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2021年9月11日土曜日

Ride28輪行ワープ 土樽から小出へ

夏休み2日目は、曇り時々雨の予報。

昨日…フル積載で走ってみて、これで三国峠を超えるのは無いなと結論。早めに脚が終了してしまったら、それでゲームオーバーになってしまう。それは嫌なので、今日は最寄駅から輪行で新潟に抜ける。
日の出とともに出発

前の晩にJR上越線の時刻表を確認しておいた。水上から越後湯沢までの県境を越えるローカル線は、本数が極端に少ない。朝イチの電車に乗れるように、早起きして片付け。岩本駅まで移動して、パッキング。水上駅で乗り換えて県境を超える。

岩本駅で電車を待つ
そのまま弾みで小出まで…行ってしまうと、「サイクリング」にならないので、県境を超えた最初の駅である、土樽で下車。
土樽駅
無人駅を選んでいるのは理由がある。大規模なターミナル駅だと、お客さんの往来が激しい。周囲の邪魔にならずに、輪行の準備ができる場所がなかなかなかったり、場所があっても改札から離れていたりする。

今回のように、サイクルキャンピングの場合は荷物が多くなる。右肩で自転車の入った輪行袋をかつぐ。貴重品や身の回り品をいれた、ハンドルバーバッグは首から下げる。リアパニアバッグ2つは、ストラップで左肩からぶら下げる。そんな荷物まみれで改札を通り、階段を登って降りてホームに行く。

大きな駅だと、この距離が長い。エレベーターがあればまだしも、高齢者やベビーカー、障碍者のみなさんが優先なので、結構な時間がかかる。

ローカル線の無人駅とか小さな駅なら、外からすぐホームみたいな構造なので、楽ができるという訳なのです(注1)。

土樽から小出に向かう道は、ほぼほぼ穏やか〜な下り坂。
田中角栄さんの銅像に見守られて進む

今日は土曜日なので、キャンプ場は空きがないかな?と思いつつ電話してみたら予約取れたのでチェックイン。高規格型のオートキャンプ場で、道路の反対側には温泉施設付き。入浴料込みで 6,000円…
ファミリーばかりのなかソロテントで一人

今回の夏休みにはとあるミッションがある。

僕も奥さんも、糖質を制限して、体重をコントロールしている。だから、お米とか、パスタとか、買い置きが全然減らないのだ。

で、今回は生米五合、パスタ、非常食の常温保存可能なレトルトハンバーグ(賞味期限切れ)を積んできた。どれもそろそろ食べないと、アカンやつら。昨夜も今日も、ご飯を炊いて、ハンバーグライスを食べる。
カニ穴の開いたご飯

ちょっと重量は嵩むのだけれど、ティファールのNon-Stick クックパンセットは優秀。簡単に、美味しいご飯が炊ける優れもの。

明日からがいよいよメインイベント。今回のメインイベントは…奥只見周回。

新潟県の小出から、枝折峠を越えるのが奥只見湖への最短ルート。ただ、小出から枝折峠への標高差と斜度が結構えげつない。

地図を見ていたらふと気がついた。

福島側から登って奥只見湖に降りると、わりと緩やかな登りで標高が稼げるんだな。そして、よく見ると、小出を起点にすると周回ルートが取れそうだ。

小出から只見線にそって福島に抜ける。そして只見湖から南会津、檜枝岐を抜けて、尾瀬の福島側玄関口の御池に上がる。そこから降れば奥只見湖に着く。そして、鉄道が通る峠は、大体の場合、えげつない斜度は無い。ということは、小出から只見湖、そして檜枝岐あたりまでは、穏やかに走っていけそうだな。

ということで、明日は六十里峠を超えて只見湖へ。泊まりは檜枝岐あたりのキャンプ場になるだろうか。

周囲ではファミリーが賑やかだ。花火をする楽しそうな声と、隣の若者はZoom飲みを始めたようだ。

ちょっと、いや、かなり…僕は、ここでは異質な存在なんだなと思っていたら寝落ちした。

注1 土合駅の下り線ホームは要注意。上り線は普通に地上にありますが、下り線は地下のトンネル内にある。地上からホームまでは、階段を480段くらい降りていかなければならない。ここで輪行袋抱えて乗り降りはほんと拷問。上越線下りでこの辺りで下車するなら、お隣の湯檜曽駅を使うほうが幸せになれるでしょう。