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2021年9月13日月曜日

Ride30南会津から檜枝岐村を通って奥只見湖

フリーサイト、格安、ワイルド系キャンプサイトの朝は早い気がする。4時半に起きて、5時に片付けを始めると、オートキャンプ場では誰も起きていない。

しかし、いわゆるテン場や、今回泊まった一泊700円(一人一張り)のキャンプサイトだと、みなさん慌ただしく動いている。

お隣のセローライダーは、釣りに出かけたのか?気配すらない、ガチだな…

今日は檜枝岐から七入、そこまではなだらかな登りとなる。そして急登が始まるが、尾瀬の玄関口である御池までは、まぁ、その、平和って感じな道筋。
屏風岩ってどこ?

観光らしい観光もせずに進む。ここは河原に降りてみた。
あ、ここか…写真だとうまく伝わらないかも

七入を過ぎると、尾瀬っぽいブナ林の中の道になる。
いかにもクマが出そうな道を登る

七入ですでに結構標高を稼いでいるので、御池まではさほど苦労せずに…いや、押したけど、押しましたけど、到着。
御池に来るのは2回目

ここは福島側からの尾瀬の玄関口。今夜の宿泊地は、坂を降ったところのキャンプ場(ただし、営業しているかどうかは不明)か、銀山平キャンプ場。どっちにしろ、はっきりしているのは、携帯はほぼ圏外で、商店はなく、食堂などはほぼない。

だから、食事が取れるチャンスがあるなら、食べるのが良い。

御池の売店を覗いたら、カップーラメンお湯付きが売っていたので、とりあえず食べる。
単なるカップラーメンだけど…美味しいよね

とりあえずカップラーメン食べてダウンヒル開始して、いーかげん体が冷え切ったところで、「営業中」のノボリを発見。一瞬通り過ぎかけたけど、営業中?こんな山の中で?

店名「山ん中」…絶賛営業中

チャンスがあれば食うべし、なので、食べました、山菜そば。
実はなめこそばが名物だったらしいw

エネルギー補充して、県境を越えて新潟に入る。
ダウンヒル終わって川を渡るところが県境
ここが只見川の本当の源流域みたいです
平ヶ岳への登山口

平ヶ岳は一度登ったことがある。もう…いいかな…って思ったのだけれど、久しぶりに来てみると、もう一度行ってもいいかな?って思うのが不思議だね。

そして、ここから、地獄の奥只見湖の湖畔道が始まる。

下の写真でわかるだろうか、奥の斜面を左から右に道路が横切っているのが。交通量が多いところなら、対岸から、こちらまで橋を渡せば済む。しかし、ここは、一年の半分以上が雪に閉ざされる豪雪地帯で、交通量も限られていて、橋とかトンネルとか、作れるかボケ!

そんなわけで、画面の中央左からズーーーーーーーット右の奥、写真で影になっているところの、さらにズーーーーーーット奥まで進んで、谷を越える。

ほんでもって、そこから今度は登り返して、登って登って、登って、目の前の尾根を巻いて、今僕が写真を撮っているところに登り上げて来るのだ。
いやもう、うんざりw

で、湖畔道っていうと、湖面のすぐ脇を走っていて、疲れたらちょっと水際におりて、パシャパシャして、キャッキャッウフフみたいな感じじゃないすか?

さりげなく、こんな感じで標高を上げさせられるんですよ(泣)
で、ここ、尾根なんですけど、これから谷を渡るんで、バビューンって画面左に向かって降るんです。で、対岸、湖面のすぐ上を横に通ってる道路があるですよね?あの標高まで下がって、あそこを左から右に通り過ぎて、今後は向かい側の尾根を乗り越えるためにヒルクライムwwwwwww
向かいのシュッとした山の名前すら忘れるw

湖畔道なのに、道中の半分くらいは、尾根筋で日に焼かれながらヒルクライムしている。たまに湖面が見えると、写真を撮るふりをしながら休む。
まぁその、押しますよね
急峻な地形で深さがあるせいか、独特の色の湖面

その、小出からここまで見かけたサイクリストは1名。それくらい、自転車で走るのはアレな場所でしたw  知ってたけどw

途中でキャンプ場探したけど、やっていないみたいだったので、頑張って銀山平まで。

フリーサイトで確か…1,500円くらい。そして、源泉掛け流しの温泉600円が、100円割引になる。

炊事棟の向こう側にご夫婦1組

今日もまた、広大なスペースに伸び伸びとテントを張る。
吊り橋の対岸から渡ってくる

ここのフリーサイトは、駐車場から橋を渡ってこなければならない。荷物運搬用の台車は一応設置してあるけれど、流行りの車横付けできるオートサイトと比べると、人気が無い。

橋の下の渓流
川坊主はいませんでした…

設営を終えて、お風呂をいただきに管理棟へ行く。
温泉は別棟

穏やかでぬるめのお湯がチャポチャポと流れ出ている。貸切でとても良いお湯でした。
露天はなくて、ちょっとこじんまりしたお風呂

サイトに戻ってビールを飲んでくつろいで。
広過ぎて、なにやってもいい…みたいな感じ。
構図自体がヘンw

炊事棟も清潔で広々していて、貸切。
今夜はカルボナーラスパゲティ

パスタを茹でてカルボナーラで食べて…
空腹がおさまらずにもう一人前茹でて、レトルトカレーでおかわりして…

テントに入ったら寝落ちした。

2021年9月12日日曜日

Ride29 小出から六十里峠を超えて奥会津へ

ソロキャンパーが、高規格オートキャンプ場で泊まるのは場違いだったな。
一泊6,000円…だったら温泉民宿とか、もうちょっと奮発して旅館に泊まった方がいいよね。

そんな風に反省しつつ、今日も早立ち。
周囲のファミリーキャンパーの皆さんは、ぐっすりお休み中。
只見線沿いは期待通りの穏やかな路

田園風景の中を、朝靄を突き抜けて走って行くと夜明けを迎える。
生活道路をのんびり進む

川があって、その横を只見線が通り、その横を古い路が辿っている。土木技術が拙くて、大型重機も無く、自動車のパワーもブレーキもひ弱だった時代に作られた道路は優しい。地形を良く読み、起伏を避け、地盤が安定しているところを選んで開削されている。

それに対して、たくさんの車を、速く、最短距離で通過させるためのバイパスは違う。直線的に、トンネルや橋でつないでドカンと道を通す。
山裾に沿って開かれた農道は走りやすい

先を急がない自転車旅なら、もちろん選ぶのは生活道路。道端のお酒屋さんに、この界隈の人が「酒」に向ける情熱を感じながら進む。
「新潟だけの あつい酒」痺れるね

峠に近づくにつれて山が険しくなる。鉄道路線は急勾配を苦手とするので、只見線は長いトンネルの中に潜る。車道は傾斜を増し、カーブを重ねながら標高をあげて峠へと続く。
豪雪地帯特有の山稜
豪雪地帯の山は森林限界が低い。大量に降った雪が、稜線上の植生を根こそぎ奪い去りつつ雪崩れ落ちるから。大きな山塊の頂上近くはスラブ状の岩壁が露出している。

ふと気がついたらトンネルの前にいた。ライトを点灯して長くてひんやりしたトンネルを進み、県境を越える。

車だと一瞬で通り過ぎる県境
福島に入りまーす

峠のトンネルを超えてバビューンとダウンヒル…そんなことはない。
六十里峠開通の碑 会津と越後を結んだ感動が記されている

ダムが建設されて、水が湛えられてダム湖になる。ダムの水面に沿って、等高線と平行に道を拓ければ、走りやすい道ができる。しかし、そもそもダムが建設されるのは深い谷が連続する渓谷地帯。道は「拓けるところに繋いでいく」から、アップダウンを繰り返し、あっちへ行ったりこっちへ戻ったりの連続となる。
只見湖が見えた

登って登って尾根を超えて、降って降って沢を渡る。これの繰り返しでダムの本体へとたどり着く。
わりと終了モードw

快適なダウンヒルとなるのは、ダムの堤体上からボトムまでくらいです。
ダム下の緑地公園

ダム下まで降りると、只見線が再びトンネルから現れる。そこは只見町で、ちょっとした集落になって、コンビニ(デイリーヤマザキ)が複数ある都会。

この周辺にもキャンプ場があったのだけれど、まだ昼前だし、もう少し檜枝岐方面に進んでいたいと思って先に進む。

お腹すいたなー
さすがにこのあたりには、ご飯屋さんはなさそうだなー

そう思っていたら、大型バイクが何台も停まっているお店を発見した。「おかあの台所 五十夢」にイン。
一番人気らしい担々麺
一番人気らしい手作り餃子

一番人気がいくつかある個性的なお店でした。想像を上回る美味しさでした。
豪雪地の消火栓は背が高い

檜枝岐村に着く前に、なんだか、今日はもうこれくらいでいいかなモードに突入。近隣のキャンプ場を確認したら、「久川ふれあい広場キャンプ場」を発見。ここはテント一張り500円、一人200円の合計 700円で泊まれる。 ただし管理人不在で、売店も自販機も無い。ビールなしで泊まるのもさみしいなと思ったら、こんなお店を発見!

BBQラム肉が名物だったらしい…

氷とビールを無事に確保できたので、キャンプ場に向かう。
ここもガラガラで、場所選び放題。

清潔なトイレと炊事棟、よく手入れされた芝生があって、すぐ脇には渓流。地域の皆さんに感謝しながらセッティング。

贅沢にテーブル&ベンチでくつろぐ

お隣のキャンパーはセローでバイクツーリングしている釣り師さん。

キャンプ場からすぐそこに、「赤岩温泉」ってのがあって、日帰り入浴600円の露天風呂でえらくいいらしい。ええっ!行けばよかった!

ビール飲んだあとなので、自転車とは言え、飲酒運転になるから断念…

そして…さっきビール買ってきた「フクエストア」で、実は味付けラム肉・マトン肉が買えたんだそうだ…これがBBQするとゼッッピンらしくて…あーもう!

隙あらば、肉焼こうと思って、ティファールのクックセット(ミニフライパン付き)にしたのに…結局一度も肉焼きませんでしたw

と、ぶつくさ言いながらテントに入ったら寝落ちした。

2021年9月11日土曜日

Ride28輪行ワープ 土樽から小出へ

夏休み2日目は、曇り時々雨の予報。

昨日…フル積載で走ってみて、これで三国峠を超えるのは無いなと結論。早めに脚が終了してしまったら、それでゲームオーバーになってしまう。それは嫌なので、今日は最寄駅から輪行で新潟に抜ける。
日の出とともに出発

前の晩にJR上越線の時刻表を確認しておいた。水上から越後湯沢までの県境を越えるローカル線は、本数が極端に少ない。朝イチの電車に乗れるように、早起きして片付け。岩本駅まで移動して、パッキング。水上駅で乗り換えて県境を超える。

岩本駅で電車を待つ
そのまま弾みで小出まで…行ってしまうと、「サイクリング」にならないので、県境を超えた最初の駅である、土樽で下車。
土樽駅
無人駅を選んでいるのは理由がある。大規模なターミナル駅だと、お客さんの往来が激しい。周囲の邪魔にならずに、輪行の準備ができる場所がなかなかなかったり、場所があっても改札から離れていたりする。

今回のように、サイクルキャンピングの場合は荷物が多くなる。右肩で自転車の入った輪行袋をかつぐ。貴重品や身の回り品をいれた、ハンドルバーバッグは首から下げる。リアパニアバッグ2つは、ストラップで左肩からぶら下げる。そんな荷物まみれで改札を通り、階段を登って降りてホームに行く。

大きな駅だと、この距離が長い。エレベーターがあればまだしも、高齢者やベビーカー、障碍者のみなさんが優先なので、結構な時間がかかる。

ローカル線の無人駅とか小さな駅なら、外からすぐホームみたいな構造なので、楽ができるという訳なのです(注1)。

土樽から小出に向かう道は、ほぼほぼ穏やか〜な下り坂。
田中角栄さんの銅像に見守られて進む

今日は土曜日なので、キャンプ場は空きがないかな?と思いつつ電話してみたら予約取れたのでチェックイン。高規格型のオートキャンプ場で、道路の反対側には温泉施設付き。入浴料込みで 6,000円…
ファミリーばかりのなかソロテントで一人

今回の夏休みにはとあるミッションがある。

僕も奥さんも、糖質を制限して、体重をコントロールしている。だから、お米とか、パスタとか、買い置きが全然減らないのだ。

で、今回は生米五合、パスタ、非常食の常温保存可能なレトルトハンバーグ(賞味期限切れ)を積んできた。どれもそろそろ食べないと、アカンやつら。昨夜も今日も、ご飯を炊いて、ハンバーグライスを食べる。
カニ穴の開いたご飯

ちょっと重量は嵩むのだけれど、ティファールのNon-Stick クックパンセットは優秀。簡単に、美味しいご飯が炊ける優れもの。

明日からがいよいよメインイベント。今回のメインイベントは…奥只見周回。

新潟県の小出から、枝折峠を越えるのが奥只見湖への最短ルート。ただ、小出から枝折峠への標高差と斜度が結構えげつない。

地図を見ていたらふと気がついた。

福島側から登って奥只見湖に降りると、わりと緩やかな登りで標高が稼げるんだな。そして、よく見ると、小出を起点にすると周回ルートが取れそうだ。

小出から只見線にそって福島に抜ける。そして只見湖から南会津、檜枝岐を抜けて、尾瀬の福島側玄関口の御池に上がる。そこから降れば奥只見湖に着く。そして、鉄道が通る峠は、大体の場合、えげつない斜度は無い。ということは、小出から只見湖、そして檜枝岐あたりまでは、穏やかに走っていけそうだな。

ということで、明日は六十里峠を超えて只見湖へ。泊まりは檜枝岐あたりのキャンプ場になるだろうか。

周囲ではファミリーが賑やかだ。花火をする楽しそうな声と、隣の若者はZoom飲みを始めたようだ。

ちょっと、いや、かなり…僕は、ここでは異質な存在なんだなと思っていたら寝落ちした。

注1 土合駅の下り線ホームは要注意。上り線は普通に地上にありますが、下り線は地下のトンネル内にある。地上からホームまでは、階段を480段くらい降りていかなければならない。ここで輪行袋抱えて乗り降りはほんと拷問。上越線下りでこの辺りで下車するなら、お隣の湯檜曽駅を使うほうが幸せになれるでしょう。

2021年9月10日金曜日

Ride 27 遅い夏休み (高崎〜ひするまキャンプ場)

 遅い夏休みを1週間取れたので、自転車でキャンプをしながら新潟を回ることにした。

僕のグラベル・ツーリングバイクは、キャリアをつけられるようにいろんなところにダボ穴(キャリアの取り付けステーを、ボルトでフレームに直接つけられるように設けられた穴)があいている。キャリアを買って、リアの左右に取り付けるパニアバックを手に入れて、セッティングを済ませておいた。

フル積載で走るのは、高校生以来のこと。果たして体力が持つのかどうかだけが心配だ。

9/10金曜日から夏休みがスタート。昼少し前に、歯医者さんの予約を入れていたので、ゆっくり出発とする。

朝のうちに家のもろもろの雑事を片付けて、フル積載したバイクで歯医者さんに向かう。そう、治療が終わったら、歯医者さんからそのまま夏休みツーリングへとスタートというわけ。

覚悟していたほどキツくはないけれど、やっぱり荷物の重さは感じる。停止すると、再スタートが地味に脚にくる。それと、リアのパニアバックの位置が悪いらしく、ペダリングの時に左右にゆらゆら振られている感じ。

汗だくで歯医者さんに行くと、先生や歯科助手さんたちに迷惑をかけそうだ。汗をかかないように、踏み込まずのんびりとバイクを進ませて歯医者さんに到着。

荷物多い患者ランキング No.1

治療を終えて、午後イチの出発になりました。

今日は沼田あたりまで抜けようと思っていたけれど、無理は禁物。ふと、以前から気になっていたキャンプ場を思い出して電話をしてみた。そうしたら、予約が取れたのでそちらに向かう。

「ひするまキャンプ場」に到着。オーナーさん?管理人さん?は作業中のようで、チェックインは後回しで、先に設営してくださいとのこと。ちょうどベンチがあって、日当たりが良い場所に空きがあったので、そこに陣取る。

というか、お客さんが全然いないw
20年物のMOSS Hooped Outland テント

設営を済ませたところで、管理人さんが登場。

えっ?自転車?弱ったなぁ…
えっ?(なに?なに?なんで弱るの?)

もしかして1人?
はい…
それは困ったなぁ。
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いくらもらったらいいんだろ…まぁ、いっかサービスで〇〇‼︎
えっ?

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いやそんなわけにいかないでしょ?
いやーだってさー最近、自転車で一人でキャンプで、平日来るなんて…
高校生ぐらいだからね…

www
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まぁーなんだ、高校生扱いということで!
あざーす! (僕、55歳なんですけどねw)

と言う、到着の儀式を経て落ち着きました。

結構ヤブ蚊がいるので準備は万端にしてどうぞ

利根川がすぐそこを流れていて、トイレはウォッシュレット。ただしシャワーはないし、売店や自販機も無い。急な坂道を上がったところにファミマがあるから、車やモーターサイクリストは買い出しにこまらないけれど、徒歩やサイクリストは事前に購入しておくのが吉です。

ビールを飲んでテントに入る。標高が低いので暑くて寝苦しい…と思っていたら寝落ちした。

2021年9月9日木曜日

中古ホイールセット買いました(追記)

今回買った、Fulcrum R5DB を、鉄下駄とくらべてみよう。

リムサイドにメーカーロゴが入っていると、見た目の印象が結構変わる。最近のモデルは、クロリムにグレーのロゴみたいな、ダークラベルとか、シャドウとか、地味目なのが多い。なので、ちょっと古い印象になるのだけれど、もともとクロモリの細いフレームで、トレンドからは外れたバイクなのでこれはこれでいいのかも。
ちょっと見かけがワチャワチャする?

斜めから見ると気にならない、かも?
ロゴはステッカーなので飽きたら剥がそう…

重量はこんな感じになった。
ホイール本体のみだと、セットで 1.7kg 軽くはないけど2kgオーバーの鉄下駄よりはマシ。QRのシャフト&レバー、ディスクブレーキロックリングを追加して、前後1.9kgになった。ローターを追加すると、前後で2kgは超える。
(赤字)20gのリムテープを外して4gのカプトンに交換

せめてもの軽量化として、リムテープを外す。
リムテープ20g

カプトンテープをリムテープの代わりに貼る。これはチューブレスリムテープとして購入したものなんだけれど、軽くて丈夫なので、クリンチャー用ホイールのリムテープとしても流用している(注)。
カプトンテープは 4g

ホイールの重量は「素」の状態と、いろいろ付属品がついていった状態を考えなければならない。わりと影響が大きいのはやっぱりタイヤ。

700 x 35C のセミスリックグラベルタイヤを履かせた鉄下駄ホイール(フロントは 1.7kg)。
持つとズシッとくる重さw

Fulcrum R5DB のフロントは、同じ条件で1.5kg。
これなら輪行もなんとか…

フロントで200g 、前後で400gの削減は大きい。今回は、鉄下駄ホイールのクリンチャータイヤを、前後ローテーションしてそのまま使う。そのタイヤが寿命を迎えたら、チューブレスレディタイヤに組み替えれば、さらに前後で100g程度は削減できるかな。

秋の長雨の合間を狙って、平地を30km程度走ってきた。漕ぎ出しとハンドリングが軽快になった。700 x 35C でグラベル&キャンピング用と思っていたけど、これに28c の軽いタイヤ履かせても面白そうだな。と、妄想が止まりません。


注 カプトンテープをリムテープの代わりに使う場合は、自己責任でやってください。僕はカプトンテープ一周、バルブホール周辺だけオーバーラップ30cm 程度で組んでいて問題はありません。グラベル・ツーリングバイクなので、タイヤは低圧運用。前後とも3Bar以下です。普通のロードバイクは7Barとかだと思うので、そこまで空気圧をあげると、カプトンテープが耐えられるかどうかはちょっとわかりません。テープを2周にするとかよりも、普通にハイプレッシャーリムテープを使うほうがいいかもね?