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2023年7月17日月曜日

ハンドルバーテープ交換、とか

和柄のハンドルバーテープ、気に入ってたんだけれど、だいぶ見窄らしくなってきた。

天然素材の上に、滑り止めのラバー素材でトンボの絵柄がプリントしてある。
スレスレのピロリンちょ
ほつれてきてるところに、雨の中走っちゃって、芯まで含水したのでブジュブジュしてきた。

緩みどめに両面テープ
ハンドルバーにショック吸収ジェルシートを貼り付け、その上に厚手テープを巻く。テープ表面からハンドルバーの表面まで、柔軟に動く層がダブルで存在するせいか、エンドが緩んできやすい。出先でバーエンドから解けてくると嫌なので、両面テープを追加しておいた。
太い…
長距離仕様
軽快感を出そうと明るめの色を選んだのだけれど、ハンドルバーが太くなったせいで…決して軽快ではない…笑
ワークマンレインパンツ
夏の雨対策、レイン短パンが剥離して寿命を迎えたので、新バージョンを作成する。
裾仕上げ(適当)
お試しで履き古したレインパンツを流用してみたら、速攻で剥離したので、今回は新品を使う。ワークマンで「イナレムパンツ」という、防水・透湿素材の、ウルトラライト系の商品をゲット。
Uniqlo のパーカー
先日のAJP只見で、もうちょっと雨の中を涼しく走りたいと思ったので、半袖レインウェアも作ってみた。これはユニクロの高機能レインパーカー(処分品)。もう3〜4シーズン使って元は十分に取っている。
雨の日に使ってみよう
結局、夏の雨って体幹部(コア)の濡れは良くないけど、肘から先と膝から下ってむしろ雨で冷やしてあげたいのです、暑いから。

ということで、少しずつ、いろいろなところを改善して走っていきましょうかね。

2023年7月15日土曜日

Ride18AJP只見270km18h DNF

AJ宇都宮のパーマネントブルベ、まずは一番短い AJP那珂川120km を完走した。
AJ宇都宮のパーマネントは、難易度が低い順に並べるとこうなる。
  • 那珂川120km 制限時間 8h
  • 楢葉 240km 制限時間 16h
  • 只見 270km 制限時間 18h
この上に「磐梯」という「山岳コース」があるのだけれど、それはとりあえず見なかったことにしたい…  完走できる気がしない

段階的に難易度を上げていくなら次は楢葉なんだけれど、ルート中盤は太平洋岸を走る。朝、標高350mくらいの白河をスタートして坂を下り、昼に海抜0m地帯に着き、猛暑ドンピシャのタイミングで坂を登って白川に戻るのは、流石に危険。

ということで、山間部を走る只見に挑戦することにした。
PC1 道の駅羽鳥湖高原
天気予報は雨、スタート時も雨。でも、猛暑よりはいいと判断。

新白河駅をスタートしたら羽鳥湖高原へのヒルクライム。そこから下って、もう一度長い登りをこなして、峠を越えて只見に降る。そこまでが多分一番消耗するので、涼しいうちにクリアできるように、朝3時スタート。
雨に霞む道の駅
最初のチェックポイントは、道の駅の写真を撮ることで証憑とする。スマホと防水のコンデジでそれぞれ撮影しておいて、冗長性を確保する。浸水で写真が取り出せないとか、泣くよね。
夜が明けてきた
降ったり止んだりの中、急なダウンヒルをこなして幹線道路に出て、只見に向かって登る。
なんかの岩
道路の轍に水が溜まって、ハンドルを取られる。その横を車が水飛沫を上げて通過する。そんな感じなので、観光とかなく淡々と坂を登る。

で、僕はこの時、なぜか次のチェックポイントが道の駅だと思い込んでいた。

走れども走れども、道の駅が現れず、ついに…この先の山道を上り詰めれば峠で…そこから降れば只見だ…というポイントに着いた。

あれっ?

2個目のチェックポイントは?道の駅は???

そこで、濡れないようにジプロックに入れて、バッグの奥に入れてあったブルベカートを引っ張り出してみたら…

2個目のチェックポイントは、羽鳥湖高原からのダウンヒルを終えたところのセブンイレブンだった…

通り越した距離は40kmオーバー…戻ってセブンでチェック完了して戻ってくると80kmプラスすることになる…はい終了

完走認定にはならないけれども、指定のコースを完走しようか考えた。けれど、この天候で走ってもしゃーないなぁ、そう考えて引き返す。
羽鳥湖から降ってきた分岐
分岐の目の前にあるセブン(PC2)通過2回目w
通過しちゃったセブンまで戻ってきた。
外観を見て思い出した。

ここ、立ち寄ろうと思ったんだよなぁ。

雨でビショビショだったので、店内入ると床が濡れるでしょ?とはいえ、雨具上下を脱ぐと時間をロスする。ちょっと考えて、飲料補給は街道沿いの自販機でやればいいか、そう思って通り過ぎちゃったのだ。
観音様
同じ道を引き返すと、羽鳥湖高原までの登りがえぐいので、会津若松まで降る。そこから猪苗代湖の外輪までヒルクライム。ここが、想像していたのの3倍くらいキツかった。
登るがよい
あのさぁ、普通さぁ、湖とか沼って、「低地」にあるじゃん?
猪苗代湖って当然、周囲より一段低いところにあると思うわけよ、こちらは。

なんで坂登らされるんだよ?
責任者出てこいよ。

しかもすぐそこが湖のはずなのに、尾根が続いていて湖見えないじゃん。
しかもアップダウンが地味にあって削られるじゃん。
しかも最後にもうひとつ、それなりに登る峠があるじゃん。
油が流れてサラサラシャリシャリのチェーン
最後の2時間以外はほぼずっと雨だったので、あらゆるところから油が抜けました。変えたばかりのチェーンと、スプロケットからも悲鳴のような掠れ声が…

ログはこんな感じでした。

DNF (Did Not Finish 途中撤退)したのに結局210km走行して、獲得標高も2,400m超え…
雨ライドは涼しくていいなぁ
大休止期間ほぼゼロ
でねぇ…200kmブルベの制限時間って13.5hなのよ。
この日、ずっと雨だったので、大休止ほとんどなし、走りっぱなし。なのに、行動時間12h 45m。12時間走行して、貯金が45分…優雅にランチ取ったりしてたら、パンクとかトラブル一発でDNF確定。

今回分かったのは、只見ルートは、顕著なクライムが3箇所あってかなり余裕ないということ。

涼しくなったら再挑戦してみます…

2023年7月8日土曜日

Ride17 初めてのAJP那珂川120km 8h

先日、初めてブルベイベントに参加した

長い距離を単独で、じっくり走る。僕の嗜好に割と合っていた。
そこで、ブルベに積極的に参加してみようと思ったのだが…なかなか適当なのが無い。

今年はPBP(パリ・ブレスト・パリ)という、1,200km!のブルベが開催される年。PBPは4年毎に行われて、ブルベのガチ勢にとっては、それを中心に一年間が回っていく、そんなイベントらしい。

ブルベ初心者の僕にとっては、まだまだわからないことばかりなのだ。PBPイヤーは僕のような素人が参加できるイベントが少なめになるみたい。(違ってたらすみませんw)

9月に開催される300kmに申し込みすることは決めたのだけれど、その前に何本か200kmを走っておきたい。そんな時に、AJPという「常設のブルベコース」があることを知った。

詳しくは AJ Permanent (オダックス・ジャパンの常設コースについて)とかを見てほしい。この中で AJ宇都宮が開催する、新白河駅を起点にしたコースを走ろうと考えた。

まずは、一番短い120km から走りましたという記録です。
スタートの記録
AJPは出走日時を申告して、「間違いなく走りましたよ」という「証憑」を集めて認定の申請をする。言ってみれば、自転車でめぐる宝探しみたいな。

今日も天気は不安定な予報、曇り時々雨。でも、猛暑よりはイイよね、そう考えて泥除け装備して走り出す。
街道沿いの石碑
自宅起点のサイクリングは、なんかもうちょっと…行き尽くしちゃった感。
初めて走るコースは、ちょっとした風景も刺激的で楽しい。
き、金のた、玉?
栃木國のAJ宇都宮が主催するせいか、ほぼすべてが栃木を走るAJP那珂川。出走が福島の新白河で、「よし、福島満喫するぞ!」って走り出して、小さな峠越えたら栃木だったw
PC1 なかよし自販機
峠越えて下り基調を快適に飛ばして、小さなアップヒルを越えるとPCが待っていた。
ステッカー貼りたい…
おもしろステッカー


状態はだいぶいい
グンマーにも、フード系自販機スポットはいくつかあるけれど、ここには負けてる気がする。勝ち負けじゃ無いけどw
PC2御前岩
チェックポイントの御前岩…詳しい説明がwebになかったんだけれど、現地に来て納得。でもさぁ、そんなにアレじゃないよね、これ。
神々しい
折り返し点で貯金は1.5hくらいあった。
120kmのショートコースを、半分走っただけでこの余裕は不思議だった。でもまぁ、往路が下り基調で、ようするに帰りが上り坂なんだよね。ということで、淡々と坂を登る。
なんか有名なお寺
途中で雨が降ってきたりして、短パンレインウェアだけ履いたり脱いだり、ペース落ちすぎないように走る。
エッ?
今回はガーミンにCPを登録しておいた。僕のガーミンは、自動ナビゲーションがついていないので、CPを登録しておいて、ガーミン上で「近接アラーム」を設定する。要するに、「ここの近くに着いたら音で教えてね」という設定をする。

これが結構便利で、「チリチリチリ」てな音でCPを教えてくれる。
CPのトンネル出たところ
ちょっと困ったこともあって、このアラーム音が「虫の鳴き声」に似てるのだ。峠道とか、草叢とかの近くを走行している時は、虫の音なのかアラームなのか、よくわからなくなる。
こっから北は白川よーん だそうです
峠を越えると白川の関
ここもCP
貯金は1時間ちょっと残っている。ここは峠を超えたところ…ということは新白河までは多分下り基調…大丈夫だよね…ということでちょっと遅めのお昼。
手打ち
つい大盛りを頼んだら、サービスで「鶏ガラ醤油」というのが出てきた。
これでビール飲みたいw
これが予想外にボリューミーで、美味しゅうございました。特にネックの部分のお肉、「せせり」でしょうか?とか、アバラの縁についているお肉とか…
チャーシューワンタンメン大盛り
どうやらこれ、「白河ラーメン」という名物だったみたい。
ちぢれ麺、美味
お腹いっぱいでもう動けない…そんな状態で再出発して…誤算3つ

1 新白河までアップダウンで下り基調では無かった
2 市街地は信号だらけのストップ&Go
3 残り距離間違えてた

例えば、コースの総距離が120km で、サイコンの走行距離が90kmなら残り30kmって思うじゃ無いすか?

ところが、道を間違えたり、自販機とかコンビニで横にずれるごとに、ちょっとずつ走行距離がずれていってるんですよね。僕の場合、実際の走行距離とは10kmズレてて、アップダウンと信号で貯金作れない状態の中で、割と制限時間ギリギリで完走となりました。

もし、パンクとか、ちょっとしたトラブルあったらダメだったかもw
ログはこんな感じ
結局、ブルベって距離が短いから楽ってわけでもない。距離が短ければ、それだけ時間的な貯金も少ないので、ちょっとしたトラブル一発でDNFになり得る。

そんな学びを得た1日でした。
よし、次はAJP只見270kmだな…

2023年6月26日月曜日

Hike1 赤城山外輪時計回り One-Day

天気予報があんまりよろしくないけど、体動かしたい。

そうだ、あんまり標高が高くないお山にでも行こうかな。森林限界から出なければ、風の影響は抑えられるし、気温もそれなりに高ければ、むしろ霧雨くらいのほうが涼しいし。

そしてもしもの時、すぐに車道に出られそうな山…
てなことを考えて赤城山に行ったという話。
7〜8年ぶりの駒ヶ岳
赤城山の近くに住んでいるのに、いや、近すぎるせいか?赤城山を登山した機会はあんまりない。黒檜山、駒ヶ岳、長七郎岳くらいなのだ。せっかくだから、主だった山を全部一周しちゃおうか、そう考えて Garmin Connect でルートを引いてみた。コース延長はちょうど20kmくらいで、以前行った日光中禅寺湖一周と同じくらい。獲得標高を考慮すると、中禅寺湖大回り(社山を踏んで縦走)と同じくらい。

まぁ、行けるでしょう。
覚満淵木道スタート
ビジターセンターに駐車して、鹿よけゲートを潜って覚満淵から入山。うっすら霧がかかる中を、ゆっくり体を慣らしつつ進む。
涼しい
覚満淵
しばらく続いた猛暑は、一休みの曇り空。湿度は高いけれども、霧が肌をなでると涼しくて気持ちがいい。

車道を渡って登山道に入り、長七郎岳へと坂をのぼる。この辺りは穏やかで、良く踏まれた路が歩きやすい。
樹林帯
途中の分岐から小地蔵岳をピストンし、そこからもう少し標高を稼ぐと長七郎岳。山頂は広く、お弁当を広げるにはいいところ。

今日の行程は長いので、行動食を口にしつつ前へ進む。
長七郎岳
コントラスト


山野の花にはまったく疎い。もう少し体力が落ちて、ガシガシ歩けなくなったら、植物図鑑でも手にしながらのんびりハイキングなんてのもいいだろうな。

そう思っていたのだけれど、Googleレンズ…便利なのか風情がないのかw
小沼の湖畔道
小沼に降りて、湖畔の広い歩道をぐるりと回る。

もう一度車道を渡って地蔵岳へ登る。ここの鉄塔は関東平野の広い範囲から見えるやつ。

そう、赤城山の塊の中にある、こんもりと丸い山。てっぺんにでっかいアンテナが立っている山。あれが地蔵岳。


地蔵岳を降りて、また車道を渡り、赤城山総合観光案内所を遠目で見ながら鈴ヶ岳への登山道に入る。ここまで何度か車道に出るのだけれど、自販機や売店があるのはここだけと思った方がいい。
樹林帯の尾根路は見晴らしが効かず、たまに視界が開けてもそこは霧の中。
鈴ヶ岳をすぎると、道は降り始める。沼尾川に沿って深山に向かってちょっとうんざりするくらいに坂を降る。

降っただけ、もう一度登り返して標高を取り戻す、そう考えると気持ちは萎えてくる。やがて本日の最低標高地点につき、川を何度か渡ってから標高を上げていく。

シダの楽園
登山道は再び稜線に出て、熊笹に撫でられながらアップダウンを繰り返して進む。
出張行ってきまーす
信仰の山
こんなトレイルが続く
ちらっと大沼
最高峰黒檜山
赤城山の最高峰、黒檜山に着く。ここから先は降るだけ。
御神体
そう…降るだけなんだけどね。黒檜山は西からの登山道は急傾斜の岩ガレが連続する。お助けトラロープまでは要らないけれど滑りやすい岩質で急傾斜の登山道。東側の登山道は、延々と階段が続く。

しかもしかも、途中で分岐をうっかり間違えると、とんでもないところに降りてしまう。初心者向けではないけれど、赤城の最高峰なんで、100名山目当ての人は黒檜山にばかり来るんだよね。

他の山も楽しいよ?
黒檜山からの下山途中で駒ヶ岳
駒ヶ岳を越えてから、道はさらに急傾斜の階段となり、膝に微かに痛みが出たタイミングで車道に出た。
お疲れ様でした、俺
ログはこんな感じでした。20km にはちょっとだけ届かなかった。曇り時々雨の予報だったせいか、ハイカーは少なく、静かな山行を楽しむことができた。
自転車に乗っていると、大臀筋(お尻ね)と、腿の裏側の筋肉が発達する。登山すると、腿の前側の筋肉が発達する。

ここしばらく自転車ばかりだったので、翌日から1週間くらい、腿の前側の筋肉痛で悶絶していたのは内緒です。
56歳の脚
おしまい