ユーヤパイセンと道の駅で待ち合わせして、車をデポ。
今日は、2つの、別々のルートを1日でやろうという計画。んで、2つめのルートは全然違うところに下山するので、車をそこに置いておかないと返ってこれない。
ゴンドラで2本アップしながら、雪質を確認。昨晩は雪の予報だったのだけれど、残念ながら夜半から雨になったようだ。
ゲレンデは圧雪の上に3〜4センチの湿り雪で、表面が少ししまっていて引っかかる。なかなか難しいコンディション。
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締まった雪面でハイクが捗る |
ハイクに入ると、表面は3cmくらいのブレーカブルクラスト。だが、そのすぐ下に、しっかりとした下地があるので、潜ることもない。
ハイクはやりやすいけど、滑るのには結構トリッキーだね。
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ユーヤ |
ボードをひっかけて怪我しないように、木に突っ込まないように、セーブして滑る。
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本日はスプレーナッシング |
まぁでも、妖怪風味薄目で、そこそこ走ってくれるので割と楽しい。
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開けた沢地形に出る |
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浮遊感 |
地形に当て込んで浮遊感を感じながら切り替える。スノーボードならではの楽しさ。
ユーヤが動画を撮ってくれた。
最初に滑ったのは、ツリーランが中心のルート。
次は、沢状地形を下るK沢のルートに向かう。
リフトで標高を稼いでからハイクに入る。相変わらず雪面は固く、ユーヤの足取りは軽く、ドロップインポイントへ。この辺りはどこから入ってもいいんだけれど、とりあえず全体像を把握するために、一番スタンダードなところから。
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雪庇の切れ目からドロップイン |
最初はスティープなオープンバーンなんだけど、この間の暖気と雨のせいかうねりが強い。
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ドロップイン |
うねりの先にクラックが開いていたりするとまずいので、スピードが出せない。雪質もどんどん変化するので、慎重に高度を下げていく。沢の流心には、デブリが出始めているので、わずかに沢床を外しながら滑る。
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トップシーズンにまた来よう |
オープンバーンは収束していって、ナチュラルパイプになる。
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右岸上部にもおいしそうな斜面が… |
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デブリを避けながら当て込んで行く |
この辺りまで来ると、少し妖怪がチラホラと出て来る。
そして、沢筋が急に開けて、明るい河原状になる。
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ザラメになったら気持ちいいのにね。 |
メローな沢地形がとても楽しい。
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いやー、こーゆーのいいすね、 |
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地形が楽しいっす |
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この先危険 |
滝の落ち口が見えるところまで滑って、そこから8mくらいの斜面を高巻きで超える。
短い距離なので、ツボ足で超えるが、腐った春の雪で膝まで潜るので結構大変。
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暑い! |
焦ると進まないので、膝で雪面を押し付けて固めて、その上にキックステップで確実に高度を稼ぐ。んで、右岸の木の葉落としが、ツリーホールだらけだし、ボトムは沢出ちゃってるしで、意外と神経を使った。
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割とアドベンチャーでしたねw |
ここから荒れた渓相が始まる。この間、下見でハイクアップした時は、ほぼ埋まっていた沢なんだけど、今日はだいぶ落とし穴が増えている。
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BC慣れてないとかなり苦労しそうな場所 |
スピードを殺さないと、落とし穴や流れに落ちそうになる。しかし、スピードに乗せないと、腐れ雪のトラバースを通過できない。アドベンチャーです。
ゴルジュ帯を抜けると林道に出る。ここで本格的に妖怪が出没し、ストック滑走、一部ではスケーティング+ストック滑走で下る。
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舗装路ハイクの準備 |
舗装路に飛び出して、デポした車まで車道歩きを30分。今日のあそこが良かった、ここがやばかった、次はこんな時期に来よう、おしゃべりが止まらない。
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装備を全部背負うと重いよね |
舗装路歩きの僕のスタイルはこんな感じ。
バックパックにボードを固定する。
スノーシューを重ねてボードの上に置く。
前後のバインのハイバックにポールを挟んで、トウストラップでテンションを加える。
ポールとボードの間にスノーシューががっちり挟み込まれるというわけ。
ハイバックの形や、ストラップの長さとかによっては、うまくいかないかもしれないけどね。
デポ車回収と片付け済ませて気がついたら、まだ1時ちょい過ぎだった。14時までの、芳味亭営業時間に余裕で間に合いました。早っ!
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芳味亭の牡蠣フライカレー |
今日も納得のBCツアーになりました。ユーヤありがとう