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2023年7月31日月曜日

Hike2 榛名外輪反時計回り

自転車と登山は使う筋肉が違うようで、両方をバランスよくやるのがいいと思っている。

6月に今シーズン初ハイキングで、赤城山外輪一周をした
その時にふと、榛名山の外輪一周が未達成なことを思い出した。

てなわけで、実行した記録です。
榛名ビジターセンターに駐車し、まずは榛名富士からスタート。
ロープウェイ山頂駅
榛名富士南面を登るとロープウェイ山頂駅。あれ?そう言えば、このロープウェイ使ったことないや…
山頂へ続く石段
ロープウェイ山頂駅はちょっとした広場の縁に立っている。そこからちょっとした坂を登って鳥居をくぐる。
鳥居
参道途中に分岐があり、そこに入ると由緒正しい神様たち。まずはそちらにお参り。
だそうです
榛名富士は以前愛犬マメちゃんと来たので、詳しくはリンク先へ…
さらっと通過して北面登山道を降り、ちょっと車道を歩いて烏帽子岳への登山口へ入る。
鳥居がお出迎え
ここは榛名外輪山の北東端にあたる。個人的には、登りやすいし山頂からの展望も良くて好きな山。
鳥居の奥に小さな祠
お稲荷さん
外輪道分岐までは穏やかな道。分岐を過ぎると少し斜度が増える。
鬢櫛山への分岐を分ける
烏帽子岳本体への入り口
狛犬…お狐様?
途中の分岐で岩棚に登ると、岩壁に小さな横穴が開いている。そこに、本願成就したお礼参り?で奉納されたお狐様がたくさん。
この中に飛び込んだら…いやいや
山頂標識周辺は木立が密集していて、展望は無い。そこを通り過ぎて、南西方向へ向かう小道を辿ると、岩場の上に出る。はい、榛名湖ドーン
榛名湖
左側斜面は、榛名富士の西面斜面。対岸の一段低くなっているコルは峠になっていて、そこを降ると榛名神社へ至る。右端の山体は、榛名連山最高峰の掃部ケ岳(カモンガタケ)の一部。

南東方向に目をやると、本日最後に登る相馬山と、その左に外輪から外れる二ッ岳が見える。
左が二ッ岳、右が相馬山
相馬山の右には、スルス岩がある。
若かりし時に散々登ったスルス岩
西に目をやると掃部ケ岳。
どっちから登っても辛い掃部ケ岳
外輪道は基本こんな感じ
展望を楽しんだら烏帽子岳を後にして、外輪道に戻る。
ちょっとした登り返しで鬢櫛山。
山頂標識がかわいい
鬢櫛山から降って車道に出て、しばらく歩いて再び山に入る。穏やかな道を進むと硯岩。ここはクライミングのゲレンデにもなっていて、あの平山ユージさんが初登のNatto 5.12がある。
終了点…
硯岩には、へっぽこの僕でも登れそうな5.10bくらいのルートもあって、一度下見に来たことがある。
硯岩からの榛名湖
硯岩からは、榛名湖の対面にプリン型の榛名富士が見える。
よそ見してると危ないよ?
高度感
烏帽子岳
展望を楽しんだら、掃部ケ岳へ登り返しが始まる。ここの丸太階段がエグい。
ハードル訓練
丸太と丸太の間の土砂は流出してしまっている。丸太を伝って登るのが一番楽なんだけれど、そのためにはバランスを取るためにダブルストックが必須。ストックなしでここを歩くのは修行…そう考える人は横を歩くので、丸太階段はほとんど使われず苔むして滑りやすく、横を歩く人がさらに増える。
掃部ケ岳手前の肩から榛名湖
最高峰掃部ケ岳も展望は効かない。山頂標識で証拠写真だけ撮って、榛名湖まで降る。この下り坂も、ほとんどスイッチバックを取らず直線的に引かれたトレール。そこが熊笹の根っこや草付きになっているので、油断するとスリップする。スリップする人が多いと、階段上の踏み跡が崩れて滑り台状になる。

そもそも、直線的に拓くのがおかしなくらい急なので、ここは登るのも降るのも楽しさを感じない。最高峰に拘らないなら、掃部ケ岳はあんまりお勧めしない…ま、一度くらいはいいかもね。
榛名湖からのパノラマ
掃部ケ岳から下山して榛名湖畔に出たところ。ここには自販機も公衆トイレも食堂もあるので、補給を済ませる。ここを過ぎると後はビジターセンターに戻るまで補給ポイントは無い。
樹林の隙間から烏帽子岳が見える
もう一度外輪道に登り返す。ここからスルス岩までは、苔で滑りやすい木製階段の急なアップダウンが続く。そして、木々の葉が落ちる秋〜春を除いて展望に乏しいので人気が無い。人気が無いので手も入らず、太腿から鳩尾くらいの笹藪をしばしばかき分けて進むことになる。
最後のピーク相馬山が見えてきた
せっかくなのでスルス岩に登って天狗様にご挨拶
後方は榛名湖とその右に榛名富士
スルス岩からコルを超えて、相馬山への登り返しに入る。ここのルートは鎖場と鉄梯があって、短いけれど変化がある。山頂からは関東平野の見晴らしもよく、富士山が見える時もある。そんなこんなで、割と人気のある山。
ハイカーを見かける
1日の疲労が溜まっているはずなので、慎重に高度を稼いでいく。
最後の鳥居
山頂には社殿があり、お参りを済ませる。
いつみてもちゃんとメンテナンスされている

関東平野はガスの中
山頂石像
車道
気をつけて下山して、車道に出て振り返ると、メインの大鳥居。あとはほぼフラットなハイキング道をたどってビジターセンターに戻ればコンプリート。
花…
花…
花…
花鳥風月に弱い男ですみません…
かき氷
ロープウェイ山麓駅から道の反対側にいくつかお店が並んでいる。「氷」の幟に抗えず in
今日はもうこれで終了でいいですーw

ログですー
榛名外輪、三度目のチャレンジで無事コンプリートできました。終わってみれば、歩行距離と獲得標高は赤城外輪とほとんどおんなじような感じでした。

おしまい

2023年7月22日土曜日

Backyard BBQ

お友達夫婦が遊びに来てくれた。

酷暑なのはもう分かっているので、少しでも快適に過ごせるように、準備。
この家で、この芝生の上で、犬を放しっぱでBBQできるのも引越しまで。

ということで、タープ張りました。
パパさん
ご夫婦もプードルを飼っている。あちらはティーカップのメス。うちはトイのオス。
両手に…プー
今回は久しぶりにチョコレートブラウニーを焼いてみた。
ブラウニーはねぇ、アメリカンな、クリーム感強めなバニラアイスと食べると美味しいんだよ。今回ももちろん、レディボーデンのバニラアイスを買ってあるw

湯煎しながらチャカチャカっと
とうもろこしも焼いてみた。
皮付きで焼くのがスキ
グンマー国はあまりにも暑いので、下ごしらえスペースにはミスト散水。
温度は下がるが湿度がネ
蓋付きグリルがあると、オーブンがわりにできる。天火がないので、上面の焼き色はつかないけれおど、それはバーナーで炙ることでカバーできる。
エンチェラーダ!
定番のスペアリブ。
今回から下拵えの方法をちょっと変えてみた…結果は良好
ジューシーリブ
先日いただいた銘柄豚のブロックがあったので、厚切りにしてトンテキにした。
じっくり火を通す
トンテキの仕上げしながら、付け合わせにじゃがバター準備した。
そのジャガバタにチーズを乗せる。
チーズベローン!
いつもの光景なんだけど、近所の人はどう思ってるんだろうね?w
焼いてソース漬けてのリピート
あまりにも暑くなると、タープに散水して無理やり気温を下げる。
ビバ気化熱
スペアリブはスタッフが美味しくいただきました…
まぁまぁの出来
やっぱり…庭でのBBQは…涼しくなった秋がいいね秋!




2023年7月17日月曜日

ハンドルバーテープ交換、とか

和柄のハンドルバーテープ、気に入ってたんだけれど、だいぶ見窄らしくなってきた。

天然素材の上に、滑り止めのラバー素材でトンボの絵柄がプリントしてある。
スレスレのピロリンちょ
ほつれてきてるところに、雨の中走っちゃって、芯まで含水したのでブジュブジュしてきた。

緩みどめに両面テープ
ハンドルバーにショック吸収ジェルシートを貼り付け、その上に厚手テープを巻く。テープ表面からハンドルバーの表面まで、柔軟に動く層がダブルで存在するせいか、エンドが緩んできやすい。出先でバーエンドから解けてくると嫌なので、両面テープを追加しておいた。
太い…
長距離仕様
軽快感を出そうと明るめの色を選んだのだけれど、ハンドルバーが太くなったせいで…決して軽快ではない…笑
ワークマンレインパンツ
夏の雨対策、レイン短パンが剥離して寿命を迎えたので、新バージョンを作成する。
裾仕上げ(適当)
お試しで履き古したレインパンツを流用してみたら、速攻で剥離したので、今回は新品を使う。ワークマンで「イナレムパンツ」という、防水・透湿素材の、ウルトラライト系の商品をゲット。
Uniqlo のパーカー
先日のAJP只見で、もうちょっと雨の中を涼しく走りたいと思ったので、半袖レインウェアも作ってみた。これはユニクロの高機能レインパーカー(処分品)。もう3〜4シーズン使って元は十分に取っている。
雨の日に使ってみよう
結局、夏の雨って体幹部(コア)の濡れは良くないけど、肘から先と膝から下ってむしろ雨で冷やしてあげたいのです、暑いから。

ということで、少しずつ、いろいろなところを改善して走っていきましょうかね。

2023年7月15日土曜日

Ride18AJP只見270km18h DNF

AJ宇都宮のパーマネントブルベ、まずは一番短い AJP那珂川120km を完走した。
AJ宇都宮のパーマネントは、難易度が低い順に並べるとこうなる。
  • 那珂川120km 制限時間 8h
  • 楢葉 240km 制限時間 16h
  • 只見 270km 制限時間 18h
この上に「磐梯」という「山岳コース」があるのだけれど、それはとりあえず見なかったことにしたい…  完走できる気がしない

段階的に難易度を上げていくなら次は楢葉なんだけれど、ルート中盤は太平洋岸を走る。朝、標高350mくらいの白河をスタートして坂を下り、昼に海抜0m地帯に着き、猛暑ドンピシャのタイミングで坂を登って白川に戻るのは、流石に危険。

ということで、山間部を走る只見に挑戦することにした。
PC1 道の駅羽鳥湖高原
天気予報は雨、スタート時も雨。でも、猛暑よりはいいと判断。

新白河駅をスタートしたら羽鳥湖高原へのヒルクライム。そこから下って、もう一度長い登りをこなして、峠を越えて只見に降る。そこまでが多分一番消耗するので、涼しいうちにクリアできるように、朝3時スタート。
雨に霞む道の駅
最初のチェックポイントは、道の駅の写真を撮ることで証憑とする。スマホと防水のコンデジでそれぞれ撮影しておいて、冗長性を確保する。浸水で写真が取り出せないとか、泣くよね。
夜が明けてきた
降ったり止んだりの中、急なダウンヒルをこなして幹線道路に出て、只見に向かって登る。
なんかの岩
道路の轍に水が溜まって、ハンドルを取られる。その横を車が水飛沫を上げて通過する。そんな感じなので、観光とかなく淡々と坂を登る。

で、僕はこの時、なぜか次のチェックポイントが道の駅だと思い込んでいた。

走れども走れども、道の駅が現れず、ついに…この先の山道を上り詰めれば峠で…そこから降れば只見だ…というポイントに着いた。

あれっ?

2個目のチェックポイントは?道の駅は???

そこで、濡れないようにジプロックに入れて、バッグの奥に入れてあったブルベカートを引っ張り出してみたら…

2個目のチェックポイントは、羽鳥湖高原からのダウンヒルを終えたところのセブンイレブンだった…

通り越した距離は40kmオーバー…戻ってセブンでチェック完了して戻ってくると80kmプラスすることになる…はい終了

完走認定にはならないけれども、指定のコースを完走しようか考えた。けれど、この天候で走ってもしゃーないなぁ、そう考えて引き返す。
羽鳥湖から降ってきた分岐
分岐の目の前にあるセブン(PC2)通過2回目w
通過しちゃったセブンまで戻ってきた。
外観を見て思い出した。

ここ、立ち寄ろうと思ったんだよなぁ。

雨でビショビショだったので、店内入ると床が濡れるでしょ?とはいえ、雨具上下を脱ぐと時間をロスする。ちょっと考えて、飲料補給は街道沿いの自販機でやればいいか、そう思って通り過ぎちゃったのだ。
観音様
同じ道を引き返すと、羽鳥湖高原までの登りがえぐいので、会津若松まで降る。そこから猪苗代湖の外輪までヒルクライム。ここが、想像していたのの3倍くらいキツかった。
登るがよい
あのさぁ、普通さぁ、湖とか沼って、「低地」にあるじゃん?
猪苗代湖って当然、周囲より一段低いところにあると思うわけよ、こちらは。

なんで坂登らされるんだよ?
責任者出てこいよ。

しかもすぐそこが湖のはずなのに、尾根が続いていて湖見えないじゃん。
しかもアップダウンが地味にあって削られるじゃん。
しかも最後にもうひとつ、それなりに登る峠があるじゃん。
油が流れてサラサラシャリシャリのチェーン
最後の2時間以外はほぼずっと雨だったので、あらゆるところから油が抜けました。変えたばかりのチェーンと、スプロケットからも悲鳴のような掠れ声が…

ログはこんな感じでした。

DNF (Did Not Finish 途中撤退)したのに結局210km走行して、獲得標高も2,400m超え…
雨ライドは涼しくていいなぁ
大休止期間ほぼゼロ
でねぇ…200kmブルベの制限時間って13.5hなのよ。
この日、ずっと雨だったので、大休止ほとんどなし、走りっぱなし。なのに、行動時間12h 45m。12時間走行して、貯金が45分…優雅にランチ取ったりしてたら、パンクとかトラブル一発でDNF確定。

今回分かったのは、只見ルートは、顕著なクライムが3箇所あってかなり余裕ないということ。

涼しくなったら再挑戦してみます…