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2025年8月6日水曜日

BRM802東京 金太郎(夏)200km・ニューバイクで完走

2025年のブルベ、ここまでのレザルトを振り返ってみよう。

パーマネントブルベは SPR (Super Permanent Randonneur) を達成している。
通常のブルベ(BRM)は、最初に頑張る400km と やっぱ海600km を完走している。あと、200km と 300km を完走すれば、今年もSRの認定をいただける。

ブルベシーズンは年末まであるのだが、ボクの住んでいる北関東の冬は寒すぎるし、空っ風が吹くので冬はオフシーズンになる。そんなわけで、9月末くらいまでにBRM・SR認定に必要な、200km と 300km を完走しておきたい。

とりあえず9月開催の地元発着300kmにエントリーした。ただ…これは…ボクの走力では完走できるかどうかギリギリっぽい。なので、9月に行われる東京発着の300kmを追加でエントリーした。

両方完走できればSR認定はいただける。しかし、どちらかをDNSかDNFしたらSRに届かない。だったら、早めに…確実に完走できそうな200kmを走っておきたいな…と考えて出走した記録。

8月出走のブルベは少ない。あまりにも暑い日本国、猛暑と無縁の場所で開催するか…何かしらの工夫が必要になってくる。その工夫の一つが、ナイトブルベ。

ニューマシンでエントリー

日が暮れてからスタートして、夜通し走って、翌朝暑くなる前にゴールすれば、ずっと涼しいからいいんじゃね?そんな主催者の声が聞こえるようなナイトブルベ。

距離は短い200kmだし、コースプロファイルも優しめだし、都会を走るから補給にも困らないし…ニューバイクのチェックに丁度いいくらいの、ヌルさ? ←フラグ

集合場所

都会スタートなんで様子が分からない。コインパーキングが無くてDNSなんて悲しすぎるので、早めに現地に行った。迷惑にならないところで仮眠して、パーキングに入って、夕食済ませて集合場所へ移動する。

想像していたより、はるかに参加人数が多い。

考えてみれば、300kmから上のブルベには夜間走行がある。400と600ならオーバーナイトで夜通し走る必要もある。200kmしか走ったことがない人が、300km以上にチャレンジするには、ナイトブルベは経験を積む良い方法かもしれないね。

とどろきアリーナをスタートして、中原街道を西進する。もんのすごい…信号ストップの嵐我慢しながらジリジリと前進していくと、以前住んでいた、長津田周辺を通過する。

以前、キャンピングトレーラーを買った、Rocky という店の跡地を通りすぎる。老舗だったのに気がついたら閉店していたんだっけな。

長後にあった J-Wallというクライミングジムの跡地の脇を通って、長後街道をさらに西進。J-Wallの跡地はマンションになっていた…オーナーさんは元気なんだろうか…

今回のブルベ、ナイトブルベなので景色とか観光とかは無い。淡々と走り、2つちいさな峠を超えて、足柄峠の途中までヒルクライムがある。

標高は上がっているのだけれど、気温はなかなか下がらないし、蒸し蒸しするし、あんまり快適では無い。

標高上がっても気温下がらず

折り返し地点は、金太郎伝説の里。予定では、ここまでで貯金が1時間程度。それが割と余裕がない…暑さと信号峠と、向かい風が想定よりも厳しい状態を生み出している。

金太郎伝説の里…入口

折り返してダウンヒル…途中から広域農道に入る。
ここから小田原までの25キロくらいのアップダウンが、心を折ってくる核心だと聞いていた。

まぁ…その…南榛名山林道とか、赤城南面の空っ風街道とか、その辺りみたいな感じかな?と思っていたら、まさしくそんな感じでした…タイヘンダッタ

暑くて心拍が上がっちゃうので、夜景を撮るふりをして休んだりしながら小田原に抜ける。

小田原…かなぁ?

小田原に出たところで、貯金は30分ちょっとくらい。

ローリングスタートで、出発時間が一人一人個別に記録されているから、持ち時間管理を失敗するとDNFになりかねない。スマホ・ガーミン(eTrex)・サイコン(Bryton)のログを確認しながら時間配分を考える。

太平洋のすぐ脇を走り、藤沢に向かう。
潮風の匂いと、海の雰囲気は感じるのだが、すぐ右側を西湘バイパスが走っているので視界はまったくない、夜だしネ。

西湘バイパスが終わって、ようやく海のすぐ脇に出る。
江ノ島が見えてきて、通り過ぎて…写真を全然とっていないことに気がついて…振り向いて写真を撮る。

江ノ島〜〜

海沿いにある休憩施設でトイレとポカリの補給をして、山に入る手前の葉山で写真を撮る。
葉山の御用邸前とか、ビーチとか、いろいろ観光したいところはあったけれど…時間が無い…

海入りたい…

またね〜

海から離れて湘南国際村へのヒルクライムが始まる。
他の参加者の人と意見が一致したのは…

150km走ってきて…この…坂…登れってのは…
オニ!
悪魔!

ということでした。

最後のチェックポイントで貯金は45分…
ここから川崎までは、割と強めの向かい風予報、そして信号峠と暑さ…貯金を維持しながら走ることを目標に坂を下る。

予想通り、信号峠でペースが上がらず、横浜港周辺の写真も最低限になった。

赤煉瓦倉庫群

母方の祖父母が暮らしていた思い出の場所、すぐそばも通ったのだけれど立ち寄る余裕もなかった。

想定通り、ゴールまで貯金を作れるような場所は皆無。

日が出て気温も上がり、ストレスが上がる状況で、微妙なアップダウンと信号峠。気持ちよく走れる場所が皆無の30km程度をやり過ごしゴールへ。

後で確認したら、DNF比率が15%を超えていた…200km でこのDNF率は結構高いんじゃないかな、それくらい過酷なブルベでした。(フラグ回収w)

ニューバイクの TREK EMONDA は、いいバイクだった。ただ、乗り手のボクが考えるべきことが結構ある。

レーシングバイクだけあって、速度上げやすい…のだけれど、前半で飛ばしすぎると、後半にツケがくる。ちょっと怖いのは、飛ばしている感覚が無いのに平均ペースが上がっていて、体力が削られていることがあること。

それと、ギア比がやっぱり高い。平地巡行で、フロントアウターだけで停止からのスタートまでカバーできるようであるといいかな。そして、ヒルクライムではローギアがもう2枚くらいあると助かる。GRX純正では、これ以上軽いセッティングは無いのでちょっと考えてみようか。

TREKにして正解だったか?それは、これから400とか600走ってからでないと分からない。
ただ、今回のブルベは完走者中の、真ん中くらいの位置でゴールしている。今までの Ridgeback Ramble の200km 完走データでは、完走者の中で下位25%くらいでゴールしているので、平均速度は上がっているようだ。

平均時速が1km/h上がると、300kmブルベだと、だいたい1時間くらい時間が短縮できる計算だ。そうなるともうちょっとブルベの旅程も楽しめるのでは無いか?そんな気がしている。

天気予報はこんな感じで、実際もそんな感じだった。

風向・風速はほぼ予報通り

朝は晴れてゴール前は30度超えていた

200kmのナイトブルベは、景色も観光も無く、記録のためだけに走るような感じになってしまった。東京発着は信号峠も厳しいので、サイクリストのグンマー國民は恵まれているなぁ、そう実感する。

それにしても、これだけ暑い時期に、こんなに交通量の多いエリアで、ブルベを走りたい!というサイクリストのために頑張るR東京さんはすごいなとつくづく感じた。エントリーから出走、完走申請まで、クラウドを使ってシステマチックなプロセスなのも素晴らしかった。

ありがとうございました。

<おまけ>
朝ゴールなんで、仮眠したら一日有効に過ごせるかな?そんなふうに思っていたら、甘かった。帰りの渋滞がエグすぎる。環八ですでに渋滞していて、練馬入ったら大渋滞。

うんざり

北関東って渋滞もないし、本当に遊ぶ環境に恵まれてるんだな、そんな気持ちを新たにした遠征でした。

おしまい

2023年2月16日木曜日

運動できない冬の…休日の過ごし方

ウインターシーズンも折り返しを超え、果たしてシーズンインのお許しがでるかどうか…心を震わせる日々。

僕がどんなふうに休日を過ごしてきたかをまとめてみよう。

激しい運動はダメ、絶対と言われている。
そして、走ったりして、腕の重さが肩にかかると痛みが出る。

そんなわけで、だいたいは「マメの散歩(長め)」から、この間お許しが出た「ローラー台」をして過ごすことになる。

ウチの近所は田園地帯で、古くから発展してきた場所なのだ。だから、散歩しているといろんな気づきがある。
真新しいしめ縄
鳥居だけがあって、社務所だったらしい場所の土台と…御神体があったらしい場所…だけが残っているところとか。
何も無い…のではないのだね
よく見ると敷地の中も掃除されている。
透かし彫の龍
とある神社では、想像よりも立派な彫り物がされていたり。
ここにもしめ縄
ちらほらと早咲きの梅が咲いていたり。
春が近い
朝早く家を出ると、麦畑を朝日が照らす姿を見れたり。
グンマーうどんの元
近所の働き者のお父さんが、近くの牛舎から牛糞を運んでいるのを見かけたり。
トラクター+トレーラー
このあたりで走っているトラクターは「外車」が多くて、なんかかっこいい。
少しずつ色づいていく
物欲を刺激されまくる場所の横を…息を潜めて通り過ぎたり。
犬連れだから入れないけどね
遠くから見てなんだろうと思っていた場所が、前方後円墳であることに気がついたりして。
前方部が神社になっている
そこが神社になっていたのでお参りしてみたり。
これ人力で築いたのってすごい
由緒を感じる
お財布忘れたので賽銭はごめんなさい…
とりあえず参拝だけさせてもらって横を見たら、石棺が展示されていたり。
説明を見てふむふむと…
雪の上で固まる犬がいたり。
駆け回れません…寒いです…
後方部に回ってみたら、角が両毛線の線路で削られていたり…罰当たりそう…
まその、昔のお墓の上を歩いているわけですが…
端正な佇まい
他にも街中にポンポンと…点在する神域の横を…頭を低くして散歩する。
古いMacBookで映画見ながら
帰宅したら軽くローラー台でペダルを回す。
サーファーの映画をタブレットで
豚のカシラ
運動したらタンパク質摂って。
アスパラは鉄板焼きですね
食物繊維とビタミン摂って。
何かのホルモン
タンパク質摂って。
牛ホルモン
タンパク質と脂肪摂って…
スノーボードのビデオ見ながら
おっかしいなぁ…
頑張って動いているのに…なぜ痩せない???

2023年2月4日土曜日

お友達呼んで、お庭BBQ(真冬バージョン)

グンマーの冬は寒い
ボクの愛妻はみちのくの港町生まれ。その彼女が「寒い」というグンマー。

あ、僕は妻の実家に真冬に行って、ある冠婚葬祭行事に出席したら体調崩しました。出席している時は大丈夫だったの。それが…なんというか…式が終わったら、めまいがして…隣室で毛布にくるまれて横たわって生き返る。

東北の寒さは「鈍器で殴られ続けるような寒さ」…

グンマーのは、アイスピックで浅く刺されまくるような寒さ…

いやです、どちらも…

まぁそんな寒い土地柄、真冬はテントキャンプやBBQはおやすみ。
ドッグランで遊ぶ愛犬を見守りながらBBQ
だがしかし、ふと気がついたのだ。庭に面してコンセントあるんだよね。ほんでもって、灯油ファンヒーターもある。ということは、暖気を逃さないシェルターの中なら、真冬でもBBQできちゃうんじゃないか?

ちょうどいい感じに、当家の庭は南側にある。北風を母屋がブロックしてくれるので、風に弱いスクリーンタープでも、空っ風を避けられるので好都合。
朝のうちにスクリーンタープを張っておく
空っ風はだいたい朝のうちは吹かないので、ちょっと早起きしてセッティングを済ませる。せっかくの外なので、炭火も熾しておこう。ファンヒーターもセッティングして、準備万端。
楽しみで仕方ない
今日来てくれるのは、僕らがグンマーに移住した時からのおつきあい。僕らが探していた賃貸物件の条件は厳しかった。(車2台とキャンピングトレーラーの)駐車スペースが3台、そして、犬を飼えるところ。

グンマーではペット可の賃貸物件がすごく少ないの。

なんで?

そう不動産屋さんに聞いたら、

ペット飼いたい、そーゆー人は家買っちゃうんですよ…借りずに… 

で、僕らがグンマーの中心部でそーゆー物件探した時は2つしかなくて、比較するもしないもなくここに引っ越した。そうしたらこのご夫婦とお隣さんになり、ご夫婦はパピヨンを飼っていて、その子のためにペット可の物件探してここに来た、そう言っていた。
犬用?にお芋を準備する
とりあえず、炭火で焼き鳥焼いてつまんで、蓋付きのウェーバーグリルでピザ。
コストコピザの 1/4
コストコのテイクアウトピザがデカ過ぎて、切って投入。
炙りハイローラー
ちなみに、コストコで売っているハイローラーも、ピザストーンとか、炭火で焼くとおいしさ倍増。ふと思ったけど、ハイローラーのサーモンのやつ、あれ…魚の匂いがしてちょっとやだったんだけど、グリルして追いチーズしたら美味しいのかも…ね?

今回は残念ながら日帰り滞在だった。パピヨンちゃんとウチのバカ犬は仲良くドッグランで遊べたし、次回はぜひお泊まりで来てほしいなぁ…そんな冬の日。

2021年7月10日土曜日

Ride15 毛無峠ヒルクライムからの、林道湯沢線グラベルダウンヒル

はいはい、有名ですね、この写真。そうです、今日は梅雨の合間の晴れ間を狙ってこちらへ。

毛無峠

はい、今、つい笑っちゃった奴、一歩前に出てね。これからシメるから。

実物は想像していたサイズの1/3くらいで小さい

もともとの計画は、小布施あたりまで車で行って、そこから志賀高原にヒルクライム。万座に降りて、万座峠経由して小布施に戻るという、身体イジメます的な。

しかし、朝からお腹の調子が悪く…トイレ休憩連発で小布施着が当初の予定よりも大幅に遅れた。しかたないから、志賀高原の上り口まで移動して、とりあえず国道最高地点まで行こうかと。しかし、それだとピストンルートになって発展性が無いからなぁ。

で、実は、あそこに行きたい、こんなところで走りたいってリストを、スマホのメモに残してるのでそれを見る。

あ、そうか、小布施から高山村はすぐそこで、そこをスタート地点にすれば、周回コースになるな、ということで移動。結局スタートは9時ちょい過ぎで、午後から天気崩れる予報を考えると、あまり余裕はない。

左に行くのも楽しいだろうな…

少し坂を登って、分岐を万座方面に取る。軽く言ったけど、結構な斜度で、アップも何もない状態からこの強度はかなりキツイ。

下部は樹林帯の中を登るので、涼しいのだけれど、湿度がすごくてアイウェアは曇りまくり。そして斜度がヤバイ。一本調子でヤバイ。

ひたすら同じくらいの傾斜が延々と続く

相変わらず、写真を撮るふりをしながら休みを入れて登る。 

今日はフレームバッグのみに荷物を絞って軽量化

道が尾根筋に上がると、ようやく斜度は緩んでくる。しかし、標高が上がって空気が薄く、呼吸が荒くなり、ここまでの負荷に耐えかねて太ももが軽く攣る。

一本松コーナー

スタートしてすぐに、カーブに「第9x号カーブ」って標識があった。しばらく進んで、ふと見ると、「第69号カーブ」とか、だんだんと数字が減っていくのだが、まさかこの60いくつかのカーブを登らないと毛無峠まで行けないということはないだろう。

やってきました、第1号カーブ

結局のところ、毛無峠への分岐点が1号カーブでした。ここからさらに進んで目的地。

右へ進みます

そして、実はグンマー國民なのに初訪問の毛無峠に。

CM撮影隊が入っていて賑やか

この先に降りられたら楽しそうだなぁ

小串へのグラベル

荒涼とした雰囲気

警備員さんに聞いたら撮影隊の天気待ちだそうです

グンマー國は危険地帯

フードトラック(トレーラー)が出ていたり、ドローンが飛んでいたり、いろんなところに三脚に乗ったセンサーが設置されていたり、多分普段とは全然違う雰囲気なんだろうなという峠。


一応来ましたという記念写真を撮り、進入禁止の先に見えるグラベルロードを見て、「あーあそこ走ってみたい」とか呟いたり。で、まぁ、空模様もおかしいので帰る。

峠に向かう時に確認しておいた林道入り口。ここの林道は、初っ端から出口まで、ほぼ全線グラベル。

さっきからジムニーが行ったり来たりしてるw

今日は舗装路のみで、ロングなヒルクライムの計画だったので、700-32Cのカーボンホイール。つまり、ドッスンバッタンはできないセットアップなので、丁寧に下る。

ニホンジカがそこかしこに

しっかり整備されている

まぁでもやっぱりグラベル走るなら、35C以上の太いタイヤで、頑丈なホイールのほうがいいですね。砂利が深いところとか、泥とか、砂のところで転ぶかと思ったよ。


今日も泥んこ大将

ログはこんな感じ。

走行距離の半分がヒルクライムで、半分がダウンヒル。で、そんな短い距離しか登っていないのに、獲得標高1,300m だってさ www