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2025年1月15日水曜日

マサヨシと奥様が来たでよ

ボクの遊び仲間の…なんというか属性はとても幅広い…と思う。

「属性が幅広い」という説明を、例を挙げようとしてみたのだけれども、時節柄問題となるような表現のてんこ盛りになってしまったのでやめる。

ま、そんな中で割と…良識派社会人のマサヨシが遊びにきてくれた。
至仏山BCとか、神楽で雨の中滑るとか、変態だけど良識派寄りのマサヨシ。

今回の目的は「奥様と滑ろう」。
奥様が今回お求めになったのは、「初級者斜面があって」、「雪が柔らかくて」…
「空いているところ」…in ハイシーズンの週末。

ヒアリングしたところ、混雑してるところで滑って、尻餅ついたらカチカチ斜面で嫌になったとのこと。

なかなか…この条件に当てはまるスキー場は難しい。初級者斜面はだいたい下の方にあるから、標高が低いので、雪質には不利。標高が高い位置に雪質が良い初心者コースがあるスキー場は、アプローチが不便だし、便利なところは混雑する。

んで、マサヨシとやりとりしていた。最初は、岩鞍は候補じゃなかった。岩鞍といえば、急斜面にコブのイメージが強いみたいで、メインスロープのミルキーウェイも初級者ゴロシみたいなパートが待ち構えている。

そんなイケズな岩鞍だけど、奥様の掲げた条件を満たすスロープが、1箇所だけあることを思い出した。

ということで岩鞍にご来訪賜ることと相成りました。というお話… 相変わらず前振りが長い

仲良しカポー
そこのゲレンデは上部エリアにある。んでたどり着くのに、1箇所だけ、短いけど初級〜中級斜面がある。そこをクリアできるかどうか、そもそも奥様が自信を持って滑れそうか、下のクワッドで見極め。

雪ふかふか
まだ朝早いせいもあって、人も少なく雪もいいので、奥様も楽しいらしい。
ということで、早めにクワッド2本乗りついて上部へ。

ここから西山に降りて、目当てのペアリフトへ向かう。

ガラガラ〜
ここは、上下2本のリフトが連携している。
下部リフトの脇は圧雪の緩斜面で、上部リフトの脇は非圧雪のコブ斜面。

このリフトに来る人たちの目的は、この上部リフト脇のコブ狙いか、リフトトップから長いトラバースを抜けた先のパウダー。

そんなわけで、上級者ばかりのこのエリアでは、下部リフトはほぼ連絡リフトみたいな存在、滑る人はほぼいない。ここが一番楽しい初〜中級者の人たちは、一番奥にこの斜面があることに気がついていない。そんな穴場。

のびのび〜滑る奥様
ここなら一人でも安心して滑れる!
そう奥様も言うので、マサヨシと一本だけ一番奥のスロープへ。

ハジパウパウ!

ズバッとな!

いやー来て良かった!

当て込みだコンニャロ

たーのしー!
そんなふうに、ほぼほぼ考えていた通りに、うまく転がった日になりました。

ボクも新しいバインのテストができたので、ちょうど良かったです。小足のボク(25.0cm)ですが、汎用性を考えて今までMサイズを使っていました。

Mサイズは適合下限が25.5cmで、使えないことはないのだけれど、なんとなく違和感が拭えない。そんなわけで、今回からSサイズ(上限25.5cm)にサイズダウン。

ニューバイン!
最近のブーツは、アウターを薄く作ってサイズをコンパクトにする設計が増えている。サロモンも同じで、従来のブーツよりボリュームが1〜2サイズ小さくなっている。そのせいもあって、Sサイズでもまったく問題なくフィットした。というよりもっと早くSにすれば良かった感…

ちなみに、「最奥部まで奥様連れ出して、帰りはどうすんだ?」という疑問はもっともです。

最奥部の上下2連続リフトのトップから…ダラダラの緩傾斜を少し滑ると…ゴンドラ山頂駅に着きます。ここから、ゴンドラ下り線に乗車すれば無問題。

もちろん、中級者コース滑れればミルキーウェイ行けるんだけど…
楽しくのびのび滑って、嫌な思いを一切せずに1日を終えられたらそれが一番いいよね。

僕らがやってる遊びは、家族の理解があってのこと。
そんな家族が楽しい!って言ってくれることが、なによりだな。そう改めて思った一日。

2024年9月7日土曜日

富士見下から尾瀬ヶ原散策

ボクにとって挑戦の、剣岳早月尾根と烏帽子岳ブナ立て尾根の日帰りが終わった。

で、もうちょっとほんわかした山行がしたいな、そう思った。
メモってある行きたいところリストをめくってみると、「富士見峠から尾瀬」というのがあった。

残雪期も含めて何度も歩いている尾瀬ヶ原、使ったことのない入山口から行くのもいいかな。
バカ高い駐車場代やタクシー代もかからないし。

戸倉スキー場の中を通り抜けて富士見下駐車場に入る。
立派なトイレあり
ここから峠までは長い林道歩き。それを嫌ってか、大変な不人気の入山口。

ガラガラ
林道は使われているようで、砂利も補充されてよく手入れされている。マウンテンバイクとか押して行けば、降りは楽をできるんじゃないかな。車両進入禁止の看板はあったけれど。

熊が出そうな森

霧雨
2時間くらい歩いて、樹林が薄くなって、富士見峠に出る。
峠の分岐点
ここには山小屋があったそうだが、閉業して建物も取り壊されて、今は基礎しか残っていない。

立派なトイレはあるのだが、故障中。
閉鎖されている
朝霧は消え、晴れてきた。
木道を少し登ると池塘、その向こうに燧ヶ岳が見えてくる。
逆さ燧
登山者は少ないようだが、木道はよく整備されている。滑り止めと、クランポンによる損傷避けのためか、ラバーメッシュが敷いてある。
休憩ベンチ

降ると竜宮
尾瀬ヶ原に出る。

自撮り

至仏と池塘
竜宮の地名の由来は知っていたけれど、メインの木道から少し離れているので、立ち寄ったことはなかった。
竜宮の湧き水

平ヶ岳方面

睡蓮の季節に来てみたい
至仏が近くなり、ボクの好きな斜面が見えてくる。
小至仏山の小さな頭、その手前が悪沢、カラ沢、ずいぶん滑っていないムジナ沢。
至仏が近くなる
パノラマとか撮ってみるw

カラ沢が見えてきた、この辺りが危ないのだ。
ここね、ここ
山の鼻が近くなり、人が増え、山小屋が見えてくる。

都会
至仏山を滑ると、いつもほろ酔い気分で登る山道を辿って鳩待峠に出る。山荘の目の前の、旧ロータリーでは工事が進んでいる。

鳩待山荘

大規模工事
ここから、入ったことのない小径を辿ってアヤメ平を通り富士見峠に戻る。

アヤメ平への木道
草むらの中の木道は、割とガタガタしている。歩く人も少ないのだろう。

池塘
おだやかな起伏の峠を越えると、燧ヶ岳が見えてきて、アヤメ平に出る。
池塘と燧

パノラマってみた
アヤメ平は一時期オーバーユースによってハゲ山と化した、そんな説明パネルがあった。その後は木道を整備し、植生の回復に努めて今がある。
湿地と燧
アヤメ平から富士見峠に降るとき、右手を見るといい斜面がある。ここ、アプローチは長いけれど、残雪期に来たら楽しそう。
オープンバーン
例えば、鳩待峠からオヤマ沢を滑って鳩待峠に戻ると、時間が余り過ぎる…
鳩待峠からアヤメ平に出て、このオープンバーンを滑って、林道を降れば戸倉に出る。なんだか繋がりそうな気がしてきた…スノーボードだと辛そうだから、スキーかな?

富士見峠アゲイン

そんな感じで、穏やかな尾瀬を楽しんだ日。

2024年4月26日金曜日

ついにこの日が…至仏山BC

そう、、、雪不足にやきもきしていたが、ついに、ついにこの日がやってきた

至仏山バックカントリースノーボード!

別にフォントを変える必要も無いのだけれど、コーフンしすぎているから仕方がない。
しかも、バディはあのユーヤパイセン…
準備準備ー❤️
特に待ち合わせ時刻の打ち合わせもせず、戸倉の駐車場で集合した。シャトル便が動く1時間以上前についちゃって、「あぁー早すぎたなぁ、流石に…」と思いながら前方を見たらパイセンがいた。

どれだけウキウキしてるんすか?子供?
いつもの樹林帯の登り
シャトルではと町峠に上がってハイクスタート。シーズン最初なので息が上がる。
というか、いつものことだけれどパイセンのペースが早い。
曇り空
こんな時には、写真を撮るからと言って止まってもらう。
ここの地形面白いっすねー
田代手前のパイプ状地形でいつもの会話。
小至仏へのトラバース
視界が悪く、雪面も緩まないのでとりあえず山頂へと向かう。
アリャリャ、全然雪ないっすねー
小雪シーズン
山頂標識がどこまで露出しているかで、そのシーズンの積雪量がわかるのだけれど…完全露出…
滑るよー
GW明けまで雪が持つかわからないね…そんな話をしつつ準備をしドロップ
まだ固い斜面
ワル沢をダイレクトに落としていく。固くしまったザラメの上にさらっと新雪が乗っている。まだ妖怪はあらわれていない。
ガスが晴れてきた
川上川のスノーブリッジなんて絶対に残ってるわけないし、晴れてきたので登り返しに入る。
もう一本行くよ〜
も、もう、らめーーー
夏道へのトラバースは、ハイマツが出ていて使えない。なので雪が繋がっているところまでガッツリ登り返す。まぁ…そのほうが…2本目の滑走距離を稼げるから…いいっちゃいいんだけどね…
尾瀬ヶ原!
昨年だったか一昨年だったか、開通すぐに入ったら小屋がまだ営業していなくて、ビールが飲めなかった。今回はその反省を踏まえて、以下略…
カラ沢見上げながらハイクバック
スノーブリッジなんて影も形もない。ザーザー流れる川上川眺めながら鳩待峠まで戻る。
木道も出ている
鳩待峠…
開通した翌日時点でこれだけ雪がないのも珍しい
雪壁無し
今日は、スノーシューをやめて二人ともクランポンで登った。荷物が軽くなったせいか、えらく早く下山しちゃって…芳味亭に間に合いそう…そういったらパイセンの目が光った
久しぶりにin
経営が変わって小綺麗になって、人を誘いやすくなったけど、なんとなーく味が変わった気がする。美味しいんだけどね。

もう1回くらい至仏山行ければ、今シーズンに悔い無し! ←  フラグ