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2025年4月29日火曜日

DAY40BC12ムジナ沢でシーズンラスト

一昨日ユーヤとムジナ沢に入ってえらい目にあったw サスガのユーヤも、100kmマラソン走った後でのBC連チャン二日目。それなりに消耗してるだろうと思ったボクがバカでした。むしろ普段よりペース早いw

そして今回も…ムジナ沢。

もともと、タカやんとモロちゃんとスケジュール合う日がこの日だけだった。そして、「せっかくだからムジナ滑りたいよね」って、行き先は決まってた。

前々回、BCの経験が浅い人ウェルカムの会でワル沢を滑った。その時ヨッちゃんに、聞いた。

楽しかったね!これでシーズンアウト? 
……来週のムジナ沢、私も一緒に滑ります!!

えっ?そーゆー形で参加表明?
人見知りキャラ設定はどこいった??
いいけどサ、オモロいしwwwwwww

ヨッちゃんはBC歴はそんなに長く無いし、兄弟舎的には新人さん。だけど、体力十分、某山岳団体所属、確実な滑走技術があるのでムジナ沢も無問題(注: 難易度の説明は末尾に)。

タカやん、トミー、モロちゃん、ヨッちゃん

タカやんからも相談があった。

某山岳団体で一緒だった奴が、BCやりたいらしいんです…
山力は?
冬山含めて登山や生活技術は問題ありません。体力あります。
スキーヤーで、滑りは中級ですが、だいたいどんなところでも滑れます。
タカやんと同じ団体だったんなら、そのあたりは大丈夫か…イイよ!

シールをまだ買ってないので、山靴アイゼンでハイクして、スキーブーツは背負うとのこと。そーゆー体力でなんとかする奴…キライじゃ無いw

準備準備ー

今日は薄曇り。写真的にはパッとしないけど、ハイクアップや滑走には曇りのほうがいい。

あそこまで登るぜ

新入舎員のトミー

今日もワル沢パイプで遊ぶ。
タカやんにリクエストしたら飛んでくれたw

ヒョイっとな

燧ヶ岳をバックにいつもの場所で。
トミー嬉しそう

いいペースで小至仏山トラバースに入る。

黙々と登るタカやん

いつものモロちゃん

足が攣ったトミー

この辺りからトミーの足取りがちょっと遅くなる、足が攣り始めているそうだ。

もしかしてと思ったら、ドリンクは真水だって。ミネラル(ナトリウム・マグネシウム)が不足すると攣りやすくなる。いつも常備している塩ジェルを渡して、ポカリスエットで飲んでもらったら落ち着いた。

傷口や目の異物を洗ったりするのに、真水は持っておいたほうがいい。ただ、飲料用はミネラル入ってるドリンクがいいよね。

山頂台地に到着

北風が吹いている日、至仏山のハイクはずっと風裏になるので割と暖かい。それが山頂台地に上がると吹きっ晒しになるので、一気に冷えてくる。トミーは何も言わなくてもさっとジャケット出して着た。ちゃんとした団体でトレーニングしてきた人は、こーゆーところがちゃんとしているので安心できるね。

山頂!

ムジナ沢へのドロップは雪が切れていた。ちょっと迂回して、大斜面に入る。

タカやん

ヨッちゃん

来る前はちょっとビビってたヨッちゃん、「実際に来てみたら大したことないじゃん」と言っていた ウソ

攻めるトミー

満開の笑顔

笑ってる

ハイパーテレマーカー

ニヤニヤが止まらない


これこれ、これがやりたかった!

いつもながら滑りはあっという間。尾瀬ヶ原に飛び出して、雪原を歩いて帰路へ。

集合〜

あっw

滑った斜面を後ろに歩く

クラック

ボードのお散歩
山の鼻では、小屋の売上に協力。

ボクらの前身は「雪山宴会部」。文字通り、雪山で雪洞掘って飲んで食う団体なんだけど、お酒の無理強いはしない。むしろ下戸とかお酒弱い人も多い。飲みたい人は無理なく楽しめばいいし、飲めない人はそれでいい。

乾杯!
のんびりとハイクバックして鳩待峠へ。

峠〜

途中、木の上に熊がいたりしたけど、大きなトラブルも無く…

もう捨てなさい…

戸倉に戻って、そば陣で遅いランチ。こちらは通し営業なんで助かるよ。

とんかつセット

そんな感じで、今シーズンのスノーボードは無事に終了。
今日は、ムジナ初めての4人が楽しそうでよかった。
そして、ヨッちゃんもトミーも本当に楽しそうで、見ているコッチの方が嬉しくなる。

トミーのSNSを後で覗いたら、「夢にまでみたバックカントリーに行けた」って書いてあるんだぜ。もう可愛いったらありゃしねぇよな。

自分が滑るのはもちろん楽しい。でもね、開拓したルートを案内したり、楽しそうな舎員の写真を撮ったり、そんなことのほうがもっと楽しいような気がしてきている。そんな気持ちにさせてくれる、舎員のみなさんに感謝。ありがとう

注: 至仏山東面の難易度
鳩待峠から至仏山に向かって、一番手前がオヤマ沢。その先順番に、ワル沢、カラ沢(グライドクラック・シュルンドあり)、夏道登山道、最後がムジナ沢。

滑走の難易度的には、カラ沢以外は大した違いは無い。雪が十分にあれば、ムジナ沢が一番シンプルで滑りやすい。トータルの難易度低いのはオヤマ沢かワル沢。鳩待峠までの登り返しが短いので、トラブル、体力不足、軽い怪我(捻挫や打撲、靴擦れなど)でも少し頑張れば帰れるのは大きい。

2025年4月27日日曜日

DAY39BC11ユーヤと至仏山ムジナ沢

こないだから書いている通り、今シーズンはムジナ沢を滑れる。

暖冬の年は滑れないムジナ沢、次はいつ滑れるかわからない。だから、行けるなら行ったほうがいい、そう言ったらヤツの目がキラリと光った。

山ちゃんたちと入る時、ムジナ沢どうですか?

初心者歓迎ほのぼのの回なんで、短いワル沢だね…
他に入れる日はないの?

その前の週に富士ウルトラなんすよねー
ウルトラ…ランニング?何キロ?
100kmです。調整しないと…

100km走った翌週にBC?
そっす!
wwwwwwwww
wwwwwwwww

んで、いろいろ考えた結果、ほのぼのBCの翌日に二人でムジナ入ることにした。

100km走った翌週、連チャンで至仏www

一度ボクん家に戻って、愛犬のマメちゃんと遊んで、近くの温泉入って、蕎麦で一杯やって泊まった。翌朝、僕のポルシェに相乗りして戸倉駐車場へ。なんとか第1Pに入ることができた。

げっ!

バス乗車券の窓口が閉まっていて、販売機が一台しか稼働していない。この後さらに列が伸びていくが、まぁまぁ早い便で上がれたのでヨシ。

連チャンなのに元気いっぱいな人

先週の単独偵察BC、昨日のワル沢とだいぶ疲労が溜まってきているボク。
今日は滑りは少し…抑えて…ハイクが楽な Rossignol Sushiをチョイス。

今日は快晴予報

宇宙のような空の色

も、もうダメー許してーって感じ

2時間切るか切らないかで、山頂へ到着…実は…明後日も至仏山BC入れてるボク
多分、天候不良で何日かは見送りになるだろうと思っていたら、明後日も天気は持ちそうな予報…

嬉しいような、辛いようなw

山頂標識は露出した
ここ数年の開通直後みたいな積雪量。
ということは、普段よりも2週間分雪が多かったってことか…

燧ヶ岳と尾瀬ヶ原
シャッター押してくれって、感じいいネェちゃんに声かけられたので、張り切って写真撮った…姿を後ろから撮られていたwww

はい笑って笑って〜 イヒヒ

テキパキユーヤ

雪が腐ると滑りにくいので、さっさと用意して下降路へ。

かろうじて繋がってる通路

イェーイ

トラバースほぼ無しで、大斜面のトップに立てるムジナ沢。ユーヤも気に入ってくれたようだ。

広ーい!

ノートラック バビューン!

途中から少しずつ木が出てくる。

ダケカンバ

まったく植生が無い斜面より、こんなふうに木があると滑りやすい。スピード感や平衡感覚を維持しやすいので、少しガスっているような時には助かる。

富士山みたいな無木立の大斜面で、しかもけっこう斜度があるようなところだと、気が付かないうちにスピード出過ぎていて危ないようなこともあるからね。

きれいに回しこむユーヤ

ザラメの上に、黄砂や花粉がサラッと乗って汚れた雪。ユーヤはNotWax、ボクはガリウムの缶入りペーストワックスが良く効いて、快適に斜面を落としていく。

尾瀬ヶ原が近づいた

燧ヶ岳!

尾瀬ヶ原へ飛び出したら、いつも通りスノーボードをお散歩モードでひっぱり、山の鼻へ。
エナジードリンク補給して、ここからのハイクアップに備える。

あー疲れたw

イヒヒ

川上川にかかる橋、踏み板の雪は消えて完全に露出していた。こうなると冬道はもう使えない。右岸を中心に踏み跡を辿って鳩待峠へ向かう。

結局…昼頃に鳩待峠に帰ってきた…

いつものように、「このペースなら1日2周できるね」と、冗談混じりに言い交わし…
まぁこれで納得したからいいかということで、満洲飯店へ。

満洲餃子うまし

エビチャーハン大盛り

これでユーヤはシーズンアウトだそうだ。
ラストがBCで、天気良くて、いっぱい笑っていっぱい汗かいて、良かったね。

ボクは明後日、モロちゃんタカやんともう一度入って、そこでボクもシーズンアウト。