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2021年3月2日火曜日

スノーボード リーシュの工夫

スノーボード の流れ止め(リーシュコード)は、いろいろとややこしい。どこのゲレンデでも、装着が義務になっているが…少なくともここ最近では、装着していないとリフトに乗れないといったことも無く、見逃されているのが実情。

また、まったくの初心者がスノーボード をレンタルする場合、使い方を聞いていないのか忘れたのか…残念な状態なことも良くみかける。

僕もリーシュは、ゴンドラ回しの時は付けないこともある。それに、BCやパウダーの時は万が一の脱出を考えて基本的に付けない。ボードが埋まって身動きとれなくなったら、速やかに足をバインから外して逃げなければならない状況もあり得るからだ。

ただ、リフトで回す時。そして、そのリフトが低速で長い場合は、乗車中に足の締め付けを緩めて楽をしたい。で、あらかじめバインを少しゆるめておきたいのだが、リフトの下がコースで人が通っているとか、万が一ボードを落としたら回収が甚だ困難だったり、そんな時にはリーシュをつけるのがマナーだと思っている。

しかし、スノーボード 用のリーシュは意外と値段が高く、その割に貧相な物も多い。スノーボード とバインディングが落下した場合、衝撃荷重がかかるわけだが、それに耐えられそうのない製品も多い。

そこでお勧めなのが、スキーリーシュ。現代のゲレンデ用スキーはブレーキ(ストッパー)が付いていて、外れると勝手に停止する様になっている。だが、山スキーの場合は、外れたスキーが雪の中を突進して行方不明になったりするのを防ぐために、いまだにリーシュが使われている。そして、

スキーリーシュは2本1組で売っている

1セット買えば、二人で分けたり、日によって履く板を買えたい場合に予め装着して置けるので便利だし…単純に安く上げることができる。

そして、もともと山スキー用、つまり、板を流して紛失することが命に関わる状況で使う物、なので、信頼性も高い。写真はマジックマウンテンで、ブーツ側にカラビナがついている。ブーツ側には細挽きかリングをつけておいて、そこにフッキングするのだ。しかし、カラビナゲートが凍結して開かなくなったりなんてことがある。この製品は、凍結して固着しないように、ゲートがスプリングワイヤーになっている。

アンクルストラップの穴をガイドがわりにして、ワイヤーを通す
ストラップ根元のボルトに引っ掛ける

バインディングを装着する時
すぐ目の前にカラビナが浮いているので
セットアップが甚だしく容易