しばらくMTBばかり乗っていたので、久しぶりにグラベルロードを出してきた。
ドロップハンドル、大丈夫かなぁ…そうだ、坂登ろう、と思い立って赤城山へ。
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注油とエア補充 |
赤城山ヒルクライムでメジャーなのは南面の旧有料道路。これは通年走行可能。それか、冬期は閉鎖されるけど北面道路がある。
で、割と忘れられがちなんだけど、南面にはもう一本道路が通っている。
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ローカルの農道を辿る |
赤城山の小沼(コノ)を経由して大間々に降る、この道路はゲキ狭でクネクネです。
途中に温泉郷があって、そこから上部は冬期通行止めになる。
僕はここが好きなんです。
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赤城山水源の小河川 |
このルートは途中に「赤城神社」がある。自転車スキスキ隊のみなさまはとりあえずここまで上がってくる人が多いみたいね、手頃だし。
ちなみに、赤城神社の御神体は赤城山そのもの。だから、四方に住む皆様が、それぞれの場所に赤城神社を造ってお祀りしていると聞いたことがある。
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あやしい人 |
赤城神社を過ぎると、ずいぶん昔から頑張っているキャンプ場の前を通り、赤城温泉郷へと上がっていく。
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ヘアピンカーブの連続 |
くねくね道は温泉郷手前で分岐となり、そこから小沼に向けて上がる道にはゲートがある。ここから先は冬季閉鎖となる本格的な山道で、道路幅は1.5車線程度。
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スピード出せないのでむしろ安全 |
以前ここを自転車で登っていたら、上から初心者マークを付けた軽自動車が下ってきた。ドライバーさんは若い女性で、明らかに泣いていた。
というか、それで前が見えるのか心配になるくらい涙を溢れさせ、目が真っ赤で、食いしばった歯が見えて、両手は全力でハンドルを握りしめて…
えっ?嘘?なんで?
走ってる車の、ドライバーの顔がそんなに見えるわけないって?
話を続けると、その車はママチャリくらいのスピードで、道路の真ん中を走って近づいてきたから…見えたんですね、顔が。
そして、その軽自動車の後ろには、5台くらい数珠つなぎの車…
みなさん、煽るつもりはないんだろうけど、できたら抜かせて欲しい的な顔で迫っている。
それくらい、初心者ゴロシのやばい道であるということ。
えっ?嘘だろうって?
失礼な…このブログはそもそもフィクションですから、フィクション、全部
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赤城山南面展望台 |
そんな思い出を記憶の中から取り出しながら、展望台へ。
んー、この展望台、そろそろ点検しないとサビがやばいんじゃないかなぁ的なスポット。
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大沼(オノ)に到着 |
このルートは一度ピークにたどり着いたと思うと、そこから少し降って、もう一度長くて斜度のある直線の登りが待っている。そこを登りきると、すぐ小沼の脇を通って大沼に降る。
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グンマーといえばうどん |
湖畔にいくつもある食堂の中から、調子よさそうなお店に入って腹ごしらえ。
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大沼一周遊歩道は散歩にちょうどいい |
大沼を時計回りに一周して、覚満淵をかすめて、旧ロープウェイ山頂駅へ。
ここ、一度下からハイクアップしてみたいと思ってるんだよね。
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旧駅舎 |
駅舎脇の駐車場から振り返ると覚満淵が見える。
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手前が覚満淵、奥が大沼 |
夏の暑い日に、ビジターセンターあたりに駐車して、覚満淵から大沼を一周すると気持ちいいですよ。
おしまい