BBQを続けていると、ほとんどの人は、炭火&網焼き原理主義に陥ります。高温の炭火で、ちょっと遠目で、油を落としながらカラッと焼き上げるのが正義、みたいな。
なすのマヨネーズソテー |
でもね、ある時ふと気がつくんです。なんだか、野菜がパサパサしている。野菜焼きとか、しっとり仕上げたい時は、鉄板焼きのほうがいいのでは?とか迷いがでます。
赤身肉の網焼きと鉄板焼きの味比べ |
近所のハードコアな山用品店で見つけた、この鉄板は優れもの。この間紹介したユニセラの網に載せると、網と鉄板がちょうど半分づつになる。
牛タンをガス火で焼く |
炭火を熾すのが面倒な場合は、ガス火でも十分に美味しくいただける。
実はこのチビ鉄板を買う前に、ネット通販でチビジンギスカン鍋というのを買ったのだ。とりあえずお試しで、肉厚鉄板で安い奴ならなんでもいいかとこれを手に入れた。
とりあえずラム肉を焼いてみる |
これはこれでなかなか楽しい。最初にクズ野菜でなじみを出して、ラム肉を焼いて、野菜を乗せてジンギスカンへと進む。
ジンギスカンにトライ |
だが、最近は全然出番が無くて、もっぱら最初に紹介したベルモントばかりを使っている。その理由?だってさ、ジンギスカンっぽく掘ってある溝がコゲつくと、一度冷まして洗わないとキレイにならないんだ。焼き切って、焦げをはがしたとしても、鋳物の鉄なので、冷めるまではお湯で洗うことができず、表面の細かい炭が取れない。だから、次に乗せた食材が微妙に焦げ臭くなる。
そして、ジンギスカンをするには、致命的に小さすぎるw
ベルモントの鉄板は、鋼板で表面が滑らか。温度変化にも強いので、冷まさなくても洗える(ある程度冷ましてお湯で洗う方がもちろん望ましい)。
ホルモン焼き |
厚切り赤身肉のステーキ |
鉄板で特に美味しくできるのは、厚切りステーキ(赤身肉がおすすめ)、ホルモン焼き、野菜全般(キノコ、なす、玉ねぎ、ピーマン、にんじん、パプリカなど)、目玉焼き。素材に火が入る時に、出てきた水分が鉄板と素材の間に留まるせいか、しっとりと仕上がる。どんこ(厚手の椎茸)とか、輪切りの玉ねぎを鉄板で焼いて、バターを落とし、醤油をちょろっとかけて食べると堪りません。
まぁ、その、BBQが好きで、卓上でちょろっと焼くのが好きならば、持っておいても損はしないと思います。
おしまい