この間から見えないふりをしてきたけれど、エクストレイルのリアゲートから雨漏りがしている、マジか
雨の日に、上開きのテールゲートは便利だ、雨よけになるからね。しかし、その雨除けのテールゲートから、ポタリ……ポタリと雫が落ちるようになっていた。
でも、ま、見えないふり、見ないふりをしてきたのですよ。
けれど、先日の激しい降雹の後、雹の当たり具合が悪かったのか、盛大に雨漏りするようになってしまった。雨の日にゲートを開けて、素早くその下に潜り込むと…ゲートからジャバジャバ雨ダレが降り注ぎ僕は濡れる、ダメじゃん、雨よけにならないじゃん。
今日はDIYでなんとかできるか見てみよう。
ハイマウントストップランプのカバー、内側に水滴がついている。ここがあやしいなと、カバーのプラスチックを押したらパコンって剥がれちゃった。
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LED基盤のビスも錆び始めている |
ありゃりゃりゃ…でもまぁ、これを接着して治るならDIYでできそうだな。ガラスとボディの接着部分からの雨漏りだと大変だけどね。
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このカバーを再接着する |
その前に、ゲート内側のプラスチックのモールディングを外して、内部を確認。
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クリップで止まっているだけのモール |
鉄板がむき出しになったリアゲートは、特にサビとか濡れとかは見当たらない。
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宝箱 |
これならライトカバーを、ゴム系接着剤で厚め塗りで止めれば直りそうだね。
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マスキングテープ、ヘラ、ゴム系接着剤 |
ペチョペチョって接着剤を塗って、カバーを乗せて固定して乾かす。
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テープで固定 |
頃合いを見て固定テープを剥がし、マスキングテープも剥がす。
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再接着完了 |
そして防水チェック!
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ジャバジャバーっと |
直ってませんでした…盛大に雨漏りしてた
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ライトモジュールも劣化で割れそう |
ハイマウントストップランプは、テールゲートにねじ止めされている。で、ランプとゲートの間にパッキンが入っているみたいなんだけれど、それが経年変化でボロボロになって効いていないみたいなのだ。正攻法的には、ランプを一度外してパッキン交換。しかし、ランプのプラスチックが経年劣化で褪色して、脆くなっているように見える。ゲートから外す時に、ポッキリ折れてしまいそうな予感が…www
ということで、ランプはゲートから外さず…周囲全体をコーキングすることにした。
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コーキングの範囲を広げてみる |
ストップランプのカバーはしっかり接着できたので、それは良いとしよう。この周辺から漏れていることは間違い無いので、ストップランプ周辺を広くコーキングで埋めれば良いのである。
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見栄えより防水 |
コーキングガンが無かったので、安物を買ってきた。だって普段コーキングなんてしないからね。一度使って捨てても惜しく無いように、一番安いやつを。
使ってみてあらためて思ったけど、こうした道具は数百円を惜しんではいけないね。プラスチックのコーキングガンは、力を入れると妙にしなりが出る。しなると、コーキング剤に加わる圧力が微妙に変化するようで、コーキングの出方が一定でなくなるのだ。
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安物コーキングガン |
でもまぁ、とりあえず見栄えよりも防水…とっとと作業を済ませる
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マスキングテープをピーーッとな |
気温が上がったせいか、コーキング剤の乾きが早く、慌てていたら表面の仕上げがひどいことにwww
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ダメ!見ないで! 笑 |
まぁでも、素人DIYだから雨漏りだけ直ればいいかな。
えっ?直ったのかって?
ええ、もちろんです!
雨漏りしない車って、素晴らしいね
平成生まれの人は知らないかもしれない、昭和の時代、雨漏りする車はわりと多かった。
国産はまだしも外車の雨漏り率は高く、特にアメ車はひどかったみたい。
アメ車に乗ってた知り合いは、梅雨時にトランク開けたら、20cm くらい水が溜まっていた。で、アメ車ならではの広大なトランクスペースに保管していた、大事で貴重な品物がプカリプカリと浮かんでいたそうな。
カブリオレとかタルガトップとか、オープントップ(屋根が開くオープンカー)の車やサンルーフのある車も、雨漏りはひどかった。
つまり、アメ車のオープントップは最悪で、また別の知り合いは、雨漏りどうやっても直らないので、栓を抜いたと言って笑っていた。トランクにも、運転席の足元にも、ゴムの栓があるんだそうだ。で、その栓を外しておけば、雨漏りの水がそこから抜けていくから水が溜まらない。水が溜まらなければ無問題。
「んー、でも、雨漏りでトランクの中とか、君の頭とかは濡れるわけだよね?」と聞いたら、「まぁ、そーゆーもんだよね、アメ車は」という返事が返ってきた。
ボクも以前シボレーのアストロ乗ってたから分かるけど、まぁそーゆーもんですね、アメ車はwww