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2023年6月24日土曜日

Ride16 塩吹老人神流町に現る

真夏のサイクリングは熱中症との闘い。
というより、熱中症と闘ったら絶対に負けちゃうので、闘いになる前にそっと後ろに下がる。

その見極めをちゃんとできるようになるのが、真夏のサイクリングでもっとも大事なこと。

そして、本格的に暑くなる前に(すでに暑いけどw)暑熱順化をしておくことも重要。
ということで、お山に向かってサイクリング。
独特な色の神流川
朝のうち、暑くなる前に標高を上げてしまおうというのが、正しい夏のサイクリング。

でも、ウチは犬の散歩と芝生の水遣りがある。犬も芝生も生き物で、暑さに弱いから、早朝のゴールデンタイムは彼等のもの。

結局出発はすでに暑さがジワジワと迫ってくるタイミング。
宇宙時代に遭遇
暑さのせいか、宇宙を体感しつつ山に向かう。
ダム湖
神流川を遡ってダムを越えると、宝石のような(適当)色の湖水。
いつもの撮影ポイント
神流の道の駅に着いたら、ちょうどランチ営業が始まるタイミングだった。
もりそば旨し
サイクリング中はお腹がすくのだけれど、そこで「大盛り」「コッテリ」「ハイカロリー」食べるとそのあとが辛くなる。

それをコントロールするのはなかなか大変。

僕の場合は、「お腹が空く前に」「大盛り封印」するのがいいんじゃないかと最近思うようになっている。

そんなわけで、さらっと早めのお昼を食べてさらに上流へ。
丸岩
ボルダラーにぜひチャレンジしてほしい丸岩を超えてさらに上流へ。

今日は佐久穂に抜けてみようか、そこから碓氷峠超えて降って、横川から輪行しようか。それとも軽井沢から新幹線輪行で高崎まで戻ろうか。そんなあいまいなプランだった。
恐竜の足跡化石

でも、神流川を遡っている時に、「志賀坂峠って通ってないよね?」と思い出した。

正確には、車では通ったことがある。けれど、天気が悪かったかどうしたかで、途中の記憶がまったくない。ということで、志賀坂峠超えて帰ることにした。
さざなみ岩…だったかな?
このルートは、恐竜の足跡化石が有名だ。でも、道幅が狭くて、駐車スペースもわかりにくいので、今までちゃんとみたことがなかった。

自転車なら、道幅も駐車スペースも無問題。
足跡二つ
こうやってみると、確かにすごい違和感のある景観。この岩の表面と、顕著な窪み。
足跡が化石になった、そう気がついて確定した時の感動はすごかったんだろうな。
峠のトンネル
のんびりヒルクライムして峠を超えて、ダウンヒルしたら長瀞に出ていた。

こないだ来たBLSSに寄ってみる。自転車で日帰りで来れるから、長瀞は隣町。
留守宅へストーキング
ツアーに出ているらしく、誰もいませんでした。
パパ背中!
帰宅したら背中を見て「キモっ!」っと奥様が言う。
これでBBQ用のスパイスソルトを…
何かと思って背中の写真を撮ってもらったら、ひどいことになっていた。

今日は暑かったから、水を頭から足からぶっかけながら走っていたら、こうなった。
GGCさんさぁ…写真と違いすぎ…w
消費したタンパク質と塩分を補給しに、肉食べに出掛けて、メニュー写真詐欺に遭遇。

もうさぁ、SNSでなんでも晒されるんだからさぁ、メニューと実物が違うってのはいい加減やめたほうがいいと思うよ?マジで
ログはこんな感じ
暑熱順化は、要するに「必要に応じてちゃんと発汗できること」と、僕は思っている。そうした意味合いでは、夏を迎える準備が完了した、そんな1日でありました。

そして、真夏に走るなら、黒いトップスはやめたほうがいいかな?そんな風に思った1日でありました。

おしまい

2023年6月19日月曜日

J君が来た! ボルダリング編

J君はボルダリングが好きだ。今までの経験は数回のみ、なんだけれどね。

去年来日した時に近所のボルダリングジムに連れて行ったら、子供のように喜んでくれた。子供なんだけれどね…

今回もボルダリングジムに連れていくつもり。来日前に、クライミングシューズを手に入れてもらって、準備万端。

問題はスケジューリング。J君親子の当家ステイは二泊三日。初日は移動日、メインの中日はMTB&ラーメン屋(写真撮り忘れたw)。最終日はお寝坊して、午後には長野県に旅立つ。

ヘタな芸能人よりタイトなスケジュール、最終日の今日は短い時間だけれど、ボルダリングをなんとかねじ込んだ。
仲良しな母と息子
朝から営業しているクライミングジムって、意外と少ないんですよね。だいたい午後イチ開店して、午後10時とかまで営業ってパターンが多い。

夜勤の人とか、朝早くから昼まで登りたいって人とか、結構ニーズがあると思うんだけどなぁ。
受付
ここは、バッティングセンター併設の…ジムというよりは…ウォール

クライミングわかる人いないので、
チョークわりと着きっぱなしです、
テープ剥がれあります、
勝手に好きに登ってください、
その代わり安いです、

そんな場所です。
やったー
そんな場所ですが、ボルダリング初心者の二人は楽しそう。
あー行ってこう、ん?こうかな?
クライミングって性格出るって言うけど、確かにそうだと思います。
グワシっ!
J君母…なんかすごい登ってるんですが…
あー面白い!
??クライミング経験あるんだっけ??不思議に思って尋ねたら、

仕事終わりに、みんなでピナクル登ってたでしょ?

それで記憶が蘇ってきた。僕らが一緒に働いていた職場は、アウトドア系のお店で…
高さ15m のクライミングピナクル(岩塔)があった。閉店後には、そこでガチクライマーとクライマー見習いとが、キャッキャッウフフって登ってたんだった。

あーそうだそうだ、J君母もあの時登ってたんだね、納得。
次はどれ登ろう?
1.5hみっちり登りました
昨日のMTBで疲れも溜まってるだろうから、3~40分も登れば十分かな?そう思っていたら、みっちり時間まで登り続ける母子…

最後に高崎パスタでも食べさせるか、そう思っていたけれど、時間がなくなったw
たかべんの鶏めし弁当
グンマー名物の駅弁を渡して、駅で見送り。
また遊びに来るんだよ、約束な?

おしまい

2023年6月18日日曜日

J君が来た! 居酒屋ディナー&MTBツアー編

去年遊びに来てくれたJ君たちが、今年も来てくれたという話。

高崎駅のローターリーでピックアップしたJ君は、少し身長が伸びたみたい。でも、数センチ伸びても、元々が180cm オーバーだから誤差の範囲だけどね。

おかえり

で、来たらどうしてくれようといろいろ考えていた。
前回楽しんでいた、主に母親(元MTBダウンヒルライダー(スポンサー付き(全国転戦)半分プロ)昔とった杵柄)が楽しんでいた、長瀞MTBは外せない。梅雨時なんで、雨だと乗れないけどね…

J君が前回帰る直前に判明した、実はラーメン好き → 日本のラーメン屋行きたかった
帰った後にJ母がSNSで発言した、実は焼き鳥好き → 日本の焼き鳥食いたかった

カリフォルニアの和食屋さんにも焼き鳥はあるらしいが、日本のスーパーで売ってるようなのが2本で…1,000円近くする(USD7くらい?)って言っていた。なんじゃそりゃ

当家には2泊しかしないので、段取り勝負。最初の晩はギリ徒歩圏内の居酒屋さんへ。
刺身おいしいネー
カリフォルニアではあんまり貝の刺身がないみたい、美味しいって。
焼き鳥の盛り合わせも頼む。味付けはお店のお任せで。
基本塩味だった
ちょっと量が少なかったかも…次回きたら、自宅でやりますか
白身の魚は珍しいみたいです
空腹を満たすために、クリームコロッケを頼む。
何これおいしいー
口の中、火傷してたみたいです。 デスヨネー
とうもろこしの天ぷら
季節もののとうもろこしの天ぷら、アマアマー食べて、焼きそばも食べたかな?
そんな感じで一泊目。

翌朝は早起きして長瀞へGO
BLSS バイクライフサポートシステム
ここのガイドツアーは、ほんとオススメ。
なんかの記事で読んだことがある。機材スポーツの中でもスポーツサイクルって特に敷居が高い。スキューバダイビングとかは、初心者を受け入れる「システム」がしっかりしている。だから、ダイビングマーケットそのものはそんなに大きくなくても、産業として確立できている。

それに対して、MTBは、機材が高いし、知識ないまま自己流で始めると危険だし、イントラやガイドもピンキリだし、そもそも走れるところが少ないし…初心者迎え入れるつもりないだろう、そんな記事。

まぁ確かにね。
スキー場の夏場の活用方法として、MTBコース作るところも増えてるけど、初心者がどうやって走るのか、考えてなさそうなところばかり…放牧かよ

BLSSは、メットの被り方から丁寧に説明してくれる。
まず後頭部のダイヤルでフィット調整
今日は雪男山男兄弟舎 舎員のカズくんと、パイセンも参加してくれた。
ワクワク
MTBのサドル高さ調整して、まずは敷地内で、ブレーキの効き具合とか、乗る位置とかのレクチャーを受ける。
元全日本チャンプのレクチャー
漢の背中
ダメなこととその理由
ジャイアン岩瀬プロガイドの説明はとてもわかりやすい。

やっちゃダメなことを言う。それやると、どうなるか、どんな危険があるかを説明する。それをやらないようにするには、そもそもどうしたらいいかを説明する。一つ一つの危険行為について、この3ステップをもとに説明してくれるのだ。

よくある素人の説明は、「これやっちゃダメ、以上」。

仕事でもありますよね…
横で聞いてるだけで、普段の自分の指示出しがいかにテキトーかしみじみと感じます。
会社のみんなゴメン
J君梁に頭が着くの図
トランポ
トランポにバイク積み込んで、みんなはトレイルヘッドに向かう。
肩の手術からの回復途中の僕は…後に残る。
留守部隊
僕は引越し先候補の物件を、奥様と見に行ったりして昼間を過ごす。ツアー終了予定時刻の少し前に、BLSSに戻ってみんなを迎える。
良い笑顔
カズくんもパイセンも無事にMTBの虜になったみたい。良かったね

2023年6月17日土曜日

輪行袋を買い足しました…

僕のグラベルロードバイクは、いろいろな装備を付け足したせいで軽快感皆無。

なんだかなぁ
もうちょっと軽量化したいなぁ
日帰りでも荷物が多いんだよなぁ

で、輪行袋を見直すことにした、そんなお話。
輪行袋三兄弟
「輪行袋」と言っても、さまざまなタイプがある。自転車を公共交通機関(電車とかね)に持ち込むためには、「輪行のために作られた専用の袋」に入れ「指定のサイズ内に収まる」ことが必須となる。

輪行に慣れないうちは、どうしても余裕のあるサイズの輪行袋を選びがちになる。パッキングサイズを小さくするためには丁寧な作業が必要で、時間がかかる。これが時間に追われて焦ったりすると、普段入るのに…自転車が輪行袋に入らない!という恐怖があるからね。

それでも、旅程上輪行が必要になり、バラしてパッキングして、運んでアンパックして組み上げて、それを繰り返すうちに慣れてくる。

電車の到着まで20分で準備しないと間に合わない(しかもその次の電車は1時間先)とか…冷たい汗をかきながらの経験を、何度もしているうちにふと気が付く。

「もうちょっと輪行袋をサイズダウンしても大丈夫だよね?」という気持ちになる。

普段の僕は「いざという時のために」輪行袋を持ち歩いているわけだ。でも、そのいざという時って…ロードバイク再開してもう5年くらい経つけど、一度も無いわけですよ。

そうすっともう、「ルールとマナーを遵守しつつ最小サイズ」の輪行袋でいいかなぁと、そう思うわけです。めったに使わないわけだから「1〜2回使ったら穴が開くかも?くらいの耐久性で無問題」そのかわり、軽くてコンパクトなやつ。

それがこちらです。
R250横型輪行袋をゲット
そんな貧弱な輪行袋じゃぁ、常用はできないでしょ?ええそうです。
「最初から輪行を予定している」ならば、僕は縦型輪行袋を選択する。縦型のほうが、パッキングサイズが小さくなるし、周囲の皆様の邪魔にならないしね。

僕は50代になってロードバイクを再開したわけだけれど、それ以前、最後に輪行したのは、高校・大学の頃だった。当時は「手回り品切符(チッキ)」を購入し、それを輪行袋に針金w
で結び、改札では「日本サイクリング協会」の会員証を掲示しないと乗れなかった。

ほんでもって、その時使っていたのは「オーストリッチ」の「帆布製輪行袋」。もうね…輪行解除した後、輪行袋だけで、10Lくらいの大きさになって始末にこまった記憶がある。そんな僕は、ロードバイクを再開して輪行袋を物色して驚いた。

なんて小さいんだ!
こんな小さいなら、もう、どれ選んだって大した違いはないよね? ← そんなことはない

輪行袋のコンパクト化に感動し、「グラベルロードとかMTBが収められるように、大きめの輪行袋」を選んだ僕が買ったのがこの TIOGA 製。
最初に買った縦型輪行袋
グラベルロードは、700c という大径ホイールに30c以上の太いタイヤを履かせる。そして、安定感を求めるために、ホイールベースを長く設計するので、「ほぼMTB」みたいな輪行のサイズ感になる。そんなふうに脅かされて、「多少嵩張っても十分な大きさの輪行袋」を買ったというわけ。

TIOGAのこれは、袋の一部がストレッチ素材になっている。多少パッキングが雑でもビョーンって生地が伸びるので、収納が楽ちんという訳。リアラックもヘルメットも隙間に詰め放題…傷はつくけどね

でもねー…

僕は短足なんで、フレームサイズが小さいんですよね。

そうすっと、グラベルロードであっても、輪行袋に入らないなんてこと、ないんですよね。
もうちょっと小さくて軽いの買うか、そう思ってた時にバイチャリで見つけたのがこの輪行袋。
中古で手に入れた縦型輪行袋
オーストリッチの超軽量タイプ…ん?
超軽量って、、、TIOGAと6gしか違わないじゃん、嘘つき!w
エンド金具とストラップ
縦型輪行袋にはエンド金具と、ストラップも多めに必要になる。横型輪行袋にはエンド金具が要らないので、重量的にはこっちのほうがインパクト大きいかも。

そんな感じで、軽量化としてはさほどのインパクトがない。けれど、サドルバックのサイズを1つ落とせるくらいに、荷物のコンパクト化は図れたので、満足度は割と高めの変更ではありました。

え?輪行袋を持たなければいいんじゃないかって?

雨具を持たないと雨が降る
泥除けを外すと雨が降る
防寒着を置いていくと寒波が来る
輪行袋を持たないと…

そんな怖いこと、よーでけんわ…

2023年6月13日火曜日

リゾートホテル滞在記 白樺リゾート池の平ホテル

ちょっとしたご縁で、リゾートホテルで行われる研修会に参加してきた。

ここ、池の平ホテルは、今まで2〜3回宿泊したことがある。
最初は娘が小さい時、小学校に入ったか入らないかくらいかな。
そのころ僕らは横浜に住んでいた。
新しく開発された住宅地だったので、ご近所さんにも同じような家族構成のお宅が多かった。自然にみんな仲良くなって、遊びに行ったり来てくれたり。そんな中で、どっか行きたいね?と話がまとまってここに来たのだ。

小さい子たちにスキーをさせるには、こじんまりしたゲレンデがありがたかった。宿泊代はリーズナブルで、夕食のビュッフェは値段の割には、量も味もなかなかよろしかったことを覚えている。

その反面、エントランスからすでに古びた建物と、変色した壁紙など、だいぶ歴史を感じさせるファシリティも記憶に残っている。
メインエントランスから新本館
2回目は、コロナの前。今から6〜8年くらい前だったかな。当時の僕はある会社の立て直しに取り組んでいて、一番やっかいだったのが老朽化した施設の立て直しだった。

ここのホテルも色々な取り組みをしていたけれども、営業しながらではどうしても制限がある。そしてどこまで資金を突っ込むのかには、迷いもあったように見受けられた。

自分も限られた資金を、どこに、どんな順番で、どう突っ込んだらターンアラウンドを早く確実にできるのか?そんなことばかり考えていたので、そこここに見える苦心の跡が、妙に心に響いたのを覚えている。。
リゾートローソン
で、今回、とある経営コンサルティング会社が主催する、少人数の研修会が行われるのでこちらに訪問となった。

コロナでお客さんが全然来なくなって、だったら直したい放題じゃん!と、抜本的な改革に取り組んだと聞いていた。マジか…
セミナー会場の昼食
ティータイムのおやつ
ちょっと時間ができたので、周辺を散策してみる。
さりげなくモンベルステーション
周辺道路との一体開発も進んでいる。とはいえ、流石に一気に全部何もかも綺麗にするのは無理なようで、「ピカピカのところ」と、「手をつけたばかり」のところと分かれているかな。

びっくりしたのが客室。
えっ?マジで?
ツインルームに一人で宿泊したのだけれど、レイクビューで、広さといい調度といい、設えといい、見違えるようなファシリティ。
和洋折衷スタイル
独立バスルームがあって、大浴場には2ヶ所のサウナがあって、ブッフェスタイルの夕食朝食は相変わらず美味しかった。そして、レストランフロアも…なんじゃこれ、まったく別のホテルに生まれ変わってた。

いろいろマスコミでは取り上げられているけど、まだ予約は比較的取りやすいみたい。しかし…この変身具合が認知されたら…かなり予約が取りにくいお宿になりそうな気がした。

まぁ、ウチは老犬がいるので、当分泊まりには来れないわけですが。

うっかりお部屋の写真を奥様に送ったら…えぇ、はい、その通りの反応でしたw