自転車をどうやって再開するかは一応考えていた。
バランスを取る、適切なギアにシフトする、ブレーキをかける、そうした基本を振り返る初日。
平坦路で短めに走って体を慣らす二日目。
そして、軽く坂を登ってみる三日目。そう、今日は山のほうに出かけてみる。
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日本は桜の国 |
前回走った時、梅田湖への登りが自分史上最高に楽だった。
脚がヤレて来ると、もっと軽いギアを探して右手が動く。
一番軽いギアに入っているのに、それを忘れて右手がスカッと空回りする時の虚しさ。
フロントチェーンリングが 38-26tになったので、軽い方のギアが増え、最高に軽くしたと思って下を見ると、まだ2枚くらいギアが余っている。
この心理的な安心感と、負荷なくペダルを回しているといつの間にか坂の上に到着するという…無の境地
もしかして、ヒルクライムに開眼したかも??
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利根川左岸道を遡上する |
いつものローカルな道をのんびりと登る。
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不動明王像 |
いつもは単に通り過ぎる石像を今日は近くで眺めてみた。
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なるほど… |
東日本大震災ゆかりの巨岩と石像でありました。
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後ろにまわるとこんな感じ |
これが上から落ちてきた時は…ぶったまげたことでしょうね。
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上越線 |
道は狭くクネクネ曲がる。対岸の、トラックだらけの国道と違って自転車には優しい道。
最近知られてきた?みたいで、対向から4〜5人のサイクリストがくだってきた。
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利根川本流 |
沼田に出た後、プチヒルクライムに入る。
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プチ…ではなかったw |
自転車では初めて通る、権現峠。脚は登坂の半分くらいで終了し、結局はギアを使い切り、休み休み登る。でもまぁ、時速6kmペースでクライムアップできるので、押して歩くよりは随分と楽。
横を通る車に、自転車を降りて押している、情けない姿を見られないで済むしな…