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2021年7月16日金曜日

Ride16 サイクリングロード中心にチョイ乗り

 7月12日の記録です

梅雨の晴れ間を狙ってポタリング。しかし、寝坊して出発が遅くなり、毛無峠ヒルクライムから中一日。近場でのんびり身体を動かそうと、練習用の鉄下駄ホイールを付けて出発。

川沿いのサイクリングロードを遡る。行き先はまだ決めていない。

取水のためにそこここで堰が上がっている

水の流れをみていると飽きない

グンマー國は関東平野のどん詰まりで、様々な灌漑施設がそこら中にある。

灌漑設備から圧倒的な力感で流れ出す農業用水

山地から流れ出した川は、関東平野の高崎・前橋辺りまで下ると平地を削って低いところを流れている。せっかく平坦で良い土地があっても、川の水面から高差が5mもあれば、そこは畑地にするしかない。たとえ目の前を流れる川に、豊富な水があったとしても、動力無しに水を汲み上げることは不可能だからだ。そうなると田圃は川沿いの低地に作るしかない。しかし、低地は冠水や洪水の危険が高い場所でもある。

そんなわけで、かって安心して田圃を作れるのは、川面の流れが穏やかで、高差が無く、すぐそこにある下流域が中心であったそうだ。

で、先人は考えついた。平野と川面の標高差が10mあるなら、上流に遡って10m上がったところに行こう。そこから水路で引いてくれば、平野部にも水が行き渡る。

そうやって、榛名湖、赤城山、利根川、烏川、主要な水源から水路が引かれている。水路は道を超え、線路を超え、河川を超え、他の水路を超えたり、下を通ったりしながら流れて、分岐しながら流れて田圃を満たしていく。

背景は榛名山

坂東太郎と呼ばれる利根川の両岸は、延々と堤防が続いている。河川と堤防の管理道路は、普段は歩行者・自転車道として整備されている。前橋・渋川あたりは、右岸がサイクリングロードとして整備されている。

左岸のこちらはガラガラ

走りやすいのは右岸なのだけれど、一般道を交えながらのんびり走るには左岸もいい。

平日なのもあって、誰もいない

渋川の手前で橋を超えて右岸に渡る。利根川には釣り人も多い。
複雑な堰の構造

梅雨時で水量の増した川

UFOのような温泉施設の脇を通り過ぎる。ここの温泉は榛名山系特有の、茶色く濁って温まる良いお湯。オススメです。
しばらく来ていない…コロナのバカ

平野部は暑すぎるので伊香保方面目指して標高をあげていく。
できるだけ林間の、車が通らないところを進む

し・か・し、スタートが遅かったためすでに猛暑。このまま進むと危険と判断して、利根川まで戻る。

奥の堰堤の上に釣り人が??

鮎釣りなのかわからないけれど、足場が藻でツルツルの筈の堰堤の上に、釣り人がいた。足元はスネ高の水流。ここで転んだら、救命ベストしてても、危ないんじゃないかなぁ?

できるだけ寄り道しながら戻る

利根川の右岸にあるサイクリングロードを下りながら、ダートを見かけるたびに寄り道する。この道は、そこかしこに水道と公衆トイレが整備されているのでありがたい。熱中症にならないように、水道をみかけるたびに止まる。感謝をこめて水をいただいて、頭から胸から背中から、ぶっかけて冷やしながら走る。

今日は早く帰ったのでおウチBBQ

ものすごい久しぶりにマルシンハンバーグ

アトランティックサーモンとマルシン 貧乏人グルメ

イモちょうだい

ログはこんな感じ



これからの猛暑、平地ライドはかなり厳しいシーズンになるね。
皆様も、どうぞご安全に。