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2021年12月4日土曜日

Hike8 グンマーの名山 根本山へ

サイクリングはもう寒くて億劫な気持ちになる。さりとてスノーボードにはまだ早い。 一部のスキー場はもう開いているけど、コースは狭くて雪は薄く、シーズン初めに怪我してもつまらないので、大人しく登山へ。

桐生の梅田湖から三境峠へ登って草木湖へ下る、グラベルロードでのヒルクライムコースは僕のお気に入り。沢の流れの脇を登る林道は、木立の日陰で涼しくて、斜度も標高差もほどほどで何度も行っている。

梅田湖からの急な坂道がひと段落するところに、登山道(熊鷹林道)への分岐があって、前から気になっていた。マップで検討したところ、一般路は犬連れでも大丈夫なようなので、今日も犬連れ。
根本山登山口
普段はゲート(バリカ)がある林道入口はフルオープン。車両進入禁止の標識にしたがって、手前の駐車スペースに車を駐めてスタート。道路の両側に10台ずつくらいは留められる。春秋シーズンは結構いっぱいになっているのだけれど、今日は3台くらいしか先客はいない。
早めのおやつ
今日は根本山へ中尾根コースで登る。わりと急登なので、マメ(ウチのトイプードルの名前)には早めにおやつをあげて、やる気スイッチオン。
樹林の中の急登を過ぎると尾根に出る
ここは針葉樹林の人工林が多い。急斜面をスイッチバックの急登で登り、尾根に出てなだらかな馬の背を過ぎ、ちょっとした岩場を登り、次のピークの手前で急斜面のスイッチバックの急登に入り、の繰り返し。
東毛山塊に特徴的な山頂
このあたりの山は、標高が低く積雪も少ないので、樹林が優勢で山頂の視界が効かない。根本山もそんな感じだった。

で、中尾根はなんというか、ドラマチック感が全くないまま終わってしまった。根本山直前で、「根本神社」への分岐があり、途中まで行ったのだけれど、トラバースが終わったら急な下り坂になったので引き返した。どうやら、根本神社とか、いろいろな見所は沢コース(難易度高めらしい)にあるようだ。今回は犬連れなので、尾根コースにしたけれど、そうした制約がなければ、沢コースで登って尾根コースで下るのが快適でよろしいと思います。
三角点にタッチ
根本山を下って、そのまま尾根伝いに周回コースへ入る。途中で十二沢下降路という分岐があるはずだったのだけれど見落とした。そこを通り過ぎると、その先は熊鷹山まで縦走して、その先から下降することになる。縦走路の途中に十二山神社があるはずだが…
十二山神社跡?
社殿などは失われているけれど、灯篭の土台らしい円形の礎石や、石碑などが残っている。しっかりした石造りの、手水場桶もあった。湧き水の気配はないのだけれど、涸れたのだろうか?
手水桶のあと
社務所の跡だろうか、屋根が落ちてそのまま朽ちている。
なんか不思議な朽ち果て方だね
マメが今日は疲れているようだったので、というか、針葉樹のトゲトゲした枯葉は、彼のような長毛犬種には天敵。時々立ち止まって、四肢の毛の中に入り込んだ枯葉を抜いてやる。
周回縦走路に残る石碑
縦走していくと、ところどころで見晴らしがいいポイントがある。
今日は疲れたから早く帰ろう…と急ぐマメ
曇って風が吹くと底冷え、晴れて風が止むと汗ばむという、この時期特有の天気。ウェアの前を開けて、閉めて、と慌ただしい。しかし、空気がキリッとしまっているのはこの時期ならでは。
赤城山遠景
周回路の終わりには展望塔があり、そこに登るとこの間登った袈裟丸山が見えた。
袈裟丸山バックに一枚
展望塔の基部に、熊鷹山の標識が出ていた。マメが着ているのは、先日新調した中綿入りのベスト。
あったかい❤️
登山道を下降して林道に出る。熊鷹林道を下降して登山口に戻るのだが、これが割と距離がある。
巨大ウォータースライダー(違)
林道に出たら、マメは元気いっぱい。
コケの殿堂

ログはこんな感じ。下りで今日もマメに引っ張られて走ったので、予定よりも結構早く降りて着てしまった。

いよいよ気温も下がってきたし、今年の登山シーズンもそろそろ終わりだね。