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2022年1月29日土曜日

ぼくがかんがえたさいこうのふゆやすみ Day10-17 BC1&2

僕の仕事は年末年始が休めない。
その代わりに、ある程度自由なタイミングで1週間の休みを消化している。
今年は1月22日から1週間休みを取りました。

Day10 雪山宴会部の同窓会
ぼく、ユーヤ、シンヤ
ボクのスノーボード歴が一番短い。100%スキーヤーだったボクがスノーボードを初めて、生まれたての小鹿のようだったのを… いたぶってくれた温かく見守りつつ指導してくれた二人。
温泉入って冷えたドライゼロ
シンヤは日帰り。ボクとユーヤはタイムで焼肉。マンボーでお酒飲めないのでとっとと食べて帰る。
なんかの盛り合わせ
お宿はこんな感じ。ユーヤは2階、ボクは1階に別れてノー密車泊
いつもの2階と1階

Day11 はユーヤと尾瀬岩鞍でアップしてから、今期初のバックカントリー(BC)へ
昨年下見しておいたところへイン
サラサラパフパフ
いやーいいっすねー

Day12 はユーヤが帰ったので、一人でカービング練習
今日も岩鞍
お昼は芳味亭の生姜焼き定食
温泉にイン

Day13〜16まとめ(手抜き)
寒い朝
初訪問のお店はなかなかのインパクト
予想外に旨いレバニラ
予想外に旨いチャーハン
着替えが無くなったのでお洗濯
お気に入りの温泉
沼田まで降りてお寿司を買う
おでんで一人酒盛り
夜は映画鑑賞
思ったよりパウダーには当たらなかった…
ゲレンデには連日数センチの積雪
圧雪をただ滑るだけも楽しいのだけれど、スノーボード人生で一度くらいはスクールに入ってみようかと思った。
お断りします と言われた感
確か2回目の訪問 通し営業がありがたい
ニラそば大盛り
ジャンボ餃子
サービスおでん
夜は映画
夜食のプロティン補給
Day17 ユーヤパイセンと山ちゃんが来てくれたので、尾瀬岩鞍でアップして BC2
ゲレンデには無いパフパフが山で待っていた
山ちゃんは初のBC
ユーヤ
気温上がらず雪質良好
飛び跳ねてみる
温泉
ボク、ユーヤ、山ちゃん
屋台風ラーメンが出ていた
食べるよね

2021年4月21日水曜日

bum というライフスタイル 車中泊とか車横泊とか車上泊とか

僕がトラベルトレーラー(キャンピングトレーラー)を手放した理由は2つある。

娘の部活とか受験とか、家族で泊まりで出かけなくなったこと。
トレーラーが古くなって買い替えが必要になったこと。
一人で出撃するなら、もっと自由に動きたいと、僕が思ったこと。

3つだったネ…理由……

僕はトレーラーを手放して、エクストレイルで車中泊をしながら bum をするようになった。僕のエクストレイルは、後部座席を畳むと、荷室とフルフラットになる。で、前後方向の長さが 170cm ちょい確保できる。普通に座って頭がつかえないくらいの高さもあるので、なかなか快適な車中泊車なんだ。

今はルーフトップテントを装備している

僕の最初の愛車は、ジムニーのJA71というやつで、550ccのインタークーラーターボが載っていた(注1)。排気量の割には良く走ったんだけど、ドッカンターボで、低回転はクソ。そして、どうせジムニー乗るなら、屋根が開くヤツに乗ろうと思って、JA11の幌屋根に乗り換えた。

幌のジムニーは新規格の660cc ターボエンジンで、やっと普通の車に近いくらいの、走行性能が確保されていた。

これは僕が新社会人になった時のことで、スキーバブルの最後の輝きの時代。嘘みたいな混雑が当たり前で、東京を早朝4時に出発したら、苗場スキー場に着くのは普通に昼過ぎになるくらいの感覚だった。そしてリフトは1時間待ちとかだから、ろくに滑れない。対策は前夜到着で、スキー場の駐車場で仮眠するのだけれど、軽のジムニーで仮眠をとるのは結構アクロバティックな技術が必要だった。

だがしかし、幌を開けて走る楽しさにとりつかれた僕は…三菱のジープに乗り換える。

屋根どころかドアも幌、布一枚&隙間だらけ

で、車中泊ライフは続いたわけだけど、ジープの荷室でフラットになるのは畳半畳くらいw

じゃぁ、シート倒して寝るか?

運転席も助手席も、リクライニングしないのだ(嘘みたいだけどほんとです)。

アクロバットどころか、サーカスみたいな感じで寝ていた。幌のドアは隙間だらけで、あまりの寒さで窓のビニールが割れてしまって、そこから思いっきり雪が吹き込んで、朝起きたら寝袋の上に雪が積もっていたこともあった。

その時に覚えたのが、車横泊。真冬はやめたほうがいいけどね。

下の写真は、エクストレイルになってからで、ルーフトップテントをつける前。二人で出動したので、車内で二人で寝るのはわりと無理がある。そこで、野外でコットで寝る車横泊スタイル。

雨や夜露が気になるなら、シートとかタープを車から張り出せばなんとかなるし。ジープ乗ってた時は、社外に出っ張りがいろいろあるので、ロープ結びホーダイだし。

タカさんと戸倉ゲートの開放待ち

ジープがNox規制に引っかかって、手放すことになり、次に乗ったのが三菱デリカスターワゴン。娘が小さい時だったので、流石にジープは厳しいだろうってこともあった。回転対座シートで向き合わせに座って、UNOやったりして、最高の車中泊・宴会車だった。

次はシボレーアストロ。これも車内がアホみたいに広い。一人で車中泊していると、寒々しいくらいに広かった。これで「ミニ」バンってところがアメリカン。

好きなだけ荷物を積めて、好きなように寝られる

で、「もっと自由に動きたかった」と、最初に書いた話に戻る。冬の僕は、パウダーを求めてスキー場に行くわけだ。大雪注意報とか、寒冷前線の通過とか、寒気の南下とか、そーゆー話を聞くとドキがムネムネしちゃう。いよっし、パウダー来る!で、そこに入って行きたいわけだ。

当然、除雪されてるんだかされてないんだかわからないような山道も走る(注2)。

腹を擦るようなラッセル走行はやめましょう…

朝起きてドアを開けようとしたら、なんか抵抗あるなって、気合入れて開けたらこんなのとか(注3)。

困ったなーって言いながら嬉しい ← ほぼ病気

で、これからの数日間は、このエリアが最高になりそうだ!ってなった時…

まてよ???

帰って来れなくなるかも?って思って自粛するのは嫌だったんだ。


この駐車場、出口までは凍結した50mの急なスロープw

牽引よりは単独、重量車よりは普通車が自由だなと。体が動いて我慢が効く今なら、多少不便でも、軽快で自由なスタイルが合っているなって。

そんなわけで、今の僕は車中泊、時々車上泊、まれに車横泊みたいな感じの bum ライフを楽しんでいる。

えっ?なんでルーフトップテントを買ったのかって?その理由は2つある。

まず、真夏の車中泊は暑すぎ。ルーフトップテントなら、四方が網戸で涼しく過ごせる。

次に、宴会する場所が欲しかった。星空宴会もいいけど、雨降ると困るし、車中宴会ならミニバンでないと狭いしね。

そして、宴会は2階で、就寝は2階と1階に別れれば、二人で快適に出かけられる。

最後に、奥様と気楽なオートキャンプに出かける時、快適な2階は奥様に。僕はスクリーンタープのコットで犬と寝る。そうすると、とても快適に過ごせるし、テントがいらないから、設営&撤収もとても楽。

しまった…今度は理由が4つだったネ

おしまい

注1 軽自動車の排気量は、昔は550ccだったって知ってた?さらに前は360ccだったって知ってた?ほんで、今はもう芝刈機くらいにしか使われていない、2ストロークエンジンが結構走ってたって知ってた?ポロポロポロンとかの排気音で白っぽい煙だして走ってるの。

注2 エクストレイルは見かけはオフロード車だけど、下回りはセレナみたいなモンって聞いたことがある。4WDで車高があるので、それなりに走行性能は高いんだけど、僕はマフラーの遮熱板がもげそうになって交換することになりました。あんなペランペランのアルミの板なんか、使うんじゃねーよ 略

注3 こんなことがあるので、エンジンをかけたままの車中泊はやめようね。マフラーが埋まって一酸化炭素中毒になっちゃうからね。簡単に死にます。

2021年4月20日火曜日

bum というライフスタイル Travel Trailer

2004年から15年くらい、僕はトラベルトレーラーを牽引していた。 

僕の仕事は不規則だった。原則土日祝日が休みで、有給休暇も取れる。でも、僕の役割はトラブル対応的なことが多く、突発的な対応で休日をずらさなければならなかったり。いつ、ドタキャンが発生するかわからないから、お宿の予約を取ることが難しい。

そうこうしているうちに、犬を飼うようになり、ペット可の宿しか選択できなくなり、さらに泊まりの旅行が難しくなった。そんな時、自宅の近くにキャンピングカーの店があったりして、気がついたらトラベルトレーラーを手にいれていた。

最初の牽引車(トレーラーヘッドとも呼ぶ)は三菱のデリカスターワゴン。乗ったことのある人はわかると思うけど、2トン以上の重量級ボディに非力なエンジン。あんなんで引っ張れるのか?って思うかもしれない。

4WDのデリカは非力だけど雪道も頑張った

でも、僕のデリカは2.4Lのガソリンエンジンを積んだレア車。回転数をあげればなんとかなった、エンジン音がやかましかったけど。荷物がたくさん乗せられるミニバンと、トレーラーの組み合わせはかなり使い勝手が良かった。

MTB乗りに、富士見パノラマに良く出かけた

デリカは5万キロくらいの中古を買って、17万キロくらいで廃車にした。アンダーパワーなエンジンでエアコンを回しながら牽引すると、夏場はリッター5キロくらいしか走らなかった。最後はエアコンが効かなくなって引退となった。

次はもうちょっと牽引キャパシティがあるヘッドにしようとおもった。しかし、エンジンパワーがあるミニバンは値段が高い。そんな時に知ったのだけど、アストロがたくさん中古車市場に出ているということ。調べてみると、アルファードやエルグラどころか、セレナとかノアなんかよりも安かったりして。一時期アストロはブームになって大量に売れた、それがブームが去って、大量に売りに出て、在庫がだぶついているということだった。

ちょうど自宅の近くに、アメ車を専門にやっているお店があって、そこで履歴がしっかりしているAWD(四輪駆動)のアストロを購入した。4.3LのV6エンジンはトルクフルで、エアコンかけてようが、牽引してようが、高速ならリッター8〜9キロ、街中でも6キロくらいは走った。なんだ、デリカよりいいじゃんw

か弱いおフランスのトレーラーと、荒くれアメリカンカウボーイ、的な

そして、アストロが良い点は他にもあって、レギュラーで走ること(注1)。そして、AWDが凄い性能が良かった。僕は雪道を走ることが多いので、基本的に自家用車は全部4駆なんだけど、アストロのAWDはどれよりも自然で、駆動のかかり方も理想的だった。

で、僕の家族は休みのたびに、ほぼ必ずお出かけしていた。

プーさんも快適

夏休みとか、有給休暇を取って、1週間まるまる放浪とか。娘の夏休みの宿題で、朝顔の観察日記があったので、朝顔の鉢植えも一緒に行動した。

このキャンプサイトで朝顔の鉢があったのは当家だけ、のはず

このトレーラーは Hymer というドイツのブランドで、製造はおフランス。前方に2人掛け、後方に4人掛けのテーブルがあって、それぞれシングルベッドとダブルベッドになる。他の装備は2口コンロと冷蔵庫付きのキッチンに、ファン付きのガスヒーター。3人家族+家犬には何不自由ない空間。

内装のデザインも好きだった

アストロが17万キロで寿命が来て(注2)、次はもうちょっと燃費がいいヘッドが欲しいと思ってエクストレイルに乗り換えた。これはディーゼルターボの2L。排気量は少ないんだけど、ターボの加圧が最大2気圧まで上がる仕様なんで、ガソリンエンジン換算なら3.5Lくらいのトルクがある。燃費も良くて、軽油なので、長距離を放浪するには最高のヘッドだ。

エクストレイル20GT クリーンディーゼル

ヘッドは3代入れ替わったけど、トレーラーの寿命は長い。家族で休みのたびにお出かけをした。ディズニーにも牽引していった。家犬をトレーラーでお留守番させて、TDLで遊んで、ランチタイムに戻ってお散歩とか、昼寝とかして、再度出動するとかね。

ベッドルームはトレーラー、昼間のリビングはスクリーンタープ

家族だけじゃなくて、友達も泊まりに来た。ベッド構成が シングル+ダブルなので、野郎3人の時はちょっと困ったけど。誰と誰がダブルベッドに並んで寝るのか?

まぁ、だいたい、罰ゲームで負けたやつがヘッド車で車中泊するとかになった。そっちはヒーター無いので、寒いけどねw

ヒーターぬくぬくで宴会

鍋物したり、フライパンでミニピザ焼いたり

結露は多少するけど、雪が降っても平気さ

冬の寒さが厳しい欧州で開発されたトレーラーなので、壁の断熱材も優秀で、アクリルの窓は2重構造。どちらかというと、冬を中心にした3シーズンがとても快適だった。

なんというか、僕の人生は割とチャレンジングで、波乱万丈系だった。今、僕は持ち家も財産も無く、大した貯金も無い。だけど、娘が中学校に入るまでの期間、もうこれ以上は遊べないくらい遊んだ。

この間奥さんがしみじみとこう言った。

「あの時期に、たくさんたーくさん思い出作れて、幸せだな〜。あれ以上遊べって言われても、不可能なくらい遊んだもんね。もう、悔いとかまったくないくらいに遊ばせてもらった!」

トレーラー、思い切って手に入れて良かったなって、しみじみ思う。で、そんな僕がトレーラーを手放した理由については、次回。

注1 輸入していたヤナセはハイオク推奨。でもね、アメリカではトラック扱いで、レギュラーで普通に走らせている。そして、北はアラスカから、南はメキシコまで、地続きならどこまでも走ることが求められる車。多少燃料の品質が悪くたってへっちゃらで、30万キロくらい走る。日本のレギュラーガソリン入れたくらいで、壊れないよ。

注2 てなこと言って17万キロで寿命になったのは、下回りのサビ。おそるべし、日本の融雪剤。