ブルベデビューは今年の6月。無事に完走してメダルゲットして、なんとなくブルベっていいなぁと思った。
今回は2回目のブルベ…300km
えっ?ブルベ2回目でいきなり300kmって大丈夫なの?って思うかもしれない。
慎重派の僕は…ここまでAJPというパーマネント(常設タイプ)ブルベを何本か完走している。
自身のワンプッシュの最長はTDL往復280km。これはアップダウンが無いので参考にはならないけど…他にも200~250kmくらいのライドは結構経験している。グンマーから銚子港(230km)、寺泊港(230km)とかね。完走したAJPの最長は240km。
そんなわけで、300kmの距離は、それなりに勝算がある…あるのだけれども、大きな不安要素が3つ
スタート地点まで200km超のドライブ
深夜0時スタート浄土平へのヒルクライム
少しでも睡眠時間を確保したかったので、前日は午後半休を取った。帰宅して準備してシャワーを浴びてすぐ出発。途中のSAで仮眠を取った。眠れはしなかったけれど、目を瞑ってリラックスするようにして、ウツラウツラはできたかな。
当日走り出したらもう一つの不安要素が降りてきた、それは気温の変化。
会津坂下あたりから、以前DNFしたAJPと同じルートを辿る。AJPのルートは、猪苗代湖のすぐ脇を通っているのに、猪苗代湖の姿は見られないという「焦らしプレイ」。
AJPのルートから離れて、猪苗代湖につながっている湿原地帯に入る。
ついに会えたね猪苗代湖。
猪苗代湖が近い |
湿原 |
猪苗代湖 |
ふむふむ、ここの標高は500mで…
折り返し点の浄土平までは標高差は 1,000m…ちょいね…
ざっとここまでコツコツと積んだ貯金と合わせて計算すると、この標高差を3時間で走ればなんとかなる…
行けるかーーーー!!!💢
まぁ、帰りは降り基調なんで、借金1時間程度までなら取り返せるかも…てなわけで走り出す。
お、おう…笑 |
暑いけど風は寒い |
DNFがチラついてくる |
僕の今までの経験だけれど、ヒルクライムで「押し」と「頻繁な休憩」が入らなければ、ブルベの制限時間には間に合う。どんなにゆっくりであっても、僕のバイクの、フロント24t リア34tを信じて「漕ぎ続ければ」制限時間には間に合うはずだ。
とは言え、今のペースだと復路の借金が返せないくらい嵩みそう。
ようやく…このヒルクライムの…最高地点にやってきた!
写真を撮るフリして休む |
向かいの尾根の右端から上がってきた |
道路最高点1,622m…ん?
浄土平って1,500mくらいだったよね?
なんで着かないんだろう?浄土平?って思ってたら、こっから降るんかいーーー!!
そう、つまり、最高標高点を通り過ぎて「一度浄土平まで下って」、改めて「道路最高点まで登り返す」というルート。
えっ?往路ゴールここじゃないの? |
浄土平観光無しに、写真撮って速攻で引き返す。
喜多方ラーメンとか、余裕無し
隙があればペダルを回す
上り坂(また、この会津から新潟までの、県境ヒルクライムがきつい)はひたすら我慢
下りはスピード出しすぎると危ないので、脚を休ませる
結局、最後の最後で、「スタートゴール地点」に戻るのに峠を越えるという…
あの…
コース設定した人…
サドですか?
この疲れ切った脚で最後の最後に峠を越えないと帰れないって…
あんた、鬼や
結局、なんとか45分の貯金を作ってゴール
ネギ味噌チャーシューメン…大盛り…美味しゅうございました
ログはこんな感じ |
しみじみ思うけど、もうちょっと減量しないとダメだな。
重力に逆らうヒルクライム、僕の体重をもう三キロ、できれば五キロ減らさないと、完走率をあげるのは難しそう。
疲れ切って、帰りの高速が危なかったのでPAで仮眠。
翌朝…
営業しているお店が全然なくて…
ついつい 山岡家にIn
翌朝食 |
これやってるから、減量できないんだよなぁぁ