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2022年4月18日月曜日

RIDE2 雨予報なのでさらっと走る

午後から雨予報なので、ローラー台でも回そうか、そう思ったのだけれど、せっかくなら外を走りたい。

湿度が高めな今日みたいな日は、心なしか花粉症も少し控えめだしね。そう考えて走り出す。

RIDE1は700-32Cのチューブレス・カーボンリムホイールで走った。シーラントをしっかり馴染ませるためにね。で、そのホイールはヒルクライムとか長距離用としている。

今回は、700-35Cの セミスリックタイヤを履かせたアルミリムホイール。こちらはグラベルとか、普段使いとか用。
菜の花の花粉を感じながら走る
さすがにタイヤの太さを感じる。転がりはちょっと重く、風の影響も感じるけど、3 Bar を切るくらいの低圧運用なので、「ボヨンボヨン」と、ショックが少ない乗り味は快適。

というか、もはやロードバイクとは違う乗り物。
道が無くなった
この仕様で走ると、草むらとか、河川敷とか、砂利の林道とかをあえて走って行きたくなる。
道に迷ってあちこちへ
さらっと走る予定が、気がついたら埼玉から神流川方面に向かいそうになっていたので戻る。
神社
神社
神殿
自転車で走っていると、本当にお寺や神社が多いことがわかる。で、僕は思うのだけれど、こうした寺社は建立するにも、維持し続けるにも、そこの住民の深い関わりが必要だ。しかも、その労力と費用を捻出するだけの豊かさが、そこに存在しなければならない。

貧しく、食べていくのがギリギリならば、寺社どころではないだろう。そして、多分、寺社がどれくらいの周辺人口で成り立つのかが、豊かさを表しているのではないだろうか。

豊かな土地ならば、少ない人数で建立し維持ができる。つまり、たくさん、狭いエリアに寺社が建っていくということになるのだろう。
河原グラベルをあてどなく走る
午後から雨のはずが11時ごろから降り出した。
他にサイクリストの姿はない
山の中で雨に降られると、寒くて嫌になるけれど、今日みたいな日はわりと楽しい。
ディスクブレーキバンザイ
ディスクブレーキに、グリップの良いタイヤ、スマホには防水カバー。
準備をちゃんとしていれば、雨のサイクリングもまた楽しい。

ええ、とっとと帰りましたが…それが何か?

2022年4月16日土曜日

RIDE1 シーズンお初のサイクリングは向かい風地獄

花粉症は相変わらずヒドイけど、グラベルロードシーズンが始まった。
まずは走り出す前にメンテナンスをする。
給油と各部の作動確認
チューブレスタイヤには、シーラントを補充する。気密性が落ちてきたバルブコアも交換。

僕は単独で林道を走ることもある。山中のトラブルは嫌なので、壊れたり不具合になる前に交換する。
シーラントはスタンズ
今まで、バーエンドについている小さなサイドミラーを使っていた。だけれど、加齢のせいで、ミラーが小さいと後方がよく見えない。

そこで、「カッコはあんまりよくない」けど、こんなサイドミラーをつけてみた。
大型ミラーはオススメです
もっと早くつければ良かった、そう思うくらいに快適になりました。
麦秋が近づいている
バイクシーズン初日なので、のんびりとサイクリングロードを中心に北に向かって走る。
北寄り季節風が強く吹いていて、午後にはもっと強くなるという予報。北に向かって走っていけば、帰りは追い風で楽ができるからね。
桜の季節はもう終わり
吉岡のあたりまで走って帰路に着く。
この温泉来たことないんだよな…
麦の収穫もまだだけれど、農家のみなさんは、今年の稲作準備を着々と始めている。用水設備も雪解け水を湛え始めた。
実際に見ると圧倒的な力感を持って流れる農業用水
この施設をゴウゴウと流れ降る水をみていると、なんというか、背筋をすーーっと冷や汗が流れるような、不安な気持ちになる。
自然とそれを利用する知恵
人間には絶対に勝てない、この圧倒的な水の力。そしてそれを利用するために制御しようとする試み。

先人が少しずつ築いた、こうしたさまざまなインフラが「国富」なんじゃないかなぁ。僕はそう思います。
怪我したら整形外科で温泉だ!
グンマー國には単線のローカル鉄道が多い
早めに帰宅して、クライミングジムに出かけた。スタンプカードを見たら、前回来たのは昨年の5月だって…
当然のことながら登れませんw
ダイエットクライミング
すこーしだけ体重が減ったような気がしたので、奥様さそって近所の鰻屋さんで夕食。
特上!
このあたりのうなぎは、特上でも都内の並くらいのお値段です。なんでだろう、利根川水系で川魚問屋さんとかも割とあるからかね。
うなぎボーン
さぁ、明日からダイエットだ!

2022年4月15日金曜日

ルーフトップテントのメンテナンス(ストラップ交換)

2017年の5月に購入したルーフトップテント、1年を通じて活用している人って意外と珍しいかもしれない。夏はとても快適。

高さがあるので、虫も少ないし、風が通って涼しいし、外から覗かれないしね。
夏のキャンプはとても快適
家族で行くと奥様の指定お休み処になるわけだけれどw

冬は寒くないんですか?
そう聞かれるときもあるけれど…そら寒いですが、何か??
インナーテント導入してだいぶ快適にはなった
このテントは、ABS樹脂のトップカバーが上に被さっている。そのカバーが電動で張り出して庇になるので、雨や雪が降っているときにも換気ができたり、出入りの時に濡れずに済む。
前後左右にそれぞれ2本ずつストラップ
そのカバーが走行中の風でめくれ上がらないように、左右太い布製のストラップががっちり固定している。それに加えて、前後左右それぞれ2本ずつ、8本の樹脂製ラチェットがある。

で、紫外線やら温度変化にさらされて、経年変化でストラップが脆くなってくるので、定期的な交換が必要なのだ。
右が旧型、左が新型
僕のルーフトップテントは、Easy Camper Revolution  というモデル。買って使い倒していて気がついたのは、こうした消耗品をパーツとして購入できること。テントの幕体(本体と屋根ね)すら、古くなったら買い換えることができる。

「これが壊れそうだ」、そう連絡をすると、パーツリストと値段をすぐに知らせてくれる。値段は大変に良心的だし、よく見ると、地味に部品が改良されている。素材だったり構造だったり、ストラップであれば幅だったりを見直しして強化されている。

で、僕がイチユーザーとして、ストラップをこんな感じで交換しましたという投稿…スーパー長文の前置きでしたwww

さて、ストラップの交換だけれど、メス(ストラップを差し込む先ね)側は、フレームにブラインドリベットで止められている。リベットの軸径は4mm で、引き剥がす力にはさほど強くないけれど、横方向への引っ張りには強い。つまり、こうした用途にはぴったりだ。

不用意に緩んだりもしないし、交換の時にはリベットヘッド(頭の部分)をドリルで飛ばせば簡単に抜くことができる。ただし…ドリルはリベットに対して垂直に当てなければならない。
ドリルがまっすぐ入らない…
テントフレームとルーフの間は狭いので、ドリルが入らない。本来ならば、ルーフキャリアからテントを一度外して、真下からドリルを当てられる位置までズラさなければならないのだ。

前側のストラップが最初に痛んできたので、先にこの2本を交換したことがある。この時はテントを前側にズラしてリベットを抜いて、ストラップ交換をしたのだけれど、ちょっとうんざりするくらいに面倒臭かった。
前側2本を換えた時
で、ふと思った、軸が直角に出ているアングルドリルなら、テント外さなくてもいいんじゃないか?

しかし、アングルドリル(ググってね)は高価だし、そのためだけに買うのもなぁ…
そしたら、こんなん見つけました。
アングルアダプター 1,000円以下
直角やフレキシブルアダプターがあるのは知ってたけど、3~8千円くらいはしていた。それが、中華製で800円くらいで手に入る。
実際は左手でアダプターを固定しながら使います
当然耐久性はないだろうけど、リベットヘッドを10数本ドリルで飛ばすだけなら無問題。
トレイのが新型のラチェット、固定力アップ!
嘘見たいに簡単にリベットを外して、メスの交換が完了。
注: 実際には上のトレイのブラインドリベットよりも短く、軸の太いのを使っています

そしてオス側の交換に移る。こちらは普通にフィリップス(プラスドライバー)のボルトと袋ナットで固定されている。

ちょっとどうなのかなと思ったのは、袋ナットとストラップの間にスプリングワッシャがかましてあったこと。
スプリングワッシャーが食い込んでる
スプリングワッシャーがストラップに食い込むことを防ぐために、一回り大きい、薄いワッシャーを入れてやる。そして、ネジには中強度の緩みどめ剤を垂らして固定。
数年後にはまた外すので「中強度」を選ぶこと
これでまた、当分の間は安心して使えそうだ。

あ、そうそう、言い忘れるところだった。

ドリルでビューんってリベットヘッド飛ばすと、アルミの切削粉が撒き散らされるわけです。車のボディにシートかけて養生しておかないと、傷だらけになるからそれだけは注意ね。

Local Retailer

今日は出先から直帰となって、途中で気になっていたショップに寄ってみた。
この道は、自宅から温泉に行く時によく通るのだ。

「服とスノーボード」と看板に書いてある REVEさん。

で、店頭には、こだわりの強そうな4x4のSUV、英国製とか、国産の古いタイプとか、4x4のミニバンっていったらこれしかないでしょうというやつとか、が並んでいる。

多分、キラキラの新興ガレージブランドと、国産ボードと、横ノリアイテムで埋まった店なんだろうなと思っていた。

入店して、ぐるっと回ったらビックリ。
BCを続けていると絶対に必要になるアイテムが、網羅されている。

というか、DMMのリボルバーとか、ロックバイルとか、テープアブミ売ってるスノーボードショップ(だよね?)、初めて見たかも。

シーズンも終わりなので、夏も使いそうな消耗品しか買わなかったけど、こんなローカルショップが元気に続いて欲しいな。そんな気持ちで…荒利が大きそうな物を購入させていただきました。
メンバーカード作ってもらったw
店内や店頭の写真は、ご迷惑になるとアレなので無し。ぜひ行って見てください。

2022年4月9日土曜日

DAY36 から人様のボードに春雪ストラクチャー加工

DAY36は岩鞍の主と、春のシャバ雪でゲレンデ納め。
リフトの上で、妖怪板掴み対策の話になった。

僕の結論は、ワックスにこだわるのもいいけど、ストラクチャー入れた方が走る。

そんで、滑ってるうちにいよいよ雪が緩んで、妖怪が現れたタイミングで、お互いの板を交換して滑って見ることにした。

僕ちんの Bataleon Thunder  には、自分でストラクチャーを入れてある。それで滑ってもらったら、主も納得したみたいだ、明らかに滑ると。

最後の一本、岩鞍のボトムで、僕が減速しながらも普通に滑り降りたところ。主のボードは止まってしまって、スケーティングで降ってきた。

僕の板にも…入れてください…ストラクチャー を…グハァッ!

ただ、マジ板にいきなりDIYでストラクチャー入れるのは怖いので(僕がネ)、まずは春用のサブ板に入れることにした。

んで、Palmer の目玉ボード(限定グラフィックス)を預かった。
これが完了形
一度に広範囲に作業すると、加工ムラができるので、まずはセンターにマスキングする。それと、切削クズが入らないように、バインディングのビス穴もマスキングで養生(写真なし)。
陽の光で見るのがわかりやすい
エッジが丸まっていたので、ファイルを軽く当ててみたら、何箇所かヤキが入っちゃっている。ダイヤモンドファイルでさっとバリをとって、ソール側は錆をとるくらいの感じでファイルを入れる。

サイドウォールを波目ファイルでカットして、サイドエッジを研ぐクリアランスを作る。
褪色した表面の下からフレッシュな面が出てくる
波目ファイルが大活躍
ボーダーカッターよりも、波目ファイルのほうが早く綺麗にカットできるように思うのだけれど、どうなんでしょうね。

89度のファイルフォルダでサイドエッジを研いで、ダイヤファイルでバリ取りしてエッジ調整は終了。

ソールはストラクチャー入れて、メタルスクレーパーで毛羽取ってフィニッシュマット青。ホットワックス入れて、ワックスに絡め取られた毛羽を一緒に、プラスチックスクレーパーで強めに削ぎ取って行く。その後メタルブラシからナイロンブラシかけて、フィニッシュマット白。
細かいケバはフィニッシュマット
さぁ、主人(あるじ)の元に還るがよい
さて…
プロショップで、マシンで入れた深めのストラクチャーには負けるだろうけど…
ノーマルに比べるとはるかに走るようにはなったはずだけど…どうだろうか

2022年3月28日月曜日

DAY34 名残雪を味わう

シーズンの終わりが迫ってきた…
天気が悪そうなので、BCは諦めて大人しくゲレンデへ。
新潟方面は強風のため、クローズするところもある予報。しかし、冬の季節風の風裏になる尾瀬岩鞍は無問題。
圧雪の上にサラリとパウ
朝は雪が舞っていた。
人が少ない
大荒れの予報なのと、平日なので、ゴンドラの運行開始待ちの列もない。
ただ、積雪はまだまだたっぷりあって、昨シーズンが嘘みたいなコンディション。
先シーズンとは大違いの積雪量
西山まで上がると、固く締まったバーンの上に、粉雪が舞っていた。
今シーズン最後の?雪の結晶
よく見ると、結晶が砕けた細かい風花の中に、綺麗な雪印。
ウェアに落ちてフッと消えて行く。
日が出たり曇ったり
ゴンドラ山頂駅付近は風が強く、低速運行だけれど、他のリフトは通常通り。気温も上がらず、快適に滑れる。
亀裂入ってクローズ
急斜面にはクラックが入り始めている。
底雪崩が出やすいシーズンもあるけれど、今シーズンはそうではない。樹林帯がある場所の雪面は、比較的安定している。

至仏が楽しみだなぁ。
上州武尊は荒れ模様
ここ、片品エリアだけが平穏らしく、周囲の山は雲に隠れていたりする。
日光白根
日光白根はすっきりとした姿を見せている。今シーズンはあそこのBCを滑りたいのだけれど、どうなることやら。
谷川岳遠望
帰りに、赤城山の広域農道を通る。
そこから見る谷川岳は、まだまだ雪がたくさんありそうだ。久しぶりに、残雪期登山にでも出かけてみようかな。
上州武尊
今シーズンは、新しいBCルートを開拓した上州武尊、さすがに、そろそろシーズンは終わりかな。

岩鞍も4月上旬でクローズになる。
そのあとは、BCを何日かやって、残雪期登山から、自転車のシーズンがスタートする。

毎年、この時期が一番物悲しい。