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2022年8月1日月曜日

犬連れ Hike 赤城山覚満淵と大沼

グンマー國には上毛三山という、ロコが愛する山がある。
赤城山、榛名山、妙義山の三山がそれ。

小学校の運動会とか、生徒数によって組対抗に分かれることがあるよね。「紅組対白組」みたいな2組対抗とかさ。で、生徒数がもう少し増えて、3組対抗みたいになる時、グンマーでは

赤城団
榛名団
妙義団

この3組対抗になるのがデフォ

僕はコロナ前までは榛名山の麓に住んでいて、身も心も高崎藩に捧げていた。避暑を兼ねて、身近な山に行こうって時は間違いなく、高崎藩の領地である榛名山、そして榛名湖。

今は?前橋藩に引っ越したので、それはもちろん赤城山にどっぷりですがな。

ということで、今日は赤城へ。

ビジターセンターに駐車して、マメと一緒にとりあえず覚満淵へ。
覚満淵への木道
割と木道の老朽化が進んでいる場所もある。足元を注意しながら、林の中を抜けると視界が広がる。正面のコルは鳥居峠で、ここは昔ケーブルカーの山頂駅があったところ。
覚満淵南岸を伸びる木道
途中で沼の幅は一度狭まり、そこから奥に向けてもう一度広がっていく。
ここが最深部
最深部から振り返るとこんな感じ。途中でちょっと幅が狭くなっている、歪んだヒョウタンみたいな覚満淵の形がわかるかもね。
快晴
遊歩道は良く整備されているけれど、木道にはささくれとか、浮き始めた釘の頭とか出てるから、犬を連れていくときは気をつけてあげてください。
早くオヤツ食べたいです
それと、ここに限った話ではないけれど、犬連れハイクはできれば週末を避けるのがいいと思う。自然歩道は割と整備されているとはいえ、幅の狭い山道なわけで、犬が苦手な人と出会うこともあるだろうから。
木漏れ日
覚満淵はとってもこじんまりとした沼+湿原なので、すぐに周回は終わり、そのまま遊歩道を辿って赤城大沼へ。
大沼はいつもおだやか
赤城山最高峰の黒檜山
今日は北岸をたどって反時計回りで周回する。平日なのですれ違う人も少なく、のんびりと景色を楽しみながら歩く。

途中でマメがずっと楽しみにしていた、トロットロのさつまいもおやつタイム。

食べたあと、足取りが明らかに軽くなるのが…可愛い&笑える
湖岸道は基本的にフラット
緩やかなアップダウンはあるけれど、足元の良い歩道が水際をずっと進んでいる。
季節によってはヒルが出るので注意
ちょうど半周したところで、カヤックを見かける。
あれっ?確か榛名湖も赤城大沼も、個人所有の船モノは禁止だったはずでは?

でも、こうやってのんびり自然破壊のない形で、自然に親しめるレジャーは推進するべきなんじゃないかなぁ。僕もやってみたいもんね、カヤック。
最高の景観を独り占め…羨ましい…
見ていると、このカヤッカーは水際に寄ってきてはゴミを回収し、湖上では水中に沈むビニール?ゴミを回収し、クリーン作成実施中みたいでした。

なんか偉いなぁ、フィールドを大事にしてるよね。僕も谷川岳とかハイクしてる時にゴミ拾いしてたもん、昔。

てな感じでほっこりして帰宅したら…
パパのお守りで疲れたワン
そっこーでフカフカ星人に変身された方がこちらです。
お疲れ様、マメ

2022年7月30日土曜日

Long Slow Hike 中禅寺湖周回…ついでに社山と黒檜山

ようやく天気が回復しそうなので、どこかに体を動かしに行こう。
久しぶりのハイキングだから、難易度低めで、低負荷、そして心肺機能の向上に繋がりそうな、ロングコースがいいなぁ。

そんなことを考えて中禅寺湖を一周することにした。

なかなか天気予報が当たらず、ようやく晴れ予報が出たので、早朝主発して歌が浜のパーキングにイン。ここの駐車場だけど、以前は前夜車中泊とかさせてもらったことがある。しかし、今はしっかりと、車中泊、キャンプ等禁止、駐車場内火器使用禁止の看板…

また一つ貴重な車泊ポイントが失われました。
英国大使館の別荘跡地
気を取り直して湖岸道を時計回りにスタート。すぐに英国大使館別荘記念公園に着く。
こんな別荘欲しいw
ここでティータイムとかしたいw
なんというか、「別荘で避暑の時もジャケットに革靴」的なキッチリかっちり感がある場所でしたが、これが英国流ということでしょうか。
イタリア大使館別荘跡地
ここでピッツァパーティーとか…
別荘で避暑の時は、昼間からスプマンテで乾杯して、芝生の上でおねーちゃん達とイ◯ャイチ◯的なフリーダムを感じましたが、これが伊国流ということでしょうか…

私はそうですね、どちらを所望するかと言えばイタリ…なんでもありません
神は私たちを見守ってくださる
汚れた私の気持ちを知ったかのように光が満ち、その中をバーナーで焼かれる炙りサーモンのように粛々と進みます。
遊覧船の船着場から男体山
やがて船着場で中禅寺湖の眺めが開けます。
八丁出島
反対側には八丁出島が湖の中に突き出している。
今日はあちらには行きません。というか、この辺りで看板を見つけたのだ。

「湖岸道は大雨でやられちゃったから工事してる」
「通り抜けられないからゴメンねゴメンね〜」 ← 意訳

えっ?
しかしよく案内を見ると、「湖岸道」は全面通行止めだけれども、社山までの道は特に何も書いていない。社山から黒檜山経由して、千手が浜に出れば湖岸道に戻れる。湖岸道通しよりは時間もかかるし、標高差も距離も増えるけど、まぁいいか。
久しぶりの日差しが嬉しい
時計回りのいいところは、全行程の半分ちょい行ったところの千手が浜や、その先の菖蒲が浜からバスが出ていること。そこで疲れていたら、バスに乗れば二荒山神社とか華厳の滝周辺まで帰ってこれる。なんなら遊覧船を使ってもいい。

という、初心者初級者が気軽に足ならしをするのにおすすめの場所なのです。
噴煙たなびく阿蘇山…ではない
湖岸を先まで行くと通行止めに引っかかりそうなので、手前の分岐で稜線に上がる。中禅寺湖展望台から半月山を超えてくる遊歩道と半月峠で合流し、社山に向う。
社山に向けて標高を上げていく
夏に向かって登る。
稜線歩きは楽しいな
社山には割と早く着いた。時間にも余裕があるので、このまま黒檜山経由で進むことにする。
静かな山頂
登山道では、父娘のペアひと組と出会ったけれど、他には人がゼンゼンいない。というか社山の往復ならそんなに時間がかかるわけではないので、他のハイカーのみなさんは多分もうちょっとのんびり出発するのでしょう。
わかりにくい取りつきを抜けるとトレースが
ここ、社山から先はルートが分かりにくく、上級者向きとなっている。自分も間違えて「足尾」方面に降りかけてしまった。

降り口の踏み跡が錯綜していて、「ここで間違いがない」という踏まれた小径が見つからないのだ。下降点にはしつこいくらいにマーキングがしてあるのだけれど、そこから下を見ると踏み跡が無い。

そして左手を見ると、よく踏まれた下降路が尾根筋を真っ直ぐに延びている。

あっちか…

調子良く300m くらい進んだところで下降路は終わる。尾根の突端で、そこから先には進みようが無くなるからだ。無理して降れば沢筋に入り、そのまま足尾に入る。よく見ると「銅親水公園(あかがねしんすいこうえん)」の屋根が光っている。

そこで気が付く、正規ルートは一人の登山者が踏むのは一度だけ。こちら側の紛らわしいルートは、「間違って下降して、気がついて戻る」。一人の登山者が2回踏むから、こちら側のトレースのほうがむしろ明瞭になってしまうのだ。

社山の山頂から、地形図とコンパスで方向をよく確認すれば、間違うはずがないのだけれどね。
社山山頂を振り返る
社山から降り切るとコルになっていて、稜線の右側は中禅寺湖に向けて崩壊している。
脆い岩盤が露出している
湖岸道の工事案内看板では、「崩壊により木道が損傷」「歩道の流出」が起きていると書いてあった。多分この辺り、中禅寺湖南西斜面は崩壊地になっているのではないか。
おだやかな稜線をたどる
そのままズンズン進んでいくと、左手には足尾が見えてくる。
足尾から沢筋を詰めればここに来るのかぁ…
アップダウンを繰り返しながらトレースは伸び、だんだんと笹藪が濃くなってくる。
振り返る、右の黒い三角形が社山のピーク
笹藪…
短パンはやめましょうw
マムシさん毒虫さん…こないでね
アトマイザーにハッカ油濃いめを入れてきているので、ソックスと足と短パンに多めに掛けて結界を張る。
ここを登り上げてちょっと行くと黒檜山のはず
ひとつ問題があって…
夏らしい雲が湧き上がる晴天だったのに…今はすっかり雲に覆われている。
で、気のせいだと思うのだけれど、遠くのほうで「ゴロ…ゴロ…ゴゴロ…」と鳴り出したような()
笹藪の中に道標
とりあえず記録のために写真をとりつつ、先を急ぐ。この稜線上で雷雲に覆われるのは嫌だ。
頂上台地に到着
頂上は平坦で、先に進んでいくと山頂標識があった。正式な山頂はここからさらに奥のようだけれど、標高はこちらのほうが高いようなので、下山を急ぐことにする。
調光サングラスが透明になるくらいの曇り空
空を覆う雲は厚みを増し、時々サーっと冷たい風が入ってくる。夕立が来るのは間違いなさそうな感じ。
踏み跡が錯綜している
ここも明確なトレースがないので、道迷いに要注意なポイント。特に残雪期とか、悪天時には嫌だろうね。
下降路への標識
標高を下げていくと、足元が緩めのトラバースとか、滑りやすい根っこの階段とか、流水によって掘られた大きい段差とか出てくる。雨の中行動したくない感じのトレールでした。
腐葉土の道
樹林の間に覗き見る、中禅寺湖の湖面が近くなり、湖岸道に飛び出した。
ここからはよく踏まれた自然歩道
千手堂ってこんなに綺麗だったっけ?
綺麗になった千手堂
脇を通ってスタコラサッサと先を急ぐ。
若い頃気に入ってよく来ていた千手が浜。
千手が浜から中禅寺湖を見る
あわよくばここで身を清めて…と思っていたのだけれど、観光客の皆様が結構いらっしゃったので自粛。腰まで水に入るだけで勘弁してやったぜ。
西岸ビーチ
そのまま湖岸道を進んでいくと、人気の無い…静かなビーチが目の前にあった。気温は下がってきているけれど、汗と笹や葉っぱのカスで汚れた体を胸まで沈めて綺麗にした。
透明度
歩き出したところで、今年の長雨の影響で大繁殖したキノコを見つけて撮影。
キノコ大爆発
写真はここまでです。
なんでかって?
この後すぐに土砂降りモードスタートしたからw
カメラを防水袋に入れ、雨具の上だけ羽織って雨中ハイク。

真夏はやっぱり雨中ハイクっしょ、涼しいし ← 負け惜しみ

ログはこんな感じ
まぁその、きっちり一周歩き通したら、最後は両腿が軽く攣るくらいの、いい運動になりました。

おしまい

2022年7月18日月曜日

お庭BBQ(焼き鳥&焼き芋)

普段の夏と違い、怪我のせいで遠出ができないので

 暇…

というわけで、お庭でBBQ。
マメ専用のモバイル扇風機ダイレクト
最近炭を熾す匂いがすると、「お外出たい!お外出る!」そう言って騒ぐ方がこちらです。
ここに来るといいことがあるワン
真夏のBBQは暑さとの戦い。食欲も落ちる(歳よりなもんで)ので、ボリュームは控えめ。
焼き鳥の手前は焼き芋アルミホイル
卓上の炭火コンロでこじんまりと焼き鳥を焼く。コストコの冷凍の焼き鳥詰め合わせがなかなか美味しいので、今日はそれで(手抜き)。
今日は焼き芋
さつまいもを一本だけ買ってきて、焼いてみた。そのままだとすぐに焦げてしまうので、ペーパータオルで二重に包んで水で濡らし、さらにアルミホイルで包む。こうすると、じっくり時間をかけて火を入れられるので失敗が少なくなる。
中心部はしっとり、周囲はホクホク
大粒の岩牡蠣も手に入ったので、ミニサイズのスキレットで焼く。
確かダイソーで買ったスキレット
バターとごま油で焼き目をつけたら、オイスターソースをかけて最後に五香粉(ウーシャンフェン)をパラリと振る。絶対に焼きすぎてはいけないという覚悟で、中心部がちゃんと温まって、中からフワッと牡蠣の香りが出てくるようなミディアムレア。
九州の荒ぶる日本酒がよく合います(知らんけど)
今年は梅雨明けが観測史上最も早いとかなんとか言っていたけれど、明けたはずの梅雨が戻ってきてダラダラと雨。毎日のように雨。

そのせいで芝生やら植木の根元やらにキノコがドンドン生えてくる。
キクラゲらしいです
これはどうやらキクラゲらしく、近似種にも毒キノコはないようなので…食べられるらしいが…自制しました。

食後にGTバイクのフロントサスをリペア。右レッグのスタンチョン(インナーチューブ)の表面に、小さいけれどガリキズが付いてしまった。このささくれが、ローワーレッグとの間にハマっているシールラバーを擦り続けると、いずれ気密性が失われることになる。右レッグの中は密閉されたカートリッジ式のダンパーが入っているだけ、なんだけれど対策を。
ささくれた表面を研いで落とす
ナイフの刃研ぎに使うホーニングセットの砥石と、ホーニングオイルで表面のささくれを磨きながら落としていく。
粒度の違う砥石が3種類
表面の黒いコーティングも剥がれていくので、見てくれは悪くなる。けれど、表面が平滑かほんの僅かに凹んでいるだけなら、シールには悪さをしないので割り切る。
対策前(傷は小さいけれどバリがある)
砥石を軽く上下させて、「チッ」というほんの僅かな抵抗(実際には音はしない)を感じなくなったところで終了。