ま、そんな中で割と…良識派社会人のマサヨシが遊びにきてくれた。
至仏山BCとか、神楽で雨の中滑るとか、変態だけど良識派寄りのマサヨシ。
今回の目的は「奥様と滑ろう」。
奥様が今回お求めになったのは、「初級者斜面があって」、「雪が柔らかくて」…
「空いているところ」…in ハイシーズンの週末。
ヒアリングしたところ、混雑してるところで滑って、尻餅ついたらカチカチ斜面で嫌になったとのこと。
なかなか…この条件に当てはまるスキー場は難しい。初級者斜面はだいたい下の方にあるから、標高が低いので、雪質には不利。標高が高い位置に雪質が良い初心者コースがあるスキー場は、アプローチが不便だし、便利なところは混雑する。
んで、マサヨシとやりとりしていた。最初は、岩鞍は候補じゃなかった。岩鞍といえば、急斜面にコブのイメージが強いみたいで、メインスロープのミルキーウェイも初級者ゴロシみたいなパートが待ち構えている。
そんなイケズな岩鞍だけど、奥様の掲げた条件を満たすスロープが、1箇所だけあることを思い出した。
ということで岩鞍にご来訪賜ることと相成りました。というお話… 相変わらず前振りが長い
そこのゲレンデは上部エリアにある。んでたどり着くのに、1箇所だけ、短いけど初級〜中級斜面がある。そこをクリアできるかどうか、そもそも奥様が自信を持って滑れそうか、下のクワッドで見極め。
仲良しカポー |
ということで、早めにクワッド2本乗りついて上部へ。
ここから西山に降りて、目当てのペアリフトへ向かう。
下部リフトの脇は圧雪の緩斜面で、上部リフトの脇は非圧雪のコブ斜面。
このリフトに来る人たちの目的は、この上部リフト脇のコブ狙いか、リフトトップから長いトラバースを抜けた先のパウダー。
そんなわけで、上級者ばかりのこのエリアでは、下部リフトはほぼ連絡リフトみたいな存在、滑る人はほぼいない。ここが一番楽しい初〜中級者の人たちは、一番奥にこの斜面があることに気がついていない。そんな穴場。
そう奥様も言うので、マサヨシと一本だけ一番奥のスロープへ。
ハジパウパウ! |
ズバッとな! |
いやー来て良かった! |
当て込みだコンニャロ |
たーのしー! |
そんなふうに、ほぼほぼ考えていた通りに、うまく転がった日になりました。
ボクも新しいバインのテストができたので、ちょうど良かったです。小足のボク(25.0cm)ですが、汎用性を考えて今までMサイズを使っていました。
Mサイズは適合下限が25.5cmで、使えないことはないのだけれど、なんとなく違和感が拭えない。そんなわけで、今回からSサイズ(上限25.5cm)にサイズダウン。
ニューバイン! |
ちなみに、「最奥部まで奥様連れ出して、帰りはどうすんだ?」という疑問はもっともです。
最奥部の上下2連続リフトのトップから…ダラダラの緩傾斜を少し滑ると…ゴンドラ山頂駅に着きます。ここから、ゴンドラ下り線に乗車すれば無問題。
もちろん、中級者コース滑れればミルキーウェイ行けるんだけど…
楽しくのびのび滑って、嫌な思いを一切せずに1日を終えられたらそれが一番いいよね。
僕らがやってる遊びは、家族の理解があってのこと。
そんな家族が楽しい!って言ってくれることが、なによりだな。そう改めて思った一日。