どんな自転車を使うのかと言えば、まぁ、その、
好きなの使え
これしかないw
予算に限りがあるならば、ママチャリだっていい。坂道がある場合は変速機があったほうがいいけど。ほぼ下り坂しかないようなコース設定をすれば、大きな問題ではない。いざとなれば、押して歩けば良いしね。
荷物を積めないタイプの車しかなければ、折り畳み自転車しか選択できなこともありえるでしょう。
理想を言えば、マウンテンバイクやグラベルロードがB&Hには向いている。登山口までの道路は舗装が荒れていることが多く、悪路走行ができる車種は安心感がある。そして、こうしたバイクはブレーキ性能に優れていることも好都合です。
今は処分した REI NOVARA Ponderosa いいバイクだった |
ただ…マウンテンバイクを持っているからと言っても、それが100万円オーバーの奴とか、30万円くらいの新車だったりしたら……ヤメロと言うでしょう。(注1)。
B&H では、Hikeの時間帯に自転車をデポしているわけだ。デポとは、つまり、「放置」。そしてその場所は、大体の場合は人目の無い山中、盗み放題…
鍵をしておけばいい?
大原則だけど、「鍵は無力である」
絶対に破壊できない鍵は存在しない。
防犯能力を高めるためには、物理的に太くて頑丈な素材を使う必要がある。太ければ重くなるし、頑丈な素材は高い。持って行こうと思えるくらいの重さで、普通の人が買える範囲では、限られた防犯能力しか担保できないのが現実。
防犯能力の高い鍵は重いのが必然。ワイヤーロックは軽くてしなやかだけど、ある種の道具には無力。太いチェーンなら少しはマシだ。しかし、それも、時間をかければ破壊できる。極太の鋼棒材ならさらに時間を稼げるけど、自転車ごと持って行かれたら処置無し。
つまり、太い鋼材で、自転車と立木を同時に取り回しできるようなやつが理想的。太さ3cmのステンレス鋼でできた、フラフープみたいなのね。
むりでしょ、そんなの背負っていくのw
Ridgeback Rambler というグラベル・ツーリングバイク |
ケブラーとか、チタンとか、素材を見直して防犯能力を高めたらどうだろうか?しかし、そうした素材は高価。僕の周囲を見回すと、鍵に使う予算は自転車本体の5%くらいが、普通なんじゃないだろうか。
自転車の鍵は、値段が上がるほど効果が高い。だが、5万円の自転車ロックを買うだろうか?大体の人は、自転車の鍵が1万円と聞けばビビるだろう。せいぜい、出して、5千円くらいではないだろうか?
100万円の自転車なら、5万円の鍵でもおかしくは無い。10万円の自転車なら、5千円の鍵がだいたい妥当だろう。2万円の自転車なら?だいたい1千円くらい?ね?5%くらいでしょう?
1万円くらいの鍵は相当開けにくいけど、5千円以下くらいだと…あれだ。千円くらいの鍵は、たんなる気休め。
ただ、山中に自転車泥棒をしに、道具を揃えて来るヤカラもそうはいないだろう。偶然自転車がデポしてあるのを見かけて、はずみで乗っていく、そんな人だけ防げればいい。そう考えると、5千円くらいの鍵を使ってデポする、つまり自転車本体の値段はせいぜい10万円くらいなのが妥当なんじゃないだろうか。