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2025年8月31日日曜日

長瀞のガイド付きMTBツアーが楽しい BLSS(Bike Life Support System)

兄弟舎 舎員のタカやんがMTBにハマっている。息子ちゃんも大きくなって、一緒にMTBに乗って楽しんでいる。普段はローカルのトレイルを、時々は「かたしな高原スキー場」のゲレンデで走っている。

微笑ましく聞いていたら、「MTBの聖地的なところに行ってみたい」という話になった。距離長めで、ゴンドラでガーンって上がって走れるところがいいと。

聖地かぁ…

富士見パノラマ
白馬岩岳
野沢温泉
白馬47

そんな感じで候補を上げて、日程決めて…雨予報…候補エリア全部雨予報w

当日は昼頃まで天気持ちそうではあったのだけれど、前夜に雨予報。そうすると、朝はウェットコンディションでのスタートになる。初めてのコースで、ウェットは厳しい。根っこ、岩、ガレ場、ドロップ…全部難易度が上がっちゃうし、遠征して怪我したら帰りが大変。

撮影サービス付き

そしたらタカやんが、「長瀞…は天気持ちそうですよ?

ということで、blss バイク・ライフ・サポートシステムのMTBツアーの予約状況を確認したら、参加可能!ということで行ってみた話。

集合場所

長瀞駅の南口を、少し西に行ったところにBLSSはある。ボクは何度かここのツアーに参加したことがある(過去の投稿はこちら)。

タカやんと息子ちゃんは、Specialized のMTB持ち込み。ボクは今MTB持ってないので、レンタルした。

レンタルバイク

ずっと気に入って乗っていた GT iDrive 5 が、26インチホイールだったことを覚えてくれていて、Trekの26インチフルサスバイクを用意してくれていた。

ボク・タカやん・ジュニア

BLSSのツアーはトランポ付き。
アシスタントのキョウちゃんがサポートして、車を回してくれる。ヒルクライムが車で済むことで効率よくコースを回ることができる。

扇風機大事

キャラバンの後席にはエアコンが無いけど、乗車時間は短いので苦にはならない。扇風機もあるしw

最初はジープロードから

息子ちゃんは年齢制限的にはギリギリなんだけど、MTB経験者。最初のジープロード・ダブルトラックは無問題。

岩瀬プロガイドは、タカやんと息子ちゃんのライディングを確認し、2本目からはシングルトラックに連れて行ってくれる。

シングルトラック・ヨユーのジュニア

まってー!置いてかないで〜! 笑

タカやんもジュニアも快調に飛ばしていく…速いw

父と子

親子でこーゆー遊びできるのいいよなぁ、ウチもこうなる筈だったんだけど、娘はインドア派になってしまった…w

適時アドバイス

岩瀬ガイドは、元MTBの全日本チャンピオン。それも、一回頭を取ったとかじゃなくて、シリーズチャンピオンだった、勝ち続けた人。

速いってだけじゃなくて、MTBで走るのが大好き。その楽しさを多くの人に伝えたいと考えて、BLSSを立ち上げた人。そんな人だからもう、ツアー参加者への目配りが凄い。

自分で一から作ってきたトレイルだから、全部頭の中に入っている。走りながら振り向いて、後続のコース取りを確認し、コーナーでタイヤのスキッド音を聞き…
疲れてないか、自信持って走れているか、機材に不具合はないか、確認してくれている。

午前中に3本走って、長瀞のお蕎麦屋さんでランチ。

ランチ&散歩で石畳見に行った

BLSSに一度戻って、水分補給して、午後のライディングに備える。

冷たいおしぼり&ドリンク付き

息子ちゃんも、岩瀬ガイドのすぐ後ろを走ることで、そーとー刺激になったみたい。タイヤの空気圧設定の大事さとか、ブレーキの掛け方、斜面の傾きにタイヤをどう合わせるか、目をキラキラさせながら聞いている。

午後、初級のシングルトラックを走った後、根っこルートにいくことになった。
ボクはここでGTバイクを放り投げて崖から落ちたことがあるw

肩の脱臼・靭帯損傷で抑えが効かなかったのだが、地味にトラウマになっていた。その現場を再訪…

この段差でバランス崩した

ここここ。シングルトラックの途中で、岩盤が露出している。トラックを斜めに横切る形で岩が出ていて段になっているのだ。この岩でフロントホイールが右に押し出されて、ボクは肩の怪我のせいで抑えが効かず、崖下にダイブすることになった。

この崖に前転ダイブした

その時は下草が茂っていて、間伐材が散らばっていた崖。今回は綺麗に手が入っていて見通しが良い。改めて見ると…結構な斜度で…よく無事だったなオレ…

そんな感じで、トラウマも解消できて良い1日でした。
おしまい

2023年6月24日土曜日

Ride16 塩吹老人神流町に現る

真夏のサイクリングは熱中症との闘い。
というより、熱中症と闘ったら絶対に負けちゃうので、闘いになる前にそっと後ろに下がる。

その見極めをちゃんとできるようになるのが、真夏のサイクリングでもっとも大事なこと。

そして、本格的に暑くなる前に(すでに暑いけどw)暑熱順化をしておくことも重要。
ということで、お山に向かってサイクリング。
独特な色の神流川
朝のうち、暑くなる前に標高を上げてしまおうというのが、正しい夏のサイクリング。

でも、ウチは犬の散歩と芝生の水遣りがある。犬も芝生も生き物で、暑さに弱いから、早朝のゴールデンタイムは彼等のもの。

結局出発はすでに暑さがジワジワと迫ってくるタイミング。
宇宙時代に遭遇
暑さのせいか、宇宙を体感しつつ山に向かう。
ダム湖
神流川を遡ってダムを越えると、宝石のような(適当)色の湖水。
いつもの撮影ポイント
神流の道の駅に着いたら、ちょうどランチ営業が始まるタイミングだった。
もりそば旨し
サイクリング中はお腹がすくのだけれど、そこで「大盛り」「コッテリ」「ハイカロリー」食べるとそのあとが辛くなる。

それをコントロールするのはなかなか大変。

僕の場合は、「お腹が空く前に」「大盛り封印」するのがいいんじゃないかと最近思うようになっている。

そんなわけで、さらっと早めのお昼を食べてさらに上流へ。
丸岩
ボルダラーにぜひチャレンジしてほしい丸岩を超えてさらに上流へ。

今日は佐久穂に抜けてみようか、そこから碓氷峠超えて降って、横川から輪行しようか。それとも軽井沢から新幹線輪行で高崎まで戻ろうか。そんなあいまいなプランだった。
恐竜の足跡化石

でも、神流川を遡っている時に、「志賀坂峠って通ってないよね?」と思い出した。

正確には、車では通ったことがある。けれど、天気が悪かったかどうしたかで、途中の記憶がまったくない。ということで、志賀坂峠超えて帰ることにした。
さざなみ岩…だったかな?
このルートは、恐竜の足跡化石が有名だ。でも、道幅が狭くて、駐車スペースもわかりにくいので、今までちゃんとみたことがなかった。

自転車なら、道幅も駐車スペースも無問題。
足跡二つ
こうやってみると、確かにすごい違和感のある景観。この岩の表面と、顕著な窪み。
足跡が化石になった、そう気がついて確定した時の感動はすごかったんだろうな。
峠のトンネル
のんびりヒルクライムして峠を超えて、ダウンヒルしたら長瀞に出ていた。

こないだ来たBLSSに寄ってみる。自転車で日帰りで来れるから、長瀞は隣町。
留守宅へストーキング
ツアーに出ているらしく、誰もいませんでした。
パパ背中!
帰宅したら背中を見て「キモっ!」っと奥様が言う。
これでBBQ用のスパイスソルトを…
何かと思って背中の写真を撮ってもらったら、ひどいことになっていた。

今日は暑かったから、水を頭から足からぶっかけながら走っていたら、こうなった。
GGCさんさぁ…写真と違いすぎ…w
消費したタンパク質と塩分を補給しに、肉食べに出掛けて、メニュー写真詐欺に遭遇。

もうさぁ、SNSでなんでも晒されるんだからさぁ、メニューと実物が違うってのはいい加減やめたほうがいいと思うよ?マジで
ログはこんな感じ
暑熱順化は、要するに「必要に応じてちゃんと発汗できること」と、僕は思っている。そうした意味合いでは、夏を迎える準備が完了した、そんな1日でありました。

そして、真夏に走るなら、黒いトップスはやめたほうがいいかな?そんな風に思った1日でありました。

おしまい

2023年6月18日日曜日

J君が来た! 居酒屋ディナー&MTBツアー編

去年遊びに来てくれたJ君たちが、今年も来てくれたという話。

高崎駅のローターリーでピックアップしたJ君は、少し身長が伸びたみたい。でも、数センチ伸びても、元々が180cm オーバーだから誤差の範囲だけどね。

おかえり

で、来たらどうしてくれようといろいろ考えていた。
前回楽しんでいた、主に母親(元MTBダウンヒルライダー(スポンサー付き(全国転戦)半分プロ)昔とった杵柄)が楽しんでいた、長瀞MTBは外せない。梅雨時なんで、雨だと乗れないけどね…

J君が前回帰る直前に判明した、実はラーメン好き → 日本のラーメン屋行きたかった
帰った後にJ母がSNSで発言した、実は焼き鳥好き → 日本の焼き鳥食いたかった

カリフォルニアの和食屋さんにも焼き鳥はあるらしいが、日本のスーパーで売ってるようなのが2本で…1,000円近くする(USD7くらい?)って言っていた。なんじゃそりゃ

当家には2泊しかしないので、段取り勝負。最初の晩はギリ徒歩圏内の居酒屋さんへ。
刺身おいしいネー
カリフォルニアではあんまり貝の刺身がないみたい、美味しいって。
焼き鳥の盛り合わせも頼む。味付けはお店のお任せで。
基本塩味だった
ちょっと量が少なかったかも…次回きたら、自宅でやりますか
白身の魚は珍しいみたいです
空腹を満たすために、クリームコロッケを頼む。
何これおいしいー
口の中、火傷してたみたいです。 デスヨネー
とうもろこしの天ぷら
季節もののとうもろこしの天ぷら、アマアマー食べて、焼きそばも食べたかな?
そんな感じで一泊目。

翌朝は早起きして長瀞へGO
BLSS バイクライフサポートシステム
ここのガイドツアーは、ほんとオススメ。
なんかの記事で読んだことがある。機材スポーツの中でもスポーツサイクルって特に敷居が高い。スキューバダイビングとかは、初心者を受け入れる「システム」がしっかりしている。だから、ダイビングマーケットそのものはそんなに大きくなくても、産業として確立できている。

それに対して、MTBは、機材が高いし、知識ないまま自己流で始めると危険だし、イントラやガイドもピンキリだし、そもそも走れるところが少ないし…初心者迎え入れるつもりないだろう、そんな記事。

まぁ確かにね。
スキー場の夏場の活用方法として、MTBコース作るところも増えてるけど、初心者がどうやって走るのか、考えてなさそうなところばかり…放牧かよ

BLSSは、メットの被り方から丁寧に説明してくれる。
まず後頭部のダイヤルでフィット調整
今日は雪男山男兄弟舎 舎員のカズくんと、パイセンも参加してくれた。
ワクワク
MTBのサドル高さ調整して、まずは敷地内で、ブレーキの効き具合とか、乗る位置とかのレクチャーを受ける。
元全日本チャンプのレクチャー
漢の背中
ダメなこととその理由
ジャイアン岩瀬プロガイドの説明はとてもわかりやすい。

やっちゃダメなことを言う。それやると、どうなるか、どんな危険があるかを説明する。それをやらないようにするには、そもそもどうしたらいいかを説明する。一つ一つの危険行為について、この3ステップをもとに説明してくれるのだ。

よくある素人の説明は、「これやっちゃダメ、以上」。

仕事でもありますよね…
横で聞いてるだけで、普段の自分の指示出しがいかにテキトーかしみじみと感じます。
会社のみんなゴメン
J君梁に頭が着くの図
トランポ
トランポにバイク積み込んで、みんなはトレイルヘッドに向かう。
肩の手術からの回復途中の僕は…後に残る。
留守部隊
僕は引越し先候補の物件を、奥様と見に行ったりして昼間を過ごす。ツアー終了予定時刻の少し前に、BLSSに戻ってみんなを迎える。
良い笑顔
カズくんもパイセンも無事にMTBの虜になったみたい。良かったね

2023年5月1日月曜日

Ride7 三県境を訪ねて(BRM200アレンジ)

地図を見ていると気が付くけれど、県境は山の稜線や流域によって決まるのが多い。県境はわりと辺鄙なところ、行くのが大変な山の上だったり、川の上だったり、湖の上だったりするわけだ。

県境というのは、平地でない限りは気軽に行ける場所にはない。そして、2県でなく3県がぶつかり合う県境を三県境と呼ぶのだが、これが平地にあって、なおかつ簡単に行ける場所にあるというのは、かなり珍しいそうだ。
コレがその三県境界

僕はだいぶ前に、そんな三県境のひとつに行ったことがある。
で、グンマー主催のBRM記録を見ていたら、その三県境を見に行くルートがあって、しかも距離は200km とわりとお手頃(この感覚よ)。

あぁ、これ、練習にちょうどいいかも?そう思って Garmin Connect にGPXデータを取り込んで編集。出発点と帰着点を自宅の近くに修正したら、180kmくらいになった。

スタートすると、普段はあんまり行かない西毛エリア(グンマーの西側ね)に連れていかれる。そこから山の中に入って、サイタマーの秘境地帯に抜けていくのだ。
涙に霞む八塩温泉の看板
昨年の6月に、右肩の靭帯を切った、あの…八塩温泉の近くを通っていく。
いいかんじの神社
イイ感じの神社の脇をかすめて山の中へ。
(後で調べたら、こちらは金鑽大師というお寺さんでした。すぐ上に金鑽神社もあるみたい。今度行ってみよう)。
山道に佇む観音様像他
神川から長瀞に抜ける。
長瀞にはお世話になっているMTBのグルがいるのだけれど、先を急ぐ旅の者故、失礼仕った。

ここまでサラって書いたけど、GW合間の平日のせいか、「今日は稼ぐ日」的にトラック・ダンプが強烈に多い。

 こんな日にチャリンコ乗ってんじゃねーよ

そんな雰囲気を出している5thホイーラーダンプとかに、割とギリめを通過していくと、変な声が出てしまう。

やっと平地に出たら今度は結構な向かい風。
なぜかサイクリングで食べたくなるラーショ発見した、ので、お昼食べるフリして休む。
巨大駐車場にちんまりと駐輪
ラーショ吉間家さん…後で調べたら口コミ評価の高いお店でした。
チェーン店感覚皆無なのがラーショ
ねぎチャーシューメンを頼まないと、ユーヤパイセンに怒られるのでそれで。
55歳を過ぎてつくづく実感しているんだけれど、運動している時は消化力が落ちている。だから一度にたくさん食べても辛いだけであって、少しずつ何度も食べる方がいいのだ。

そして、消化のイイ物を食べる。これが基本。
中盛り

基本を完全に無視して、
コッテリのラーショで中盛り(普通の店の大盛りくらい?)頼んで、今日も後悔する56歳…

気を取り直して、ふたたび向かい風の中を南下する。風強くなってるしw

羽生を過ぎて加須のあたりでそろそろ折り返し。気が付いたら三県境に着いていた。

平日の割には入れ替わり立ち替わり人が来る

僕はだいぶ前に、ここに来たことがある。ただ、利根川周辺を走った時の記憶とごっちゃになって、「あれは確か羽生の道の駅近くにあった」ということになっていた。

今回改めて訪問して、この三県境は「渡瀬側」近くの、「道の駅加須」から少しのところにあるということを知った。
3國が激しくぶつかり合うの地
ログはこんな感じ。

時間的な余裕はまぁまぁありました
写真はコレで終わりです。なぜかというと…加須から戻るのかと思ったら、桐生のほうまで連れていかれてしまったこと。

そして、桐生からいよいよ追い風スタート!というタイミングで、ゲリラ豪雨に巻き込まれたから…

ほんでもって、雨で視界が悪い状態で、夜になったこと。

ま、多少の悪天候でも走るというブルベの練習になったから…ヨシ