このブログを検索

2022年6月11日土曜日

スピードセンサーとマグネット

最近は、スマホアプリで、ロードバイクで走ったログを簡単に記録できる。
GPSを使用したもので、走行距離とかスピード、走行軌跡が残るのでとても便利だ。

ただ、GPSなので、トンネルの中に入ると記録が止まってしまう。

車のナビもそうですよね?スマホのナビゲーションツールを使うと、トンネルの中で現在地をロストするし、正確なスピードも取れなくなる。

で、インダッシュカーナビみたいな専用機の場合は、スピードセンサーから信号を取っている。それでもって、トンネルの中にいても、スピードと走行距離を記録し続ける。

ロードバイクの場合も同じで、補正のためにスピードセンサーを付けることがある。
ホイールのスポークに、マグネットをつけて、フレーム側に磁力センサーを付ける。
ホイールが回転して、マグネットがセンサーの近くを通るとセンサーが反応する。
センサーが反応する間隔が、ホイールが一回転する時間となるわけで、ホイールのサイズを登録しておけば、何キロスピードが出ているか計算できるというわけなのだ。
CATEYEのホイールマグネット
で、このマグネットはセンサーを購入すると「ひとつ」付いてくる。で、僕みたいに、複数のホイールを使い分ける場合は、毎回マグネットを付け替えるか、ホイールの数だけマグネットを用意することになる。

で、このマグネット単体で買うと…高いのだ

僕は考えた。
要するに、磁力の強いマグネットを、飛んで行かないように固定できれば良いわけだ。
そして、いらなくなった時には、跡が残らないように外せれば良い。

ん?グルーガンでなんかできそうかも?
グルーガン再び登場
100円ショップに行ったら、超強力マグネットが売っていた。
4個で100円と、アホみたいに安い。
マグネットの位置をマーキング
ホイールマグネットを外す前に、位置をマーキングする。
ホイールマグネットを外し、100均マグネットをマスキングテープで仮止めする。
位置がずれないように留める
で、ホットボンドを、たらりんチョンと垂らしてやる。
ツーリング用は厚付けで
耐久性が必要なホイールの場合は厚く盛り上げる。ツーリング用のやつは、反対側にドーナツ形のナイロンワッシャーを当てて、それと一体化するみたいな感じで盛り上げてみた。
ヒルクライム用は薄付け
それ以外のホイールは、必要最低限で。
盛りすぎたらカッターでホットメルトはカットできるので基本…適当で大丈夫。
適当 w
何かに引っ掛けて飛んで行ったとしても、安いからショックは少ないしね。

あ、そうそう、ホイールのスポークパターンによっては、マグネットとセンサーの距離が遠くて反応しない場合がある。その場合は、反応するまで、マグネットを何枚か重ねてあげれば無問題です。マグネットの厚みを増やすことで、センサーとの距離が近くなっていくというわけです。

おしまい

2022年6月8日水曜日

DIY トランシーバーのスイッチ補修(グルーガン)

先日、特定小電力トランシーバーを8台格安でゲットして、舎員が出撃するときに使っている。

そのうちの一つは、電源・音量つまみが紛失していた。
プラスチックのつまみが取れてなくなってしまって、直径5mmくらいのシャフトが剥き出しになっている。

シャフトを指先で摘めば、回せないことはないんだけれど…グローブをしているとうまくいかない。

さて、これをどうやって修理しようかと、しばらく考えていたのだ。

ふと、グルーガンでできるんじゃないかと思いついたのでやってみた。
スリーブ・ワッシャーを準備
このシャフトの直径をもう少し大きくすればいいわけだ。
シャフトにスリーブを乗っけて、隙間をグルーガンのホットメルトで埋めてやればいいのでは?

ということで、養生をする。
マスキング完了
マスキングした後、シャフトにワッシャーを乗せて、ホットメルトをちょっと垂らす。
それが硬化しないうちに素早くスリーブを乗せて、シャフトとスリーブの間の隙間にホットメルトを注入する。

直りました…
グルーガンとはこーゆー物
そう言えば、グルーガンって知らない人もいるかな?
こんな感じのやつです。

ピストルみたいな形をしていて、お尻から「ホットメルト」という、熱で溶けるプラスチックのスティックを差し込む。内側から先端にかけては、熱線で熱くなっていて、そこでスティクが溶解し、先端のノズルから出てくるのです。溶解温度は確か70度くらいで、ノズル周辺は90度〜100度?くらいだったかな?

接着剤代わりとか、隙間を埋めたりするのに便利です。

もともとは、ドライフラワーとかスパンコールとかを使って、クリスマスリースを作るために買ったんだったっけ。随分長い間使わず、工具箱の中で転がっていたのだけれど、久しぶりに使ってみました。

作業台をちょっとアップグレード
ついでに、ドライバー関連がごちゃごちゃになっていたので整理してみました…何屋だよw

2022年6月6日月曜日

ワーク◯ンで外れを引いた話

僕は割とワー◯マンに好意的、というか、中立的だ。

僕の周囲には、その、アウトドア業界に関わる人たちもいる。んで、そうした人たちの中には、ワ◯クマンのことを嫌う人も多い。「パチモノ、モノマネ、誰かが一所懸命考えたアイデアをパクって、市場を荒らすフリーライダー」そんな風に言う人もいる。

僕は、そうした感覚に共感する場合もあれば、その…庶民が気軽にアウトドアを楽しむためには、こうした存在も必要なんだよな…そんな風に感じる場合もある。

ただまぁ、ワークマ◯が高品質だとは思わない。あくまでも、「この値段にしては」という前置きがあって、「ダメでも諦めが付く値札で」使ってみたら、想像よりは長持ちし、覚悟していたほどには悪くないから、全体としてはイイ、そんな立ち位置。
早いタイミングでかかとに穴が
で、あんまり大外れはないんだけど、これはちょっと失敗した。防水のガーデンブーツ。

半年くらいで、なんだか水漏れが始まったなと思ったら、あっという間にかかとに穴があいた。で、「防水」ではなくなったわけだけど、そのまま庭仕事に使っていた。
ぱっくり
ふと気がついたら…アッパーがぱっくり裂けていた。
結局1年保たなかった、これは残念。
 

2022年6月4日土曜日

苦楽を共にした戦友(仕事仲間)家族とBBQ

世の中の会社は、ホワイトからブラックまで、いろいろだ。
業績がいい会社と悪い会社もある。

ホワイトかブラックかと、業績がいいか悪いかで分類するとこうなる

A ホワイトで業績良い
B ブラックで業績良い
C ホワイトで業績悪い
D ブラックで業績悪い

AとBは業績良いので、会社としての価値は高い。
CとDはその逆で、買収とか吸収で安く手に入れられる。

注目すべきはDの会社。

ブラック企業ってことは、そもそもがマネジメントがうまく機能していないということ。こうした企業の場合、マネジメントを抜本的に改革してやると、業績も良くなって、ウハウハになることがある。ならないことのほうが多いけどな

ブランド力はあるけれど、オペレーションとか、コンプライアンスとか、いろいろ問題があって、なかなか成長できない会社。そんな会社には、大きなポテンシャルがあるということ。

で、世界のどこかの、お金をたくさん持っている人が、Dみたいな会社を手に入れる。

そして、立て直しのためのマネジメントチームが構成されて、ブッこまれて、あーでもないこーでもないと、やるのだ。

僕は以前、「修羅場人事」を仕事としていた。まぁその、いろいろヤバい会社の建て直しに送り込まれた社長が、「これあかんやつや、人事総務から抜本的にやらんとどもならん」、そんなドツボにハマった時に突っ込まれる人が僕です。
そして今日も…
でまぁ、とある会社で、僕が肩までブラックに埋まってもがいていた時に、僕に騙されて可能性を感じてオファーを受けてくれて…一緒に戦った Kouちゃん家族とBBQ
絶対焦がす自信あります!と言ってた
Kouちゃんの子供達は、もう自分でいろいろできる年齢なので、ハンバーガー作りにチャレンジしてもらうことにした。ほんで、今日はビアチキンはなし。スペアリブとハンバーガーに決定。
今日のスペアリブも美しい
犬大好きNちゃん
犬が好きなお嬢さんと奥様のために、コンパニオンドッグのマメが大活躍。
近況とか積もる話が尽きない
僕とKouちゃんともう一人、Ayayaの3人が、人事総務建て直し部隊だったのだ。この猛獣たちをたばねていたのが上司のKenさん。この方…僕が今までお仕えした上司のなかでトップ3に入るような人だった。

一度Kenさんのご自宅に呼ばれて、BBQをしていただいたことがあって、それは今でも僕の中で大事な思い出になっている。

今日のこのBBQが、Kouちゃんの家族にとって、そんなふうに残ったらいいなぁ…
仲良し
手ゴネビーフ100%パティ
タンパク質に塩を入れてやると、粘りがでる。これの応用で、ひき肉に塩を少し振って、練ってやると粘りがでる。つなぎとか一切いらない、本当に100%肉だけのパティ。

これをマジですか?くらいに大きなサイズにする。

表面を強火でキュって固めたら、弱火ゾーンでじっくり芯まで熱を通す。

パティのまんなかに小さな穴をあけて、周囲をBBQフォークで軽く押す。穴から出てくる肉汁が、赤から透明になったら出来上がりのサイン。
アメリカナイズされた人
スキレットでチーズを溶かしておいて、希望される方には、イヤと言うほどおかけします。
お嬢様はチーズ好き
あー面白かった。またきてね、遠いけど。

2022年5月30日月曜日

Ride6 上州武尊山の林道を走って馬鹿旨に in

この冬にBCスノーボードで下降した沢のいくつかは、途中から林道に出る。

林道と言っても、雪で埋もれている。
1mくらい飛び出たカーブミラーとか、フラットな路盤とかから、林道の上を滑っていることがわかるだけ。

スノーボードで「ギリギリ失速しないで下りられる」くらいの緩やかな林道は、腐れ雪の時は修行になる。

だけれど、それくらいのゆるい斜度の林道は、マウンテンバイクとかグラベルロードで走るにはちょうどいいのです。

そんなふうに目星を付けた林道を、ちょろっと走ってきました。
邪魔にならない場所に車を駐めてスタート
最初は舗装路をのんびりとヒルクライム。
見た目ほどは斜度はない
林道は、想定していたよりも急で、登りは7割くらいは押して歩くことになった。グラベルロードよりは、マウンテンバイクのほうがいいかも、そんなトレイルでした。
どん詰まり
一本目の林道を終点まで詰めて、そこから引き返す。
横は渓流が流れていて、シーズンになると、間違いなく川坊主が現れるだろう。
BCスノーボードで下降した沢
ここから上には人工の施設はないし、周囲には伏流していた流れが湧き出る泉がいくつもある。水が豊富な日本の低山で、あまり人が入らない場所は本当に素晴らしい。
浅くて冷たくてきれいな流れ
川坊主はまだいなかった
車道までグラベルダウンヒルを楽しんで、また違う林道を登る。こちらのほうが、ほんの少しだけ斜度はゆるいけれど、それでもほとんどは押し歩きになった。

ま、グラベルシーズンの最初はそんなもんですよ。
ちょっと明るい沢
こちらの沢のほうが流量が多い
ハイボルダー
渓流沿いにも、林道脇にも、ハイボルダーがある。流れの近くのは下地が危険だけれど、道路脇のは、掃除すれば…と思って見たら、小さな祠がお祀りしてありました…
ルーフ (笑)

こちらの林道は、どん詰まりのちょっと手前で3つくらい橋を渡る。ガードレールや手すりのボコボコは、豪雪地の証。
BCの時はここから林道に上がった
どん詰まり
山菜に詳しい人が羨ましい。
なんとなく、食べられそうなのを発見…ボクにはどうしようもないのでそのまま放置。
ワラビ??
引き返してグラベルダウンヒル2本目。うん、こちらのほうが路面がきれいで、斜度は緩くて、樹林も開けて明るくて良い。
グラベルダウンヒル2本目
そのまま車道をバビューンと下って車に戻る。
お腹すいた…
約束の地へ
酸辣トマト麺と餃子
今日もいい遊びができました、おしまい

2022年5月28日土曜日

友達家族とほのぼのBBQ

雪男山男兄弟舎の将来を担うKazu君ファミリーを招いてBBQ

ヘッダーでは「友達」って書いたけど、年齢差は25歳…マジで親子みたいな…
というか、彼のお父上はボクよりも年下w

それなのに親しく付き合ってもらえて、おじさんは光栄です。

この冬も何度か一緒にスノーボードしたのだけれど、彼のボードさばきとか、3Dでの滑らかな動きとか、かなりヤバイ。

SK8やってるせいもあるだろうけど、フリップ系のジャンプもメイクしちゃうイケメンです。
スペアリブに挑戦!
最近のボクは、自分が持っているちょっとしたノウハウとか、コツみたいなものを、次世代の人に引き継ぐことができたらいいなぁ、そんな風に感じている。

年齢のこともあるし、ケガとかいろいろで、今やっている遊びを、いつかどこかで諦めなければならないこともあるだろうしね。

そんなわけで、今回は、キャンプとかBBQやりたいKazu君ファミリーに、BBQの楽しさをちょっと感じてもらいたい的な。
リブブロック
ボクの作るスペアリブは、最初に下茹でしちゃう。
スペアリブのコツは、低温でじっくり長い時間かけて焼くこと。キッチンオーブンなら温度管理が簡単にできるので無問題。だけど、野外で、炭火で焼く場合はそんなわけにはいかない。
アクは丁寧に取ること
骨の髄から出て来る汁から赤みが抜け、骨と肉がちょっとだけ外れるまで湯通しする。
それを流水できれいに洗って、アクとか、骨髄から出て固まった黒い奴とかを落とす。
で、それをタレに漬け込んで冷蔵庫で寝かせる。それが、BBQの前の晩の、ボクのルーティーン。

当日は朝からよく晴れて、子供達が熱中症になるんじゃないかと心配になる。ということで、プールを用意しましたw
真夏仕様
なんというか、キャンプ場にあったら、「ドッグラン付き貸切芝生サイト・ハンモック・プール付き」みたいな絵柄になった。

試しに入ってみたら、このままトプンと行きたくなりましたw
子供に還りたい
子供達がとても楽しそうに遊んでくれたので、ジイジも嬉しい。
ほぼ孫
みんなが来る前に火を通し始めたビアチキンもできあがった。
表面が色づいてから弱火で2時間
こうやってみんなが入れ替わり立ち替わり、遊びに来てくれるのがとても良い。
奥様との練習の成果が卓上に並ぶ
あー楽しかった。

翌朝、お隣のお父さんに声をかけられた。

あんた、孫がいるんかい!
かわいー孫が、二人もいるんかい、知らんかったいなぁ〜!

まぁ、普通、そう思いますよねw

2022年5月24日火曜日

ルーフトップテントのメンテナンス ストラップの交換

ルーフトップテントのハシゴを固定しているストラップを交換しました。

このストラップは、片側がフレームに固定されていて、そこにバックルのメスがある。
ストラップの反対側は、バックルのオスがついていて、これをハシゴの踏み棒に回して戻して来て、パチンと止めて固定する。

この、踏み棒の隙間を通して回してくるのが微妙に面倒くさい。
外す時も、バックル外してストラップを引っ張るだけだと引っかかったりする。

雨とか雪とか、悪天候のときには微妙にイライラするw

で、フレームとハシゴの両方に、それぞれストラップを固定すればいいんじゃないか?
そう気がついた。

梯子側にオス、フレーム側にメス、ストラップの長さは微調整できるようにしておく。
そうすれば、パチンてはめるだけで済む。
施工後はこんな感じ
オリジナルのストラップは緑色だったのだけれど、退色してみすぼらしいので全交換。
バックルとかのプラスチックパーツも、紫外線や温度変化にさらされているので、壊れるまえに全交換。
固定された状態
ストラップはちょうどいい長さに調整してやる
外すとこんな感じ
キレイになりました
ストラップが新しくなるだけで、なんとなく「使い古し感」が消えてちょっと嬉しい。
まぁその、車はもう、ド中古なわけですが… 笑