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2023年8月5日土曜日

Ride19尾瀬周回坤六峠 輪行撤退

今年の夏は普段にも増して暑い。
暑すぎて低い山のハイキングや、平地のサイクリングは消耗が激しすぎる。

そう考えて、グンマー國内のブルベコースの中で、山の方を回るやつを探してみた。ほんでもって、そこを勝手に走ってみたらキツすぎてギブアップ…だがしかし、補給について得るものはあった…そんな記録です。

少しでも涼しいウチに標高を上げないと死ねる…そんなわけで早立ち
あさー
沼田の約束の場所を通り過ぎる。朝なので営業時間外です。
馬鹿旨⇦という名前のお店

川沿いを上流へ上流へと遡る。
渇水の夏
昨年川坊主を見つけたポイントに到着。
木陰で探索準備
浅瀬
普段よりも感じとしては10~20センチくらい水深が低い感じ。
水冷式2躯
ここまででの登りで、身体が芯まで熱を持っている。
トプンと冷却…
ととのう〜(違う)
そんな感じで意識を取り戻して、もう一度サドルに跨って坂を登る。
坤六峠
よし、ここからのダウンヒルはきっと涼しいぞ!
フォトスポット
しかし…普段なら…ここは渓流からの涼風を受けて涼しいというか、ちょっと季節が進むと寒いくらいなんだけれど、今日は熱風。
ダム行くのヤメました
標高が下がるにつれ、気温も上昇し、身体にかけた水が15分くらいで蒸発するようになる。

今日チャレンジしているのは、「ダムめぐり」コース。本来なら、利根川最上部にあるダムまで登って帰ってを2箇所クリアする。ブルベコースの中で、走行距離は200kmだけど、獲得標高的に「山岳コース」に分類されるやつ。

僕の走力がどの程度あるのか?それを知りたくて今日はここをチャレンジしている。けど、すでにこの時点で設定タイムを大幅にオーバーしているし…回復する見込みもない。

というわけで、潔く、今日はエンジョイサイクリングの日にいたしました、弱っ…
ダム〜
水上宝台樹周辺は地味に登り返しもあったりして、削られた。水上をちょっとすぎたところで、いよいよ暑さが激しくなり撤退を決断。
輪行万歳
上越線の時刻表で、次の列車を確認し、時間調整のために後閑駅まで走る。
冷房万歳
電車に乗り込んで、冷房の風を浴びたら、この世に生き返った気がしました。
ログはこんな感じ
コンディションが厳しかったのは事実。でも、今の僕には、山岳ブルベに挑戦するだけの力が無い、そんなことがはっきりした1日でした。

ひとつ収穫があったのは、ヒザ痛とミネラル不足について。

僕は若い頃からのスポーツのせいで、ヒザがあまり丈夫では無い。

ロングライドとか、ヒルクライムとか、ヒザ痛が出ることがある。一度ヒザ痛が出ると回復しないので、今まではずっと低負荷を心がけていた。要するに無理はしない、痛みが出そうになったら減速する、撤退するみたいな。

先日、ヒザ痛の原因について読んだ時「ミネラル不足によって、足が攣るのと同じように、膝に痛みが出ることがある」と書いてあった。

よくよく考えてみると、僕がヒザ痛に悩ませられるのは、真夏が多い。もしかして?そこにも原因があるのかも?そんなふうに考えて、今回は塩タブレットの携行数・摂取量を増やしてみた。

うっすら足攣りとか、ヒザ痛が出そうなタイミングで水分+塩分補給をしたところ、今回はヒザ痛出なかったんだよね…

ま、あくまでも n=1 に過ぎないので、今後もう少し繰り返しミネラル(塩分)補給について考えてみようと思います。

おしまい

2023年7月31日月曜日

Hike2 榛名外輪反時計回り

自転車と登山は使う筋肉が違うようで、両方をバランスよくやるのがいいと思っている。

6月に今シーズン初ハイキングで、赤城山外輪一周をした
その時にふと、榛名山の外輪一周が未達成なことを思い出した。

てなわけで、実行した記録です。
榛名ビジターセンターに駐車し、まずは榛名富士からスタート。
ロープウェイ山頂駅
榛名富士南面を登るとロープウェイ山頂駅。あれ?そう言えば、このロープウェイ使ったことないや…
山頂へ続く石段
ロープウェイ山頂駅はちょっとした広場の縁に立っている。そこからちょっとした坂を登って鳥居をくぐる。
鳥居
参道途中に分岐があり、そこに入ると由緒正しい神様たち。まずはそちらにお参り。
だそうです
榛名富士は以前愛犬マメちゃんと来たので、詳しくはリンク先へ…
さらっと通過して北面登山道を降り、ちょっと車道を歩いて烏帽子岳への登山口へ入る。
鳥居がお出迎え
ここは榛名外輪山の北東端にあたる。個人的には、登りやすいし山頂からの展望も良くて好きな山。
鳥居の奥に小さな祠
お稲荷さん
外輪道分岐までは穏やかな道。分岐を過ぎると少し斜度が増える。
鬢櫛山への分岐を分ける
烏帽子岳本体への入り口
狛犬…お狐様?
途中の分岐で岩棚に登ると、岩壁に小さな横穴が開いている。そこに、本願成就したお礼参り?で奉納されたお狐様がたくさん。
この中に飛び込んだら…いやいや
山頂標識周辺は木立が密集していて、展望は無い。そこを通り過ぎて、南西方向へ向かう小道を辿ると、岩場の上に出る。はい、榛名湖ドーン
榛名湖
左側斜面は、榛名富士の西面斜面。対岸の一段低くなっているコルは峠になっていて、そこを降ると榛名神社へ至る。右端の山体は、榛名連山最高峰の掃部ケ岳(カモンガタケ)の一部。

南東方向に目をやると、本日最後に登る相馬山と、その左に外輪から外れる二ッ岳が見える。
左が二ッ岳、右が相馬山
相馬山の右には、スルス岩がある。
若かりし時に散々登ったスルス岩
西に目をやると掃部ケ岳。
どっちから登っても辛い掃部ケ岳
外輪道は基本こんな感じ
展望を楽しんだら烏帽子岳を後にして、外輪道に戻る。
ちょっとした登り返しで鬢櫛山。
山頂標識がかわいい
鬢櫛山から降って車道に出て、しばらく歩いて再び山に入る。穏やかな道を進むと硯岩。ここはクライミングのゲレンデにもなっていて、あの平山ユージさんが初登のNatto 5.12がある。
終了点…
硯岩には、へっぽこの僕でも登れそうな5.10bくらいのルートもあって、一度下見に来たことがある。
硯岩からの榛名湖
硯岩からは、榛名湖の対面にプリン型の榛名富士が見える。
よそ見してると危ないよ?
高度感
烏帽子岳
展望を楽しんだら、掃部ケ岳へ登り返しが始まる。ここの丸太階段がエグい。
ハードル訓練
丸太と丸太の間の土砂は流出してしまっている。丸太を伝って登るのが一番楽なんだけれど、そのためにはバランスを取るためにダブルストックが必須。ストックなしでここを歩くのは修行…そう考える人は横を歩くので、丸太階段はほとんど使われず苔むして滑りやすく、横を歩く人がさらに増える。
掃部ケ岳手前の肩から榛名湖
最高峰掃部ケ岳も展望は効かない。山頂標識で証拠写真だけ撮って、榛名湖まで降る。この下り坂も、ほとんどスイッチバックを取らず直線的に引かれたトレール。そこが熊笹の根っこや草付きになっているので、油断するとスリップする。スリップする人が多いと、階段上の踏み跡が崩れて滑り台状になる。

そもそも、直線的に拓くのがおかしなくらい急なので、ここは登るのも降るのも楽しさを感じない。最高峰に拘らないなら、掃部ケ岳はあんまりお勧めしない…ま、一度くらいはいいかもね。
榛名湖からのパノラマ
掃部ケ岳から下山して榛名湖畔に出たところ。ここには自販機も公衆トイレも食堂もあるので、補給を済ませる。ここを過ぎると後はビジターセンターに戻るまで補給ポイントは無い。
樹林の隙間から烏帽子岳が見える
もう一度外輪道に登り返す。ここからスルス岩までは、苔で滑りやすい木製階段の急なアップダウンが続く。そして、木々の葉が落ちる秋〜春を除いて展望に乏しいので人気が無い。人気が無いので手も入らず、太腿から鳩尾くらいの笹藪をしばしばかき分けて進むことになる。
最後のピーク相馬山が見えてきた
せっかくなのでスルス岩に登って天狗様にご挨拶
後方は榛名湖とその右に榛名富士
スルス岩からコルを超えて、相馬山への登り返しに入る。ここのルートは鎖場と鉄梯があって、短いけれど変化がある。山頂からは関東平野の見晴らしもよく、富士山が見える時もある。そんなこんなで、割と人気のある山。
ハイカーを見かける
1日の疲労が溜まっているはずなので、慎重に高度を稼いでいく。
最後の鳥居
山頂には社殿があり、お参りを済ませる。
いつみてもちゃんとメンテナンスされている

関東平野はガスの中
山頂石像
車道
気をつけて下山して、車道に出て振り返ると、メインの大鳥居。あとはほぼフラットなハイキング道をたどってビジターセンターに戻ればコンプリート。
花…
花…
花…
花鳥風月に弱い男ですみません…
かき氷
ロープウェイ山麓駅から道の反対側にいくつかお店が並んでいる。「氷」の幟に抗えず in
今日はもうこれで終了でいいですーw

ログですー
榛名外輪、三度目のチャレンジで無事コンプリートできました。終わってみれば、歩行距離と獲得標高は赤城外輪とほとんどおんなじような感じでした。

おしまい