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2021年11月20日土曜日

Hike7 犬連れ赤久縄山登山

前回、なんで袈裟丸山を選んだかというと、グラベルロードで林道を走っている時に、登山口を何度か見かけていたから。

 へー、袈裟丸山ってここから入るんだ

そんなふうに記憶が残っていたのだ。んで、そんな山が他にないかって記憶を辿って見る。
桐生の根本山にしようかと思ったのだけれど、今日も出発が遅くなったので気軽なコースを選ぶ。みかぼスーパー林道を走った時に、御荷鉾森林公園で登山口を見かけた、赤久縄山に決定。公園管理棟脇の駐車場に車を停め、歩き出す。
公園から登るとすぐに現れるボルダー(違う)
山頂まですぐだろうと思っていたら、意外とアップダウンがあって、侮れない。
葉が落ちて見晴らしの効く尾根道
ここも山容は穏やかで、落ち葉がフカフカに埋めた登山道をのんびりと歩く。袈裟丸山で、ウチの老犬もまだ結構登れることが分かったし、ここはすぐ横をスーパー林道が通っているので、撤収も簡単なので気楽だ。
元気一杯に先行する老犬
途中でシルクスイートを食べさせたら、さらに元気になって、頭から落ち葉の中に突っ込んでいく。じーちゃん元気だな…
道標も豊富で安心
おやつを一度あげたら、それからは休憩のたびに催促が始まる。
ちょーだいちょーだい、イモちょーだい
無視していると、おすわりをしながら、スースーと鼻声を出してねだる。
お ね が い
ダイエット中の僕は、軽く朝ごはんを食べただけで、空腹を抱えてトボトボと歩く。その前を、老犬は元気一杯に進んでいく。
岩場や鎖場がないので、犬連れには望ましいトレイル
ところどころに、トレイルランニング?の案内標識が残っていた。確かに、トレランにも向いているんじゃないかな。

細かいアップダウンを繰り返し、どれが赤久縄山かわからなくなってきたところで、山頂への標識が見えた。そこから5分ほどでなだらかな山頂に着く。
あまり見晴らしは良くない
今日は気温もあまり上がらないせいもあってか、他のハイカーは見かけない。少し後ろからクマ鈴の音と、人の声が聞こえたけれど、いつの間にか聞こえなくなった。
今日も山頂は貸切
観光振興、頑張ってます
ここから引き返すと、距離が短すぎるので、そのまま先に進んで北登山口に下山する。
虫もヒルもいないベストシーズン
北登山口に降りて林道を戻る
グラベルロードで何度も走った林道
林道をただ戻るだけではつまらない。オフロードバイクや4WDが通りかかると、なんとなくハイキング気分も薄れてしまう。なので、トラバース道を探して入る。
ログはこんな感じ。

前回の袈裟丸山から、冬用登山靴を履いて登っている。この間はかかとにうっすら靴擦れができてしまったけれど、今回は大丈夫。こうやって冬山の準備も進めて行こうか。

さて、次回はどこに行こうか、根本山か…そういえば御荷鉾山もまだ登っていなかったな。

2021年11月15日月曜日

Hike6 袈裟丸山へ老犬連れ登山

我が家のHousedog は、13歳のトイプードル。

小型犬は寿命が長い、最近の家庭犬は寿命が延びた。そう言われることももちろんあるけれども、13歳はかなりの高齢犬です。

彼が若犬の頃は、いろいろハイキングに出かけた。今まで一番大変だったのは、日光中禅寺湖一周25km じゃないかなぁ。途中でギブアップするかと思って、キャリーバッグを持って行ったのだけれど、最後まで自力で歩いていた。

赤城山のハイクでは、ちょっと体力の低下を感じた彼を、ローカルの低山ハイクに連れ出すことにした。行き先は、僕も行ったことのない袈裟丸山。
正面やや左の一番高くみえるのが袈裟丸山
当日は空っ風が吹き荒れて、キリッと冷えた冬晴れの日。
出発が遅くなって、しかも大滝からの林道が全面通行止めであることを途中で知り、迂回して折場登山口の出発は10時少し過ぎという…まぁ、小丸山まででもいいか、老犬連れだしね。
賽の河原
山道は基本的に穏やかで、葉が落ちた尾根道は見晴らしも良い。
よく踏まれた土の道
広葉樹の木立の中を歩いて進む。
小丸避難小屋のあるコル
避難小屋は谷川岳の稜線にあるような、鉄製のコンパクトな物。水場はなさそうだけれど(ちょっと踏み跡を下るとあるのかな?)、よく手入れのされたトイレもあって快適そう。
地域の山屋さんが手を入れていそうな小屋
中は4人、詰めれば5人が寝れるくらいか
結局、ローカルの低山は、そこを愛する山屋さんたちが居なければ、やがて廃れていくのだろう。
年季の入った看板
周囲は笹薮と樹林なので、真夏は見晴らしが効かなそう。
皇海山や日光の山塊によくある濃い笹薮
前袈裟丸山直下の岩場だけは、トイプードルには突破困難だったので抱きかかえて登る。しかし、それ以外は、びっくりするくらいに元気一杯。
無事に登頂
登山の途中で、おやつ(トロトロに火をいれたシルクスイート)を食べたら、やる気満々で突進する老犬www
小丸山山頂あたりには霜柱
小丸山あたりで下山する人たちとすれ違った。何しろ登山開始時間が遅かったので、山頂は貸切。ささっと写真を撮ったらすぐに下山に入る。


走る老犬…
鳥獣保護区域の看板…
ニホンジカのぼやきが聞こえた…
「なんで俺らだけ…」
鹿の食害はかなりの広範囲に広がっているからだよネ…
小丸山でふと北側を見ると、特徴的な山容が見える。
往路は単に通り過ぎた小丸山
奥が皇海山、手前右のギザギザしたのが庚申山。写ってないけど、写真右下が足尾になる。
グンマーから入れなくなり、敷居が遠い皇海山
皇海山に登ろうと思ったら、この写真の上半分をぐるっと周回することになる。写真の範囲から外れるけれど、右下の足尾から林道と登山道を上って来る。庚申山右端の下側から、ダイレクトに登り上げて、このギザギザの稜線を左に縦走し、一度裏側に下ってから皇海山への登り返しとなる。そこから戻って来て、鋸山から…手前の針葉樹の若木先端あたりが六林班峠になるのだろうか…そこから延々と崩れやすい斜面をトラバースして、庚申山の下まで抜けて足尾に戻る。

展望台
帰りに残りのおやつを平らげてさらに元気一杯
赤城山で登山犬としての本能に再点火されたのだろうか?というくらいの活躍を見せてくれたのだが…帰宅後は死んだように寝る。
もうダメです、僕…
今日の夢を見ているのだろうか、クッションに突っ伏して、浮いている前足と後ろ足は、走っているかのように宙を掻く。
ログはこんな感じ。復路では少し走りを入れたので、15時前には下山完了できた。ちょっとスタートがのんびりしすぎていたのは、日が短い今の時期には反省点でした。

2021年11月8日月曜日

Hike というか観光で善光寺&小布施

とりあえず体調不良(偏頭痛とか…)が静まるまでは、無理をせずに過ごそうか。そう思っていたら、奥様が善光寺に行きたいと。んで、OKしたら、なんと、6時半に参道脇でスタンバイしたいそうだ。マジか…

んで、余裕を見て朝3時起き、3時半出発。途中のコンビニで朝ごはん(人間も、犬も)済ませて到着。
刻々と変化する朝陽と影
奥様は「お数珠頂戴」を目指していた。ところが看板が出ており、「当面行いません」だそうだ。コロナの影響もあるのだろうけれど、がっかり。

これは、朝のお勤めに、僧侶の皆様が本堂に上がられる時、そして下がられるとき、参道の定められたところで合掌してお待ちする。そうすると、僧侶の中でも位の高い方が、お数珠で私たちの頭上を清めて進んで行くのだそうだ、それが「お数珠頂戴」。
夜明けすぐなのにすでに人がたくさん
夜明け直後はトレラン?ジョガー?的な人たちがたくさんいた。参道を軽やかに走りあがって、本堂に入りお賽銭と合掌をすませて去って行く。

すでに確立したお作法があるのだろうか、日が出てお詣りする人が増えてくると、ランナーの姿はスーッと見かけなくなった。なんというか、互いに配慮し合うこうした文化は尊いと思う。




僕らは犬を連れて行ったのだけれど、犬連れだと本堂の奥には入れない。奥様と僕たちは別行動にして、奥様は本堂の奥を探検しに行く。僕と犬はあっちへ行ったり、こっちに行ったり。



なんというか、陽の当たり方、強さ、色がどんどん変化していくので、飽きない。
歴史を感じさせる理髪店
ふと見ると、朝のお勤めを終えられた僧侶が参道を下ってこられる。
お寺とみなさんの距離が近い
お見送りするみなさんは、自然に合掌をし、頭を下げる。僕も距離があるうちにささっと写真を撮らせていただき、そのあとは頭を垂れてお見送りさせていただいた。

何しろ…朝早すぎて…観光しようにもまだほとんどのお店がやっていない。
仕方がないので、小布施に移動してあわよくば信州蕎麦でも食べて帰ろうか。
老舗の小布施堂を物色
名物の栗菓子を買って、ぷらぷら歩いていたら、栗おこわが食べられるお店を見つけて入る。

たまにはこんな、のんびりとした観光もいいよね。
おしまい

2021年11月6日土曜日

Hike5 赤城山でのんびりハイキング

実は11月に入ってから、ひどい偏頭痛に悩まされている。今朝も自転車で走り出したのだけれど、 わずかな距離を走るだけで、肩や首のこわばりと頭痛が襲って来た。

早々にあきらめて帰宅し、さて、どうするか…

で、無理をせずにのんびりと山でも歩こうか。それなら、齢13歳となった我が家の愛犬を連れて散歩がてらでもいいかな。

ということで赤城山の小沼(と書いて「この」と読む)に車を駐めて歩き出す。

下界はよく晴れているが山頂部は雲
のんびりと小沼一周は、なだらかで足場もよく、歩きやすい。日は出たり陰ったりで、北風も吹いているが、お昼を楽しむ人たちも多く見られた。
写真にすると寒々しい
ハイカーは多く、犬好きな人は声をかけてくれる。犬連れにとっては心強いけれど、もちろん、犬が苦手な人、嫌いな人もいるだろう。だから向こうからハイカーの姿が見えたら、広いところでこちらが止まって、大げさなくらい横に避ける。
久しぶりの山に喜ぶ愛犬
ウチの犬はトイプードルとしても小柄なほうで、体重は4キロを少し切るくらい。でも、幼犬のころに積極的に登山に連れ出していたせいか、体力は侮れない。
湖畔の遊歩道、ボクは好きです、だそうです
人間で言えば青年期の終わりくらいに、日光の中禅寺湖を一緒に周回したこともある。確か、あそこは一周で24キロくらいあったはず。
雲が切れて地蔵岳が見えて来た
グンマーの榛名山は山頂に榛名湖がある。ここの周囲をのんびり歩くのもお気に入りコースの一つ。赤城山はあまり来たことがないけれど、来春からはもうちょっと歩いてみようか。
ものたりないので鳥居峠へ降る
老犬だけれど、元気一杯なので、もうちょっと歩いてみようか。外輪山のどれかに登ろうかとも思ったけれど、今日は無理をせずに山道を下る。
覚満淵を見下ろす
覚満淵の遊歩道は、見たところハイカーで混雑していた。犬連れで進入するのは遠慮して、車道を歩く。大沼(と書いて「オノ」と読む)までは行かずに、スキー場脇の自然歩道を登って八丁峠へ登り返す。

以前は問題なく飛び乗れた高さの段差、跳躍力が足りずにずっこけたり、足を滑らせたりといったことも見受けられた。歳を取ったね、でも、まだ心肺機能と持久力は大丈夫そうだから、また近いうちにどこかに歩きに行こうか。

そんな風に話しかけながら、帰路につきました。

2021年11月1日月曜日

Ride38 セッティング出し兼ねて お気軽サイクリング

僕は10代から20代のうちに結構自転車にハマっていた。そして、50代になって、随分と長い間のブランクの後にロードバイクを再開した。

久しぶりに乗ってみたら、「買うサイズ間違えたかな?」って思うくらいに…

ハンドル遠い!
ケツ痛い!
背中が痛い!

そこで、身体ができてくるまでは仕方ないので…

ステムを100mm から70mm に短縮し、裏表逆にセット = ハンドルを高く近く
シートポストのセットバック25mm から、0mm に交換 = サドルを前に出す

見かけはダサかったけれど、体は楽になった(注1)。
サドルの位置が前&高い
お尻の痛みは、ブルックスの革サドルが馴染むにつれて解消された。

で、この間ぶっ壊れた、リアラックパックの代わりにオルトリーブのサドルバックを購入した。ところが、セットしてみたら、上手く嵌らない。

今までのセッティングって、結構イレギュラーなので、サドルとシートポストの位置関係がおかしい。なのでサドルバックが収まるスペースが無いのだ。

で、僕のバイクは身長からするとベストサイズのはずだし、ロードバイク用の身体もできてきた自覚があったので…ポジションを見直すことにした。

最初についてきたシートポスト・セットバック25mm に戻す。シートは後ろに下がり、ペダルから遠くなるので高さを下げる。

普通っぽいセッティングになりましたw
思いのほか自然にライドできたので嬉しい。後輪への荷重が増えることで、安定性も増し、ハンドルバーへの体重が減る。

2シーズン乗り続けることで、体幹が強くなって、前傾姿勢を取り続けることができるようになった。それで、ハンドルの位置とか高さを、本来のロードバイクとしての位置に戻すことができたのだと思う。

サドルの位置の微調整を兼ねてサイクリングロードを走り出す。途中で最近良く行く温泉に立ち寄って、写真だけ取る。
街中にこんなに濃い温泉が?!的な穴場
この温泉は、意表を着く場所にある。とある整形外科医の先生が、温泉掘って療養施設を作ろうとしたら本当に出ちゃった。そこで、温泉施設を病院と一体化して作っちゃった、みたいな、物語豊富な場所。オススメです。
榛名山に向かって利根川を渡る
サドルの位置が低い気がして、4mm あげたら今度は高すぎる。といった感じに調整を繰り返す。前橋の市街地近くまで紅葉は降りてきていた。
平日のサイクリングロードは走りやすい

Ride37とあるのは間違いですw

ログはこんな感じ。

秋晴れの穏やかな半日を楽しみ、午後からは自宅でBBQ。これからは本格的に寒くなるので、久しぶりにローラー台を出してセッティング。

もうすぐ雪の季節がやってくる。

注1 人間の視覚ってすごく良くできていて、ほんのわずかな違いでも見つけ出す。セットがあっているロードバイクは、なんとなくすっきりしている。体に合わないサイズを無理にパーツの変更で合わせていると、どうにも違和感が滲み出てしまうのだ。