑らなければならない。

ワル沢下部

この1週間の暖気で、沢の水量がずいぶん増えている。一部では流れが露出しはじめた。

帰りまーす

ワル沢出合いから川上川を遡り、オヤマ沢出合いが見えたら対岸から鳩待峠へのハイクバックが始まる。

峠!

ノンアル・ソフトドリンクで乾杯

戸倉駐車場に戻って、みんなでランチ。
フライパンで、わいわいランチ。

海の恋人なんとかスパゲティ…大盛り

今日も1日、大きな声で笑った。みんなありがとう、また行きましょう。