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2021年4月24日土曜日

DAY38BC5 今年の至仏山は雪少なめ

 一年間は365日か366日しかないけど、そのうちのわずか10~14日間しか開かない尾瀬至仏山に出動。

去年はコロナの自粛騒ぎがあって、「来ないでね!」ってな告知。まぁ、その、そこまで言われたら、行けないよねって、自粛しました。で、2年ぶりの至仏山。今年は2月までは雪がジャカスカ降ってたんだけど、3月になって、ピタッと止まって…

結果小雪の20-21シーズン

仲良しかw
僕は、至仏山って言えば、早朝にゲート開く前に並ぶのが基本。でもさ、確実に鳩待峠Pに入るには、週末なら、朝3時くらいにはスタンバイしなければならない。3時で朝なの?って質問はとりあえず無視して、もしかしたら、普通に車停めて、バスか乗合タクシーで行ったほうが快適なんじゃ無いか?という確認の日。

初の乗合タクシーは乗客8人で、人数まとまれば速攻出発、これでいいじゃん?

今日は至仏初体験のユーヤに、危険な場所、降りてはいけないところ、ほんとはあれだけど楽しいところ…諸々を伝える日。

オヤマ沢田代を過ぎたところ、ここから1本目を滑る

まずはオヤマ沢上部を一本滑って登り返し

小至仏を過ぎる、後方は上州武尊山

今日、僕らはスノーシューをやめて、クランポン+ポールのコンビネーションでハイク。これが正解だったみたい。
幅の狭いトラバースは、クランポンが快適

どこを滑ってもいいんですね? と、ユーヤ
どこを滑ってもいいんです。と、僕

暑い!

で、まぁ、とりあえず地形を理解するために、オヤマ沢を一本滑るよ。上部だけだけどね。

最高のザラメっす

この後も長いので、とりあえず上部だけだけどね。
流水痕もさほど深く無くて、とても滑りやすい極上のコーンスノー
もうちょい下まで落としたいっすね❣️


で、まぁ、とりあえず山頂へ。そんで、三角点を触るわけですよ。
そして、この間行った谷川岳芝倉沢があそこで、苗場山があそこで、神楽・田代スキー場があそこで、燧ケ岳はここで、みたいに盛り上がる。

三角点っす

ワル沢を攻める

カラ沢は雪が少なくて進入禁止なので、上部だけをかすめて尾根へ上がる

風もなくてビール日和だね!と、頭の中の73%くらいは、ビール。

奥は燧ケ岳、渡渉しないで帰るには、どこの尾根がポイントか引き継ぐ

一本目、こうやってみると、すっごい短いw

あそこの上を、滑って来たんですけど、なにか?

もう散々楽しい思いをしたので、ハイクアップだって楽しいです(ビール飲んだからね)

反省点は、メッシュ

まぁ、その、今日一番大事な引き継ぎポイントは、暑くなりそうな時は半袖の速乾Tシャツを着ておくこと。

メッシュの、網目の、見た目があれなの着てると、脱げないからねってこと。

こうやって、また一人、仏に至る道に魅入られたヤツが産まれました。

おしまい

2021年4月22日木曜日

Sunbathing 「ちょっとお下品」

時々誤解されることがあるのだけれど、僕はずっと健康体だったわけではない。子供の頃は病気がちで、外で遊ぶよりも、むしろ読書しているほうが多かった。

外で遊んでいいと言われたのは小学校5年生になってからで、その反動か?僕はアウトドアに親しむようになり、 Sunbathing (日光浴) を楽しんでいる。日焼けとか、シミとか歳と共に気になり始めてはいるけど…

こんなところがあれば、ジャボンするよね 烏川源流

ダハハ 芝倉沢

ひとけの無い林道を上半身裸で走ったり(転ぶと危ないのでやめましょうネ)

栗原川林道(廃道)

ひとけの無い源流域でスッポンポンで沐浴斎戒したり

涅槃

で、 Sunbathing の記憶を辿って行ったら、原点的なところにたどり着いた。

僕は新卒で東京の会社に就職した。

その会社はワンルームマンションを一棟まるごと取得して、独身寮にしていた。僕たちはちょうどその年から使われる、ピカピカの独身寮に入居できた。部屋割りは50音順だったのかな?最上階の12階は、ア行とカ行の同期が住んでいて、同窓のI田君も居た。I田君は、最低だけど面白い奴で、頭は切れるけどテキトーで、酒を飲むとI田マンという、アニメヒーローに変身できる特技を持っていた。

アニメといっても、少年〇〇とかじゃなくて、どちらかというと…漫画◯◯とか?大人がこっそり買って読むような雑誌に出てくるキャラね。

彼と僕は本社勤めで、僕は人事、彼は総務部で固い仕事を担当していた。「最低で」「面白くて」「テキトーで」「変身できる特技」のどのあたりが総務に向いているのか、僕には分からなかった。ただまぁ、その会社は就職適性検査とかのサービスも提供してたし、配属もその検査結果を参考にしていた。多分、何かしらの適性はあったんだろうね。口が固いとか?

I田君の部屋は確か東向きで、僕の部屋は南西向きで、エレベーターホールをはさんで向かいが彼の部屋。ピカピカのオートロック付きマンション。そんなサイコーかよみたいな環境で新卒時代を送っていた。

当時から僕はアウトドアが大好きだったんだけど、仕事が忙しくて、午前様で帰宅してぶっ倒れるように寝て、翌日昼前まで寝てるみたいな土曜日はどうしようもない。せめて、日光浴だけでもってことで、クーラーボックスにビール入れて、サングラスして、ヘッドホンでご機嫌な音楽をガンガン流しながら、トランクス一丁でベランダで日光浴する。

そのマンションは下町にあったので、周囲に高いビルも無く、覗かれることもなく日光浴ができた。で、僕は気がついた。

まてよ?ここなら、スッポンポンで日光浴できるじゃん!
パンツの跡がない、全身小麦色の日焼けができる!
めざせ!アグネスラム! ← 時代感

僕はトランクスを脱ぎ捨てた。

はー気持ちイイ

赤外線が体を温め、紫外線がメラニン色素を活性化するのを感じた。目を下にやると、ジュニアも気持ちよさそうに体を伸ばして、だらしなく日光を受けていた。

で、ジュニアと太腿のわずかな隙間から、キ◯キンが申し訳なさそうに覗いていた。

こんなところからスミマセん。ちょっとお天道様を拝ませてください。

彼が太陽を見るのは、もしかして僕が子供の頃、外でおむつを替えてもらう時以来なんじゃ無いかな??あまりにも不憫で、涙が出てきそうになった。

よし、キン◯ン、いつも済まないね。今日は伸び伸び太陽を浴びるが良い!

そう僕はキンキ◯に言うと、いつも遠慮がちに縮こまっているせいで、シワが寄った彼を摘むと、びろーんと上に持ち上げながら延ばしてあげて、隅々まで日光を浴びさせてやった。

はー気持ちイイ ← 2度目

僕もジュニアもキ◯キンも、全員が分け隔てなく太陽を浴びていた。キ◯ンキンが、感極まった口調で言った。

もう、私がこうしてお天道様を拝める機会はないのかと思っていました。

ジュニアが気の毒そうに言った。

いつも俺ばっかり表舞台に立ってごめん、今は立ってないけど。

その時、僕の肩を誰かがツンツンと突ついた。振り返ると、I田君が居た。

おまえwwwwww  何してるん?wwwwwwwwwww
え?ええっ?! なんでここに居るんだよ?勝手に入って来んなよ!

遊びに行かないかって誘いに来たんだよ!
ベル鳴らしても出ないしさ、ドアノックしても出ないし、出かけたんかなと思ったけど、鍵開いてるし!最近のお前、疲れてたから、倒れてるんじゃないかって!!!

で…何してるん?wwwwwwwwww

いや…その…日光消毒というか、紫外線消毒というか、虫干し?

週明けの月曜日、ランチタイムまでのわずかな時間で…

「新卒のI塚君の、かなりユニークな Sunbathing のスタイルについて」

これが、本社で一番ホットな話題になっていた。
ある役員さんは、満面の笑顔で、廊下ですれ違いざまに声をかけてきた。

I田君から聞いたよ〜 日光消毒のI塚君❣️

…アンニャロめ

おしまい

変な日焼け(バンド型心拍計つけて裸で走るのはやめましょう)

パパー…そろそろ大人になろうねー
そうだねーがんばるー

2021年4月21日水曜日

bum というライフスタイル 車中泊とか車横泊とか車上泊とか

僕がトラベルトレーラー(キャンピングトレーラー)を手放した理由は2つある。

娘の部活とか受験とか、家族で泊まりで出かけなくなったこと。
トレーラーが古くなって買い替えが必要になったこと。
一人で出撃するなら、もっと自由に動きたいと、僕が思ったこと。

3つだったネ…理由……

僕はトレーラーを手放して、エクストレイルで車中泊をしながら bum をするようになった。僕のエクストレイルは、後部座席を畳むと、荷室とフルフラットになる。で、前後方向の長さが 170cm ちょい確保できる。普通に座って頭がつかえないくらいの高さもあるので、なかなか快適な車中泊車なんだ。

今はルーフトップテントを装備している

僕の最初の愛車は、ジムニーのJA71というやつで、550ccのインタークーラーターボが載っていた(注1)。排気量の割には良く走ったんだけど、ドッカンターボで、低回転はクソ。そして、どうせジムニー乗るなら、屋根が開くヤツに乗ろうと思って、JA11の幌屋根に乗り換えた。

幌のジムニーは新規格の660cc ターボエンジンで、やっと普通の車に近いくらいの、走行性能が確保されていた。

これは僕が新社会人になった時のことで、スキーバブルの最後の輝きの時代。嘘みたいな混雑が当たり前で、東京を早朝4時に出発したら、苗場スキー場に着くのは普通に昼過ぎになるくらいの感覚だった。そしてリフトは1時間待ちとかだから、ろくに滑れない。対策は前夜到着で、スキー場の駐車場で仮眠するのだけれど、軽のジムニーで仮眠をとるのは結構アクロバティックな技術が必要だった。

だがしかし、幌を開けて走る楽しさにとりつかれた僕は…三菱のジープに乗り換える。

屋根どころかドアも幌、布一枚&隙間だらけ

で、車中泊ライフは続いたわけだけど、ジープの荷室でフラットになるのは畳半畳くらいw

じゃぁ、シート倒して寝るか?

運転席も助手席も、リクライニングしないのだ(嘘みたいだけどほんとです)。

アクロバットどころか、サーカスみたいな感じで寝ていた。幌のドアは隙間だらけで、あまりの寒さで窓のビニールが割れてしまって、そこから思いっきり雪が吹き込んで、朝起きたら寝袋の上に雪が積もっていたこともあった。

その時に覚えたのが、車横泊。真冬はやめたほうがいいけどね。

下の写真は、エクストレイルになってからで、ルーフトップテントをつける前。二人で出動したので、車内で二人で寝るのはわりと無理がある。そこで、野外でコットで寝る車横泊スタイル。

雨や夜露が気になるなら、シートとかタープを車から張り出せばなんとかなるし。ジープ乗ってた時は、社外に出っ張りがいろいろあるので、ロープ結びホーダイだし。

タカさんと戸倉ゲートの開放待ち

ジープがNox規制に引っかかって、手放すことになり、次に乗ったのが三菱デリカスターワゴン。娘が小さい時だったので、流石にジープは厳しいだろうってこともあった。回転対座シートで向き合わせに座って、UNOやったりして、最高の車中泊・宴会車だった。

次はシボレーアストロ。これも車内がアホみたいに広い。一人で車中泊していると、寒々しいくらいに広かった。これで「ミニ」バンってところがアメリカン。

好きなだけ荷物を積めて、好きなように寝られる

で、「もっと自由に動きたかった」と、最初に書いた話に戻る。冬の僕は、パウダーを求めてスキー場に行くわけだ。大雪注意報とか、寒冷前線の通過とか、寒気の南下とか、そーゆー話を聞くとドキがムネムネしちゃう。いよっし、パウダー来る!で、そこに入って行きたいわけだ。

当然、除雪されてるんだかされてないんだかわからないような山道も走る(注2)。

腹を擦るようなラッセル走行はやめましょう…

朝起きてドアを開けようとしたら、なんか抵抗あるなって、気合入れて開けたらこんなのとか(注3)。

困ったなーって言いながら嬉しい ← ほぼ病気

で、これからの数日間は、このエリアが最高になりそうだ!ってなった時…

まてよ???

帰って来れなくなるかも?って思って自粛するのは嫌だったんだ。


この駐車場、出口までは凍結した50mの急なスロープw

牽引よりは単独、重量車よりは普通車が自由だなと。体が動いて我慢が効く今なら、多少不便でも、軽快で自由なスタイルが合っているなって。

そんなわけで、今の僕は車中泊、時々車上泊、まれに車横泊みたいな感じの bum ライフを楽しんでいる。

えっ?なんでルーフトップテントを買ったのかって?その理由は2つある。

まず、真夏の車中泊は暑すぎ。ルーフトップテントなら、四方が網戸で涼しく過ごせる。

次に、宴会する場所が欲しかった。星空宴会もいいけど、雨降ると困るし、車中宴会ならミニバンでないと狭いしね。

そして、宴会は2階で、就寝は2階と1階に別れれば、二人で快適に出かけられる。

最後に、奥様と気楽なオートキャンプに出かける時、快適な2階は奥様に。僕はスクリーンタープのコットで犬と寝る。そうすると、とても快適に過ごせるし、テントがいらないから、設営&撤収もとても楽。

しまった…今度は理由が4つだったネ

おしまい

注1 軽自動車の排気量は、昔は550ccだったって知ってた?さらに前は360ccだったって知ってた?ほんで、今はもう芝刈機くらいにしか使われていない、2ストロークエンジンが結構走ってたって知ってた?ポロポロポロンとかの排気音で白っぽい煙だして走ってるの。

注2 エクストレイルは見かけはオフロード車だけど、下回りはセレナみたいなモンって聞いたことがある。4WDで車高があるので、それなりに走行性能は高いんだけど、僕はマフラーの遮熱板がもげそうになって交換することになりました。あんなペランペランのアルミの板なんか、使うんじゃねーよ 略

注3 こんなことがあるので、エンジンをかけたままの車中泊はやめようね。マフラーが埋まって一酸化炭素中毒になっちゃうからね。簡単に死にます。

2021年4月20日火曜日

bum というライフスタイル Travel Trailer

2004年から15年くらい、僕はトラベルトレーラーを牽引していた。 

僕の仕事は不規則だった。原則土日祝日が休みで、有給休暇も取れる。でも、僕の役割はトラブル対応的なことが多く、突発的な対応で休日をずらさなければならなかったり。いつ、ドタキャンが発生するかわからないから、お宿の予約を取ることが難しい。

そうこうしているうちに、犬を飼うようになり、ペット可の宿しか選択できなくなり、さらに泊まりの旅行が難しくなった。そんな時、自宅の近くにキャンピングカーの店があったりして、気がついたらトラベルトレーラーを手にいれていた。

最初の牽引車(トレーラーヘッドとも呼ぶ)は三菱のデリカスターワゴン。乗ったことのある人はわかると思うけど、2トン以上の重量級ボディに非力なエンジン。あんなんで引っ張れるのか?って思うかもしれない。

4WDのデリカは非力だけど雪道も頑張った

でも、僕のデリカは2.4Lのガソリンエンジンを積んだレア車。回転数をあげればなんとかなった、エンジン音がやかましかったけど。荷物がたくさん乗せられるミニバンと、トレーラーの組み合わせはかなり使い勝手が良かった。

MTB乗りに、富士見パノラマに良く出かけた

デリカは5万キロくらいの中古を買って、17万キロくらいで廃車にした。アンダーパワーなエンジンでエアコンを回しながら牽引すると、夏場はリッター5キロくらいしか走らなかった。最後はエアコンが効かなくなって引退となった。

次はもうちょっと牽引キャパシティがあるヘッドにしようとおもった。しかし、エンジンパワーがあるミニバンは値段が高い。そんな時に知ったのだけど、アストロがたくさん中古車市場に出ているということ。調べてみると、アルファードやエルグラどころか、セレナとかノアなんかよりも安かったりして。一時期アストロはブームになって大量に売れた、それがブームが去って、大量に売りに出て、在庫がだぶついているということだった。

ちょうど自宅の近くに、アメ車を専門にやっているお店があって、そこで履歴がしっかりしているAWD(四輪駆動)のアストロを購入した。4.3LのV6エンジンはトルクフルで、エアコンかけてようが、牽引してようが、高速ならリッター8〜9キロ、街中でも6キロくらいは走った。なんだ、デリカよりいいじゃんw

か弱いおフランスのトレーラーと、荒くれアメリカンカウボーイ、的な

そして、アストロが良い点は他にもあって、レギュラーで走ること(注1)。そして、AWDが凄い性能が良かった。僕は雪道を走ることが多いので、基本的に自家用車は全部4駆なんだけど、アストロのAWDはどれよりも自然で、駆動のかかり方も理想的だった。

で、僕の家族は休みのたびに、ほぼ必ずお出かけしていた。

プーさんも快適

夏休みとか、有給休暇を取って、1週間まるまる放浪とか。娘の夏休みの宿題で、朝顔の観察日記があったので、朝顔の鉢植えも一緒に行動した。

このキャンプサイトで朝顔の鉢があったのは当家だけ、のはず

このトレーラーは Hymer というドイツのブランドで、製造はおフランス。前方に2人掛け、後方に4人掛けのテーブルがあって、それぞれシングルベッドとダブルベッドになる。他の装備は2口コンロと冷蔵庫付きのキッチンに、ファン付きのガスヒーター。3人家族+家犬には何不自由ない空間。

内装のデザインも好きだった

アストロが17万キロで寿命が来て(注2)、次はもうちょっと燃費がいいヘッドが欲しいと思ってエクストレイルに乗り換えた。これはディーゼルターボの2L。排気量は少ないんだけど、ターボの加圧が最大2気圧まで上がる仕様なんで、ガソリンエンジン換算なら3.5Lくらいのトルクがある。燃費も良くて、軽油なので、長距離を放浪するには最高のヘッドだ。

エクストレイル20GT クリーンディーゼル

ヘッドは3代入れ替わったけど、トレーラーの寿命は長い。家族で休みのたびにお出かけをした。ディズニーにも牽引していった。家犬をトレーラーでお留守番させて、TDLで遊んで、ランチタイムに戻ってお散歩とか、昼寝とかして、再度出動するとかね。

ベッドルームはトレーラー、昼間のリビングはスクリーンタープ

家族だけじゃなくて、友達も泊まりに来た。ベッド構成が シングル+ダブルなので、野郎3人の時はちょっと困ったけど。誰と誰がダブルベッドに並んで寝るのか?

まぁ、だいたい、罰ゲームで負けたやつがヘッド車で車中泊するとかになった。そっちはヒーター無いので、寒いけどねw

ヒーターぬくぬくで宴会

鍋物したり、フライパンでミニピザ焼いたり

結露は多少するけど、雪が降っても平気さ

冬の寒さが厳しい欧州で開発されたトレーラーなので、壁の断熱材も優秀で、アクリルの窓は2重構造。どちらかというと、冬を中心にした3シーズンがとても快適だった。

なんというか、僕の人生は割とチャレンジングで、波乱万丈系だった。今、僕は持ち家も財産も無く、大した貯金も無い。だけど、娘が中学校に入るまでの期間、もうこれ以上は遊べないくらい遊んだ。

この間奥さんがしみじみとこう言った。

「あの時期に、たくさんたーくさん思い出作れて、幸せだな〜。あれ以上遊べって言われても、不可能なくらい遊んだもんね。もう、悔いとかまったくないくらいに遊ばせてもらった!」

トレーラー、思い切って手に入れて良かったなって、しみじみ思う。で、そんな僕がトレーラーを手放した理由については、次回。

注1 輸入していたヤナセはハイオク推奨。でもね、アメリカではトラック扱いで、レギュラーで普通に走らせている。そして、北はアラスカから、南はメキシコまで、地続きならどこまでも走ることが求められる車。多少燃料の品質が悪くたってへっちゃらで、30万キロくらい走る。日本のレギュラーガソリン入れたくらいで、壊れないよ。

注2 てなこと言って17万キロで寿命になったのは、下回りのサビ。おそるべし、日本の融雪剤。


2021年4月19日月曜日

Ride 1 初日は平坦なCRをのんびりと 

2021年のサイクルツーリング、シーズン初日は無理せずにサイクリングロード&平坦路を走る。最終到達点は、利根川サイクリングロード(CR)の終点。

僕の住まいは上州グンマー國の「東毛」と言われる場所。赤城山の南東あたりで、名物は赤城下ろし。知ってる人は知ってるけど、グンマー国の冬は北風との戦いだ、「空っ風(からっかぜ)」と呼ばれる北西風がとにかくすごい。

どれくらいすごいかというと、説明に困るな…

空っ風で、タンクローリーが横倒しになったのを見たことがあるとか?

うかつにも傘をさしてしまった高校生が、風に乗って50mくらい土手の上を飛んでって、周りに居た大人が寄ってたかって足を押さえて下ろした。それが翌日、上毛新聞の朝刊トップに出たとか?

そう言えば…空っ風の凄まじさを、イメージできるだろうか?


利根川サイクリングロード終点は「吾妻川」沿いにあることは機密事項

まぁその、それは嘘なんだけどねw

とりあえず、行きは良い良い帰りは怖いは嫌なんで、向かい風の北西方向に向かって走り出す。そうすれば、帰りは追い風になるからね。

なんかわかんないけど、凄い灌漑設備

なんかわかんないけど、凄い分水施設

雪解けであらゆる河川が増水しているグンマー國は、灌漑施設もいろいろ凄いことになっている。そんな、荒ぶる水を見ながら北へのんびりと走る。

向かい風が激し過ぎて、スピードは出ないし、膝とかいろいろの筋肉が張ってくるので…風景写真を撮るふりをして休む。

電線が無いって素晴らしいよね?

一瞬の気の迷いで、榛名山とか登っちゃう?って思ったけどやめた。

よくわからないけど、よくできた灌漑設備

で、まぁ、右往左往しながら、利根川CRの終点へ。

場所がわかりにくいので、意外と知られてない利根川CR終点

さ、ここから基本追い風❤️ボーナスで帰るかね。

そしたら、途中から道を間違えた。

馬さんたち

道祖神

名前はわからない花を愛でながら走る、道間違えたけど

無理やり坂東大橋から本来のCRに戻る

後方にぼんやり見えるのが赤城山


走行時間約6h 走行距離120km、平坦なコースで、平均時速20kmという、のんびりポタリングの1日でした。スタートした時は、無理せず80kmくらいで考えてたことは内緒です。

おしまい