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2024年6月10日月曜日

BRM600km完走 イケてる自転車バカに一歩近づいた

以前も書いたんだけど、昨年の11月と12月に、200km、600km400kmのブルベを完走した。それがゼーンブ…ノーカンになった。

現在、カウントされる持ち札は、300km400km、残すのは 200km と 600km

まその200km は、開催件数も多いし、初心者向けのやつとかも遠征すればあるので大丈夫。ということで、最大の課題は600km…それを走りました。
ドロヨケ装備
300km 以上走ると、ほとんどの場合は県を跨ぐことになる。んでもって、県境って峠になってることが多い。峠を跨ぐってことは、分水嶺を跨ぐってことで気候がガラッと変わる。

太平洋側から日本海側へ峠を越えると、晴れてたのが雨とか、その逆とか普通にある。そこまで極端ではないにしても、ロングライドになると走行時間も長くなるので、どこかのタイミングで雨ということは普通にある。

そんなわけで、今回は前後のフェンダー(泥除けね)を装備して出走。
心のふるさと よしおか温泉

リアフェンダー

サドルバッグ装備

まず目指すのは太平洋。グンマーから太平洋はだいたい200kmちょいで行ける。銚子までは230km、那珂湊は200kmくらい。

一番近い海は東京ディズニーランドで130km。でも、あそこら辺は、あんまり海に行ったって感じがしない。やっぱり太平洋でしょう、海行くなら!  自転車だけどな…

(ちなみに日本海なら寺泊まで230km)
関東平野のどこか
海に行くには関東平野を延々と走らなければならない。
ど平坦の視界の中、膨らみが見えてくるとそこは茨城県。
筑波山
茨城県…自転車で行けるので、グンマーの隣町です…
わーい海!
唐突に海が見えた
那珂湊
やっぱり…海っていい
昼間の海っていい…
浮かれポンチ
写真スポットは誰でも一緒。他の参加者が、愛車の写真を撮る…のを撮る。
写真撮るよね
潮風が吹き付け、なんとなく錆が気になる。
太平洋
でまぁ、銚子方面かすめて目指すのは上総一ノ宮。
利根川なのか太平洋なのか
銚子手前で日が沈む。そっから先は、暗闇の中なので写真なし。

走力のあるサイクリストは、上総一ノ宮周辺で宿を取って仮眠する。そのあたりで走行距離は380~400kmくらいなのだ。一区切りつけて、リフレッシュして、残り200kmなら…楽勝みたいな計算。しかし、そのためには、400km時点で、貯金を十分に作っておかないとならない。宿にチェックインしたり、シャワー浴びたり、食事して仮眠をとる。そんな時間を確保するために。

ボクは貧脚なんで、いつも通り、その辺でぶっ倒れて寝る。防寒着を足して、スリーピングバッグカバーに潜り込んで寝る。1時間寝られればだいぶスッキリするので、そこでまた走り出す。もうすぐ還暦がやる遊びじゃないよね
牛久大仏
上総一ノ宮から成田の脇を通り、霞ヶ浦や牛久大仏やらをかすめて北上する。廃線後を利用した、霞ヶ浦リンリンロードが快適だ。
筑波山アゲイン
強烈な眠気が襲ってきた。ちょうど日が出て、ポカポカあったかだったので、リンリンロードの休憩所でぶっ倒れて寝た。多分…いびきかいてたと思う。周囲のみなさん、その節は申し訳ありませんでした。

筑波山で折り返して、グンマーへの帰路を辿る。途中から、天気予報どおり猛烈な雨になった。雷もそこらじゅうにドカドカ落ち、流石に危ないので酒屋の軒下に避難。

そんな感じなので写真はない。最後の70kmくらいは、バケツをひっくり返したような豪雨の中、サイクリングロードを辿って帰る。
ログはこんな感じ

完走
ヒルクライムが苦手なボク、デブだからコースプロファイル検討して、狙って完走できた600km
少し余裕をもってゴールできて良かったな。

今回は走行抵抗を下げるために、タイヤの空気圧を上げたかった。タイヤの空気圧を上げると、ケツがやられるので、カーボンシートポストを投入してみた。
スワンネック
シートポストとサドルを繋ぐ部分が、”?”みたいに深く曲げられている。素材はカーボン、軽量でしなってくれるので、細かい振動を上手にいなしてくれる。
Veno カーボンステム
これがかなりの優れもので、600km、39時間、しかも雨天走行という環境でもケツの痛みはでなかった。
600キロの完走メダルが2つになりました
この600kmブルベのゴールは、別開催の200kmブルベと共通。そう、ボクが去年、生涯初挑戦した200kmブルベと共通のゴール。1年前は、400kmとか600kmブルベとか、自分に走れるなんて想像すらしていなかった。

人間って変われるんだね。

2024年4月29日月曜日

BRM400 小江戸巡り

身体がなまらないように、ブルベにエントリーした

SRが幻にならないように、とりあえず400km から確実に…きついんだよなぁ、400km…
頼むぜ相棒
集合場所はお初の城南大橋下。橋が雨除けになるので、雨天のスタートとかは便利だろうね。スタート時雨天だったらそもそも走らないけどね。
猛者揃いの400kmブルベ
ブルベでも400以上になると、参集している人たちの面構えが変わってくる(個人の感想です)。200の「まあ200なら行けんじゃね?」的な人たちはほとんどいない。

だってさぁ、早朝にスタートして、翌日の朝9時くらいまで走り続けるのよ?おかしいよね?
桐生梅田湖
今回のコースはほぼフラットなんだけど、ちょっとした峠が一ヶ所だけある。
栃木県にイン

通過チェック
峠を下って最初の小江戸、栃木
うん、小江戸っぽい
栃木って、宇都宮とか日光とか、鬼怒川のイメージが強かった。でも初訪問の栃木って、雰囲気があっていい街だなぁ、今度観光でゆっくり来たい。
筑波山
筑波山の脇を掠めつつ南下し、神栖の先で折り返す。この辺りで200kmを少し超える。小江戸二つ目の佐原に入る手前から雨が降り出した。
佐原
ここも雰囲気がいい街だったなぁ。ブルベって、普段なら訪れない街に導かれていくので、旅感覚があって好き。走力なくて、いつも時間ギリギリだから観光なんてできないんだけどね。今度ゆっくり来てみよう、そんな街が少しずつ増えていく。
雨の小江戸
降りは弱いけれど、雨は続いた。
視界が悪く、疲労もあって道をロストする。
方向感覚もおかしい、本来は北西方向に走るはずなのに南東を向いている自分。

落ち着くために、まずは腹ごしらえ。
幸楽苑にin
お腹が膨れて、人心地ついて冷静になった。
まだ貯金は充分にあるし、ここからの道のりで厳しいところもない、まだまだ完走は狙えるぜ自分。

と思ってたら目の前に他の参加者が!!!

あのーすみません、道をロストしたんですが、途中まで一緒に行っていいですか?!ヨワッ

優しく「構いませんよ〜」と言っていただいて、無事にコース復帰。
T字路で本来は右に行くところを、左に行ってしまって袋小路でウロウロしていました…

小江戸の川越
今回のルート、最後の小江戸は川越。以前うなぎ食いに来た時は昼間だったせいもあり、人でごった返していた。今日は深夜というか早朝なので誰もいない。
また来るぜ川越
そこからの帰り道、微妙にアップダウンがあるルートを取らされて、峠も一つ越えて、日がでてきた。深夜小雨が降っていた時はさほど寒くなかったのだけれど、明け方は放射冷却でけっこう冷え込んだ。
ですよね…
道路っぱたの自転車屋さん、看板見て嬉しくなっちゃった。
実は、ボクが自転車少年だった40年以上前、ここ来てるんだよ。中学生くらいだったんじゃないかなぁ、冒険に出かけてね。この看板見て、お店に入って、チューブか何か買ったの。

ご主人の顔は覚えていないけれど、とても感じのいい人だったことは記憶している。

ボクは歳をとりましたが、相変わらず自転車に乗っています。
遠くに行ってきました、400km走ってきました。

そう、あのご主人に言ったら、どんな顔をしてくれるのだろうか。
完走!

これで300, 400を完走。あと600と200であらためてSRの認定に向けて頑張るじょ。

ログはこんな感じ

2024年4月8日月曜日

2024初BRM300キロ…これでSR認定!!!か??

ゲレンデスノーボードのシーズンが終わった、終わってしまった…

んで例年だと、こっからバックカントリー(BC)スノーボードの季節が始まる。そのままGW前後の至仏山BCまで、お山を登っては滑りして過ごすのだ。

しかし…
今シーズンは雪がない…
しだれ桜

放心状態

パパしっかり!

さよなら


でまぁこのままだと、廃人になってしまう。
それは困るので、今年初のブルベにエントリーして出走した。

グンマー発、足尾から日光かすめて那須まで行って帰ってくる300km
完走しますた

鬼怒川温泉郷廃墟群

このブルベにエントリーした理由は、コースが楽しそうとか、距離が短めの300キロだとか、そーゆーのもあるんだけど…

これ走ればSR認定基準を満たす!というのが大きかったわけ。
2023に、200km 数本、600km、400km と完走してるから、これに300km 完走すれば…

シュペール・ランドヌール(意訳「イケてる自転車バカ」)の認定がもらえるのだ。
五十里湖
往路の、日光と足尾を繋ぐ日足トンネルを超えたあたりから雨。そのまま那須塩原まで降ったり止んだりが続く。
チェックポイントの無人駅

300kmブルベの制限時間は20時間。早朝スタートでゴールは深夜になる。

今回は天候が良くなかったせいもあり、DNFする人が割と出て、ボクが最終完走者になった。ゴール受け付けで、割と顔見知りになったスタッフさんが出迎えてくれる。

ス)完走おめでとうございます〜

ボク)ありがとうございます!!

ス)雨と低温で厳しかったでしょう?

ボク)いやいや!大丈夫でした!
 何しろこれ完走すればSRなんで、頑張りましたよ!

この時…何か…スタッフさんの中で…妙な緊張感が走ったような気がした。
そんでもって、みなさん…なんとなーく目線を合わせず…片付けをはじめていく

ん?SR認定基準を満たしたって聞こえなかったのかな?
おめでとうございますとか言って欲しかったなぁ…

ボク)いやー去年、400と600済ませておいたんですよ。これでSR取れるから、パーマネントブルベにちょっと力を入れようと思ってるんですよね〜!

気のせいか、夜の冷え込みが強まったような気がした。
みなさんは相変わらず目を合わせず、片付けを進めている。

でまぁ、最終走者のボクのことを待ってていただいたので…
そうだよなぁ、みなさんもう撤収したいだろうしなぁ…  ←フラグ

そんな感じで帰路についた。

帰宅して、ビール飲んで、なんとなく寝つかれずにパソコンを立ち上げる。
えっ?

目がなんか霞んで、よく見えないから目薬しよっと

何かの間違いだ、そうに違いない、よし、スマホ用サイトで見てみよう!

意訳「去年の記録、あれノーカンな!

ガーンガーンガーン

えっ??
去年の11月12月の記録がノーカン??????
????????????????????
なんでなんでなんでなんでなんで???

ということで、SR認定期間が切り替わったため…
残り…400, 600, 200の完走が必要になりました…

まぁ、フランス人の決めることだから、しょうがないっちゃしょうがないよね。

奥様にぼやいたら、こう返されました。

SRって「イケてる自転車バカ」なんでしょ?
一年中走ってるんから自転車バカなんじゃないの?
区切りが変わったくらいで認定から外れるなら、
単に普通の自転車好きだよね?

くぅぅぅぅぅぅ、おっしゃる通りでございます。
ということで、パーマネントブルベへのシフトは少しお預け。引き続きSR目指して頑張ろうと思います。おしまい

2023年11月27日月曜日

BRM1125東関東600km完走

今年ボクはブルベを始めた。

元々は右肩を怪我して、上半身に負荷がかかる遊びができなくなったからだ。
激しい運動はできない、じゃぁその、軽めの運動で、上半身に負荷がかからないのは?
ということで、初心者向けの200kmブルベ 走って完走した。

ブルベ走って、最初は色々違和感はあった。

ボクが自転車で走る理由は、自由だから。
時刻表もない、乗り継ぎもない、ガス欠もない。
自転車は構造がシンプルだから基本壊れないし、壊れても直せるし…そんなこんなが自由に繋がる
筑波山
それがブルベになると、ルートが決められて、制限時間が決められて、装備も決められて…なんか面倒臭いなぁ。

ただねぇ、ボクと自転車との付き合いは結構長い。今の住まいを起点にすると、周囲…100km圏内ってもう走ったところばかりなんで、新鮮な出会いってほとんどないのだ。

それが、ブルベで「ここ走ってみて!」って指定されたところを走ると、新しい発見がある。

「あぁ、普段走っていたルートの横、数100mにこんなルートがあったのかぁ」みたいに。

ま、たまには…初めて走るルートって楽しイィい!って走ってたら、初めてじゃなかったみたいなこともあるけどな…
Golden Balls
そう、ここは以前AJP那珂川で走った道だった。

今回参加したブルベは600km、宇都宮スタートしてまずは那須に向かう。那須は雪が降っていた。そこから南下して霞ヶ浦かすめて銚子出て、犬吠埼へ。ここら辺で大体300km
犬吠埼灯台
ここからさらに南下して、上総一ノ宮あたりが折り返しの380km 

ボクは600kmブルベは初めて、というか、ワンプッシュ最長は300km…
600kmは想像の埒外…

慎重派のボクは、初体験の時はいろいろ調べることにしている。調べてみたら、普通は400kmくらい走って大休止をとるらしい。走力のある人は400kmくらいで貯金が4時間くらいできる。スタートしてから400kmくらいのところでホテルを取っておいて、3時間くらい仮眠を取って、リフレッシュして残り200kmを走る。600kmだと辛いけど、400km+200km を走ると考えれば無理ないよね?そんな考えらしい。

でもさぁ、そもそも400kmで4時間の貯金ができるということは、残り200kmでさらに2時間の貯金が見込めるということ。だから、貯金4時間ならそれをそのまま仮眠に回せば良い。

ボクにはそんな走力はないので、仮眠は取れるとしてもせいぜい2時間。しかも600kmは初めてだし、そもそもその手前の400kmも未経験だから、どれくらい余裕があるのかまったく読めない。

そこで…ボクは自分の強みを活かしていきあたりばったり作戦で行くことにした。

上総一ノ宮あたりで、余裕をみて1〜2時間仮眠を取る。とる場所は野外、野宿。

春から秋のブルベならその辺でぶっ倒れて寝ればいいけど、今はもう冬。普通はこんな時期に野宿しようとは思わないだろうね。でも、ボクは冬山でそれなりの経験を積んでいる。厳冬期のBCスキー・スノーボードの場合、マイナス10度くらいでも普通に行動するし、吹きっさらしの雪中で数時間停滞することもある。

一ノ宮チェックポイントの少し手前で、貯金は3時間程度あった。そこで、キョロキョロしながら進んでいると、国道の脇に公衆トイレと公園を見つけた。

公園には東屋と、その下にお休み場所があった。畳2畳くらいの正方形の板張りスペース。

当日はほぼ真っ暗だったし、倒れ込むように休んだので写真を撮る余裕がなかった。
木製ベッド(イメージです)
ちょうど通勤途中に似たような場所があったので、写真を撮った。これでイメージできると思う。

下がコンクリートか鉄板だと底冷えがして寒いから、木の寝床はありがたい。
そこに寝っ転がって頭から足先までエマージェンシーシェルターを被る。
冬山かよ
そう、ボクが積雪期に山で使っているシェルターを今回は持参した。これを被れば、相当の低温や強風の環境下でも快適に休める。深夜のコンビニ休憩でも、これさえあれば快適に休めるしね。

ボトルケージにブッ刺してあったシェルターを広げて被って、ぶっ倒れて1時間仮眠。これで頭がスッキリしたので、再び走り始める。

一ノ宮のコンビニ折り返しで380km、ここから成田空港の脇を掠めて北上していくのだ。

出走時の情報では、「銚子あたりで小雨があるかも?」ということだった。今のところ雨は降っていない。

他の参加者が追い抜いていく。彼らによると、「このペースならギリ大丈夫かもしれないけど、成田あたりで雨が降るかも?」ということのようだ。

ペースの遅いボクは、案の定成田空港の手前あたりで雨雲に捕まった。
成田空港周辺の丘陵地帯は穏やかなアップダウンを繰り返す。そこを雨具着て走りたくはなかったけれど、やがて本降りになったのでやむを得ない。

成田線の安食駅で、数人の参加者が何か相談していた。ここでDNF(Did Not Finish 途中棄権)するのかな?そう思いながら先に進んだところで、前輪が何かを弾き、それがフレームと後輪に当たってどこかに飛んで行った。

あぁ、パンクしたなと思いつつ停車し、前輪を持ち上げて回してみたところ異常無し。
と、再び走り出すと違和感…パンクは後輪だった。
シーラントまみれ
ボクの本気ホイールはチューブレス運用。ちょっとしたパンクなら、シーラントで勝手に穴が塞がってくれる。でも今回は穴が大きめで、しかも雨でシーラントが固まる前に流れてしまうので塞がらない。

ここでDNFか…一瞬そう思ったけれど、ここで諦めるのはあまりにも惜しい。

それに、そもそもボクの荷物は他の参加者よりも多い。それは、ボクが求めているスタイルは「自立しているサイクリスト」だからなんだ。

今の貯金考えてみろよ、1時間や2時間かけて修理してもなんとかなるぜ
持ってる装備よく考えろよ、3箇所や4箇所のパンクならなんとかなるぜ

そうだよね。
頭の中で、パンクした場合の対策をもう一度考える。

1) パンクする > シーラントで塞がる
2) 塞がらない > チューブレスキット(プラグ挿入)
3) プラグでも塞がらないくらいでかい穴
  > タイヤ外して、内側にタイヤブート当てる
  > チューブ入れてクリンチャーとして復帰
4) さらにパンクする
 > チューブレス生きてるほうなら1)に戻る
 > 3で補修した側なら、バラして通常のチューブ補修キットでパンク修理
5) さらにパンクする
 >4)に戻る

うん…そうだね、5回くらい立て続けにパンクしない限り、タイヤに1センチ以上の穴が開かない限りは…無問題だよね。

ということで2)のプラグ挿入で復帰
プラグぐりぐり
プラグで修理、実際にやるのは初めてなんだけれど、ちゃんと直って感動。
はみ出た部分をナイフでカットして走り出し、数キロ走った後で空気を補充したらゴールまで無問題で走れたよ。
また日が暮れる

朝5時スタートして1日走り、夜通し走り、翌日1日走り、日が暮れてゴール。
制限時間40時間で1時間ちょっとの貯金を残してゴール。
ゴールしちゃった
なんというか、自分が600kmブルベ完走できるとは正直思っていなかった。
嬉しいというよりか、呆気に取られたというか…

でもまぁ、雨には降られたものも、コンディションは良かったと思う。ほぼフラットな今回のルート、北風が強く吹くとかなり難易度は上がるはず。今回は、初日は暴風だったけれど、そのほとんどは追い風基調だった。これは大きなボーナス。帰路の北上は、普通なら季節風の北風に逆らって走るけれど、今回は風速2〜3mくらいで、無視できるくらいの影響で済んだ。

自分で自分を褒めるとしたら、降雨は読みきれなかったものの、風向きと風速は予想通りだったこと。たとえ雨が降っても、たとえ気温1桁の低温だったとしても、その辺りは装備と登山の経験でなんとかなる。一番のリスク要因である季節風の影響が少ない、それがチャンスだと読み切れたことが成功の要因かな。

ただ、一本600km走れたから、自分の実力が600km走れるところにある、というわけではないということは当然のこと。それは自戒を込めて記録しておきたい。
手の平ダメージ
走行距離と行動時間が長すぎて、サイコンもガーミンもiPhoneのトラッカーも全部バグってるの笑える。
ログはこんな感じ
結局、ガーミン(eTrex32)が残していたログを取り出して合体させて、無事にログが取れました。そんな感じの 600km 完走…