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2023年6月26日月曜日

Hike1 赤城山外輪時計回り One-Day

天気予報があんまりよろしくないけど、体動かしたい。

そうだ、あんまり標高が高くないお山にでも行こうかな。森林限界から出なければ、風の影響は抑えられるし、気温もそれなりに高ければ、むしろ霧雨くらいのほうが涼しいし。

そしてもしもの時、すぐに車道に出られそうな山…
てなことを考えて赤城山に行ったという話。
7〜8年ぶりの駒ヶ岳
赤城山の近くに住んでいるのに、いや、近すぎるせいか?赤城山を登山した機会はあんまりない。黒檜山、駒ヶ岳、長七郎岳くらいなのだ。せっかくだから、主だった山を全部一周しちゃおうか、そう考えて Garmin Connect でルートを引いてみた。コース延長はちょうど20kmくらいで、以前行った日光中禅寺湖一周と同じくらい。獲得標高を考慮すると、中禅寺湖大回り(社山を踏んで縦走)と同じくらい。

まぁ、行けるでしょう。
覚満淵木道スタート
ビジターセンターに駐車して、鹿よけゲートを潜って覚満淵から入山。うっすら霧がかかる中を、ゆっくり体を慣らしつつ進む。
涼しい
覚満淵
しばらく続いた猛暑は、一休みの曇り空。湿度は高いけれども、霧が肌をなでると涼しくて気持ちがいい。

車道を渡って登山道に入り、長七郎岳へと坂をのぼる。この辺りは穏やかで、良く踏まれた路が歩きやすい。
樹林帯
途中の分岐から小地蔵岳をピストンし、そこからもう少し標高を稼ぐと長七郎岳。山頂は広く、お弁当を広げるにはいいところ。

今日の行程は長いので、行動食を口にしつつ前へ進む。
長七郎岳
コントラスト


山野の花にはまったく疎い。もう少し体力が落ちて、ガシガシ歩けなくなったら、植物図鑑でも手にしながらのんびりハイキングなんてのもいいだろうな。

そう思っていたのだけれど、Googleレンズ…便利なのか風情がないのかw
小沼の湖畔道
小沼に降りて、湖畔の広い歩道をぐるりと回る。

もう一度車道を渡って地蔵岳へ登る。ここの鉄塔は関東平野の広い範囲から見えるやつ。

そう、赤城山の塊の中にある、こんもりと丸い山。てっぺんにでっかいアンテナが立っている山。あれが地蔵岳。


地蔵岳を降りて、また車道を渡り、赤城山総合観光案内所を遠目で見ながら鈴ヶ岳への登山道に入る。ここまで何度か車道に出るのだけれど、自販機や売店があるのはここだけと思った方がいい。
樹林帯の尾根路は見晴らしが効かず、たまに視界が開けてもそこは霧の中。
鈴ヶ岳をすぎると、道は降り始める。沼尾川に沿って深山に向かってちょっとうんざりするくらいに坂を降る。

降っただけ、もう一度登り返して標高を取り戻す、そう考えると気持ちは萎えてくる。やがて本日の最低標高地点につき、川を何度か渡ってから標高を上げていく。

シダの楽園
登山道は再び稜線に出て、熊笹に撫でられながらアップダウンを繰り返して進む。
出張行ってきまーす
信仰の山
こんなトレイルが続く
ちらっと大沼
最高峰黒檜山
赤城山の最高峰、黒檜山に着く。ここから先は降るだけ。
御神体
そう…降るだけなんだけどね。黒檜山は西からの登山道は急傾斜の岩ガレが連続する。お助けトラロープまでは要らないけれど滑りやすい岩質で急傾斜の登山道。東側の登山道は、延々と階段が続く。

しかもしかも、途中で分岐をうっかり間違えると、とんでもないところに降りてしまう。初心者向けではないけれど、赤城の最高峰なんで、100名山目当ての人は黒檜山にばかり来るんだよね。

他の山も楽しいよ?
黒檜山からの下山途中で駒ヶ岳
駒ヶ岳を越えてから、道はさらに急傾斜の階段となり、膝に微かに痛みが出たタイミングで車道に出た。
お疲れ様でした、俺
ログはこんな感じでした。20km にはちょっとだけ届かなかった。曇り時々雨の予報だったせいか、ハイカーは少なく、静かな山行を楽しむことができた。
自転車に乗っていると、大臀筋(お尻ね)と、腿の裏側の筋肉が発達する。登山すると、腿の前側の筋肉が発達する。

ここしばらく自転車ばかりだったので、翌日から1週間くらい、腿の前側の筋肉痛で悶絶していたのは内緒です。
56歳の脚
おしまい