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2021年6月16日水曜日

ゲレンデご飯: シャルマン火打

スキー場のゲレ食(ゲレンデ内のレストハウスというか食堂)のメニューは大体において代わり映えがしない。「山の中なので仕入れが大変だ」とか、「日持ちがしないと管理ができない」とか、「本職のコックさんでなくても調理できないとダメ」とか、いろいろな理由でもって、レトルト冷凍缶詰のオンパレード。

山の中にあるということを逆に活かして、山の幸のメニュー、地場のキノコや山菜、鹿やイノシシなどのジビエ料理が出てくる、なんてことがあればいいのにね。

シャルマン火打のゲレンデトップにある、ロッジ風のレストハウスはちょっと独特。シャルマンも山奥なんだけど、山を降りるとそこは日本海。で、日本海の海鮮をマスターが仕入れてきて作る丼シリーズがおいしい。

鮭の親子丼(サーモン+いくら)

普通のゲレ食に比べると、単価はちょっとお高めだけど、理不尽に高いわけではない。

サーモン甘エビ丼

ちゃんとしたものを食べて欲しいという気持ちというか、心意気を感じるので、できるだけランチはこちらで食べるようにしている。

カニいくら丼

このスキー場の山は豪雪で有名で、パウダー好きホイホイ的なエリアになっている。山を越えた反対側にあるスキー場も、パウダーで有名で、一度倒産したんだけど、数年前に復活した。復活したら、リフト券はバカ高くなって(あ、でも、海外のスキー場に比べたらはるかに安いんだけどね)、ゲレ食も「馬鹿にしてんの?」くらいの値段で貧相なクォリティの物を出すようになった。

値段が高くても、それなりの物を出してくれるなら文句はない。

食べ物の恨みって恐ろしいんだよ…

もう潰れないでね…