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2022年12月17日土曜日

リアシフト不調…を直した話

そういえば報告してなかったね。11月下旬の術後3ヶ月検診で、ローラー台ならやっていいよと許可が出た。

で、ローラー台を漕ぎ始めたわけなんだけど、シフトが決まらない。特にリアがもたつく。3ヶ月以上動かしてなかったから、というのもあるけど、この症状はその前から出ていたことを思い出した。

多分、シフトワイヤーが寿命なんだろう。STIレバーから出ていく、屈曲が激しいとこがささくれると動き悪くなるもんな。ということで、シフトワイヤーの交換をすることにした。
準備一式
外を走る許可がでたら、ハンドルバーの交換と合わせて、ブラケットカバー(ゴムのね)と、バーテープの交換もする。その時には改めて両方のシフトワイヤーを交換するつもり。

今回は、とりあえず、ストレスなくローラー台できればいいので、リアだけ交換。そして、数ヶ月間のためだけにニッセンケーブルは勿体無いので、シマノの普通のステンレスシフトワイヤーを使う。

インナーワイヤーを途中で何箇所かカットして、抜き取る。STIのブラケットカバーをめくり、新しいインナーワイヤーを通して、リアまで流していく。途中で適時適量の、ケーブルグリース(シマノ謹製の、シフトワイヤー専用の柔らかいグリス)を塗りながら。

昔は普通のシャシーグリス(割と固め)をインナーワイヤーに塗っていた。アウターワイヤーの穴にはマシンオイルを差しておき、インナーを通していくと、グリスがオイルで柔らかくなって、ちょうど良くなるとか言われていた。

ま、最近のコーティングワイヤーは、そもそも注油しないでいい、むしろ注油するな、みたいなのもあるので、説明書はちゃんと読むのが吉。

僕のグラベルバイクは、インナーワイヤーが露出しているところが多いやつだし、雨でも走ったりするので、基本的にはグリス使って組んでいる。
テンションかけて締める
インナーワイヤーを余らせておいて、プライヤーで挟み、グリップをインシュロックで締めると外れなくなる。プライヤーの重さを利用してワイヤーを張らせながら、ボルトを仮止め。

バイスグリップ(ロッキングプライヤー)買おうかな…でもあんまり使わないしな…

で、調整を始めたんだけど、どうもうまくシフトが決まらない。

そういえば、引き抜いたインナーワイヤーも、ささくれない綺麗な状態だったしなぁ…
2シーズンフルに使ったのに、さすがニッセンケーブル、的な。ということは、ワイヤーの消耗が原因ではなかったということ。

ディレーラーを洗って注油したり、テンション変えたり、プーリーバラして清掃したり…したけど変化なし。

ということで、どうやらSTIレバーの内側が原因だな。古い油と汚れが固着して、動きが悪くなっているのではないかと。そういえば、レバーを操作したけどギアが変わらない、いわゆる「空撃ち」も起こっていたことを思い出した。
この先のところが汚れていた
で、STIレバーの回転軸をパーツクリーナーで集中的に洗浄。仕上げにエアダスターで吹き飛ばしてから、メンテルブを軽く吹いた。

直りました。

最近のバイクは、軽い操作感のために、いろんなところのスプリングが柔らかくなっている。
ディレーラーのテンションスプリングだって、昔のダブルレバーの時に比べたら圧倒的に柔らかい。STIレバーのリターンスプリングも柔らかいので、相互にバランスを取っているんだと思う。すべてのスプリングが柔らかくなったおかげで、抵抗が少なくなり、軽く引ける。その代わり、全てが微妙なバランスで成り立っているので、メンテ不足で抵抗が増えると戻りが悪くなったり不調になる。

それは仕方がない。以前よりも繊細になったパーツは、定期的に手を入れてメンテナンスすることで、本来の性能を維持させればいい。それが進化というもの、ですよねシマノさん。

2022年12月15日木曜日

Garmin eTrex32J を買いました

グラベルロードバイクで、長距離を走るのが好きだ。

長距離と言っても、人によって捉え方は違うけど、僕の場合は150km を超えるくらいかな。200kmを超えると良く走ったなと思う。250kmを超えると、膝とか、股間とか、普段痛くならないところが痛くなってくる。

一日で(楽しく)走る距離なら、150~200km くらいって感じ。

で、怪我して運動できない僕が、復活したらやろうと思ってるのがブルベ。

「ブルベ」でググってもらえれば、頭がおかしい人たちロングライドやブルベに取り憑かれた人たちの情報が出てくると思う。

で、来シーズンに向けて購入したのが Garmin eTrex32 
eTrex とRAMマウント
簡単に言うと、GPSを利用して、走行(歩行)のログを取ったり、ナビゲーションをしたりする、「ハンドヘルドGPS」というやつです。

ナビゲーションならスマホでもいいよね?

そうなんだけど、ブルベは何しろ長距離を走る。走行時間も長くなるので、スマホ運用だと、バッテリーの持ちとか、いろいろ大変なのだ(まだ未経験なので、聞いた話ではあるけれど)。

で、自転車用のGarminもあるのだけれど、僕はBCスキー・スノーボードや、登山にも使いたかったので、登山用Garmin であるeTrex を購入した。
マニュアルが細かい
最初の課題が操作方法…w

それと、これをどうやって自転車に取り付けるか。

調べたら、ガーミン純正の自転車用ハンドルバーアタッチメントもあった。
しかし、取り付け方法がちょっと甘くて脱落するリスクがあるとか…

で、さらに調べたら、モーターサイクル用のアタッチメントで、RAMマウントというのを見つけた。これは、eTrexのホルダー + 延長シャフト + ハンドルバーマウント の3つを組み合わせて使う。しかし、モーターサイクル用なので、全てがゴツく、重そうではある。
eTrexのホルダー部分だけを購入
で、僕は、ホルダーだけを買うことにした。
ホルダーにクアッドロック用の汎用アダプタをつけようと思う。

スマホを取り付けるために、クアッドロックのマウントをステムにつけてある。RAMマウントのホルダーに、クアッドロックアダプタをつけられればいいかなって。

日帰りの短距離ライドなら、スマホ。ブルベなら、eTrexをステムにつけて走る。
位置決め
アダプタに穴あけして、RAMマウントへボルト通して、ナットで止めるだけ。
こんな感じで
ちょっと高さは出ちゃうのだけれど、とりあえずこれで…
取り付けるとこんな感じ
まぁ、実際に外で走れるのは、来年の夏くらい…らしいんですけどね…

2022年12月14日水曜日

初老のスノーボーダーと、Unionバインディング

僕は「初老」と言われる年代に入っている。
孫がいる同級生も…何人もいる。

そんな僕がふと、スノーボードをやっていると言うと…若者の反応が面白い。

 へー (ほぼ息を吐いてるだけ)
 スノボやるんすねー (興味ナッシング)
 どれくらいやってんすかー  (年に1〜2回っしょ?)  的な…

まぁ、そーゆー反応は理解できる。

僕が20代から、30代の半ばくらいまでは…おっさんスキーヤーを冷めた目で見ていたから。

腹が出てレーシングスーツを着るのに苦労するんだ、とか
今、履いてるこの限定モデルがどれだけ特別なのか、とか

なんでこの人は…リフトで一緒になっただけの僕に…しょーもないことを、延々と喋ってるんだろう?とか思っていた。

で、僕は、できれば格好良く歳を取りたいな、そう思っていた。そうは言っても、腹は出たし、歳をとったし、目は霞むし、最大筋力も持久力も、柔軟性も心肺機能も落ちている。

そんな僕が、いかに楽にカッコいいおっさんに近づくかを考えて、たどり着いたのは UNIONのバインディング。今後もUNIONしか履かないと思う…その理由はこちら

そう、UNIONのバインディングは可動式ヒールカップが最大の魅力。
(Drake とか RIDE とか ROMEとか にもあるよね?とか言っちゃダメ)
三段スライドのヒールカップ
一般的にはブーツサイズに合わせてスライドさせ、フィットさせるって言われてるけど嘘です(断言)。

僕のブーツサイズはUS7 (25cm)。ヒールカップがサイズ合わせのためなら、当然一番前のはずです。

僕の好むのは一番後ろで、サイズ合わせのためならこの位置はL〜XLサイズ用になるわけ。アメリカサイズのXLってことはUS13 (32cm) とか?そこに僕の25cm ブーツを入れたらガバガバになるはず…だが、そうはならない。ブーツとのフィッティングは、ヒールカップの位置にかかわらず、ストラップの長さと取り付け位置の調整でできるのだ。

ということは、この可動式ヒールカップは、サイズフィッティングのためではない。スライドする方向を考えると、これはセンタリング調整のためについている、そう考えるのが合理的だよね。
微調整はディスクでやる
Union のバインは、ヒールカップで大きくセンタリング調整ができる。そして、微調整をディスクでやるという、2段構え。それがUnionのメリットだと、僕は思う。

なんでそこまでセンタリングにこだわるのか?

だって楽なんだもん。

センタリングがバッチリ出せているスノーボードは、本当に楽。

スキーに比べて、太くて重くて安定感のあるスノーボード。滑るボードに乗っているだけでいい。センタリングが出ていれば、両方の足裏を、軽くひねるだけでターンができる。

そう、僕が Union のバインを愛するのは、衰える肉体をカバーするため。

小狡いノウハウを手に入れて、小生意気な若造を手玉に取るため
そうやって、元気な若者になんとか着いていくため。

よく考えてみると、僕がスキーヤーだった時にも、そんなおっさんはいた。

どう見ても蒼氷だよねって急斜面を、スパーって滑り降りていく人がいた。

ん? 見かけほど凍ってないのか?

そう思って、追っかけてドロップインしたら、エッジが引っかかりすらしないアイスバーン。

ドロップ3mで転倒して、なすすべもなく背中とお尻で滑落してボトムに着いたら、貧相スリムで、代謝エコっぽい爺さんが…ニコニコ笑顔で立っていたとか。

リフトを同時に降りた小太りのおっさんが先に行った中里の表の壁。ボコボコのコブ斜面を息絶え絶えに降りた僕を、そのおっさんがはち切れそうなウェアと、あふれそうな笑顔で迎えていたとか。

そう、僕はそんな老人になりたいのです。

ま、腹が出ているのは嫌だけどな…
今シーズンはダメだけどな…

2022年12月5日月曜日

兵馬俑展…写真多め

僕は肩の手術の入院中、わずか1週間の間に「弱虫ペダル」を全部見た。

TV版だけじゃなくて劇場版も含めて全部見た…ヒマダッタカラw

僕ら夫婦は、アニメに興味全然なかったんだ、去年までは。

けど、今年になってからいくつかのアニメを見るようになった。

歳の離れた友達に、王様ランキングを勧められて見てみたらハマった。それが全部見終わって、王様ロスになったところでキングダムを勧められた。

キングダム…シーズン4まであるのか、なら、当分楽しめるな…
そう思ってたらキングダムにハマって、休日は3話連続見るみたいなことしてたら(ヒマダッタカラw)、全部見終わってしまって、キングダムロスになった。

で、SPY&FAMILY 見はじめた ← イマココ
王騎将軍…ではない
奥様の推しは王騎将軍…というのは置いといて、
キングダムロスに苛まれる日々の中、ふと目についたのが、兵馬俑展。
秒で反応する夫婦
「秦」とか、「信」とか、「王」とか、視界に入るとすかさず反応する奥様。

パパー、これ見に行こう!

ということで事前にWebチケットをゲットしておいたので上野へ。
アガる
秋も深まり、落ち葉を踏みしめて歩く、久しぶりの東京上野。
イチョウ並木を散策
イェーイと盛り上がる奥様
上野駅を降りて、公園の中を歩いて上野の森美術館へ。
↗︎アゲ↗︎アゲ
小雨降る月曜日ということで、公園には人もまばら。
イチョウ
でまぁ、会場内は写真撮影禁止。最後のパートだけオッケーだったので、一応記念に撮ってみる。
あーこーゆー戦車見た!と奥様
もはや、アニメと現実が同化している老夫婦。
哀愁の背中
こーゆー人いるいる
全部見終わって、売店見て、外に出たらお昼時。
公園内をプラプラ歩き出す。
寒桜
この後、御朱印帳集めが趣味の奥様のために、上野東照宮にでも行こうと決めていた。とりあえず、お昼ちょい前だったので、どこかでご飯を…そう思っていたら目の前に中華料理店の看板が…

中華サブリミナル効果の影響でそちらにイン…
割と歴史のありそうな大店
お昼前だったのですぐ入れたけど、その後ワラワラとお客様が入ってきた。人気店だったみたい、ラッキー。
四川麻婆豆腐、大変よろしい
奥様は坦々麺、こちらもおいしかったそうです。
すごーい…これ…ラーとマーだね!
そして再度散策へ。
マジ卍?
コロナ禍ではあるものの、インバウンドの人も多めなのは上野だからでしょうか。
ザ・お寺
石段とことこ
石畳とことこ
東照宮ドーン
東照宮ドドーン
自撮りパシャッ
僕のミラーレス一眼は Sony α6000で、モニターは自撮り対応フリップ式「ではない」。だから、そいつで自撮りするのは「カン」。なんだけれど、少しの迷いもなく自撮りを完了する僕ちんに奥様は尊敬の眼差し…「パパって不思議な才能…だけはあるよね…」

えっと、褒められてますか、そうですか…
石灯籠
徳川葵
御朱印ゲットしたので、プラプラとアメ横をかすめて帰る。
もへじのもんじゃ焼き行ってみたい…
上野駅でフルーツパフェデート
僕は洋梨、奥様イチゴ
ペロンといただきました
僕が怪我して、自転車とか山とか雪とかに出かけないので、奥様とのデートが増える。

奥様曰く…「もうずっと怪我してればいいのに…」

えっと、愛されているってことで…いいんですよね?ね?ネ?

2022年12月3日土曜日

トルクレンチの選び方

お友達から、「トルクレンチを買おうと思うのだけれど、オススメは?」という…ざっくりとした質問をいただいた。

目的は?と尋ねると、「車のタイヤ交換とか、バイク(スポーツサイクルのことを、自転車乗りはこう呼びます)のメンテナンスとか?」という話。

あーね…

締結トルク管理は大事!そう言われるけれども、いざ、そのためのトルクレンチを買おうとすると困る。自分が必要なのはどれか?そう考えるとわからなくなるよね。

そんな人に向けて、サービス投稿を投げ込んでみる。

まず、僕の持っているトルクレンチは、下の4本。左側の数字は「管理最小値」〜「最大値」で、単位は N m(ニュートンメートル)
上から3本目 21-105N mを追加購入 
元々は、バイクメンテナンス用に上の2本を使っていた。そして、夏冬のタイヤ交換用に、一番下のゴツいのを買い足した。そして、つい最近4本目を買い足したのだ。

理由なんだけど、バイクのトルク管理って最小1〜最大はせいぜい12とか15くらい。だから、上の2本でほとんどカバーできる。

ところが、僕のバイクのシートポストは、サドルを固定するヤグラのボルトは1本締め。そのせいもあって、指定トルクが20N m。

20N m というのは、手持ちのレンジから外れてしまうし、来年あたりにディスクブレーキローターとか、BBとかの交換も考えていて、その辺りの指定は 20~40N mくらいなので… 21-105N mのを買い足した。
赤字のところをカバーするために購入
一番下のごついトルクレンチのレンジは 28-210 N m なんでそんなにハイトルクなのか?自動車のホイールナットの指定トルクは、(メーカーや車種によって異なるけれど)大体100N m を超えてるからなんだ。
自分が必要とするトルクレンジをよく考えよう
これが一つ目のポイント。自分が管理したいトルクレンジにあったレンチを買う必要があるということ。つまり、僕の友達が聞いてきた、バイクのメンテナンスと、自動車のタイヤ交換を一本でというのは、かなり無理があるってこと。

もう一つ「ヘッドの大きさ」もポイント。レンチの先端のヘッドには、歯車とラチェットがついている。ハイトルクに耐えられるラチェット機構はどうしても大きくなり、それを納めるヘッドだって大きくなる。

そんな大きなヘッドだと、バイクのメンテナンスで狭い場所にアクセスしようとした時に入らなかったりする。

バイク(くどいけど自転車ね)に使うなら、コンパクトなヘッドのレンチをお勧めする。

左側のTopeakの先端は 6.3mm角の六角メスになっている。ハンドルに収納された、ドライバーとか、ヘックスやトルクスの「ビット」をそこに差し替えて使うのだ。

先端を差し替えて使う工具類があるよね。あの先端を「ビット」と呼ぶんだけれど、根本はほとんど6.3mm なんだ。
6.3mmは市販のビットを流用できる
右側一番上のPWT(台湾メーカーで安いのに銘品多数)トルクレンチのヘッドは、 6.3mm 四角オス。そこに差し込むアダプタ(ビットアダプターソケット)が付属していて、アダプタ先端には6.3mm 六角メスの穴が空いている。ということは、このアダプタを介することで、Topeak 付属のビットも、他社の差し替え式ビットも、PWTのトルクレンチで使うことができるということ。

ここで 6.3mm ? なんでそんな半端な数字?と思ったでしょ。ソケットレンチが発展したアメリカの規格がインチサイズで、それをミリに置き換えて表現しているから、微妙な端数が出てくるのだ。
インパクトドライバに刺して使うアダプタ
*ホワイトボードに 1 1/4 と書いてあるのは、 1/4 の書き間違いです*

トルクレンチの差し込みはこの3種類の四角形。ここに、四角穴の空いたソケットを差し込んで使うようにできている。

言うまでもないけれど、太い方がハイトルクに耐えられる。逆に考えると、トルクレンチの測定レンジに合わせて、ヘッドのサイズと、差し込みのサイズは決められているということ。

100N mで締められるレンチのヘッドが…細い 6.3mm というのはあり得ないということ、折れるかねじ切れちゃうからね…

自動車のホイールナットを締め付ける、 120N m で… ということなら、測定レンジ、ラチェットの耐久性、ヘッドの強度、もろもろを考えると、12.7mm がベストな選択であるということ。
長さもまったく違う
ハイトルクをかけるためには、てこを効かせるハンドルの長さも重要だ。ハンドルが長いと、全長も当然に長くなる。長くて巨大なレンチは、細かい場所での作業も苦手になる。

ここまでをまとめると、「測定可能レンジ」「ヘッドの大きさ」「差し込み角」「全長」…この4要素によって、選ぶべきトルクレンチが変わるということ。

こうした理由で、トルクレンチを一本で済ませようとするよりも、必要な作業に合わせて複数持った方が幸せになれると言うわけ(注)。

個人的に、大事にしたいなと最近思っているのは、設定数字の見やすさだ。
キラキラは見えないんじゃ〜!(怒)
左側のPWTは半艶消し黒にくっきり白文字。これはグンバツ(死語)に見やすい!
しかも差し込み6.3mm のコンパクトヘッド。1-15 N m と、低すぎるwレンジが、むしろバイクメンテナンスにピッタリと言うことで買ったわけです。右は…死ね、見えん 
タイヤ交換セット
この投稿を書くために、トルクレンチ一式を出してきたので、ついでに奥様のタイヤ交換を済ませる。

ものぐさな僕は、ジャッキアップとか、ホイールナットの締め込み・緩めは、最初と最後をのぞいて電動ドリルドライバでやっちゃう。

ビャーんと、あっという間に終わります。
空気入れは手作業でw
その後の空気圧調整は、シュコシュコと地道にやるわけですがね…

注 デジタルトルクレンチというのがある。力をかけると、測定素子が変形して電気抵抗が変化する。これを利用してトルクを計測するので、「カバーするレンジが広い」「可動部が少ないので耐久性が高い」のが売り。だが、レンジが広いからってデジタルなら万能というのは間違いです。バイクメンテなら、短くてヘッドの小さいのがいいし、車ならその逆。要は、「レンチとしての物理的な能力」は、大きさに依存するので、デジタルで解決できないところもあるということです。

2022年11月28日月曜日

工作教室 キャンピングテーブルの取っ手を直した

怪我で動けないときにやっておこうか、という、「急ぎではない・直したいリスト」その二は、キャンピングテーブルの取っ手補修。

コールマンの三つ折りキャンピングテーブルで、真ん中に「卓上 BBQグリルとかセットできる」やつです。

これは、横浜に住んでいるときに、スポーツオーソリティで買ったように記憶している。15年くらい使っているやつですね、これも。確か…在庫処分でえらく安くなってたのを買った(そんなんばっかりw)。

で、キャンプに最初に持っていった日、段ボールのケースからだそうとした瞬間に…取っ手がブチ切れた
在庫期間が長くて、取っ手のプラスチックが劣化していたのかどうかはわからない。ま、アウトレット商品だからしゃーない。
取っ手がブチッとナ
コールマンの製品って、ガソリンのバーナーとランタンみたいなハードウエアとか、クックウェアは(重いけれど)よくできている。テントとかスクリーンタープとかも、(重いけれど)値段の割にはよくできている。

チェアとかテーブルとかは…基本よくできているけれど細部の詰めが甘い…そんな印象を持っています(個人の感想です)。
横から見た絵
で、箱から出すときとかは、この片方がブッちぎれた取っ手の残骸を掴んで、無理くり引っ張り出していた。

というか、箱から出すのってキャンプにでかけて、荷物下ろして、設営する最初だけだから…まいっか…みたいな感じ。

で、どうせヒマだから直しておこうか…と、どうやって直そうかいろいろなことを考えていた。

リベットの頭をドリルで飛ばして、固定具を外し、取っ手を付け直すわけだけれど…
本革の取っ手を付けてみようか?とか、アクセサリーコード(細めのロープみたいなの)を編んで取っ手にしようか?とかね
ホースをチョキチョキ切りました
結局…めんどくさくなったのとw
上で書いた通り、設営の瞬間しか使わないから、適当でいいやと思い直してシンプルな方法で。
完成です
リベット飛ばして固定具を外す。リベットが入っていた穴をちょっとだけ広げて、6mm くらいのロープを通す。両サイドは、内側で結び目作って抜けないようにして終了。

そのままだとロープが手に当たって痛いので、園芸用の散水ホースの端っこをちょっと切って通しておく。これで十分と言うことに…自分の中ではなりました。

おしまい