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2022年5月23日月曜日

Ride5 グンマー國は東京ベイサイド

グラベルバイクのシーズンが始まるわけだけれど、歳とともに、ムリが利かなくなってくることを感じる。

いきなりハードなコースに突っ込むと、故障を抱えてシーズンを棒に振るようなことになりかねない。

で、ボクにとってのハードなコースとはこんな感じ。

 寒い暑い
 標高差が大きい
 斜度がキツイ
 荷物が大きい・重い

逆に考えると、シーズン最初には、標高差が少なくて、斜度が緩やかなルートを、ほぼ空身で走ればいいということになる。
朝3時半ごろに出発して迎える朝
んで、今日はディズニーを往復してみようと出発。
天気は不安定なので、輪行袋を持参。飽きたり、天気悪くなったり、疲れたり、トラブったら電車で帰って来るという計画(なのか?)で GO
利根川をあっち渡ってこっち戻って
まぁその、ディズニーの往復は今回が2回目。

前回は、そもそも、銚子に向かっていたら、道を間違えて江戸川を下りてしまった。
で、ディズニー行ってから、帰路は荒川をたどったら、埼玉の山間部?に吸い込まれそうになった。慌てて東に戻ったら、都市部の渋滞とストップ&ゴーの連続に悩まされ、やっとR17で北上し始めたところで、強い空っ風が吹き始めるという…控えめに言って修行…

それでも日のあるウチに帰宅できたので、普通に往復するだけなら、大丈夫だとは思う。
江戸川の河川敷は広くて走りやすい
だんだんと川幅が広くなって、潮の匂いがしてくる。
間も無く東京湾に出る
ディズニーはコロナ禍にあってもすごい人。
ゲートに吸い込まれる人、人、人…
その…とりあえず証拠写真だけ撮ろうかね。
自転車でここ来るのは…3回目?
近くにいた少年に声をかけて撮ってもらった。
もうちょっと痩せたいw
東京湾を見て、さぁ帰るかぁ
canal の向こうは東京湾
グンマーには無い風景
待てよ…
東京湾に自転車で来れる距離に住んでいるボクは、ひょっとして…
湾岸居住者?
東京ベイサイド・レジデント??

いやーオシャレ過ぎて参るわ…
ウチの近所にできたテレビ塔
今日も明るいうちに帰宅できて何より
ログはこんな感じ
グロスで平均時速20キロ超えたのはちょっと嬉しい
奥様へのお土産
負荷を上げずに、淡々とペダルを漕いでいれば、漕ぎ続けていれば終わる、そんなトレーニングの1日でした。

それにしても、これで体重が300gしか減ってないってのは、どーゆーことなんだろうか??ネ

ルーフトップテントのメンテナンス(錆止め)

僕のスノーボード滑走日数は、30日を超える。
それだけ雪道を走ることも多く、融雪剤を浴び続けることになる。

車は車検のたびに、防錆剤を施工してもらっているのでなんとか大丈夫なのだけれど、ルーフトップテントがちょっとサビてしまってきた。

そこで、梅雨入り前にハシゴの錆止めをやりました。
メッキの上に赤錆が浮いてきている
まずは表面の赤錆を、ワイヤーブラシで擦って落とす。
電動ドリルとかあれば、回転式のワイヤーブラシが便利です。無ければ、歯ブラシの親分みたいなのが、ホムセンとかで売っています。
これくらいでオッケー
注意したいのは、錆止めの塗装とかメッキを落とさないこと。
工場で製造されるときに施される防錆加工は、メッキにしろ、焼き付け塗装にしろ、素人のDIYでは絶対に敵わない。

車の傷を補修剤、パテとか塗料とか、ホムセンで売ってるでしょ?
あーゆーので素人が補修しようとしても、最初から上手にできることなんてまず…ありえない。

素人のDIYは、見かけを美しくとか新品に戻すとか、そんなふうに欲張らないことが重要だと僕は思う。

今回、下地に使うのはこれ
サビチェンジャーというベタな名前
これをペタペタと、サビの上に塗りつけてあげると、サビそのものが防錆皮膜になってくれるという物。
こんな感じになる
狭いところの裏側で発生したサビとかは、落としきれないよね。だから、落とすんじゃなくて、これを流し込んで防錆被膜に変えてあげる。
安い錆止め塗料
そのままだとさすがに見てくれがよくないので、錆止め塗料を塗る。
ペタペタっとな
梯子は普段テントの上に格納されていて、目につきにくい。だからもう割り切ってこんな感じにペタペタ塗る。
雑www
もうちょっと見栄えを…ということなら、マスキングを事前にしておくと良いですね。
梯子のアルミの部分と、このジョイントの部分、境目が綺麗に真っ直ぐになるようにマスキングテープをしておくだけで違います。

人間の目って、真っ直ぐ・直角な線とか、規則的・連続的な図形の繰り返しには違和感がない。ギタギタ、デコボコの線、非連続な線を異常なものとして捉える、そんなふうに聞いたことがありますね ← じゃぁやれよ俺www

2022年5月13日金曜日

Weber グリルのメンテナンス

ボクのブログだけれど、春と秋はBBQの投稿が多くなる。
しょっちゅう焼いてるよね…そう思う人も多いんじゃないかな。

で、BBQギアで一番出動率が高いのが、Weber のチャコールグリル。
コレだ
で、酷使の結果、いろいろ痛みが出てきている。
黒い表面は分厚いホーローで覆われているけれど、フチが欠けたりして剥げているところもある。

一番痛みが激しいのが、このグリル本体の底部にある、3枚羽根状の灰掻き。

スペアリブのタレとか、チキンやステーキの肉汁が垂れてここにかかる。
タレに含まれる糖分や塩分、酸などがここに溜まるし、灰や炭のアルカリもね。
新旧対決
この3枚羽根の軸は、グリルの底部を貫いて突き出している。そこに、横向きにハンドルが固定されている。

底部に突き出した軸に刺さるハンドルの根元
ハンドルを持って左右にひねると、羽がグリルの底部で回転して、灰を搔きよせて、それが、底部に3箇所開けられた穴から落ちて、下の灰受けに溜まるという構造。最初の写真で、グリルの下に見える、アルミのお皿みたいなのが灰受け。
円形に灰を搔きよせる
羽の下の3箇所の開口部は、通気口も兼ねていて、これで火力も調整できるのだ。

BBQが終わったら、下の通気口を塞ぐ。トップリッド(蓋)を閉じて、リッドに設けられた通気口も塞いでやると、自然に火は消える。

こうした蓋つきのチャコールグリルがあると、BBQで作れる料理の幅がものすごく広がる。

弱火〜中火で長い時間火を通したり、スモークフレーバーを付けたりといったことができるのは、蓋つきの大型グリルならではのメリット。

最初はホムセンで売っている類似品でもいい、蓋付きのグリルを試しに使って見て、そのメリットを感じるならば、本格的な奴を買えばいい。

ただまぁ、この投稿でわかる通り、Weber は…リペアパーツとかも売っている。
灰掻きの羽もそうだし、ハンドルとかも手に入る。
どうせなら、長く使える Weber 、を手に入れて欲しいなぁ。アメリカ人がBBQに捧げる情熱の一端が、Weber から漂っているような感じがするからね。ステマじゃないよw

2022年5月7日土曜日

お家BBQシーズン初()

シツコイけれど、練習というのは辛いもの。

だがしかし、ゲストを招いてのBBQで、粗相があってはいけない。
粗相をなくすのには、練習あるのみ。

ということで、ほぼ身内を呼んでBBQの練習をいたしました。
定番のひとつ、Beer Chicken
もう今まで何羽ローストしたかわからんけど、得意技のビア・チキンを作る。
この作り方をどこで知ったのだか、記憶が定かでないのだけれど…

もともとはダッチオーブンで丸鷄をローストしていた。んで、ダッチオーブンは内容積が狭すぎて、温度管理がシビアなのに疲れたこともあって、Weber のケトルグリルを買った。
アメリカナイズされた人

最初は丸鷄のローストを、普通に作っていた。
グリルの網に普通に座らせて。
Tシャツの圧がすごい
何かのタイミングで、単に座らせるだけでないビア・チキンを知ったのだ。
まぁ、単に、半分空けたビール缶の上にチキンを座らせて、steamed grill するだけなんだけどね。
ビールの缶がコンニチワ
で、アメリカ出張で "Beer Chicken" 専用の「ビール缶がセットできるワイヤースタンド」を発見して買ってきた。

この…ビア・チキン専用のグッズを作ってしまう Weber という会社…しかもこのステンレス曲げてチョッチョット溶接しただけのスタンドが2,000円近くするのに、それが普通に買われているアメリカという国。

おまえらどれだけBBQ好きやねん…

まぁ僕も好きなワケですが…
スモークチップで香り付け
奥様が「ちょっと華やかさが欲しいなぁ」ということで、なんか飾り付け。
芝生もだいぶ色づいてきた
今日は奥様も気合が入っていて、サラダとか、殻付きマカダミアナッツとか…
奥様のおかげで野菜が登場
この間試しに作っていたトマト+フレッシュチーズとか…
これ、爽やかな味わいですごく良かった
そう言えば、主食どうすっか?という話になり…
なんというか、オカズとか、お酒のつまみだけみたいなBBQになっちゃうからね。

で、ハンバーガーもいいけど、あれは結構手間がかかる。
ピザはお手軽だけど、量がありすぎ?

ということで、今日はホットドッグ。

Hotdog!
ボクは玉ねぎとピクルスが好きなんだけど、今日のメンバーは全員それ苦手。なので、ものすごいシンプルなホットドッグ。
ケチャップとマスタードたっぷり!
ツライBBQトレーニングを無事に終えて、これでいつでもゲストを呼べるね…
そんなウォームアップをすませた1日でした。

コロナももうすぐ落ち着きそうだし、そうしたら、以前のように、お客さんがしょっちゅう来ている当家の姿も戻って来るのだろうか。
身内くつろぐの図
今日は、ほぼ身内のK10 と、Aちゃんが練習に来てくれました、あんがと

2022年5月2日月曜日

夫婦でお出かけ

ここ最近、スノーボードシーズンは、パウダー4シーズンパスというのを使って滑っていた。このシーパスは8万円もする代わりに、川場、水上宝台樹、尾瀬岩鞍、丸沼高原の4箇所が滑り放題。

で、丸沼高原はGWまでは普通に営業している。だから、僕のスノーボードシーズンはGWの終了まで…場合によっては、それ以降も続いていた。

今シーズンからは、尾瀬岩鞍のシニアシーズンパスが対象の年齢になった。

そんで、僕はパウダー4はやめて、岩鞍のシーパス一本に絞ったので、岩鞍のシーズン終了と同時にゲレンデシーズンは終了。そんなわけで、普段よりも早く、僕は奥様の元に還って来たw
花豆ソフト@道の駅かたしな
今日は夫婦で観光ドライブに出かけた。
水芭蕉と座禅草を見たことがないという奥様を連れて、尾瀬の入り口大清水へ。ここには水芭蕉が見られる小さな公園がある。
鹿よけのスチールメッシュ
大清水登山口に車を止めて、公園を歩き出す。
かわいい〜
木道を歩いて水芭蕉を探す。まだちょっと早かったかなw
座禅草
ちょっと霜で焼けちゃったか…
夏の尾瀬ヶ原、木道を歩いていると、時々お怒りのお姉さまを見かける。
よせばいいのに、ついつい話しかけてしまう。

水芭蕉咲いてないじゃない!
夏〜がくーれば思い出す〜!ないわよね、水芭蕉!どこなの?

そこの、バナナの葉っぱみたいな、でかい葉っぱが水芭蕉ですよ。 
バナナとか、芭蕉の葉っぱみたいなんで、水芭蕉…

え?花は?花が咲いてないじゃない?

で、僕は説明する。水芭蕉の咲くのは雪解けの春だってこと。
水辺から雪が消えて、湿原が現れ、そこを湧き水が流れるようになると水芭蕉が咲く。
夏は暑いのでお休みです
で、だいたい、怒られるのだ。
そんなことは聞いていない。あの歌がいけない。そういうことは、もっと早く説明するべきだ。

あのー、それって僕が悪いんですかね? www

前から気になっていたお蕎麦やさんにイン
初訪問は天ざる
奥様は、10割蕎麦と二八蕎麦の合い盛、コラボレーション蕎麦。僕は天ざるをオーダー。
予想外に天ぷらも美味しい
奥様から一口もらった二八蕎麦が美味しかった。なんというか、むしろ…10割よりも美味しい気が。でも奥様は10割が好きだそうだから、これは単に好みの問題でしょうね。
遊んでクレ、とマメ
帰宅して、お庭をちょっといじってから、筋トレ夫婦。
ダブルアームカールの奥様
今日も1日充実していました。
おしまい

「抜けがイイ」スノーボードのテールとは?という話

ハイシーズンのパウダースノーを滑るのは楽しい。ただ、雪が深いと結構大変な時もある。密なツリーとか、タイトターンを確実に作らないと、木に激突!みたいなのは嫌だ。

パウダーライディングで、重要なのはノーズの浮力。これが十分でないと、バックサイドターンでノーズ食われて前転して雪まみれ。はたまた緩斜面で失速して、ズブズブと沈んで途方にくれたりする。

ノーズの浮力を増やすには、面積を増やせば良い。面積を増やすには、ノーズを長く伸ばすか、横に広げて太くするか。

春の湿雪やザラメの雪が重い時期も、浮力のあるノーズはよく働いてくれる。ただ、この時期がハイシーズンとちょっと違うのは、テールの抜けがイイかどうかが結構重要だということ。
Bataleon の比較: 上 Thunder 下CT
バタレオンの Thunder と CT は、どちらもカービングがちゃんとできるパウダーボード。Thunderのほうがちょっとだけ張りが強くて、反発が早いけれど、ノーズ部分はほとんど一緒。違いはテール部分にある。

Thunder のテールは、3BTのスプーン形状で、ノーズと同じような形をしている。これは、スイッチスタンスで滑る人にとってはありがたいことだろう。テールはノーズに比べるとボリュームが小さいので、スイッチで滑ると浮力が足りない。それを補うために、キックを大きく、3BTの3D形状も浮力を稼ぐようになっている。
上がThunder 、下がCT
CTはスイッチはほとんど考慮していない。ターン後半でも粘りながら雪面を捉えていくような形をしている。

ここでちょっと考えなければいけないのは、Thunderの形状だと、上に溜まった雪が落ちにくい。CTの場合は、キックが小さくて、しかもテールが2つに分かれていて、真ん中は低く、そこからスラッシュが抜けていくようになっている。

YES. 420 PH のアプローチはまたちょっと変わっていて、 Powder Hull という3D 形状の凹みをノーズとテールに作っている。

真ん中が窪んでいたら、板を横に振りにくくなるんじゃないかなと思うだろう。でも、このノーズでパウダーに入ると、くぼみに雪が集まって圧縮される。で、ノーズが押し上げられるのと、ノーズに溜まった雪がソールと一体化して、「仮想コンベックスソール」みたいな乗り味になるのだ。

これが結構独特で、パウダーをまっすぐ落としている時、ノーズはぐぐっと浮いて来て、エッジが存在しないかのようにスルスルと左右に向きを変える。でも、ターンをはじめると、スッと(過剰な)浮力がおさまり、ずれのないカーブを雪面に残していく。
YES. 420PH の Powder Hull(ノーズ側)
で、今のはノーズ側の話で、テール側のPHは逆に働く。つまり、圧縮された雪をここで解放する。その結果、テールの浮力が減って沈みやすくなるということ。

スイッチで滑る時には、テール側のPHは雪を集めるように働くので、それで浮力が稼げる。ということは、キックで浮力を稼ぐ必要が薄いので、小さくて、抵抗が少ないテールでも構わないということになる。この結果、420PHはパウダーでアホみたいに浮いて、テール抜けがいいというキャラクターを手に入れた。

そもそもスイッチしないよ…だって?
だったらテールそのものを切っちゃえばいい。
Rossignol SUSHI
それがこれ。
テールが引っかかる?切っちゃえそんなん!
ただ、もちろんそれは簡単なことではなくて、短くて不安定になるボードを、どうやってちゃんと乗れる製品に仕上げるかというのは、メーカーの腕の見せ所ということでしょうか。

スティープな斜面でタイトツリー、だったら僕のチョイスは、間違いなく SUSHI
悪いコンディションで、できるだけ減速させたくない緩斜面がある、だったら Thunder かな

そうやって、コンディションを予想しながら、どのボードで出動するかを悩んで準備する。それもスノーボーディングの楽しみの一つ。