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2021年5月10日月曜日

Ride3 アクティブレスト

一昨日、今シーズン初のヒルクライムしたら、右膝の裏側とアキレス腱が張っている。ストレッチしてみると、他にも張ってたり、痛みが出てたり。なので、今日はのんびり目に出発。一応平地縛りでアクティブレスト的な。

黄砂の影響も朝のうちはなく、快晴。

川沿いの向かい風はワリとしんどい

予報ではそんなに風は無い筈なのに、結構な向かい風。というか、最近風が強い日が多く無いでしょうか??

すきや 朝食 大盛り

最初は渋川〜沼田あたりに行く予定だったんだ。しかし、北西風が強くておもいっきり向かい風。いい加減嫌になって、進路を変更して榛名山方面へ。昔住んでいたとこの近くにステーキハウスがある。マスター元気かなって見に行ったら…

パウンドステーキとハンバーグが美味しかった

閉店していた。ここのマスターは確かハーレー乗り。事故で脚を大怪我したり、病気したりで何度か臨時休業したこともあるけど、閉店になるとはなぁ。

コロナのせいもあるのかな…

パウンドステーキ、ハーフパウンドステーキ、ハンバーグ。

付け合わせに、具がなくて、ちょっと乾いて、一部がステーキ皿の熱で焦げているナポリタン…今のご時世に合わない、喫煙可のホール。マスターの個人的な趣味嗜好のデコレーション。

さみしい

かなりショックを受けながら先に進み、実は一度も一周したことがない鳴沢湖へ。
鳴沢湖

周回できる遊歩道は、のんびり家族とか犬連れで歩くのにとても良さそう。子供を遊ばせる園地もある。
展望台(登らなかったけど)

途中で1箇所丸太の階段があるけれども、それ以外はフラットで良く整った歩道。歩道なので、車両は入れない。一応(軽)車両の自転車は押して歩きましょう。
他に出会った人は2人というノー密レジャー

坂を降りて旧中山道をちょっと走って安中に出る。今日はもういいかなと、引き返すことを決めて、碓氷川サイクリングロードで今日初めて追い風ボーナス。

旧中山道、この辺りは家と水路が近い

安中駅から見る東邦亜鉛

碓氷川も、一昨年の台風被害はかなりひどかったけれど、復旧もそれなりに進んでいた。少林山方面に渡る歩道橋も修復が完了していた。
歩行者と軽車両のみしか渡れないけれど、地域の重要な交通路

普段は車でビューんと通り過ぎてしまう観音山古墳に立ち寄って見る。
石室の大きさは全国でも最大級なんだそうだ

盗掘されることなく残った石室

副葬品は国宝指定だそうです

前方後円墳の、円墳に登頂

家犬のMくんとドッグランで遊ぶ

帰宅しても時間が早いので、COSTCO行って、犬と遊んで、のんびりと過ぎて行く一日。


平地ライドは、こわばった筋肉をほぐすにはいいけど、やっぱりちょっとさみしいな。次回はヒルクライムか、峠越えを考えてみようか。

おしまい

2021年5月9日日曜日

Ride2 ローカルな峠でヒルクライム

 雪は少ないし、緊急事態宣言出たし、奥様の車の入れ替えでお金ないし…てなわけで、お金のかからない日帰りサイクリング。

そこら中に鯉のぼりが泳いでいる。サイクリングロードを走っていると、一キロ以上の区間、本当に鯉のぼりだらけ。

子供を想う気持ちが溢れてる感が好き

まだ古い街並みが残っている、大間々・桐生のあたりを抜けて、山に入っていく。特に行き先は決めずに出てきて、草木湖あたりに行こうかと思っていた。ただ、草木湖までだけだと、ちょっと物足りないかなと思い始める。

歴史のある東毛はお寺や神社も多い

そこで、小平鍾乳洞の脇を登って、昨年訪れた峠を目指す。
午前中はよく晴れていた

小平鉱泉の跡地にジワる。

右から書かれた「つりぼり」の案内

この峠道は、今はほとんど車の往来が無いのだが、歴史のある街道だったのだろうか。そこかしこに石碑がある。

信仰の路

あまりにも人通りがないので、上半身ハダカで坂を登る(転ぶと危ないのでやめましょうネ)。熊と出くわしたら嫌なので、モバイルスピーカーで音楽を鳴らしながらのんびりと進む。

まもなく峠

マイナーな峠なんだけど標高は1,000mを超える。グンマー國だと、軽井沢に行く碓井峠旧道よりも高く、榛名山と同じくらいで、赤城よりも少し低いみたいな。ただ、それらのメジャーどころよりも、長閑な雰囲気が好き。

草木ダムが眼下に見える

峠を超えて降り始めると、ダム湖が見えた。うまい具合にダム湖の上に出られるといいのだけれど、この道はダムサイトの下につながっている。

新緑が気持ちいい

前回来た時はコケの殿堂だった場所


ダムサイトから下流へ左岸道を降る

新緑

左岸道にもたくさんの神様が

こんな感じに走りました、意図せず100km超え

やっぱり自転車で外を走るのって楽しいね。次の休みはどこに行こうかな。

おしまい

2021年5月6日木曜日

備えよ常に(冬版)

僕はコンディションが良ければ単独でもBCに入る。

単独なので、もしものトラブルでも、自力解決が求められる。

経験が浅かった時は荷物が多くて、30〜40Lくらいのバックパックが、ほぼいっぱい。今は、春先であれば18L。厳冬期であっても、22Lのバックパックで対応できるくらいに持ち物を絞り込んでいる。

防寒着、シェルター、スコップやバーナー・コッヘルや救急用品など、基本装備は普通の物。
それ以外のトラブル対策品を紹介してみる。
左下のプラスチッックケースに入れる「もしもボックス」

左下から時計回りに
パーツケースと表面に貼った強力ダックテープ。
細挽きとインシュロック
プライヤー
バートンの+ドライバーセット
MSRスノーシューのラバーストラップ
ステンレスの針金
ビス他のスモールパーツ

スモールパーツの中で特に重要なのはこれ。

MSRスノーシューユーザは必携 M4ステンレス割りピン

MSRスノーシューのハーネスとデッキはクレビスピンで留まっている。ところが、このピンを紛失するトラブルが結構あるみたい。ピンが抜けちゃうと、グラグラしちゃってまともに歩けなくなってしまう。

一応クレビスピンの予備も持っているのだけれど、これをセットするのはプライヤーを使った細かい作業になる。とてもじゃないけど、フィールドではやってられない。ワッシャーを挟み込みながら割りピン入れて、抜けないように先を曲げて固定すれば、下山するくらいまでは持つでしょう。

レザーマンはオートキャンプ用に

プライヤーだけど、ホームセンターで売っている1,000円しないような奴。というのも、フィールドでの補修は結構力任せになったりする。本当は切っちゃいけないくらいの太さの針金を揉み切ったり、グリングリンって先っぽで穴あけしたり。そんな使い方をしても惜しく無いくらいの物で、シンプルで軽いやつを選んでいる。

若い時はレザーマンとか、ウェンガーやヴィクトリノックスのスイスアーミーナイフとかを持ってた。でも、多機能すぎると重くて嵩張るし、高価すぎるので、いつの間にか置いていくことがほとんどになった。

で、今年の冬に持っていた、いざという時の食べ物。

冬は消費カロリーが多いので、いざという時に口にできる物があるかどうかで、もう一晩耐えられるかどうかが変わると思っている。

このフードは、ホワイトチョコレートのブロックに、ラムレーズンがゴロゴロ入っていて高カロリー。凍ることもないし、かなりヤラレていても食べやすい。なによりも、ネーミングが秀逸。

ひとりじめスイーツ

風雪が強まって、シェルターの中で仲間と耐えてたとする。ひもじくて辛い状況の時、これをおもむろに出すのだ。

あ、部長、なんだ、まだ食べるものあるんじゃないですか、分けましょね。
 
これはな、分けられないんだ。

えっ?なんでですか?

ほら、「ひ と り じ め スイーツ」って書いてあんだろ?
………

誤解すんなよ、俺はね、みんなに分け与えたいと思ってるんだ。
………

でもね、これ作ったメーカーが、分け与えてはいけないって言ってるんだ。理由はわからないけど、多分なんらかの重要な理由があるに違いない。

 だから、本当は分け与えたいけど、心を鬼にして、すまないなー、わるいなー、そんな気持ちを持って、俺が責任を持って…食べ…

あっ、何すんだ、なんで追い出すんだ、サムイ、うわっ、さ、寒い、入れてくれ!

すみませんねー部長、このシェルター、二人用なんです
部長を入れてあげたいんですけど、メーカーが、二人用って言ってるんです。外で耐えてください。

そんな風に、タカさんあたりにピシャッと言われている自分を想像すると、ニヤニヤしてしまう。

ひとりで、こんなスイーツ見ながらニヤニヤしていると奥さんに「キモい」と言われる。キモいと言われながら、冬装備の片付けをする一日…春だなー。

おしまい



2021年5月3日月曜日

上下左右表裏善悪黒白陰陽前後正誤、世界はバランスでできている

ハンドルの重さは車によって違う。軽々と回せる車と、抵抗感というか手応えがあって、腰を入れて回す車(注1)がある。ハンドルの重さは車によって違うけど、乗り始めて30分くらいすれば慣れちゃう。

左右に回すときの手応えが同じである限り

右に切るときはクルンって回るくらい軽くて、左にはグイって腰入れないと切れない車があったらどう?

それ、怖くて乗れないし、故障でしょ?

そうなんだけど、スキーとか、スノーボード ではこれが普通。ものすごい乗りにくいんだけど、一所懸命慣れようとしているから気がつかない。そして、道具のせいなのに、

僕がわたしが下手だからうまく曲がれないのだから下手なのうまくないのはわたしの僕のせいなのそれはこの世の終わりまでの真実なの。

そんなふうに自分を責めてしまう。で、ヤメていく。

それってもったいないよね、って思うから、僕はスキーヤーはカントをちゃんと調整して合わせるべきだって言ってる。興味持った人は、「O脚同志会」のラベルでみてください。

今回はスノーボードについて書いてみようか。

スノーボードのフロントサイドターンは、つま先を押し込む力と、押し込んでいる時間によってコントロールする。つま先って言ったけど、実際は、ブーツの硬さを利用して、スネを押し込む力をつま先に伝えている。左足が前の、レギュラースタンスのライダーにとっては、右ターンがフロントサイドターンで、ブーツが固ければクイックでキレのあるフロントサイドターンになる。

で、バックサイドターンはバインディングのハイバックが硬いか柔らかいか(フレックス)で決まってくる。レギュラースタンスのライダーにとっては、左ターンがバックサイドターン。

つまり、フロントもバックもターンの強さや切れ方を揃えるならば、固いバインには固いブーツを、柔らかいバインには柔らかめのブーツを合わせないとバランスが取れないことになる。

BRTN Customと、A-ONEは最高のコンビ

で、僕は今シーズン、偶然にもヤッスいBRTN Customバインを手に入れて使ってみた。そしたら、オールラウンド系の板に合わせると、これがすごいイイ。

固くて太い板、そう、Jones Hovercraft みたいな板なら、BRTN Custom はありえないかも。バックサイドターンの時に、十分にエッジを立てられないような気がする

Jones Hovarcraft 

ファットなスノーボードは、固いバインに固めのブーツを合わせたほうが幸せになれそう。

スーパーファットなバタレオン パーティウェーブ

まぁ、その、欧米系の人たちみたいに大きい足の人なら、ファットなボードでもきちんと踏み込めるかも。で、そんな人なら、固いブーツでなくても取り回しができるはず。ただ、ブーツのフレックスを落とすなら、バインのフレックスも落としてあげないとバランスが崩れちゃうよね。
YES. PYL とBataleon Party Wave

僕の場合は足が小さいので、トウサイドエッジまでが遠く感じる。だからそれを補うために固いブーツを履いている。当然、それにはハイバックが固めのバインを合わせている。

で、ブーツを1シーズン履いていると、だいぶユルユルに柔らかくなってくる。それを今度はBC用に使っているのだ。で、この柔らかくなったブーツと、シーズン中にメインで使っている固めのバインがイマイチしっくりこないように感じていた。

それが、BRTN Custom という柔らかめのバインと合わせてみたらベストマッチだったというお話です。

それなりに長く生きていると、バランスが大事って感じることが多々ある。うまく物事が進まなかった時、個別の要素をみて問題ないなら、もしかしたら、単にバランスが合わない、相性が悪かったのかもしれない。そんな風に、物事を見てみるのが大事なんじゃ無いかな。そんな風に考えています。

おしまい

注1 昔はパワステがついていない車も多くて、「重ハン」とか言ってたなぁ。しかもそんな車に小径のナルディとか、MOMOのハンドルをイキがってつけちゃったりすると、本気で押し込まないとハンドル切れなかったりしてね。

2021年5月2日日曜日

僕のBC黎明期(Ⅲ) 谷川岳・浅間山・尾瀬至仏山

僕は尾瀬の燧ヶ岳をツェルト泊で往復して、生活技術の幅を広げることができた(注1)。そして次のステップを考えて、僕はスキーの板を買い足した。

最初に買った板は、Black Diamond のシンクロXというステップソール。馴染みがない人に説明すると、オリンピックで萩原兄弟がジャンプした後に、違う種目で走ってたでしょ?あれがクロスカントリー競技なんだけど、それ用のスキーは細い。で、クロカン板は滑りが苦手なんで、ちょっと太くしてメタルエッジつけて(注2)硬い斜面でもターンできるようにした。そんな板がシンクロX。あれはあれで、歩き中心なら、いい板だった。

斜度が増してくると、さすがにシンクロXでは怖い(注 3)。そこで、Dynastar  のちょっと太めの板を買い足したのだ。バインディングは、新しくでたモノワイヤー。テンションスプリングはトウピースの前で、そこから一本のワイヤーが出て分岐して、ヒールピースに繋がる構造。このモデルははっきり言って失敗作で、あっという間に廃盤になった。

Komperdell のポール、Dynaster の板、BD?のバインディング、全部処分セール品

で、僕は処分品セットでゲレンデで練習した後、谷川岳芝倉沢を目指した、一人で。

谷川岳の芝倉沢は、一般的には中級者以上向けのルートだとは思う。でも、僕はこのエリアの一般登山道は随分と歩いていた。僕のやり方は、ここに入りたいと思ったところは、夏山にでかけた。地形や特徴的な目標物の見え方を記憶しながら、地形図で尾根筋・沢筋とその方向を確認しておく。今は廃道になったらしい?けど、芝倉沢の南側尾根を辿る、中芝新道とかも歩いていた(芝倉沢そのものはほとんど見えなかったのだけれどネ)。そして、地形図でみる限り、斜度が一定で、急斜面がなさそうなところの一つがここだった。

Mountain Daxのツアーパックも処分セール品
芝倉沢へのドロップポイント
コンディションがいいときの芝倉沢はまさに天国
幅も広く、斜度も一定で滑りやすい
幽の沢、一ノ倉沢、マチが沢の岩壁をみながら帰る

無事に下山して、谷川岳遭難慰霊碑にお参りする

そんなことをやりながら、同時にイロモノ系にも手を出して、浅間山も滑った。

3月頃だったか、ドカ雪が降って浅間山が真っ白になった。で、周辺スキー場の積雪増加量をチェックして、どうやら行けそうだと判断した。

あるアウトドアショップに写真を送ったらパネルになったw

今の浅間山は積雪量が減ってしまい、火山噴火による立ち入り制限もあって、同じような挑戦は多分無理だろう。幸運が重なって、山頂直下から滑降できたのは本当に幸運だった。

至仏山にもこの時期からなんどか行った。あるときは、ゲートが開くのが待ち切れずに、戸倉から徒歩で入山して、鳩待峠周辺でビバークして至仏山を滑ったりした。

Skiier: Yu-ta

そんなふうに、できる範囲で行動範囲を広げつつあった僕だけれど、単独で受け入れられるリスクと、やりたいこととのギャップはあった。

雪崩の対策とか、単独であることとか、クライミング(登攀)の経験が無いこととかが足かせになっていることを感じていた。

そんな時に、僕にとって大きな人生の転機が訪れた。

注1 積雪期登山って言うと、大体はアックス&クランポンとかの話になる。でも僕は、厳冬期の雪山なら、「どうやってそこで生活するか」が、大事だと思っている。

注2 クロスカントリー競技でエッジを使うことって無い。だから、そもそもエッジが無かった。エッジを使う可能性がある場合でも、メタルではなくて細いプラスチックエッジだったりとか、滑走面の角に熱を入れて硬化させてエッジの代わりにする。そんなレベルで戦っているのがクロスカントリースキー。

注3 僕が所属していたスクールの、上部組織の上級イントラ認定試験にはクロカンスキーの技術検定があったらしい。僕はそんな試験受けるレベルじゃ無いので詳しくは知らない。先輩イントラ(超上手い人)がクロカンスキー買ってきて、七転八倒しながら練習していた。

ちなみに、「歩いたり走ったりするためのクロカンスキー」で、「華麗に滑れること」がイントラの条件だったらしい。んで、あまりにもクロカンに苦戦していた先輩イントラが、「校長ってほんとにこれで滑れるんですか?」って言っちゃったw

で、カチンと来たのか、背中で教訓を与えたかったのかw、校長は、どこかに仕舞っていたクロカンスキー出してきて、そのスキー場の一番急な斜面(しかも人工雪の固いところw)を、ウェーデルンで降りて来たと聞いた。

2021年5月1日土曜日

DAY40 BC7今期3回目の至仏山

グンマー國はおととい雨、じゃかすか本降り。そして昨日は夏日。もう、雪解けどんどん進んじゃうモードだよ。ということで、もう、隙さえあれば至仏山へということで決定。

ユーヤと出動してきました。
今日、ユーヤの秘密がわかりました。

今日は低気圧が近づいてくる予報で、片品・沼田方面は夕方から雨。でも、天気図と、高層天気予報を見ると、午後早い時間帯から雨になりそうかな。ということで、戸倉の第1Pに6時集合、7時に乗合タクシーで鳩待峠に向かって出発。

今日の天気が良ければ、ワル沢滑って、トラバース交えてムジナ沢を下からハイクアップして(上部は雪が少ないので進入が禁止されている)、山の鼻に降りて鳩待へ戻る。そんなプランを考えていた。

だけれど、天候悪化の傾向が明らかなので、午後1時くらいまでに鳩待峠に戻っていたい。というわけで、心を込めてワル沢を降り、オヤマ沢の途中で右岸に渡ってトラバースしながら高度を稼いで鳩待に戻る。そんな、一本入魂一発勝負とする。

最近この写真多いっすよね、ほっとけ

子至仏のトラバースを過ぎたところで風が強くなる。山頂ではボードやら帽子やらが煽られるくらいの暴風になったので、そそくさとユーヤの写真だけ撮って風裏に逃げる。予報では西風が南寄りの風になったら、低気圧と前線がすぐそこに近づいたサイン。なので、風向きに注意しながら、素早く行動。8時少し前に鳩待峠を出て、山頂が10時少し前、2時間でここまで来たので結構いいペース。

つい最近来たような気がします。て言うか、来たよね?

山頂からダイレクトにワル沢に降りると、スキーヤーズライトに巻いていけない。ハイマツ帯が出ちゃってるから。なので、ハイクアップして来たところを途中まで戻り、下まで雪がつながっているところからドロップイン。

山頂南の岩場下からドロップインするユーヤ

しっかりした下地の上に、緩んでエッジがしっかり噛む、そしてボードが走るコーンスノーが3センチ。その上に、1〜2cmさらっと積もった雪。流水痕も気にならず、この間の月曜日が嘘みたいな快適斜面。ガーーーーーって滑って、途中からスキーヤーズライトに進路を変えていく。
これでもう少し日差しがあれば言うことなし!

針葉樹の幼木がポサポサ生えているところを縫って滑り降りる。

いやー最高っす

ちょっとスピード出してスラッシュ上げてみたり。

Rider: ユーヤ
ユーヤは雪と喧嘩しないで滑る
ところどころタイトなところも、また楽しい
タイトターンの切り返しが気持ちイー
ワル沢の大斜面が終わって、オヤマ沢へのトラバースに入る

オヤマ沢への尾根も、もう少し雪があれば楽しそうだった。ただ、今シーズンはちょっとツリーがタイトで、上部では滑りやすかった新雪がややストップ気味。で、ここをボトムまで落としてもつまらないので、早めに右岸目指してトラバースに入る。

妖怪板掴みが、チラホラで始める

そんなこんなで、鳩待峠リターンは11時ちょい過ぎ…写真撮ったり、帰り道は尾根までのハイクアップがあったのにこの時間。本当に滑るのってあっという間だよね。

駐車場に戻って、片付けしてたらパラパラと雨が降って来たので、天候読みはあたったようだ。まだ12時なので、あの場所に行くことにした。

ユーヤ2回目、俺…すでに顔を覚えられている…
アチアチ、ジュワジュワ、ニンニクニクニク餃子
今日のユーヤはトマト酸辣麺
今日の僕は…

これに初挑戦、別々の車、黙食だから食えるクサクサウマウマ麺


忘れるところだった、今日わかったユーヤの秘密。
滑っているところを中心に、今日は400枚の写真を撮った。

ユーヤの顔が写っている写真、全部笑ってるの。
滑ることが楽しくてたまらないって顔してる。

それがきっと、ユーヤが誰よりも速くパウダーを滑れる秘密なんだろうね。俺も今度から笑って滑ろう! 

今シーズンの滑走日数40日になりました。感謝

おしまい