川場スキー場からBCに入った。
で、地形図で検討したら、S俣沢と尾根を一つ隔てたN沢に気がついた。1箇所だけ、気になる地形(滝?)があるけど、ここも全体的に穏やかな渓相。で、S俣沢より短い、ということは、斜度がもうちょいある。
コッチのほうが、スノーボードにはいいのでは?ということで、チャレンジ。
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ゲレンデトップの登山ゲートからイン |
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あのピーク越えて行く |
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今日もTowing |
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風下にはパウダーが吹き溜まり…えっ? |
今日は正直、上部ガリガリ、中間妖怪、下部は…腐れ雪?と思っていたのだけれど、僕がこれから滑る風裏には、もしかしたら…パフパフ?
樹林帯をトラバースしたら失敗。でもまぁ、たいしたアルバイトもなしに予定の場所に出る。
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コルに出た |
正面の小さなピークの右裏が、今日ドロップする斜面。トラバースの時の感じだと、今日は、今シーズンラストのパウダーが待っている。
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振り向くと沖武尊は雲の中 |
ゲレンデのBGMが耳を澄ますと聞こえるような場所とは考えられないような景色。
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今日はS俣沢も大変良さそうです |
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雲が晴れてきた |
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O2岩を見下ろす |
ドロップインポイントについた。
やはり…ウインドパックパウダー15~20cm サイコーかよ
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スノーシューで踏み入れたらスネ中…イヒヒ |
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オープンバーンを振り返る |
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O2岩 |
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まだまだ続くノートラックなパウダーバーン |
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沢筋に入る |
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地形はナチュラルパイプになっていく |
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沢の両サイドは当て込みが楽しい |
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地形図では「滝」の可能性がある場所に着いた |
1箇所気になっていた、滝があるかも?という場所。
谷が狭まって、ちょっと屈曲している(注)。
早めに斜面に乗り上げておけばクリアできそうだった、右岸でも左岸でも。今日は左岸を選んで、上から覗き込んだらしっかり埋まっていた。
念のために左岸からドロップして右岸に乗り上げ、「多分ここが滝」というところをすぎてから、今度は左岸に乗り上げて降りる。
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しっかり埋まっていた |
そのあとは地形図通り、穏やかな渓相が続く。沢もしっかり埋まっていて、幸い、妖怪も出ないので、快適に下降する。
開けた場所に出た。
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左岸のこんもりした先を落とす |
右岸通しがスムーズなんだけれど、地形図だとこの先で水流が出てくる。そして、右岸斜面は傾斜が急で、落石とかデブリがありそうなので、左岸を取る。
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振り返った奥にO2岩 |
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左岸はこんな感じ |
ツリーはタイトだけど、木陰のおかげでザラメは締まって固く、板が走る。そして、斜度が少ないので、タイトツリーも気にならないというか、楽しい。
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登り返し |
途中で2回ほどコースどりに失敗して、ボードを脱ぐ。登り返して標高差5mくらいを稼いでまた滑り出す。
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落とし穴が増えてきた |
ふと右岸を見ると、林道が見えていた。
パウダーの浮き、アイスバーンの安定、タイトツリーの切り返し、ザラメの走り、完璧でした。
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今日もママチャリ大活躍 |
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そーとーおかしい人 |
ママチャリでダウンヒルしていると、農作業(リンゴ農家さんとか、花卉農家さん?とか)している人の視線が暖かい。挨拶をかわしながら下って行く。
ダウンヒルを楽しんだら、今日も峠越え。
押せばいいんだヨwww
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今日滑ったところを振り返る |
峠を越えたらまたダウンヒル。そこからちょっとだけ登ると、車をデポした道の駅。
車に帰ったのは、昼ちょい過ぎ、という、半日で終わるお手軽BC。
遠くからわざわざ来て入るほど、大したダウンヒルじゃぁないけれど、午前中でサクって遊んで早上がりとかにはいいね。
あー楽しかった。
注 他の人の記録とかをみると、スキー場に戻るために、この滝の上部でスキーヤーズレフトにトラバースを始めている。それは、川場スキー場の下部に戻れるから。ただ、ここのトラバースは、樹林がかなりタイトなのと、途中で沢を2本くらい?抜けなければならないので、スノーボードにはかなり大変だろうと思う。ドロップしてからここまでだと、楽しいのはほんのわずかだし、やはり、車をデポしてボトムまで滑走するのが正解なんじゃないかな。