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2021年7月5日月曜日

おうちBBQの道具 極厚鉄板ミニ

BBQを続けていると、ほとんどの人は、炭火&網焼き原理主義に陥ります。高温の炭火で、ちょっと遠目で、油を落としながらカラッと焼き上げるのが正義、みたいな。


なすのマヨネーズソテー

でもね、ある時ふと気がつくんです。なんだか、野菜がパサパサしている。野菜焼きとか、しっとり仕上げたい時は、鉄板焼きのほうがいいのでは?とか迷いがでます。

赤身肉の網焼きと鉄板焼きの味比べ

素材によって、これは網で焼きたい、これは鉄板焼きでと、贅沢になってきた僕は、「ベルモント 極厚鉄板ミニ」という銘品を手に入れた。

鳥軟骨(矢ゲン)と、椎茸(ドンコ)

近所のハードコアな山用品店で見つけた、この鉄板は優れもの。この間紹介したユニセラの網に載せると、網と鉄板がちょうど半分づつになる。

牛タンをガス火で焼く

炭火を熾すのが面倒な場合は、ガス火でも十分に美味しくいただける。

実はこのチビ鉄板を買う前に、ネット通販でチビジンギスカン鍋というのを買ったのだ。とりあえずお試しで、肉厚鉄板で安い奴ならなんでもいいかとこれを手に入れた。

とりあえずラム肉を焼いてみる

これはこれでなかなか楽しい。最初にクズ野菜でなじみを出して、ラム肉を焼いて、野菜を乗せてジンギスカンへと進む。

ジンギスカンにトライ

だが、最近は全然出番が無くて、もっぱら最初に紹介したベルモントばかりを使っている。その理由?だってさ、ジンギスカンっぽく掘ってある溝がコゲつくと、一度冷まして洗わないとキレイにならないんだ。焼き切って、焦げをはがしたとしても、鋳物の鉄なので、冷めるまではお湯で洗うことができず、表面の細かい炭が取れない。だから、次に乗せた食材が微妙に焦げ臭くなる。

そして、ジンギスカンをするには、致命的に小さすぎるw 

ベルモントの鉄板は、鋼板で表面が滑らか。温度変化にも強いので、冷まさなくても洗える(ある程度冷ましてお湯で洗う方がもちろん望ましい)。

ホルモン焼き

最近は、ホルモン焼きもお気にいり。炭火だと脂が落ちて炎が出て、焦げ臭くなる。鉄板だと、下に溜まった脂で、ちょっと揚げたようになりながら火が通って、ジューシーに仕上がる。

厚切り赤身肉のステーキ

言うまでも無く、厚切りステーキもバッチリ。

鉄板で特に美味しくできるのは、厚切りステーキ(赤身肉がおすすめ)、ホルモン焼き、野菜全般(キノコ、なす、玉ねぎ、ピーマン、にんじん、パプリカなど)、目玉焼き。素材に火が入る時に、出てきた水分が鉄板と素材の間に留まるせいか、しっとりと仕上がる。どんこ(厚手の椎茸)とか、輪切りの玉ねぎを鉄板で焼いて、バターを落とし、醤油をちょろっとかけて食べると堪りません。

まぁ、その、BBQが好きで、卓上でちょろっと焼くのが好きならば、持っておいても損はしないと思います。

おしまい