AJ宇都宮のパーマネントブルベ、まずは一番短い
AJP那珂川120km を完走した。
AJ宇都宮のパーマネントは、難易度が低い順に並べるとこうなる。
- 那珂川120km 制限時間 8h
- 楢葉 240km 制限時間 16h
- 只見 270km 制限時間 18h
この上に「磐梯」という「山岳コース」があるのだけれど、それはとりあえず見なかったことにしたい… 完走できる気がしない
段階的に難易度を上げていくなら次は楢葉なんだけれど、ルート中盤は太平洋岸を走る。朝、標高350mくらいの白河をスタートして坂を下り、昼に海抜0m地帯に着き、猛暑ドンピシャのタイミングで坂を登って白川に戻るのは、流石に危険。
ということで、山間部を走る只見に挑戦することにした。
|
PC1 道の駅羽鳥湖高原 |
天気予報は雨、スタート時も雨。でも、猛暑よりはいいと判断。
新白河駅をスタートしたら羽鳥湖高原へのヒルクライム。そこから下って、もう一度長い登りをこなして、峠を越えて只見に降る。そこまでが多分一番消耗するので、涼しいうちにクリアできるように、朝3時スタート。
|
雨に霞む道の駅 |
最初のチェックポイントは、道の駅の写真を撮ることで証憑とする。スマホと防水のコンデジでそれぞれ撮影しておいて、冗長性を確保する。浸水で写真が取り出せないとか、泣くよね。
|
夜が明けてきた |
降ったり止んだりの中、急なダウンヒルをこなして幹線道路に出て、只見に向かって登る。
|
なんかの岩 |
道路の轍に水が溜まって、ハンドルを取られる。その横を車が水飛沫を上げて通過する。そんな感じなので、観光とかなく淡々と坂を登る。
で、僕はこの時、なぜか次のチェックポイントが道の駅だと思い込んでいた。
走れども走れども、道の駅が現れず、ついに…この先の山道を上り詰めれば峠で…そこから降れば只見だ…というポイントに着いた。
あれっ?
2個目のチェックポイントは?道の駅は???
そこで、濡れないようにジプロックに入れて、バッグの奥に入れてあったブルベカートを引っ張り出してみたら…
2個目のチェックポイントは、羽鳥湖高原からのダウンヒルを終えたところのセブンイレブンだった…
通り越した距離は40kmオーバー…戻ってセブンでチェック完了して戻ってくると80kmプラスすることになる…はい終了
完走認定にはならないけれども、指定のコースを完走しようか考えた。けれど、この天候で走ってもしゃーないなぁ、そう考えて引き返す。
|
羽鳥湖から降ってきた分岐 |
|
分岐の目の前にあるセブン(PC2)通過2回目w |
通過しちゃったセブンまで戻ってきた。
外観を見て思い出した。
ここ、立ち寄ろうと思ったんだよなぁ。
雨でビショビショだったので、店内入ると床が濡れるでしょ?とはいえ、雨具上下を脱ぐと時間をロスする。ちょっと考えて、飲料補給は街道沿いの自販機でやればいいか、そう思って通り過ぎちゃったのだ。
|
観音様 |
同じ道を引き返すと、羽鳥湖高原までの登りがえぐいので、会津若松まで降る。そこから猪苗代湖の外輪までヒルクライム。ここが、想像していたのの3倍くらいキツかった。
|
登るがよい |
あのさぁ、普通さぁ、湖とか沼って、「低地」にあるじゃん?
猪苗代湖って当然、周囲より一段低いところにあると思うわけよ、こちらは。
なんで坂登らされるんだよ?
責任者出てこいよ。
しかもすぐそこが湖のはずなのに、尾根が続いていて湖見えないじゃん。
しかもアップダウンが地味にあって削られるじゃん。
しかも最後にもうひとつ、それなりに登る峠があるじゃん。
|
油が流れてサラサラシャリシャリのチェーン |
最後の2時間以外はほぼずっと雨だったので、あらゆるところから油が抜けました。変えたばかりのチェーンと、スプロケットからも悲鳴のような掠れ声が…
ログはこんな感じでした。
DNF (Did Not Finish 途中撤退)したのに結局210km走行して、獲得標高も2,400m超え…
|
雨ライドは涼しくていいなぁ |
|
大休止期間ほぼゼロ |
でねぇ…200kmブルベの制限時間って13.5hなのよ。
この日、ずっと雨だったので、大休止ほとんどなし、走りっぱなし。なのに、行動時間12h 45m。12時間走行して、貯金が45分…優雅にランチ取ったりしてたら、パンクとかトラブル一発でDNF確定。
今回分かったのは、只見ルートは、顕著なクライムが3箇所あってかなり余裕ないということ。
涼しくなったら再挑戦してみます…